当初はミニログと同じように、ミニログで余ったアスファルトシングルを貼ろうと考えていましたが、数が全然足らない。買い足そうかとホームセンターに行って見つけたのがこのオンデュリンという製品。何でもすでに世界中で使用されている、有名なもののようです。フランスの製品です。
これに決めたポイントはいくつもあります。まず施工が簡単。アスファルトシングルは野地板を張り、ルーフィングを張り、その上にアスファルトシングルを専用釘と接着剤で一枚一枚貼っていき、結構手間がかかります。これは95cm×200cmの大きさのものをポンと乗せて留めるだけで済みます。
こんな大きなものなのに軽いのも魅力です。一人で楽々持ち上げられます。また、値段も安い。一枚2,000円程度で、ネジの上からかぶせるキャップや面戸を塞ぐスポンジなども必要になりますが、それでもアスファルトシングルに比べれば圧倒的に安いです。
ポリカーボネートの波板も候補に挙がりましたが、見た目の安っぽさとどうしても傘釘の隙間から雨がしみこんで錆びてしまうなど(薪ラックで経験済み)、難点がありました。値段が同じくらいなら、こちらの方が断然見栄えが良いですし、きちんとした施工をすれば絶対に雨漏りしませんと説明書に書いてありました。
ちょうどこの次の日が雨予報なので、どうなることか楽しみです。先日の雪の影響でまだ足場がぬかるんでいるのであまり降らないでほしいのですが、屋根の性能を確かめるにはたくさん降ってほしいというジレンマです。
下の部分もだいぶできてきました。ブロックの基礎の上に六角ボルトで土台となる枠を留め、ボルトはセメントでブロックの穴の中に固定しました。野縁という本来は天井板を張る木材で骨組みを作り、ずっと使わないで置いてあったコンパネを周りに張り巡らしました。細かいところはこれからです。