2025年04月13日

20年37万kmでさようなら

EVを購入してから3ヶ月余、以前のガソリン車と併用していました。理由は、EVにスタッドレスタイヤやチェーンがないから。もっぱら雪道用に温存していたのですが、今シーズンは極端に雪が少なく、その出番は一度きりでした。

車は2台必要ないので、ましてや今年車検のガソリン車は所有しているだけで20万円かかることがわかっているので、遂に手放しました。まだ雪が降るかもしれないのになぜこのタイミングなのかは、4月に入ると高額な自動車税がかかってしまうからです。

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20年半で37万8千km走りました。当時この車を購入した営業担当者のところへ先日挨拶に行ってきましたが、今はタクシー会社でもここまで走らせないということでした。そして燃費が驚くほど良く、平均でリッター18km走りました。カタログ値が確か20.4kmだったと思います。

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最後の姿です。当時はフランス料理の食べ歩きを盛んにしていて、好きなメニューをステッカーで貼ったのでした。フランス大使館からメールが来たり、外国人観光客のグループに取り囲まれたり、日本語が堪能なフランス人に話しかけられたりと、いろいろありました。

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白の車体に赤と青のステッカーでフランス国旗をイメージしたわけです。最後なので一応メニューを列記しておきます。

アンドゥイエット
プーレ・ロティ
クスクス
ブーダン・ノワール
青首鴨のロースト
コック・オー・ヴァン
ムール・マリニエール
オマールのビスク
ブイヤベース マルセイユ風
仔羊のロースト
豚足のパネ
牛テールの赤ワイン煮込み
そば粉のガレット
リ・ド・ヴォーのポワレ
キッシュ・ロレーヌ
田舎風パテ
野ウサギのロワイヤル
鴨のコンフィ

多分一生のうちもっとも長く乗った車となるでしょう。それだけに愛着があり、別れが惜しかったです。ありがとう。さようなら。
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2024年12月13日

充電設備が付きました

EVが納車されてから2週間、自宅に充電設備がないままだったので、なかなか乗れずにいました。もともと納車に合わせて充電設備の設置を予定したのに、納車が遅れるというので充電設備も遅らせたところ、急に納車が早まるというのでこうなった次第です。

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V2Hという充電設備です。単に車に充電するだけでなく、車の電気を家で使えます。なので深夜の安い時間帯にたっぷり充電しておき、昼間の高い時間帯にはこれを放電することによって、トータルの電気代を抑えることができます。

もちろん車に充電するだけの簡易な充電器の方がかなり安く済みますが、これにも補助金が出るのでEV本体の補助金と合わせると、ほとんどタダでこの充電設備が手に入ったことになります。

あとこれがいいのは、停電時に電気が使えることです。そのために車につなぐのではない蓄電池というものがありますが、これにも補助金が出ます。
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2024年11月29日

ついにEV生活

人類の発明で何がもっとも偉大かという、よく聞かれる問いがありますね。中にはコンピューターという答もあるでしょうが、私は常々それは電気だと思っています。コンピューターも電気で動きますしね。

電気が偉大なのは、作れるエネルギーであること。石油も石炭もガスも、資源が枯渇してしまえばそれまでです。火力でも水力でも太陽光でも、作るエネルギーは皆電気です。

田舎暮らしを始める際に建てたログハウスはオール電化で、薪ストーブや石油ストーブは使っていますが、基本的にエネルギーの主体は電気です。エコキュートや蓄熱暖房機など、安い時間帯の深夜電力をフル活用しています。

そこでこの度、車も電気に替えました。いわゆるEV、電気自動車です。最大の動機は、今のガソリン車に比べての維持費です。以下に大まかに記します(各5年平均の年間の比較です)。

自動車税 39,600円→4,250円
重量税 18,900円→1,320円
自賠責 8,825円→7,016円
燃料費 180,000円→60,000円
任意保険 49,200円→72,960円(車両保険が入るので)
車検・点検 140,000円→28,000円

トータルで262,979円も安くなります。もちろんEVの購入費用がかかりますが、国や自治体から補助金が出ます。

加えてV2Hという充電設備を自宅に備えることで、EVのバッテリーの電気を自宅で使えるようになります。これによって、深夜充電した安い電力を昼間に使うことでトータルの電気代を抑えることができます。補助金も出ます。

