2023年07月06日

ジョーン・ジェットのビキニ姿

別に見たくて探したわけではありません。日頃YouTubeで動画を観ていると、おすすめとしていといろ上がってきますね。その一つがジョーン・ジェットの「Do You Wanna Touch Me」であって、あぁこんな曲あったなと改めて観ると、何とそういうわけだったのです。



もともとジョーン・ジェットは昔も今も男勝りの格好良さがあって、逆に言うと女性的な魅力は求めていなかったところにこのギャップは衝撃的でした。いや今はLGBTQの時代、そんなことを書いたら炎上するよと言われるほど有名人ではありませんので。

さてここからが本題です。男性らしさとか女性らしさとかに限らず、物事にはいろいろな考え方があります。私は相対的に何でも確固たる考え方を持っている方ですが、違う考え方についてはかなり柔軟に受け入れる傾向にあります。

しかし世の中にはそうでない人たちがよくいることを実感します。もう30年くらい前になりますが、インターネットの草創期、ホームページのリンクについてもめたことがあります。当時の日本ではリンクを張るのに事前に相手に承諾を得るのが通常でした。

しかしアメリカに住むある日本人は勝手にリンクを張ることに何ら問題がないことを主張し、あなたの考え方は間違っている、私の考えに賛同している仲間がこれだけいるんだという多数派工作をして攻撃してきました。

なぜ「あぁこういう考え方をする人たちもいるんだな」と思えないのか不思議でした。自分たちが絶対正義、ほかは間違っている、これは当時アメリカが仕掛けた中東に対する戦争にもつながる思想ではないかなとも思いました。

恥ずかしながら、私の両親がそういう思想なのです。親子で意見が対立することはどこでも起こるでしょうが、「そういう考え方もあるんだ」という思いには一切至らず、「そう考えるあなたの方がおかしい」に終始し、いまだに着地点が見い出せていません。

価値観の多様性を認めることが、人々の相互理解を進める第一歩だと思っているのですが、一番狭い世界の親子間でもそれが実現できていない状況です。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 音楽
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