これまでいろいろな不動産屋さんと会い、いろいろな土地を見てきましたが、知れば知るほどだんだん訳がわからなくなってきて、ちょっと疑心暗鬼になっていたところです。
そのようなところ、工務店の方から紹介された土地情報を提供する会社に昨日行ってきました。情報の提供といっても、それが生業ではありません。仲介手数料などは一切とらず、本当に土地情報の提供のみです。
本業は設計と建築の方で、それに伴って土地の情報を幅広く扱っているとのことです。しかも建築条件はなく、そこで見つけた土地にほかの工務店で家を建ててもまったく構わないということです。
何でも社長と取締役の方は現地の大手不動産会社に長らく勤めており、もちろん土地取引が本業であったそうです。その世界というのは私たちが薄々感じているように、まったくもって不透明・不義理なところで、この会社を興すときには“もう土地を扱うのはやめよう”ということで始めたそうです。
私の場合はすでに工務店が決まっていますので、訪れた時点でその会社にとってはビジネスにならないことはわかっているわけです。にもかかわらず、現地の情報や具体的な物件の案内まで、長時間にわたって対応していただきました。本当に頭が下がります。
これまでいくつか嫌な思いをしてきた中で、工務店の方を起点とした良い人間関係の輪が広がっていくようで、心が落ち着きます。将来何かの形で恩返しができればと思っています。
2006年11月03日
不動産業出身で土地取引をしない会社
posted by bourbon_ueda at 00:00
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