EVが日本で今ひとつ普及しない理由はいろいろ挙げられていますが、発想の転換でどうにかなります。いつも様々なコスト比較で思うことなのですが、今やっていることをほかに変えるとこれだけ節約できますというのではなく、今やっていることをほかに変えるとこれだけもらえますと考えればずいぶんと違うのではないでしょうか。
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2024年05月14日

ぎなた読みの極致の曲

ぎなた読みとは、言葉の句切りを間違えることによってその伝える意味が違ってしまうことを指します。その由来は、「弁慶が、なぎなたを持って」を「弁慶がな、ぎなたを持って」ということで、ぎなたって何だ?ということです。実は今でも国会議員の答弁やアナウンサーのニュース読みでも時々見られる現象です。

この度知り合いの方のツイッター(今はXか)で思い出した曲があります。子供の頃の曲は下品だということでしたが、その極致が「金太の大冒険」ではないでしょうか。詳しいコメントは控えます。ご覧いただければわかるかと。



改めて聴いてみると、アレンジはカントリー調ですが、メロディーはビートルズの「オブラディ・オブラダ」ですね。
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2024年04月16日

塩を入れたコーヒーを飲んだ

伊丹十三さん監督の映画「マルサの女」で、税務署に乗り込んで来た芦田伸介さん演じるヤクザに対し、主演の宮本信子さんが砂糖の代わりに塩を入れたコーヒーを差し出す場面を覚えてますかね。

税務署としては何とかそのヤクザを追い返したいが、その口実がない。そこで塩入りコーヒーを出して、怒ったヤクザがカップを投げ付け、器物損壊ということで警察に通報するというストーリーです。

それをこの日の朝やってしまいました。いろいろと考え事が多く、寝起きでカフェオレでも飲もうかと思って作ったのですが、どうも調味料の並びを間違えてしまったようです。

もったいないので何とか捨てずにと思いましたが、到底我慢できるようなレベルではありませんでした。小さじ一杯の砂糖と塩とではインパクトが大違いです。

皆様もくれぐれもお気を付け下さいませ。

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2024年02月02日

落としたカードが戻ってくる国

インバウンドが再び盛り上がってきた日本観光のようですが、よく言われる外国人が驚いたことに「落とした財布が戻ってきた」という話がありますね。どれだけ財布を落とすんだという突っ込みもありますが、それだけ治安が良く親切心のある人が多いということを、この度身をもって感じました。

あるお店での買い物の際クレジットカードを財布から出そうとすると、それがなぜかないんですね。どう考えてもその前のお店で買い物をした際に落としたとしか思えませんでした。急いでその前のお店に連絡して探してもらうことを依頼したところ、ほどなく落とし物として保管されているという連絡がありました。

落とした財布と同様、こういうことは外国では考えられないことではないのでしょうか。最悪日本でもいろいろな人がいるので、拾ったカードで不正利用という可能性もなくはないですが、私は日本人の良心を信じてあまり心配していませんでした。

そこで思い出した曲が、YMOの「The End Of Asia」です。もともとは長い曲なのですが、スネークマンショーのレコードではコントの後に少しだけ入っていて、最後の台詞に「あ〜日本はいい国だな〜」というのがあります。まさにその通りだと思います。

コントが不要な方は4分くらいからお聴き下さい。

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2023年12月24日

サンタがなんだ

40数年前、朝の子供番組「ひらけ!ポンキッキ」で流れた「パンダがなんだ」を覚えてますかね。



炎上覚悟で書きますが、クリスマスイブの今日、世間ではサンタクロースをはじめとしたクリスマスイベントが盛況です。スーパーなどでは信じられないほど大量のケーキが陳列されていたりしますが、わが家では一切そうしたこととは縁がありません。

クリスマスに限らず、おせち料理やバレンタイン、節分や恵方巻き、半夏生や土用の丑の日、ボージョレやハロウインなども、これらに関連した買い物や食べ物をまったく採り入れない生活です。もちろんその由来や意味は理解していますが、嫌なのはそれにかこつけた商売に巻き込まれることなのです。

煮豆や伊達巻き、チョコレートや海鮮海苔巻き、タコやウナギ、ワインやカボチャ、そしてケーキやチキンなどは食べたい時に食べればいいわけで、何もその時期に食べなくてもいいと思っています。例えばウナギなどは、丑の日が一番おいしい時期ではないし。

