2007年01月24日

勝手口が窓になった

概ね間取りは決まっていたのですが、構造上コストアップを避けるために提案があるというログメーカーの声のもと、打ち合わせに行ってきました。何でも2階の床が4mを超えるとその支えが必要なので、その分全体の奥行きを20cm縮めることにしました。

それに先立ち、屋根の勾配が4寸だったのを3寸にしたらどうかと聞いていました。一つは玄関ポーチの屋根が3寸なので合わせた方がいいのではないかということと、もう一つはもともと2階の壁が175cm立ち上がっているので屋根の頂上がかなり高くなり、余分な空間とログ材を避けるための考えでした。結果問題はないということで、その通りになりました。

もう一つ今回急に懸案になったのは、キッチン東側の勝手口の件です。毎日のようにパソコンの間取り作成ソフトで間取りをシミュレーションしているのですが、これを立体化したときのイメージがどうも窮屈なのです。加えて窓ではなくてドアなので、機密性の違いによる風の通りが気になっていました。何しろ朝のキッチンで寒風がスースーいっているのは嫌ですからね。

自分たちの構想ではドアを諦め、腰窓にしようかと考えていました。もちろん勝手口にするつもりでしたからゴミ出しや野菜の屋外保管などの用途に考えていたので、その際は階段を内外に付けて出入りするかと。

しかしそこはさすが設計の専門家ですね。確かにドアより窓の方が機密性が高いので、ここは位置を変えて(全体的に閉塞感がないように)引き戸にしましょうということでした。これまで何度も自分たちではアイデアに詰まっていたところ、こうした設計者の一言で救われたことがありました。やはりプロですね。

ということで、勝手口にする予定だったドアが窓とはいえ引き戸となり、そのまま出入りができるようになりました。これで一時はやめようかと思っていた東側のテラスが復活しました。設計者様々です。

posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 間取り
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