日経新聞の「私の履歴書」で、現在伊藤忠商事の会長の記事が連載されています。その中で、「不毛地帯」のモデルともなった瀬島龍三氏のことが書いてありました。その交渉術がまさに神業だったそうで、口癖は「用意周到、準備万端、先手必勝」ということでした。
台風が首都圏を直撃したこの日、たまたま仕事で東京にいました。着いたときはまだそれほどでもなかったのですが、帰りはすべての交通機関がストップしており、震災の時には縁のなかった帰宅困難者となってしまいました。
実はあらかじめこうした事態を想定し、用意をしてきたのでした。上下完全防水のレインスーツ、足元は一応防水のスニーカー(だいぶその機能は落ちていますが)、着替えの下着、会員となっているビジネスホテルのカード、結局そのすべてが役目を果たすことになりました。
新宿駅で足止めを食っている間いろいろと選択肢を考えて情報を探索しましたが、翌日の帰りのことや今はここから動けないことを考えて、歩いて行けるところのホテルに早々と引き上げ、その後大混乱のターミナル駅の様子をテレビで見ながらの晩酌となりました。
事前の準備の大切さはイチロー選手も言っていますね。あまり大変なこともなく、これから帰路に着きます。この記事はホテルからアップしています。
2011年09月21日
台風に備えあれば憂いなし
posted by bourbon_ueda at 00:00
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