
設備で一番こだわりを持ったのがこのキッチンです。業務用のメーカーにお願いして特注で作ってもらいました。長さ3.5mのものが1枚のステンレス板で作られています。まだこの日は周辺の工事があるので、こうして保護シートをかぶせたままの状態で終わりです。ではその設置の経緯を以下に。

何しろでかいので、4トン車でしょうか、ユニック付きのトラックでこれだけを積んで登場してきました。今のユニックの操作はリモコンなのですね。運転手の方一人でこうして吊し、搬入するテラス側の窓まで移動しました。

搬入は台車をうまく使い、2人で丁寧に運び入れます。もし人の手だけで持ち上げるなら4人は必要とのことです。100kgくらいあるとか漏れ聞きました。

床は丁寧に養生をし、こうして運び込みました。青や緑は保護シートです。ステンレスの、それも“本当の”ステンレスであるSU304ですので、もちろんはがせばシルバー一色です。それにしても間仕切りのない大空間の間取りだからこそ、こうした大きなものが難なく搬入できたわけです。

そしてこれもこだわりの換気扇。上ではなく横、つまり壁に付けるタイプのものです。IHクッキングヒーターは上昇気流がないので、煙や油が上までいかずに散らばってしまうのです。そこで焼き肉屋さんのように火に近いところで吸い込んでしまおうという発想のものを選びました。

こうして内と外からログ壁に穴を空けていくわけですね。大工さんが去った今、工務店の方が奮闘されています。

無事貫通しました。内と外から切っていって、ずれていたらどうしようということですね。

このように割と低い位置に付けるわけですね。この日はほかの都合もあり、作業はここまでです。外のダクトはまた後日。

キッチンのスポットライトを付けるとこんな雰囲気になります。これもある意味勝負の照明配置なのですが、真価が問われるのは夜になってからですね。

これもこだわった水栓です。もともとはシステムキッチンのパーツなのですが、これだけ取り寄せてもらいました。今は標準となっているシャワーホースなどは付いていません。シンプルそのものです。

並行して外では水道工事が何日も行われています。これはエコキュート、ユニットバス、洗面所、トイレといった固まった水回りへの配管でしょう。
引越前に現地に来るのはこれが最後となります。来週はいよいよ引越、その直前までいろいろな作業が続けられるようです。
posted by bourbon_ueda at 00:00
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