総じて言えるのは、そうしたイベントにうまく乗せられて消費を促されているというのがとても嫌なのです。世間ではこういうことをマーケティングというのかもしれませんが、それは言い換えれば本来買うはずでもないものを買わされているだけと感じてしまいます。
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2023年12月04日

ワインを1バレル買いました

原油の価格を表す際に使われる単位バレル、語源は文字通りbarrelの樽であり、その容量は約159リットルということです。詳しいことは省きますが、この日いつも飲んでいる赤ワインを約1バレル買ってきました。まさに樽買いです。

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5リットルの箱ワイン、30個です。いつになくお買い得になっていたので、これで2万円くらいは得をした勘定です。レジでは「ワイン30個でよろしいですね?」と2回も念を押されました。ほかにもバターを40個買ったので、「ワイン30個とバター40個でよろしいですね?」と2回訊かれたわけです。

重さにすると成人男性2人分ということになりましょうか。これがわが家では夫婦二人の半年分の消費量となります。
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2023年10月28日

太陽にほえろ!は最後が最初

今は毎日とても忙しいですが、年金をもらえるような頃になったらやりたいことがたくさんあります。その一つが、移住直後購入した電子ピアノの演奏。もう16年も埃をかぶっています。いろいろと演奏したい曲はあるのですが、その一つが「太陽にほえろ!」のメインテーマ。



しかしこの曲、最初からメインテーマとして作られたものはないそうです。もともとはラストの方やエンディングで使われていたもっとスローテンポで同じメロディーの曲があり、これをテンポ速くしたらどうだろうということでできたのがメインテーマということです。



ちなみにこの曲については思い出深いエピソードがあります。今から30年ほど前、当時会社員だった時の親友の結婚披露宴で、新婦が書道の先生だということから、その場で「寿」という字を書くという余興をしました。

そこで招待者の一人である小柄な先輩が「俺を筆にしろ」ということで、ヘルメットの頭に筆の先を付けて、私を含めた数人で逆さまにしてバケツに入れた墨汁に浸し、大きな紙の上に「寿」を書いたのでした。そのチームが登場する際に使った曲がこれでした。
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2023年09月01日

数十年ぶりのオニヤンマ

八ヶ岳南麓に移住して早16年、しかし移住当時と比べてずいぶんと自然環境が変わってきたようです。以前は夜になると毎日のようにクワガタが現れたし、カミキリムシのバリエーションも多彩でした。中には図鑑でしか見たことがなかったルリボシカミキリもいたし、家の中にミヤマカミキリが入っていたこともありました。

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しかしこの日、記憶では確か子供の頃に見たようなオニヤンマがテラス席の中に入ってきました。実に目にするのは数十年ぶりということになります。間近で見るとやはりでかい。航空力学の専門家が飛んでいるのが不思議だと評したマルハナバチのように、飛ぶのがずいぶんと大変そうでした。

それにしても昆虫たちの変化は甚だしく、以前は毎年あった数種類のセミの鳴き声はここ数年まったく聞かれず、モスラのような大きな蛾も、タランチュラのような大きな蜘蛛も見かけなくなりました。異常気象とは関係なく、開発が進んで自然がなくなっているせいかと感じています。

今年の暑さに象徴されるその異常気象ですが、多分この傾向は今後収まることはないと思うので、そろそろ次の移住先も考えることになるかもしれません。あと3年半で住宅ローンが終わるので、その時が次の行動の節目になるでしょう。

ちなみに今年もわが家はエアコンを入れていません。その点でも今のところまだまだ救われた場所に住んでいると満足しています。
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2023年07月08日

フードロス削減で抜けてる観点

ずいぶん前の話ですが、私は松本伊代さんが卒業したことで有名になった戸板女子短期大学で講義をしていたことがあります。飲食関係の就職を希望する学生向けの講座で、名称は「フードビジネス」。そのオプション講義でフードロスの話をしたことがあります。

日本の食料自給率の低さが取り沙汰されて久しいですが、今はどうかわかりませんがその当時、輸入している食料とほぼ同量が国内で廃棄されているという事実がありました。理屈としては、何のために輸入しているのかということになります。

