2016年09月15日

地元の選挙と職務質問

この地元では11月に市長選と市議選があります。今からその活動に熱心なようで、ご近所さんや知り合いの方からぜひ応援よろしくと頼まれます。もともと立候補者についてほとんど情報がない移住組ですから、こうした方からその人となりや政策を訊けば応援しようという気になります。

この日応援を頼まれた立候補者は、詳しくは記しませんが地元の水問題に筋を通して主張された方だそうです。ブログ上で別の地元の方が強く推薦していた方でもあり、もともと筋を通しすぎて世渡りがうまくない私にとっては好感が持てる話でした。

その水問題で思い出したかなり昔のこと。食にとことんこだわる私たちとしては、水も当然その関心の範囲内です。なので移住する前は湧き水を求めてかなり遠くまで足を伸ばし、ペットボトルに汲んでくる日々を過ごしていました。今は上水道が十分おいしいので、そのようなことはしていませんが。

妻の実家が沼津であることもあり、夏はよく伊豆方面に海水浴に出かけ、そのついでに周辺の水源地で水を汲んでくることもよくありました。また、今でいうPキャン(キャンピングカーでもないのに車中泊)をよくしており、例えば伊東にある道の駅が常宿というか、常場でした。

狭い小型車なので水を汲むペットボトルはまとめてカゴに入れ、屋根に乗っけて夜を過ごしていました。そこへある時、早朝に地元の警察官から職務質問。眠い目をこすりながら根掘り葉掘り訊かれます。しまいにはこちらも「何でそんなこと訊くんですか!」と半ギレ。

何でも屋根の上のペットボトルを見て、火炎瓶でも作るんではないかと思ったとのこと。アホか、そのような者がわざわざ見えるようなところに容器を置くか、と思っただけで口にはしませんでした。安眠妨害もいいところ、その後は気分が悪くて二度寝できませんでした。

ちなみに私が短いサラリーマン生活を終えて家業を手伝うまでの間、冬の北海道を一人で車中泊をしながらスキー場巡りをしたことがあります。ある日札幌の円山公園の駐車場でビールを飲んでいたところ、立て続けに3人の警察官から職務質問。やけに多いなと思ったら、数日前に近くの自衛隊宿舎に火炎瓶が投げ込まれる事件があったそうで。偶然にも火炎瓶がらみの職務質問が続きました。

職務質問はよく略して職質と言われます。それで思い出すのは阿部サダヲさんや宮藤官九郎さんの「グループ魂」の曲、その名も「職務質問」です。初めて聴いたときはもちろん、何度聴いても笑ってしまいます。マイケル・ジャクソンを知らない人は少ないでしょうが、知らないと多分笑えないでしょうね。

posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 田舎暮らし

2016年09月10日

連休前にウハウハな高速のSA

今月は来週、再来週と三連休、四連休となりそうな曜日の配置となっており、何年か前にこれが連なった大型連休を、5月のゴールデンウイークに対してシルバーウイークなどと呼んだりしたものでした。今年はそれほどではないにしろ、今週はこれら連休の前で少し静かだろうと思っていました。

この日今年度(9月から7月がこの仕事の年度単位です)の東京の仕事が始まったので、いつものように高速バスで通いました。帰りのバス、途中休憩の双葉SAで降りると、驚いたことにこの光景。駐車場の車は少ないのに、売店のレジでは長蛇の列です。ざっと数えると200人くらいが並んでいました。

KIMG1439.JPG

この写真は施設入り口から撮ったもの、レジははるか向こうです。こうした列が奥まで続いて折り返し、長蛇とはよく言ったもの、まさにで蛇がとぐろを巻いているような長さになっていました。見ると修学旅行でしょうか、制服を着た女子中学生が皆手にお土産物を持っています。

とばっちりを受けたのが一般の観光客。我慢して列の後方に一緒に並んでいる人もいれば、店員にどうにかならないかと詰め寄っている人もいました。大型バスで乗り付けて一斉に買い物するわけですから、こうした状況は主催者側は予測できたはずです。迷惑をかけないでお土産を買える方法をほかに考えられなかったものかと思いました。

しかしお店側は嬉しい限り。レジの係員は大忙しでしたが、その横で何もしていない店長らしき人は笑顔満面でした。売り場の商品がなくなってしまうのではないかというくらいの盛況ぶり、まさに連休前の特需ですね。

実は最近、昔よく聞いたけれど今はとんと使われなくなったいろいろな表現というものを、思い出しては記録しているようにしています。その一つが今回の件にも適用される「ウハウハ」。思いがけず売上が増えて笑いが止まらない、まさに今回のSAのお店のことです。今では言いませんよね。

ほかにもこの類の言葉や表現をいくつか貯めています。機会があればまた書きたいと思います。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 田舎暮らし

2016年09月09日

宝石のタイトルはタブーだった

宝石の名前が付くタイトルの邦楽といえば何が思い浮かぶでしょうかね。年代にもよるでしょうが、私は真っ先にプリプリの「ダイアモンド」でした。これは調べると1989年。それ以前のいわゆる歌謡曲と言われた時代には、曲のタイトルに宝石の名前はタブーだったそうです。



なぜならば、歌謡曲というのは大衆の音楽なので、宝石といったものをテーマにすることはけしからんという雰囲気があったようです。その時代のタブーに挑戦したのが寺尾聰さんの「ルビーの指輪」、作詞したのはあの松本隆さんです。1981年のことです。



この日観たテレビ番組でそのことを知ったのですが、松本隆さんについてはこれまでもいろいろな番組でいろいろな情報を得ていました。しかしこれは初めてです。なぜルビーにしたのかというと、「わりと手に入りやすい宝石でしょ」ということでした。

