私が気付いたのは鶏に朝食をやるために畑に出たところでしたが、すぐに「植田さん、手伝える?」と言われてしまいました。予定していれば手伝うのはもちろんですが突然のこと、もともとは私たちが借りている田んぼの日影になっているのを取り除こうと、さらにはその切った木を私たちのストーブの薪にくれるとのことですので。
早速手伝いました、ちょっとした林業体験です。10mほどの栗の木とコブシの木をワイヤーやウインチなどで切り倒し、地主さんがエンジンチェーンソーで玉切りした丸太や枝を運び出す作業の連続。私もチェーンソーはあるのですが電気式なので、こうした離れたところでは使うことができません。
良い薪になりそうです。今後はこの薪割りで寒い中汗を流せます。この日は前の日と打って変わってポカポカ陽気、作業中汗だくになりました。
そして同時にこの枝。これも切り分けて、良い焚き付けになります。こうした燃料を調達していただけるわけですから、感謝感謝です。
振り返ればこの開放感のある空。これまではここに背の高い木が2本あったわけですから。田んぼへの陽当たりもこれでずいぶんと変わってくることでしょう。
この日は朝の最低気温が1度台でしたが、まだまだこれからやることがあります。この時期はいつも紙ふうせんの「冬が来る前に」を思い出します。