2011年06月05日

幕板の取り付け

幕板とは屋根を支える部材の木口などを隠す化粧板の総称で、妻壁側を破風(はふ)、軒先側を鼻隠しといいます(にわか知識です)。農業と同じく工法にはいろいろな方法があるようで、今回はまず幕板を取り付けてその上に野地板を張るという手順です(化粧板という位置付けからは最後に取り付けるというイメージがあるかと思います)。

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というわけで、一応やりました。だんだん家らしくなってきたようです。が、実はこれはやり直す破目となりました。

P6050201.jpg

これがやり直した後です。違いがわかるでしょうか。4.4mもある鼻隠しをいったん取り外し、再度取り付けたわけですが。

P6050208.jpg

やり直しはこれ、破風との接合部の角度です。2枚の破風の上部がきちんと合わさるよう角度を付けてカットし、下部もそれに合わせて平行四辺形にしたのが間違いでした。これだと一見下部が垂直になって正しいように見えますが、木口の長さが90度でカットしたときより長くなってしまい、同じ部材を使っている鼻隠しとピッタリ合いません。

それだけならいいのですが、致命的なのは野地板を取り付ける部分です。野地板は当然屋根の勾配の角度で取り付けます。ところがその先端に当たる鼻隠しの上部が水平であっては隙間が生じてしまいます。鼻隠しの上部は屋根勾配と同じ角度になっていなければならず、つまり鼻隠しは垂直ではなく勾配の分内側に傾いていなければならないのです。

大工さんに建ててもらった今住んでいる家の構造を参考にしながらやっているのですが、やはりそうなっており、何度も見たはずなのですが頭の中で咀嚼できていませんでした。やってみて初めてわかる、次からは失敗しないぞと思いながらも、次がないこの虚しさ。

P6050199.jpg

野地板を支えるログ壁や棟木の、室内外の境界に当たる部分にこうして隙間テープを張ります。建ててしまうと見えなくなるところなので一応写真に収めておきましたが、本来はこのあと野地板張りをある程度終えてしまうというのがこの日の作業予定でした。

幕板騒動のおかげで結局1枚の野地板を張るだけに終わりました。その時点で鼻隠しの角度がおかしいことに気付き、上記の作業になったわけです。道は険しい。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | ログハウス
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