松本隆さんというと松田聖子さんの作詞を多く手がけていますが、作曲のコンビでは呉田軽穂さん(正体は松任谷由実さん)が何曲かあります(もちろんグレタ・ガルボ由来でしょう)。「赤いスイートピー」や「Rock'n Rouge」、「渚のバルコニー」、「秘密の花園」などなど。

その松本隆さんが以前の番組で、松田聖子さんの曲の中で最高傑作と語っていたのが「天国のキッス」です。作曲は「はっぴいえんど」の仲間だった細野晴臣さん(YMOの方が有名ですかね)、確かに良い曲です。しかもメロディーがとても難しい。カラオケでは苦労しそうです。



この曲も良いですが、個人的には尾崎亜美さん作詞作曲の「天使のウィンク」が好きですね。尾崎亜美さんバージョンも。



これも以前の番組で知ったのですが、この「天使のウィンク」は松田聖子さん側からのオファーで、「明日までに作って下さい」と言われたそうです。ちょうど年末の大掃除を自宅でしていて、窓を見上げると陽が差してまるで天使が降りてくるようだったことから発想したそうです。このタイミングでなければできなかった曲かもしれませんね。

posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 音楽

2016年09月05日

歌謡史にみる二人称の表現

先日FBから演歌歌手の渥美二郎さんのことに触れる機会がありました。その代表曲「夢追い酒」は私もカラオケで歌いますが、その歌詞の中に「おまえと呼ばれた気がしたの」というところがあります。最近のJ-POPでは二人称を「君」ということが多いですが、この時代は「おまえ」、もしくは「あなた」です。



この「おまえ」という呼ばれ方はいっそう親しみを感じるものだとされているようで、例えば風見しんごさんの「僕笑っちゃいます」でも、「君をおまえって呼びたかったよ」という歌詞があります。ただ現代では「おまえ」という呼び方は、男性が女性を見下しているような意味にも捉えかねませんね(わが家ではしていません)。



ザ・タイガース後の沢田研二さんのソロでも、こうした変遷がうかがえます。例えば、1970年代は「あなただけでいい」や「あなたへの愛」という曲があった後、80年代には「おまえがパラダイス」や「おまえにチェックイン」といった曲があります。



今は男性から女性はもちろん、女性から男性に対する二人称も「君」が普通ですね。例えば今騒がしくなっているSMAPの「らいおんハート」、女性の歌はきりがありませんが例えば浜崎あゆみさんの「evolution」。この頃になると相手の男性を「君」と呼ぶだけなく、女性である自分のことを「僕」と呼ぶようになりますね。




posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 音楽

2016年09月03日

山の中で海産物直売

KIMG1411.JPG

この前の日の新聞折込チラシにこんなものがありました。焼津漁港直送、一日限定の海産物直売です。これだけ見ると海なし県民としてはおぉっと思いますが、よく見てみるとどうも怪しい点がいくつか。以下、整理します。

その1 高すぎる

こちとら焼津まで出向いて買っている身ですから、その相場というのはわかっています。今回チラシに載っていたのはマグロの頬肉、頭肉、テールなど。確かに希少部位ではありますが、あまり流通しない=あまり買われないので本来とても安いものなのです。しかも素材そのものではなくすべて味付け、もちろん冷凍ものでしょう。

由比漁港直送の生シラスもありましたが、これも私たちは普段買いに行っています。毎日そのシラス漁はツイッターでチェックしていますが、この前日は休漁でした。当日の水揚げが間に合うはずないので、多分冷凍ものでしょう。これが、私たちが当日揚がったものを生で買っているものの約2.5倍の値段です。

その2 焼津だけではない

KIMG1412.JPG

裏面はこんな感じですが、北海道や長崎や博多のものまで載っています。これは焼津漁港直送と関係ないですよね。しかもホッケやアジは産地が書いてありますが、キンメダイは書いてない。地キンメと呼ばれる下田や稲取のキンメダイと輸入ものとでは全然質が違うのですよ。

山梨と静岡は接しているので馴染みがあり、駿河湾の海産物ならと共感するものがあります。また、高速道路の関係で富山から直送というのも頷けます。しかしその他の産地は明らかに便乗ではないかと。でもくどいようにこれら他の産地のものも焼津漁港直送と書いてあります。つまり焼津の店でこれらを仕入れているということでしょう。

その3 経営主体が不明

一応チラシには「駿河水産」と書いてあります。しかし会社の種類(株式会社とか有限会社)は書いてありません。調べると、確かに駿河水産という会社はありますが、チラシに載っている住所とは違います。そしてその住所は沼津市にあり、妻の実家が沼津である私としては土地勘がある場所でした。

ストリートビューで見ると、何度も車で通った道沿いです。しかし会社らしきものは見当たりません。しかもチラシに載っていた住所の末尾は集合住宅の部屋番号、まさにストリートビューの通りです。チラシに載っていた連絡先は携帯電話の番号になっているところを見ると、やはこれは単なる屋号としての「駿河水産」ではないかと。

この直売はこの日一日限り、時間は10時〜13時ということで、店の営業があったため残念ながら見に行くことはできませんでした。どれくらい盛況だったのだろうと興味があったのですが、極端な言い方をするとどれくらいの人が騙されたのだろうという興味もありました。

数年前にこうしたゲリラ的な商法で果物の販売をする車がありましたが、多分このお店も二度とこの地に来ることはないでしょう。海産物に飢えている県民性を狙った商法でしょうかね。違法ではないでしょうが、気を付けなければいけないと思います。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 田舎暮らし