観ましたよ、ラグビーのワールドカップ決勝戦、本当の地元ライブではありませんが、日本でのテレビ放映ライブで。2日間のイベント出店の後、早くに寝て深夜12時半に目が覚め、そのまま3時頃までの観戦です。
試合は“こういうパターンならフランスに勝機がある”という展開になり、結局史上最少の合計得点、1点差でニュージーランドが逃げ切りましたが、なかなか見応えがありました。特に双方とも反則が少なく、第十何次攻撃など、私がよく観る日本の大学ラグビーでは考えられないレベルの戦いを満喫しました。
それにしても驚いたのがこの試合のマン・オブ・ザ・マッチです。一つ一つの試合で最も活躍した選手のことですが、通常こういったものは勝ったチームから選ばれると思っていました。例えば日本の野球のオールスターや日本シリーズのMVPでは間違いなくそうですよね。
ところがこの試合は負けたフランスチームのキャプテン、唯一のトライをあげたフランカーの選手でした。私は勝ったチームの唯一のトライをあげたプロップの選手か、ディフェンスで再三いい動きをしていたキャプテンの選手かと思いました。
私がラグビーを好きな理由は自分が実際にやっていたことに加えて、フェアプレーを重んじるルール、終われば敵味方もないノーサイドの精神といったことがあるのですが、勝ち負けに関わらず最も活躍した選手を表彰するこのスタンスにはさらに感じ入るところがあります。
ところで野球のオールスターとは多くのスターが登場するので本来はオールスターズのはずではないかと思っていたら、MLBでもAll-Star Gameというそうですね(ちなみに日本と違って1試合のみなのでGamesではなくGameとなっています)。とすると、サザンオールスターズとはどういうことになるのでしょうかね。
2011年10月24日
負けたチームの選手がMVP
posted by bourbon_ueda at 00:00
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