2018年08月28日

今回の行政の不作為はひどい

以前から行政の運営のあり方が度々指摘されており、その都度そうだよなぁと思っていたのですが、今回の障害者雇用率の偽装問題は本当にひどい。行政の人の言い分の背景はすべて法律です。法に則って業務を行っているのが行政人です。その人が法を破っている。

ずいぶん前にヤマト運輸の会長だった小倉昌男さんのことを読んで知ったのですが、この法定雇用率を下回った企業は納付金が科せられます。その納付先が行政の外郭団体、いわゆる天下り団体の収入源になるということに憤りを感じておられました。運輸業界で長年行政に対抗してきた立場でもありますからね。

小倉さんはその後、障害者によるパン屋さんを立ち上げるのですが、ご本人の家族に障害者がいたわけではありません。障害者雇用の一つの問題はその賃金の低さですが、ある講演で呼ばれた際の質問、「どうしたら障害者に月10万円を支払えるのですか?」に対し、「まず支払ってみなさいよ、経営者ならそれから考えるでしょ」と言ったということが印象的です。

小倉さんが今の状況を草葉の陰から見ていたらどんなに思うのだろうと考えてしまいました。ちなみに私の妹は就業もまったくできない重度の障害者です。だからこそ今回の問題は珍しく憤りを感じながら見ています。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 田舎暮らし
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