2023年05月31日

もう一つのハイティーン・ブギ

「ハイティーン・ブギ」と言えば、マッチ売りの少女、じゃなかったマッチこと近藤真彦さんの曲だと誰もが思いますが、もう一つ、横浜銀蝿でも同名の曲があったのをご存じでしょうか。



以前ブギウギという音楽とはどういうものかと書きました。横浜銀蝿の方はそのリズムがブギウギになっているかと思いますが、マッチの方は普通の歌謡曲ですよね。



実はこのパターンはほかにもあります。美空ひばりさんの「お祭りマンボ」は、マンボの音楽ではないですよね。



また、郷ひろみさんの「お嫁サンバ」も、サンバの音楽ではないですよね。アレンジにそれっぽいものは少し感じられますが。



そこで以前から違和感を持っているのが、ビリー・ジョエルの「It's Still Rock and Roll to Me」です。邦題は「ロックンロールが最高さ」なので、ビリー・ジョエルってロックなのか?とずっと思っています。



いずれにしても、音楽のジャンル分けは難しいとは思います。
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2023年05月30日

街角トワイライトのカラオケ

先日コロナでずいぶんと久しくなったカラオケのネタについて記しましたが、ほかにもあります。

この日の深夜ラジオでは、作曲家の井上大輔さんの特集がありました。私もほとんど知らなかったのですが、フィンガー5の「恋のダイヤル6700」や、シブがき隊の「100%…SOかもね!」、郷ひろみさんの「2億4千万の瞳」を作った方です。

その中で、シャネルズの「街角トワイライト」もありました。実はこれ、私のカラオケネタなのです。普通はヴォーカルの鈴木雅之さんのパートを歌いますが、私はバックコーラスの皆さんのパートを歌い、その振り付けも伴います。披露できる機会がなくて残念です。間奏のトランペットもやります。



ちなみに、井上大輔さんは後に改名したラッツ&スターの「め組のひと」も作っています。ですが、このカラオケネタはありません。

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2023年05月27日

守護神リベラはメタリカだった

毎日大谷翔平選手の放映がある日は欠かさずテレビを流していますが、この日その試合が終わった後の特集はメジャーリーグと音楽ということでした。松井秀喜さんがいた当時のニューヨーク・ヤンキースのクローザー、マリアノ・リベラ投手の登場の際に流れたテーマ曲は、メタリカの「Enter Sandman」だったということです。



デビュー当時から聴いていたメタリカは、私としては「Enter Sandman」は比較的新しい曲だと思っていたのですが、長い間活動しているメタリカにとっては相対的に古い曲と位置付けられているようです。ライブ映像で、「昔の曲が聴きたいんだろ?」という問いかけに演奏したのがこの曲でした。

ちなみにこの曲の歌詞は、子供が夜眠くなって目をこするのは、そこに砂をすり込む人がいるからだよという意味らしいです。



当時ライバルであったメガデスのギターリスト、マーティ・フリードマンはこの曲に対し、「その手があったか」と感心したというのを以前テレビ番組で観たことがあります。KISSと同様、こうした単純なリフで構成される曲という評価でした。クラッシック音楽におけるモーツァルトについても同じことを感じます。
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2023年05月24日

「踊るダメ人間」と太宰治

好きなジャンルやアーティストを登録しておくと、ランダムに音楽を配信してくれるサービスを普段から利用しています。しかし最近、直接指定したわけでもないのに、なぜか筋肉少女隊の「踊るダメ人間」がよく流れてきます。



このPVを改めてよく観ると、太宰治の「人間失格」ではないですか?

筋肉少女隊や聖飢魔IIはビジュアルに目が行きがちですが、その音楽性は確かなものです。「キノコパワー」がわかりやすいですかね。



聖飢魔IIはデビュー前のオーディションではキワモノとして評価が低かったようですが、正当派ヘヴィメタルであることは、以下の楽曲からもうかがえます。

例えば「アダムの林檎」は、レインボーの「Kill The King」を彷彿させます。





また「FIRE AFTER FIRE」は、アルカトラスの「Jet to Jet」を彷彿させます。



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2023年05月20日

メタルとクラシックの融合

テレビ番組の「題名のない音楽会」は、司会が黛敏郎さんの頃から観ています。この日のテーマは「服部百音がお父さんに怒られそうな音楽会」ということで、クラシック一筋だったヴァイオリニストの服部百音さんが異ジャンルとのコラボレーションというテーマでした。

3パターンありましたが、最後に予想通り出てきましたヘヴィメタルとのコラボ。私は学生時代にクラシックを聴き始めてから、こうした異なるジャンルとの融合ものが大好きなのです。例えば、エレキギターでクラシック曲を弾く、ヴァイオリンでロック曲を弾く、ほかにもクラシック曲を別のところに適用するというパターンです。

