2019年10月12日

価値のない車に乗り続ける喜び

八ヶ岳南麓に移住して12年、一度も車を買い替えていません。今年の車検で15年乗っており、走行距離は現在28万8千q。理由は気に入っているから、今どきの車のデザインがどれも気に入らないから。

それが先日、後ろの左側のドアが突然開かなくなりました。ディーラーに持って行けば簡単に直るかと思いきや、「これは直せません」とのこと。通常ドアが開かなくなる原因は2つに絞られるそうなのですが、今回はそのどちらでもない。

とすると残る可能性はただ一つ、そのためにはドアをバールなどで強制的にこじ開けなければならない。ボディーには大きな傷が付くし、もし開いたとしても閉まる保証はないということでした。なので当面不便だけどこのまま使い続けることにしました。

さて問題は、次の車検がこれで通るかということ。通らなければいよいよ乗り換えかということになり、実はこれに先がけて売る気はまったくないのに下取り価格を業者に査定してもらっていました。すると複数の業者から「値段が付きません」という回答。だよね。

これで逆に嬉しくなりました。市場では無価値の車が、実際には毎日私たちには大きな価値をもたらしてくれているわけです。こんなにお得なことはありません。当然まだまだ乗り続けます。少なくとも2年後の車検までは。

ずいぶん前に高速道路で見た光景。これでよく走っているなというおんぼろの車がありました。そのリアガラスに貼られた文字、「Not For Sale」。爆笑してしまいました。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 田舎暮らし
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