少し前に録っておいたYMOのスタジオライブをこの日観ました。曲目は初期のものばかりで、リアルタイムで聴いていた身としては大変懐かしかったです。アレンジがそれぞれ違っており、ほかのミュージシャンだと当時の記憶とのギャップにたいていは嫌気が差すのですが、YMOは別です。円熟味のある、大人の演奏でした。坂本さんは「若い頃の演奏を聴くと楽器と格闘している。今はあのような演奏はできない。」と以前話していました。
最初は「Fire Cracker」。オリジナルの東南アジアの曲に細野さんがあの独特なリフ(ギターでなくてもリフって言うのかな)を付け加え、このドラムを叩きたいと高橋さんが思ったという名曲です。今そのオリジナル曲を聴くと、何とも素っ気ないのに驚きます。
次は「Behind The Mask」。これは当時クインシー・ジョーンズが評価し、マイケル・ジャクソンに勧め、後に歌詞を変えてカバーしたという名曲です。ちなみに当時のアルバム「Solid State Survivor」ではこの曲の次が「Day Tripper」であり、その時私はビートルズの曲であることを知らず、その後かなり長い間YMOのオリジナルだと思っていたくらいでした。
きりがないのでこれくらいにしますが、YMOのことを考えるときいつも思い出すのがランボルギーニ・カウンタックです。いずれも30年以上前の作品ですが、現代でもまったく色あせることのない、珠玉の逸品だと思っています。
2011年11月13日
カウンタックとYMO
posted by bourbon_ueda at 00:00
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