2013年08月04日

イベント出店に思うこと

夕方から雨予報も出ていましたが幸いに外れ、この日特に問題もなく「北杜ふるさと祭り」への出店を終えました。昨年は様子がわからない中、大きく当てが外れましたが、今年は需要予測もピタリ、最後の花火打ち上げの直前にすべての商品が売り切れるという理想的な展開となりました。これまでいろいろなイベントに出店してきていて、この日のことも含めた雑感を記します。

いつも事前の出店者会議などで各出店者の提供メニューが一覧で出されるのですが、その度にどこも変わり映えしないものが多いなと感じていました。しかしそれだけ競合が多くてもそれぞれそこそこ売れているようで、それを真似したわけではありませんが、今回は普段プライベートで楽しんでいる炭火焼きを一部採り入れました。

普通の焼き鳥では面白くないのでいつものぼんじりを試しに供したところ、これが売れる売れる。用意した数も多くはなかったですが、一番先に売り切れてしまいました。ちょうどビールのつまみに良いようで、一度に10本買って行かれたお客さんもいました。これはくんたまも同様で、一組で合計30個も買って行かれたお客さんがいて、ぼんじりの次に売り切れました。

なるほどなぁと思いましたよ。普段の営業ではそれぞれ特色を出したメニューを提供しているはずの飲食店が、あるいは本業が飲食店でもない事業所が、どこも同じないわゆる屋台メニューに走るのはわかるような気がします。昨年の私たちがまさにそうでしたが、こういうお祭りで専門的なメニューを出しても受けないのです。だから皆売上を一番に考えた結果、こうなっているのだなぁと。

かといって、私たちが次回以降炭火焼きを提供することはありません。自分たちの店のコンセプトとは違うものだし、もとより売上の追求が一番の目的で出店しているわけではないからです。また、ぼんじりは脂が多いこともありましたが、その煙で周りの出店者に迷惑がかかるのも忍びないです。まあ今回は試しにということで、これも良い勉強になりました。

その屋台メニューですが、どのイベントでも出店者は大きく二つに分かれると思います。端的に言えば、自分たちの商品を出しているところと、自分たちの商品ではないものを出しているところです。そして概ね前者は集客に苦戦し、後者は成功しているようです。もうそうした屋台用のメニューというのが各種市販されているようで、オペレーションを見ていても実に見事です。どちらにするかは、何を目的に出店しているかによりますね。

そして、平均すると一回のイベント出店につきだいたい一回は心外な思いをすることがあります。今回はメニューの写真を大きく貼り出したのですが、実際に提供された商品が「写真と違う」と言われたことです。とんでもない、イベントで提供するのとまったく同じ内容で写真を撮ったのに、器のせいでしょうか、後から考えるとどうも量が少ないじゃないかという意味だったようです。

R0011895.jpg

その写真がこれ、最近で始めたナスとトマトの味噌煮込みです。野菜の水分だけで煮込み、若干濃い味付けでご飯とともに召し上がる一品です。これは平たい皿に盛った写真ですが、これをスープ提供用の深いカップに入れてしまうとどうも少なく見えるようです。逆に、いつもカップに入れているスープを食卓で浅い器に移すと、意外とボリュームがあることに気付きます。

これも今回勉強になりましたね。良かれと思ってきれいに撮ったつもりの写真が意外な反応を招き、また提供する際の器についても今後考えなければいけないかもしれません。まだまだ周りのイベントプロには及ばないようです。いつも会場をぐるりと回って改めて自分たちのブースを見ると、「地味だなぁ」と思うくらいですから。まあもちろんポリシーは貫いていきますけれどね。
posted by bourbon_ueda at 00:00 | Comment(0) | 農家レストラン
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