カルチャー・クラブが16年ぶりに来日したそうですね。もともと日本との関係は深いと思われ、例えば「Miss Me Blind」ではPVに日本の情景が、また「The War Song」では曲の最後に日本語で「せんそーはんたーい」と歌っていますよね。
「ベストヒットUSA」でそのインタビューを見ました。てっきりデビュー曲だと思っていた「Do You Really Want To Hurt Me」は実は3曲目のシングルだったのですね。レコード会社からのオファーに対し、ボーイ・ジョージは「ダンスミュージックをやりたかった身としてはスローなテンポだし、あまりに私的な歌詞の内容なので嫌だった」と語っていました。
その特集番組ではピックアップした曲の中に「Church Of The Poison Mind」がありました。これはいわゆるモータウンサウンドを作りたかったということで、モータウンはアメリカですからイギリスのアーティストが作るとは確かに珍しいかも、その後ジョージ・マイケルやフィル・コリンズが追随したということです。
この「Church Of The Poison Mind」ではサビのところで女性のソロコーラスが入りますが、その曲調、声、教会から連想するゴスペルで、てっきり黒人女性によるものだと思っていたら白人女性だったことにこれも驚きでした。
そしてこの点でいつもこの曲を思い出させるのがきゃりーぱみゅぱみゅです。「PONPONPON」という曲のPVの中でこのような教会、ゴスペル、黒人女性を思わせる姿が出てきます。「天使にラブソングを」に影響された人は多いかと思いますが、中田ヤスタカさんもそうではないかと。ちなみに、ウーピー・ゴールドバーグをウーパールーパーと言って話が通じたという記憶もあります(若くして亡くなった、昔本当によくしてくれた方の言葉でした)。
2016年07月27日
今度はカルチャー・クラブ特集
posted by bourbon_ueda at 00:00
| Comment(0)
| 音楽
この記事へのコメント
コメントを書く