2018年08月04日

食卵を防止する産卵箱

食卵癖というのがあります。自分、あるいは他人(他鶏?)が産んだ卵を食べてしまう現象です。卵自体は栄養価もありおいしいので、産んでは食べという癖になるとかなり厄介です。もともとはたまにある殻が薄い卵が割れてしまい、それを食べてみたらうまかったというのがきっかけのようです。

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最近それが特に多くなってきました。もともと産卵箱の中が傾斜になっており、産んだところと採取するところが離れているのですが、首を突っ込んでまで食べてしまう始末。どうしたものかと考えて作り直したのがこの産卵箱。卵が転がるスロープをかなり長く、傾斜をきつくしました。

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結果、今のところうまく転がって集まってきています。これならいくら首を伸ばしても届かないでしょう。本当に癖になっているらしく、卵を産むのではないのにひっきりなしに産卵箱に入ったり出たりしている鶏がいます。おいしいものがある場所としてインプットされてしまったようです。

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作り直した産卵箱はこれまでの2つから1つのスペースになりました。普段からあまり産まないので十分なのですが、この日はどういう訳か一度に3羽も入っています。ただでさえダウンジャケットを着てこの猛暑、そんなに狭いところにくっついていたらさぞ暑かろうに。

暑さのせいではないと思いますが、先日また一羽死んでしまいました。相変わらず原因は不明です。これで9羽、この産卵箱に入るいじめっ子グループは7羽となりました。仕方ないですね。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 養鶏
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