甲府店の周りにはいくつもの高校や大学があります。毎朝通学しているたくさんの学生さんを目にしますが、うちの店には来ないかなと最初から思っていました。そこへこの日の朝一番に来店したのがそのJK二人組、以前JKビジネスというのが問題となりましたが、女子高生の頭文字です。
思いがけなかったので嬉しくて、「お昼に食べるの?」とか「学校に電子レンジはあるの?」とか話しかけようかと思いましたが、初来店でいきなり不審者情報に載せられても困るので、最低限の会話で済ませました。「あの店主うざい」なんて言われてもかないませんからね。
さてこれで思い出したのがその年頃の曲ですが、16歳については以前書きました。なので今回は17歳の曲。横浜銀蝿の「翔んでるセブンティーン」というのもありますが、どうも覚醒剤騒動以来動画もあまりないようで。そこで今回はストレイ・キャッツの「Sexy And Seventeen」です。
ストレイ・キャッツを思い出したのには訳があり、ちょうどこの前の日に「Rock This Town」の特集番組を観たからなのでした。PVでジュークボックスを壊しているシーンがありますが、これはもともとブライアン・セッツァーが18歳の時、バーにあったジュークボックスに一曲もロックンロールがなかったので、バーテンダーに「何でだよ、俺はこの街をロックタウンにしたいんだ」と言ったのが曲作りのきっかけだったということです。
そのブライアン・セッツァーはその後「Back Streets Of Tokyo」という曲で布袋寅泰さんと共演しています。お互いバンドを離れギターとヴォーカルという共通点があったのでしょう。ブライアン・セッツァーが布袋寅泰さんの演奏を見て、「こいつは普段からよく練習しているとわかった」と話していたのを覚えています。
ストレイ・キャッツを聴いていたのは中学生当時、雑誌「ミュージック・ライフ」で「高校を抜け出してまずやったのが腕に入れ墨をしたことだ」とインタビューで答えていたのが衝撃でした。まずやることがそれなのかなと。今では日本でもタトゥーをする若者が増えてきましたが、何しろ35年くらい前の話ですからね。
2017年12月19日
JK来店で思い出した曲
posted by bourbon_ueda at 00:00
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