2017年11月25日

いぶりがっこがフランス人に!

毎年この時期になると秋冬野菜でいろいろな漬けものを作っています。今はお店もメニューが豊富で、聖護院かぶらの百枚漬け(千枚漬けよりは分厚いので)や、飛騨紅カブの甘酢漬けなどがあります。この日地元の方がお友だちを連れていらしたところ、どうもその漬けもの類に関心があるようでした。なので、注文のあったもの以外にもいくつかお出ししたのでした。

KIMG2547-001.JPG

その一つがこのいぶりがっこです。ちょうどこの日こうして燻製していたのですが、その前に漬けたものがあったのでお出ししました。お客様の中にフランス人の方がいたのですが、驚いたことにこれがいたくお気に入りとのこと。フランスまで持って帰りたいと言うので、真空パックにしてお渡ししました。

何でももともとこうした燻製ものは苦手なのが、どうしたものかこれはいけるとのこと。同行した女性の大学講師の方も、通常いぶりがっこはしょっぱすぎるところこれはおいしかったとのこと。フランス人の方はこれは白ワインに合うと日本語で、そして同じスモーキーフレーバーなのでウイスキーに合わせると英語で話していました。

それにしてもこのいぶりがっこ、完全に自家用でお店での商品として売ってはいないのですが、サービスとしてお出ししたところ売って下さいと言われてしまったという、でも世間ではよくあるかもしれないパターンとなってしまいました。今はネット社会なので、帰国してSNSにアップして今後フランス人が大挙して押し寄せたらどうしようかという皮算用、いや杞憂をしてしまいました。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 農家レストラン
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