その一つがこのいぶりがっこです。ちょうどこの日こうして燻製していたのですが、その前に漬けたものがあったのでお出ししました。お客様の中にフランス人の方がいたのですが、驚いたことにこれがいたくお気に入りとのこと。フランスまで持って帰りたいと言うので、真空パックにしてお渡ししました。
何でももともとこうした燻製ものは苦手なのが、どうしたものかこれはいけるとのこと。同行した女性の大学講師の方も、通常いぶりがっこはしょっぱすぎるところこれはおいしかったとのこと。フランス人の方はこれは白ワインに合うと日本語で、そして同じスモーキーフレーバーなのでウイスキーに合わせると英語で話していました。
それにしてもこのいぶりがっこ、完全に自家用でお店での商品として売ってはいないのですが、サービスとしてお出ししたところ売って下さいと言われてしまったという、でも世間ではよくあるかもしれないパターンとなってしまいました。今はネット社会なので、帰国してSNSにアップして今後フランス人が大挙して押し寄せたらどうしようかという皮算用、いや杞憂をしてしまいました。