縁もゆかりもない土地に引っ越してきて、子供という地域の共通項がない私たちにとって、夫婦関係は日常生活においてことさら重要なファクターとなります。この日落語家の小朝さんと泰葉さんの件をテレビで見て、いろいろ考えさせられることがありました。
まず思ったのが、夫婦のありかたは皆それぞれであり、他人がとやかく言うことではないことであるということです。記者会見を見ていろいろと言う人が現れるのは目に見えています。ワイドショーのコメンテーターや週刊誌の記者などはそれがメシのタネですから当然だと思います。でも本当のところは当事者しかわからないということは、視聴者や読者がわかっているということを期待します。以前写真週刊誌の存在自体が問題視されたときに、“それを買い求める読者が悪い”といった論調を思い出します。
私の両親は仲が良かったわけではなく、母からは“夫婦なんてそんなもんよ”と言われたことがあります。しかしそれはまさに他人がとやかく言うことであり、夫婦のかたちは本人たちが考えて決めるものであり、少なくとも“こういうものだ”という型はないはずです。
今後のマスコミの出方は興味ある反面やめてくれとも思いますが、夫婦が一日の出来事を夕飯(私たちの場合は晩酌)の際にテレビもつけずにゆっくり語り合うというのが、本来の姿ではないかなと私は思います。少なくともカーテンの色を相談されたときは私は応じますよ。
2007年11月14日
夫婦のかたち
posted by bourbon_ueda at 00:00
| Comment(2)
| 田舎暮らし
僕はカーテンの色を相談されたら、応じるけど、結論をすぐ求めるなぁ(^^)