
この日は今年6回目の桜エビ漁ということで、急きょ行ってきました。シラス漁はその日の朝7時頃にわかりますが、それからでは遅い。朝8時の開店時に由比漁港の直売所に着いていなければならないので、見切り発車です。そして今回は焼津まで足を伸ばしてみることにしました。それがこの回遊ルート。スタートは由比漁港直売所です。
次に向かったのが焼津の「ぬかや斎藤商店」というお店。なまり節の専門店です。焼津といえば有名な大型施設がありますが、毎回一応入ってはみるものの、買いたいものがありません。やはりこうした小さいお店こそ、良いものがあると思います。
次はその近くの漁港にある「ヤイヅツナコープ」という直売所。文字通りいろいろな種類のマグロのいろいろな部位が目白押し。今回は尾の身、のど肉、頭肉と刺身を買ってきました。もちろんほかの大型施設などでも売っていますが、こちらの方がずっと良い。
次にまたその近くにある「スーパー田子重小川店」。田子重はこの辺ではたくさんありますが、港のすぐ近くだからでしょうか、このお店の方がものが良い。今回は天然のブリを。もちろん焼津で揚がったもの。これが静岡市内のお店に行くと品揃えが違うのです。
ここからUターン。最短距離と時間は静清バイパスでしょうが、帰りはあえて海岸線の道を選び、用宗漁港へ。しかも国道150号線ではなく、崖っぷちのくねくね道を行きます。理由はその絶景、途中海の上に飛び出している橋を通るところもあります。ただし今回は崩落のため通行止めになっており、わざわざ150号線で用宗漁港まで行って引き返し、行けるところまで行ってその景色を楽しんできました。
用宗漁港では生シラスなどの直売所がいくつかあり、そこで買うのもよし、その後に行くいつもの「昌栄丸」で買うのもよし。その後はまっすぐな海岸線沿い道路を清水に向かいます。イチゴ狩り街道は西湘バイパスに似て快適ですが、多分スピードの取り締まりもやっていそうな雰囲気です。
そして最後に、清水港を通って「昌栄丸」へ。この辺は先日のルートと重なりますので、「エスパルスドリームプラザ」や「河岸の市」、「ザ・サンキュー」に寄っても構いません。8時頃に由比漁港を発ち、13時頃に昌栄丸に戻るというスケジュール感です。もちろん自宅からはこのエリアまで片道3時間かかりますが。
これで新しい買い出しルートの完成です。大きめの発泡スチロール箱と保冷バッグが魚介類でいっぱいになりました。海なし県ですからこうした機会は貴重、しばらくは魚三昧です。