ユニットバスを決める際のポイントは、浴槽の大きさと清潔感と決めていました。この清潔感とは、浴槽の下に水が入らない・溜まらないことです。これが見えないところのカビの原因となります。
浴槽と洗い場の境にある板、いわゆるエプロンというものですが、これが取り外しできると、中に水が入ってしまいます。加えて、浴槽の回りを充填剤で埋めていないと(コーキング処理)、やはり水が入ってしまいます。
各メーカーのショールームを回って、こうした点をチェックしてきましたが、この度その構造がやっとわかりました。最大の関心事は、浴槽からの排水がどこに流れていくのかということです。
ユニットバスには防水パン(受け皿)が1枚のものと2枚のものがあり、2枚の方がデザインを重視し、設計に柔軟性がある分、値段も高くなっています。しかしこれは、浴槽の排水口とその下の排水口をホースでつないでおり、洗い場の排水口とは独立しています。そして排水があふれて逆流しないような工夫が少しだけされています。つまり、逆流して浴槽の下に汚れた水が溜まる可能性があるのです。
これに対し1枚の方は、浴槽の下に水が入っては大変ですから、浴槽の回りはコーキングされています。そして浴槽からの排水は洗い場の排水と合流し、1本になって流れていきます。
ということで、値段も安く清潔である1枚パンのモデルにしようと考えています。浴槽の大きさではサンウェーブが一番いいのですが、残念ながら2枚パンのモデルでした。
2006年07月27日
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