2023年05月20日

メタルとクラシックの融合

テレビ番組の「題名のない音楽会」は、司会が黛敏郎さんの頃から観ています。この日のテーマは「服部百音がお父さんに怒られそうな音楽会」ということで、クラシック一筋だったヴァイオリニストの服部百音さんが異ジャンルとのコラボレーションというテーマでした。

3パターンありましたが、最後に予想通り出てきましたヘヴィメタルとのコラボ。私は学生時代にクラシックを聴き始めてから、こうした異なるジャンルとの融合ものが大好きなのです。例えば、エレキギターでクラシック曲を弾く、ヴァイオリンでロック曲を弾く、ほかにもクラシック曲を別のところに適用するというパターンです。

その3パターン目の冒頭に、ヘヴィメタルとはこういう音楽ですとして演奏されたのが、メタリカの「Master of Puppets」でした。この映像はその姿から最近のものでしょう、先日紹介したのと同様、カーク・ハメット以外は短髪になっています。



レインボーはヘヴィメタルというよりはハードロックに分類されるようですが、何といってもリッチー・ブラックモアによる「Difficult To Cure」が思い切りベートーヴェンの第九です。アルバムタイトルにもなっていて、邦題は「治療不可」。



以前にも書きましたが、メタルでクラシックと言えばアクセプトの「Metal Heart」です。チャイコフスキーの「スラヴ行進曲」と、ベートーヴェンの「エリーゼのために」が入っています。



そしてクラシックの名曲の数々に詩を付け、劇に仕立てた最高傑作がこれです。私は大好きで、これを知らないクラシック好きの人に一人でも多く知ってほしいといつも思っています。

posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 音楽
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