
しかしこの日、記憶では確か子供の頃に見たようなオニヤンマがテラス席の中に入ってきました。実に目にするのは数十年ぶりということになります。間近で見るとやはりでかい。航空力学の専門家が飛んでいるのが不思議だと評したマルハナバチのように、飛ぶのがずいぶんと大変そうでした。
それにしても昆虫たちの変化は甚だしく、以前は毎年あった数種類のセミの鳴き声はここ数年まったく聞かれず、モスラのような大きな蛾も、タランチュラのような大きな蜘蛛も見かけなくなりました。異常気象とは関係なく、開発が進んで自然がなくなっているせいかと感じています。
今年の暑さに象徴されるその異常気象ですが、多分この傾向は今後収まることはないと思うので、そろそろ次の移住先も考えることになるかもしれません。あと3年半で住宅ローンが終わるので、その時が次の行動の節目になるでしょう。
ちなみに今年もわが家はエアコンを入れていません。その点でも今のところまだまだ救われた場所に住んでいると満足しています。