その3パターン目の冒頭に、ヘヴィメタルとはこういう音楽ですとして演奏されたのが、メタリカの「Master of Puppets」でした。この映像はその姿から最近のものでしょう、先日紹介したのと同様、カーク・ハメット以外は短髪になっています。



レインボーはヘヴィメタルというよりはハードロックに分類されるようですが、何といってもリッチー・ブラックモアによる「Difficult To Cure」が思い切りベートーヴェンの第九です。アルバムタイトルにもなっていて、邦題は「治療不可」。



以前にも書きましたが、メタルでクラシックと言えばアクセプトの「Metal Heart」です。チャイコフスキーの「スラヴ行進曲」と、ベートーヴェンの「エリーゼのために」が入っています。



そしてクラシックの名曲の数々に詩を付け、劇に仕立てた最高傑作がこれです。私は大好きで、これを知らないクラシック好きの人に一人でも多く知ってほしいといつも思っています。

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2023年05月19日

ギターリストが三人の曲も

先日からバンドのギター編成についてツインリードのことを書いたり、リードギターとリズムギターのことを書いたりしていますが、その続きで今回はバンド編成ではないですが、三人のギターリストによる楽曲です。

マイケル・ジャクソンの「Beat It」。エディ・ヴァン・ヘイレンによるギターソロは有名ですが、そのほかに二人、その一人はTOTOのスティーヴ・ルカサーということです。最近知りました。一番わかりやすい箇所は、エディのソロに入る直前です。確かに二つのギターの音が入っています。



久しぶりにこのPVを観て思い出したのが、不良グループ同士による夜の決闘場面です。あれっこれって似たようなPVが。デスティニーズ・チャイルドの「Lose My Breath」です。これは決闘というよりダンス合戦の様相ですが。



そしてこのダンス合戦の中で、相手のダンスに「何それ?」としらけた表情を出す場面がいくつかありますね。それでまた思い出したのが、YouTubeで観た海外のギターリストによる自分バトルです。対立の構図でギターリフを展開しているのですが、相手の演奏の際にはやはり「何だそれ?」といったリアクションです。

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2023年05月18日

ジョーン・ジェットはリズム

先日ツインリードによるバンド編成のことを書きましたが、その続きで書こうと思っていたことを、長くなるので別の記事として投稿することにしました。

ギターリストが二人いて、ツインリードではなく一人がリズムギターになることがありますが、ジョーン・ジェットはランナウェイズの頃からリズムギターで、自分がリーダーになったブラックハーツでもリズムギターなのです。「I Love Rock 'N Roll」でも間奏のギターソロは別の人が弾いています。



そしてこの曲の冒頭には別の曲が流れています。ライブでのメドレーでもないのに、オフィシャルのPVでこういうパターンは珍しいかと思います。流れているのは「Bad Reputation」。



ちなみにランナウェイズの代表曲(というかこれしか知りません)は、「Cherry Bomb」。邦題は多分ヴォーカルの人の姿からか、「悩殺爆弾」。



ただ、ブラックハーツではジョーン・ジェットはヴォーカルなので、リズムギターは珍しくないです。代表的なのはメタリカです。ライバルであるメガデスのギターリストだったマーティ・フリードマンは、メタリカの何がいいかってそれはヴォーカルだと言っていました。

メタリカというとあのむさ苦しい長髪をイメージする方が多いと思いますが、珍しく短髪によるライブ映像があります。リードギターのカーク・ハメットは相変わらずの長髪ですが。

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2023年05月16日

ツインリードのガールズバンド

私が好きな三大ヘヴィメタルバンドは、アイアン・メイデン、ジューダス・プリースト、ハロウィンです。共通するのは、リードギターが二人のツインリードによる編成です。ギターリストが二人というのは、一人がリードギター、もう一人がリズムギターという編成がありますが、ツインリードは二人ともリードがとれるということに特徴があります。

最近よく日本のガールズヘヴィメタルを聴いています。そこで改めて気付いたのが、いずれもツインリード編成のバンドだということでした。例えば、アルディアス。



例えば、ネモフィラ。私は大好きなのですが、残念ながら今のところオリジナル曲よりもカバー曲の方が良いです。



そして最近知ったのがラヴバイツというバンド。当初から海外進出を志向していたようで、英語による歌詞の曲ばかりです。



そしてこれらの女子に限らないかもしれませんが、最近はギターは7弦、ベースは5弦とそれぞれ1弦多いようですね。
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2023年05月11日

70年代までになったCMソング

これまで何十年も、テレビのCMソングは80年代の洋楽が多いなとずっと思っていました。例えば最近では、アサヒ飲料のお茶です。



これはもちろん、ボン・ジョヴィの「Livin' On A Prayer」。



それがこの日たまたま見たCM、キリンのクラフトビールのもの。



何とこのCMソングは70年代のものです。ビリー・ジョエルの「Piano Man」。



私と同じく当時洋楽を趣味としていた学生時代の後輩は、「その世代(いわゆるバブル世代)の消費に働きかける意図でしょうね」と解説していましたが、それが80年代ではなく70年代まで遡ると、はてどういうことか。

