この日のこの地の最高気温は、アメダスによると34.8度で私の知る限り過去最高、猛暑日一歩手前といったところでしたが、どういう訳かNHKの気象番組では35.1度と猛暑日になっていました。データの根拠は何が違うのでしょう。
それでもこの日はまあ暑いなとは思いましたが、まさか記録更新とまでは感じませんでした。畑作業もしましたが逃げ出したくなるような環境でもなかったし、時々浴びるような夕方の水シャワーもこの日は浴びませんでした。
そして驚いたのが、この日の東京の最高気温です。何とここより低いではありませんか!東京を始め都会では暑い暑いと言っているのは、どうも最高気温だけでは測れないなとふと思って、調べてみました。
一つ考えられるのは、日較差です。この5日間の最高気温と最低気温、その日較差をこの地と東京(千代田区)で比べてみました。
大泉 最高気温 最低気温 日較差
7/8 32.4 18.9 13.5
7/9 34.0 20.8 13.2
7/10 33.2 20.2 13.0
7/11 34.2 21.5 12.7
7/12 34.8 21.3 13.5
平均 33.7 20.5 13.2
東京 最高気温 最低気温 日較差
7/8 34.9 25.7 9.2
7/9 34.8 25.9 8.9
7/10 34.8 27.1 7.7
7/11 33.8 27.4 6.4
7/12 33.8 28.0 5.8
平均 34.4 26.8 7.6
最高気温はあまり変わらないものの、いわゆる寒暖差が激しいのです。日中は暑いなと感じていても朝晩は涼しいので、全体としてあまり暑いとは感じないのです。
二つ目はこのアメダスのデータを見ていて思ったのが、ピーク温度帯の時間の長さの違いです。最高気温台、例えば33.何度とか34.何度という時間帯が、この地は一瞬なのですが東京はそれが何時間も続いています。
三つ目はこれはデータでは拾えなかったのですが、おそらく湿度の違いです。同じ温度でも東京などではジトッとするのでしょうが、この地ではわりとカラッとしています。風が吹いた時のことを思うと、東京ではドライヤーのような熱風に対して、こちらでは爽やかな感じさえします。
これらを裏付けるように、この日は前の日に深酒したわけでもないのにどうも朝から頭が痛くて調子が悪いなと思っていたら、考えられるのは多分寝冷えです。寝る際に窓をいくつか開けたままにしていたのが響いたようで、寝る間際はそれなりに暑いのですが夜中や寝起きの時間帯は寒いくらいになっています。
そんな中、この次の日は仕事で東京です。行き帰りは高速バス、すぐに電車に乗って建物の中なのでほとんど冷房環境ですが、その快適度というか不快度が違うのだろうと思います。夏以外は渋滞を考えていつも早めに着く新宿駅から1時間ほど歩くのですが、もちろん今回はそのようなことはしません。仕事が終わったらさっさと帰ってきます。
2013年07月12日
最高気温だけでは測れない暑さ
posted by bourbon_ueda at 00:00
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