人類の発明で何がもっとも偉大かという、よく聞かれる問いがありますね。中にはコンピューターという答もあるでしょうが、私は常々それは電気だと思っています。コンピューターも電気で動きますしね。
電気が偉大なのは、作れるエネルギーであること。石油も石炭もガスも、資源が枯渇してしまえばそれまでです。火力でも水力でも太陽光でも、作るエネルギーは皆電気です。
田舎暮らしを始める際に建てたログハウスはオール電化で、薪ストーブや石油ストーブは使っていますが、基本的にエネルギーの主体は電気です。エコキュートや蓄熱暖房機など、安い時間帯の深夜電力をフル活用しています。
そこでこの度、車も電気に替えました。いわゆるEV、電気自動車です。最大の動機は、今のガソリン車に比べての維持費です。以下に大まかに記します(各5年平均の年間の比較です)。
自動車税 39,600円→4,250円
重量税 18,900円→1,320円
自賠責 8,825円→7,016円
燃料費 180,000円→60,000円
任意保険 49,200円→72,960円(車両保険が入るので)
車検・点検 140,000円→28,000円
トータルで262,979円も安くなります。もちろんEVの購入費用がかかりますが、国や自治体から補助金が出ます。
加えてV2Hという充電設備を自宅に備えることで、EVのバッテリーの電気を自宅で使えるようになります。これによって、深夜充電した安い電力を昼間に使うことでトータルの電気代を抑えることができます。補助金も出ます。
EVが日本で今ひとつ普及しない理由はいろいろ挙げられていますが、発想の転換でどうにかなります。いつも様々なコスト比較で思うことなのですが、今やっていることをほかに変えるとこれだけ節約できますというのではなく、今やっていることをほかに変えるとこれだけもらえますと考えればずいぶんと違うのではないでしょうか。
2024年11月29日
ついにEV生活
posted by bourbon_ueda at 00:00
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