以来、フードロスについては並々ならぬ関心を持っているのですが、この写真を見て下さい。

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牛乳に値引きシールが貼ってありますね。7月8日のものが3つ、でも7月10日のものは1つしかありません。これは明らかに、消費者が新しい日付のものを選択して買っていた結果だということがわかります。心理としてはわからなくもないですが、ここでよく考えてみて下さい。

これら値引きシールの貼ってあるものは、売れなければ当然廃棄となります。そしてそれは小売店のコストとなるわけで、これが常態化すれば当然利益を確保するために、そのコストを補う価格設定をします。結果、こうした購買行動が消費者にとって不利に働くことになります。

取引条件によってはこうしたコストをメーカーが負担する場合もあります。返品が利くケースですね。昨今のメーカーによる値上げラッシュのように、これも結局そのツケは消費者に回ってくることになります。

自分さえ良ければいいという発想を変え、こうした流通全体のことを考えた消費者の購買行動が切に必要だと思います。フードロス削減のための取り組みがいろいろ紹介されていますが、現在のところこの観点が決定的に抜け落ちていると思います。

小売店側にも一つ提案があります。こうした購買行動が収まらないのであれば、日付の違う商品を陳列するのをやめたらどうかと。古い日付のものがなくなってから新しい日付のものを陳列するという作業習慣です。

当然そこには作業コストがかかるわけですが、廃棄ロスのコストがかからなくなるので、その判断をどうするかです。もとより、まだ食べられるものを捨てるということを経営側がどう思うのかという意識の問題が一番大きいと思います。
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2023年07月05日

フォレスト・ガンプの大泉洋

今は毎日大変忙しいですが、いずれ時間的・経済的に余裕ができたらゆっくり観ようと思い、昔の映画がテレビで放映されるとせっせと録り貯めています。この日の朝に新聞で「フォレスト・ガンプ」を知ったので、もちろん録ろうと思っていたのですが、うっかり忘れてしまいました。

悔しいのでだいたいのあらすじは覚えているものの、改めてどんな映画だったということを調べてみると、あれっ、これって三谷幸喜さんのドラマ「わが家の歴史」の大泉洋さんのことじゃないかと。役名は「つるちゃん」。

主人公のフォレスト・ガンプと同じなのは、どちらもその人物自体はフィクションですが、アメリカと日本のそれぞれで歴史的な出来事にことごとく遭遇していること。多分三谷さんはこの映画を下敷きにしたんじゃないかと思いました。

思えば大河ドラマで脚本をした際も、「真田丸」で長澤まさみさん演じる「きり」という女性を、その当時の大きな出来事の際にことごとく登場させていて、これも同じ発想かなと改めて気付きました。ちなみにこの「きり」という命名は樹木希林さんから来ているそうで、主人公の堺雅人さんが最後のシーンで大阪城に入城する際には、内田裕也さんの格好だったということです。
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2023年05月09日

持つべき者は魚屋の友人

昔は魚屋、今は取締役だが、繁忙期には再び魚屋になるという、30年来の友人がこの日来てくれました。持参したのは鮮魚の数々。持ってきてくれただけではなく、キッチンに直行、見事な刺し盛りを作ってくれました。

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アオリイカ、メジナ、カマス、イシダイ、カワハギ、アジ、本マグロのカマトロの盛り合わせです。カワハギは肝付きです。特にメジナ、カマス、イシダイの刺身は初めてじゃないかな。本マグロはカマごと持ってきてくれたので、後日まだその刺身とオーブン焼きなどを楽しめそうです。

海なし県に住んでいるので、こうした新鮮で種類豊かな魚介類は本当にありがたいです。時々駿河湾や富山湾まで買い出しには行きますが、何しろ遠い。日本列島の真ん中くらいに住んでいるので、しかたがないですが。

この魚屋の友人には後日炭火焼きの肉でお返しすることを約束しました。
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2023年01月07日

今のMJは違うらしい

昨年のことですが、「来年の大河ドラマの主役はMJです」と聞いた時、?と思ってしまいました。私の世代にとってMJとはマイケル・ジャクソンしかありません。今は松本潤さんらしいです。だいたい、松本潤さんも知っているし嵐も知っているが、松本潤さんが嵐のメンバーだということを知らないようなレベルなので。

