2016年05月04日

紫つながりで3組のロック

日本では紫というのは高貴な色だそうで、冠位十二階でも紫は上位の色だし、約20年前に大事件を起こした宗教団体の教祖も紫色の衣をまとっていたと思います。ところが英語でpurpleとは卑猥であるという俗っぽい意味もあるそうで、どうりでロックでこれが多いわけです。

まずは先日再放送を観たディープ・パープル。特集はお馴染み「Highway Star」。今回発見だったのはジョン・ロードのキーボードがバッハであったということ。もともとはその通奏低音だけだったのを、ロックっぽくということであの小刻みなメロディーが追加されたということです。

次に先日亡くなったプリンス。曲名である「Purple Rain」はもちろんのこと、「1999」の詩の中でもpurpleが出てきます。衣装も紫色が多かったですね。先日書いたゴア元副大統領夫人の批判は、その歌詞の卑猥さにあったそうです。それを受けて、じゃあこれならばいいだろうと作ったのが「Raspberry Beret」ということです。

そしてこれに連想したのがジミヘンの「Purple Haze」。私の世代では少し前なのですが、学生当時に遡って聴きました。ちなみに野菜づくりをしている身としてはもう一つ、パープルヘイズという品種のニンジンがあります。一般には紫ニンジンというような呼ばれ方をしているもので、見た目とともに味も良いです。多分ジミヘンとは関係ないでしょうがね。

今回はジミヘンの曲と、私の大好きな「王様」バージョンをご紹介しておきます。



posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 音楽
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