
前の日に一気に切った薪の上にかなりスペースがありました。建築端材でも積もうかと思っていたところ、この日いつもよく通る道すがら運良く大量の焚き付け用の枝をいただくことができました。
車で20分ほど下ったところに桃の産地があり、韮崎や甲府に行くときはその中を抜ける県道をよく利用します。最近いつも剪定された枝をきれいに束ねてあるのを横目で見ていたのですが、まさか黙って持っていくわけにはいきません。ところがこの日はちょうど農園の方がいらして、急きょ車を停めて交渉し、狭い車内に無理矢理押し込みました。
何でもこれらの枝はすべて燃やしてしまうそうで、もったいないことこの上ありません。周りの農園も含めて毎年太い幹も切り出されるようで、こちらの方は薪として使いたい人による争奪戦があるようです。この日も「あれがそうだよ」と言われ、そのような軽トラックが前を通っていきました。
このようなとき、つくづく軽トラックが欲しくなります。ダメもとで近くのホームセンターで、有料でもいいから持ち帰り用のトラックを貸してくれないかと聞いたところ、やはり買い上げ商品の運搬用ということで断られました。
わが家の小型車はこうした枝を積むことは初めてではないので、汚れないようにフルフラットの後席には大きなレジャーシートと、2人分の軍手を常備してあります。この日ももう1往復して、全部で20束あまりを運んで帰りました。