
外に出る仕事がなくて雨が降っていない日は、ここのところ毎日のようにテラスでDIYをやっています。引っ越して間もない現在は、ご近所の方は私の仕事のことなど知らないはずですから、てっきり木工職人か何かだと思っているかもしれません(それにしては手際が素人ですが)。
立て続けに製作しているのには理由があります。この週末に移住に際してお世話になった建築関係の方々などを招いたレセプションがあります。そのための大きなテーブルを急いで作る必要があったのです。いつもの夫婦二人の小さな丸テーブルではどうにもなりませんから。
ということで、その第一弾としてテラスで食事をするためのテーブルを作りました。当面はこれを家の中で使います。素材はテラスと同じ、燻製して耐久性を高めたルナウッドという木材です。長さ150cm、幅約75cm、高さ75cmのサイズです。ベースは先の作業台で、テーブル用に若干の修正を加えました。
それにしてもDIYは日々勉強と発見の連続です。やってみて初めてわかること、失敗して初めてわかることだらけです。大工さんが“四つ脚のものは難しい”と話していましたが、脚の高さを揃えるのが本当に大変なのです。ミリ単位で正確に測ったつもりでも、切ってみるとほんの少しずつ長さが違うのです。そこで、1本だけ測って切ってあとはそれを定規代わりにして線を引き、切ることにしました。そうするとその誤差は最小限となります。
また、天板の端が側板からはみ出していると見栄えがいいのですが、天板に使う木材の幅の半分以上はみ出すと安定しないのです。テーブルの端は一番力のかかるところですから、ここがぐらついていると使いにくくてしかたありません。今回は何とか裏から補強することでしのぎました。
次はこれに格納できるサイズのベンチシートを作ります。