
まずは国道141号線を上って小海リエックススキー場の脇を通り標高2100mの白駒池へ。ここは最寄りの駐車場は有料ですが、麦草峠を越えて少し走ったところにトイレのある無料の駐車場があり、ここへ停めて遊歩道とか山道を歩いていくと30分ほどで白駒池にたどり着けます。

途中はいろいろな景色に出会うことができ、笹の中を抜けうっそうとした森を通った後はこのような庭園風のところもあります。そのうっそうとした森は初めて行った際はまるで映画「もののけ姫」の世界だったのですが、今回は季節でしょうか、もののけ度は若干低かったです。

その後は国道299号線で蓼科の横谷渓谷へ。以前訪れたときはどうだったか覚えていませんが、旅館の日帰り温泉は今はやっていないようです。この滝へ通ずる道も危険ということで閉鎖されていました。

もう一つの奥の滝も、あれこんなんだったけなという迫力不足でした。豪快に落ちる華厳の滝や那智の滝とは別に岩肌を滑り行く滝も魅力的ではありますが、やはり竜頭の滝や吹割の滝には到底かないません。

その後は八ヶ岳エコーラインでいつもの「たてしな自由農園」へ。定休日の水曜日ですが、この時期は直売所の方は営業しています(808の方はお休みでした)。そこで見つけた不思議な光景。建物の骨組みに使われているH鋼には、このようにツバメの巣ができています。この近くのもう一つの巣には雛がいたのですが、ここにはいません。

ところが少し離れた巣も何もないH鋼の上にこうして雛が3羽いて、親の帰りを待っています。一体どういう訳で巣を離れたのかさっぱりわかりませんが、ひょっとしたら巣の中がこの猛暑で居心地悪かったのかもしれません。
というわけで、全行程でだいたい100km、朝10時頃に家を出て帰ってきたのが午後4時頃でした。標高の高いところばかりを八ヶ岳に鉢巻きをしたように反時計回りしてきました。この地域を起点とした一つのドライブコースです。