2009年03月08日

蔵開きと日本人のマナー

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築地での競りの見学の問題もありますから、日本人だけがマナーが悪いと言うつもりはありません。ただ、ここのところあまりにも目に余ることがあります。この日は歩いて行ける地元の酒蔵「谷櫻酒造」の蔵開きに参加しました。最大のお楽しみは新酒の飲み比べなのですが、そこでの出来事です。

30mlほどの小さなカップで試飲するのですが、それでは足りないらしく、同じく振る舞われたはでらかし(米を高圧力で膨らませたお菓子)を入れる大きなカップに注ごうとしている年配の男の人がいました。しかし試飲のサーバーはそのような作りにはなっていないので、うまく注げません。そこで、小さなカップをひしゃく代わりにして何度も大きなカップに移し替えており、酔っ払っているせいか手元が狂ってそれをひっくり返してしまい、近くの人のダウンジャケットに日本酒がかかってしまう始末でした。それでも足りないらしく、そばにあった日本酒の瓶の開封し、直接注ごうとするところ、蔵元の人にようやく制止されていました。

最近「いただきますを忘れた日本人」という本を読みましたが、試食や試飲には売り手と買い手とのきちんとしたコミュニケーションが存在するということです。こうしたタダ酒だけを目的としたような人に新酒を振る舞うということは、蔵元としても本意ではないでしょう。また、大勢の人が代わる代わるカップに注ぐ中で、試飲のサーバーの前からいつまでも離れない人も2人ほどいました。自分専用のサーバーではないはずなのですけれどね。

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関係ありませんが、この写真は酒米を35%まで磨いた吟醸酒のもとです。

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これに先がけて、外出先から戻ると少し前に頼んでおいた薪の原木が到着していました。今年は異常な暖冬でしたので焚く薪も少なく済み、まだまだ在庫がたくさんあります。来年に向けてはこの1回分で足りるでしょう。いつものことながら、大変きれいな原木です。

ほろ酔い気分で帰ってきて、少し家の周りの作業をしました。畑をはじめ、いろいろなことが動き出す季節です。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 田舎暮らし
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