2012年05月09日

太陽光発電、その後

先日の業者の件をきっかけに、再生可能エネルギー法の施行に関連した報道も多くなっていることもあり、にわかに関心が高まっていろいろと調べています。最近の疑問は電力の買い取り価格が42円で20年という報道で、現在の10年と比べると7月以降の設置の方が有利ではないかということでした。この20年というのは非住宅用のことであり、住宅用は変わらず10年であることが判明しこの件は落着。

それ以前に太陽光パネルの違いが大きな関心事で、シリコン系と化合物系とがあり、現在主流のシリコン系には大きく分けて単結晶と多結晶があり、単結晶の方が発電効率は良いが価格も高い、というのはまず理解の入り口です。設置する屋根が小さくても単結晶なら十分な発電量が確保できる、屋根が大きければ多結晶で初期投資が抑えられるといった選択になると思います。

太陽光発電は熱に弱いということも最初は意外でしたが、よく考えれば太陽の熱ではなく光で発電しているわけです。ですから発電量の月別シミュレーションでは8月よりも5月の方が大きくなっているのです。この点をハイブリッドという技術でカバーしているメーカーもあります。

しかしあまり表に出てきていない情報がパネル同士の接続方式の違いです。直列方式と並列方式とがあり、ほとんどのメーカーが直列です。しかしこれは影の影響を大きく受けやすく、パネルの一部でも影になってしまえば全体の発電量が落ちてしまうという特徴があります。並列ではこのようなことがない代わりに、パネル1枚の発電量が小さいためにたくさんの枚数を設置しないと十分な発電量を得られないという特徴があります。

わが家の場合は屋根の大きさは十分なのですが、薪ストーブの煙突が影となるのが単純に多結晶シリコンに決められない理由となっていました。時間帯によってどのように影が映るかを少し離れた場所から観察していたのですが、煙突自体は短くても太陽の角度と屋根の角度とで意外に長く影が伸びます(完全に屋根の端まで伸びていました)。

すると数少ない並列方式のメーカー、そしてそこは非シリコン系のパネルであり、何とそれは太陽光発電メーカーとしては初めて聞くホンダでした。調べればソーラーカーの歴史が古く、長年にわたってノウハウを蓄積しており、近い将来にはフィットの屋根にパネルを乗せたモデルが出るのではないかという話もありました。ホンダファンとしては感度が良く、よしこれだということになりました。

しかしです。わが家の屋根材はディプロマットという比較的新しい素材で、ホンダはこの屋根への設置を認めていないということです(出荷してもらえないという話です)。屋根材自体は優秀なものらしいのですが、まだ導入している戸数が少なく、工法が確立していないということなのです。工法を開発したメーカーとしてはシャープがありますが、こちらはシリコン、多結晶、直列方式。

非シリコンの良いところは、製造にあたっての環境負荷が小さいことも挙げられます。屋根が大きいのでたくさんのパネルを乗せることができ、条件としては申し分ないのですが、こんなところで屋根材が関わってくるとは。これはメーカーに直訴するしかありません。続きがあればまた。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 田舎暮らし
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