キリンのクラフトビールは私たちの世代以上をターゲットとしたものなのか。いやいや、でも私たち世代でも、70年代の音楽はわかりますよ。私の場合、50年代くらいまでは遡って聴いていますので。
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2023年05月09日

持つべき者は魚屋の友人

昔は魚屋、今は取締役だが、繁忙期には再び魚屋になるという、30年来の友人がこの日来てくれました。持参したのは鮮魚の数々。持ってきてくれただけではなく、キッチンに直行、見事な刺し盛りを作ってくれました。

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アオリイカ、メジナ、カマス、イシダイ、カワハギ、アジ、本マグロのカマトロの盛り合わせです。カワハギは肝付きです。特にメジナ、カマス、イシダイの刺身は初めてじゃないかな。本マグロはカマごと持ってきてくれたので、後日まだその刺身とオーブン焼きなどを楽しめそうです。

海なし県に住んでいるので、こうした新鮮で種類豊かな魚介類は本当にありがたいです。時々駿河湾や富山湾まで買い出しには行きますが、何しろ遠い。日本列島の真ん中くらいに住んでいるので、しかたがないですが。

この魚屋の友人には後日炭火焼きの肉でお返しすることを約束しました。
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2023年05月07日

「ガッツだぜ!!」の元ネタ

ずいぶん前に見たり聞いたりしたことを突然思い出す時ってありますよね。今回はウルフルズの「ガッツだぜ!!」の由来です。

まだ売れる前、デモテープを持ってレコード会社の人たちの前で流した際、反応が今ひとつということでした。最後に、「これ、おまけです。パロディーです。」と言って流したのが「ガッツだぜ!!」ということです。すると先方の目の色が変わり、「それ、いいじゃないか」と。



何のパロディーかというと、KC&ザ・サンシャイン・バンドの「That's the Way (I like it)」ということです。比べて聴けば、あぁなるほどと。



この曲はデッド・オア・アライヴによるカバーがあります。原曲の歌詞にはない「keep that body strong」というフレーズが連呼されています。PVもそのようになっていますね。



オリビア・ニュートン・ジョンの「Physical」を思い起こさせる映像ですね。

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2023年05月05日

コロナ明けでカラオケネタは?

コロナ規制がなくなったGWは各地大変賑わっているようです。どこにも出かけずにただひたすら店の営業のわが家ですが、ふと思ったのが、飛沫が拡散するとして嫌われたカラオケボックスは今どうなっているんだろうと。実際、地元のカラオケ屋さんは閉店してしまいました。

私のカラオケはただ自分の好きな曲を歌うのではなく、いかに聴き手を楽しませるかを考えて選曲と歌い方を工夫しています。そのパターンの一つに、ある洋楽の曲をかけてそのイントロによく似た邦楽の曲を歌うこと。

例えば、「Let It Be」をかけて、


歌うのは「少年時代」。


例えば、「Don't Tell Me You Love Me」をかけて、


歌うのは「Zokkon命」。


例えば、「Material Girl」をかけて、


歌うのは「ラブ イズ Cash」。


ほかにもいろいろありますが、どんどん溜まっていくカラオケネタ、披露する機会はいつに?

「Far From Over」をかけて、


歌うのは「気まぐれONE WAY BOY」というのもあった。
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2023年05月01日

カルチャー・クラブでムーミン

この田舎では屋根にテレビアンテナを付けただけでは、NHK2局と地元局2局しか観ることができません。ですがCATVを入れると東京と同じ局、BSも観ることができます。もちろん月額にすると3,000円くらいの料金がかかりますが、その他の生活費用の安さを考えるとお得なものです。

その中で、音楽番組をよく放映しているTVK(テレビ神奈川)も映ります。先日はカルチャー・クラブ特集をやっており、ずいぶん前から思っていたことを再認識しました。

デビュー曲の「Do You Really Want to Hurt Me(邦題:君は完璧さ)」のPVですが、裁判所の傍聴席に並んでいる人たちの動きが、どうしてもムーミンのニョロニョロに見えてしまっていることが、当時からありました。



ちなみに、ゲイであったボーイ・ジョージが書いた曲の多くは、ドラムのジョン・モスに対するものだったという証言のテレビ番組を別で観たことがあります。それで納得した曲とその歌詞がありました。「Karma Chameleon(邦題:カーマは気まぐれ)」です。



この中で、「You are my lover, not my rival」という歌詞があります。あなたは恋人であってライバルではないという箇所が、ずっとはて?と思っていたのですが、同じバンドのメンバーであればライバルという表現もしっくりきます。

しかし何で邦題が「君は完璧さ」なんだろう。
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