2021年04月11日

車中泊ベッドの土台を作った

妻の父親がこちらに来て面倒を見ることになって一年、約1ヶ月前に脊椎の圧迫骨折により寝たきりとなりました。要介護認定は1から一気に5になりました。電動の介護ベッドを導入し、週4日ヘルパーさんが来てくれているこの頃です。

これまで月に一度、妻の母親がいる沼津へ父親を会わせに行っていたのですが、それもできなくなりました。そこで考えたのが、寝たきりのままで運ぶ方法。最近は車中泊のキャンプが流行りだそうで、作ってみました。

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今回知ったイレクターパイプというものによるDIYです。これが実に安価で作業が簡単。助手席のシートを倒し、その上に設置する設計で、費用は約7,500円でした。専門のメーカーでこうした車中泊ベッドを提供しているところがありますが、それよりもかなり安く済みます。

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骨組みの上には一応コンパネを加工した板の土台。この上にマットレスを敷いて父親を寝かせて運ぼうかという寸法でした。

ところが今日、改めて考えて気付きました。これってこのままで走行できるのか?シートベルトはないし、万が一衝突でもしたら、よくある衝突事故のシミュレーションの人形のように、思い切り父親がフロントガラスに突き刺さるのではないかと。

調べてみると、やはりこうしたことは違法のようです。厳密には、もともとベッドが付いたキャンピングカーでも、人を寝かせたまま走行するのはNGだとか。

なので今回はこれを父親に使用することはできませんが、もともと意図したのは私たちの車中泊。これで目途が付いたので、もう一つ運転席側に同じようなものを作って、いつでもキャンピングカーライフの実現となります。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | DIY
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