当初はポータブルなのによくできているなと感心していましたが、次第にいろいろなところが気になるようになってきました。一つは音質、外付けのスピーカーもつなぎましたが、もともと車に付けたスピーカーが良いものなので、それに比べると明らかに劣りました。もう一つは2DINのスペースが無駄になっていること。また、もちろん基本的なナビ性能や操作感も不満が募るようになりました。

そこでちょうどクリスマスイブの日、いろいろと情報を探して最適と思われる機種に買い換えました。特に車の中で音楽を聴くことが多い私にとって、AV機能の充実が最重要課題でした。これがその操作画面、外付けのUSBメモリの音楽や映像ファイルが再生できます。媒体の価格も下がったもので、32GBのメモリに洋楽邦楽いろいろと約2,000曲を入れました。
間にポータブルを挟んでいますが、その前から経ること約16年ぶりの更新、その進化たるや隔世の感です。ナビ性能はもちろん、反応も速く、操作感も優れ、テレビもワンセグ・フルセグ切り替えできれい、申し分ありません。ネットの価格比較サイトで満足度ランキングNo.1になっていたのも頷けます。これで4万円ほどですからね。
さて、今の車は先の車検で丸9年乗っています。このタイミングでカーナビを新しくするということは・・・、そう、もうしばらくこの車に乗り続ける覚悟ということです。それだけ気に入っているわけであり、思えばたまに街中で私が子供の頃に見た車が走っているのに遭遇すると、メンテナンスすればいつまでも乗れるものだなと実感している次第です。外観は古いですが、中身が一部生まれ変わり、新鮮な気分で毎日乗っています。