さてその家康が主人公の大河ドラマ、これまで歴史番組やドラマ、小説などでだいたいのことは知っているので、もう信長、秀吉、家康はいいよというのが正直なところです。そこで今回、家康の三大危機の一つ、三河の一向一揆の特集番組を観て思いました。

家康のイメージは一般的に狸オヤジかと思いますが、若い頃の三河一向一揆の頃からその片鱗が垣間見えました。その後懐刀となる家臣までもが敵対した一向宗門徒たちをいったんは許したのですが、その支えとなっていた武士たちが離散した頃合いを見計らって、徹底的に殲滅したそうです。

狸オヤジという表現は印象は悪いですが、計算高い、いやこれでも良い印象はないか、機を見るに敏と言った方がいいでしょうか。結果的に時を待って一番合理的な判断をしたということになるのでしょうかね。「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」とはまさにこういうことかと。
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2022年12月19日

メッシの滅私奉公

世にオヤジギャグと呼ばれるものがありますが、同じ内容を若い人が発しても多分オヤジギャグとは言われず、単なるダジャレと処されるのではないかと思います。ということは、オヤジギャグとは、オヤジと呼ばれる世代が発するダジャレと言ってもいいのではないでしょうか。

サッカーのワールドカップが終わりましたが、オヤジ世代の私が真っ先に浮かんだのが「メッシの滅私奉公」です。メッシは大活躍しましたが、それは自分のためではなくチームのため。チームのために身を捧げたメッシの滅私奉公。

日本中で何人のオヤジが同じことを言っているだろうかと興味津々です。少なくとも、デーブ・スペクターさんには言ってほしい。
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2022年11月30日

源仲章と大門団長の最期

今回の大河ドラマで源仲章という人物が実朝とともに殺されましたね。その最期の言葉、「寒い」でクスッとなってしまい、また三谷さんやったなと思いました。

最期の言葉として「寒い」と言えば、西部警察の大門団長です。私は斬られたり撃たれたりしたことはありませんが、多分落命する間際の言葉は「痛い」とか「苦しい」ではないかと思います。

それを西部警察当時も意外な言葉(これはかつてクイズ番組にも出題されたことがありました)、そして大河ドラマでもそれを知っている視聴者の心をくすぐるような脚本。

昔の大河ドラマの再放送を観ていると、途中退屈で45分が長く感じられることもあるのですが、今回も三谷さんの大河は45分があっという間です。

ちなみに、西部警察当時中学生だった私は、頭を角刈りにし、時にはレイバンのサングラスをかけていたので、友達、特に女子からは「渡哲也」と呼ばれていたものでした。
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2022年11月03日

鎌倉殿とゴッドファーザー

以前「鎌倉殿とスター・ウォーズ」という記事を書きましたが、当然たくさんの映画を観ている三谷幸喜さんのこと、ここ数回の義時の非情な振る舞いから、思い出す人物がありました。

「ゴッドファーザー」のマイケル・コルレオーネです。初めは学生からマフィアの口利きで入らなくてもいい軍隊に志願して怒られたりしていましたが、徐々に跡取りとしての頭角というか運命でのし上がっていくことになり、凄みを増していくという演技や演出です。

三谷さんの「ゴッドファーザー」については、以前「ザ・マジックアワー」の登場人物で関連したものがあるということを書きました

ちなみに、ゴッドファーザーと呼ばれたマイケル・コルレオーネの父親、ヴィトー・コルレオーネについては、例えばスーパーにあるコーヒー飲料で「微糖」というものがあるとその都度思い出してしまうほど、マーロン・ブランドの存在感が強いです。
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2022年09月10日

あだ名の是非が問題に

先日テレビで知ったのですが、小学校などではあだ名で呼ぶのはやめて、みんな「さん」付けにしましょうという動きがあるようです。あだ名がいじめにつながるからというのがその理由だそうです。

思えば私が若い頃にはいろいろなあだ名がありました。小学生の時は、みんなでよく野球をやっていて、ある友人が盗塁をしたところキャッチャーの投げたボールが頭に当たって、とても良い音で「ボッコン」と響いたわけです。それ以来そいつのあだ名は「ボッコン」。

高校生の時は、ラグビー部の先輩であだ名が「ゲオルジ」という人がいました。訊けばその人が高校一年の時、英語の時間に「George」を「ゲオルジ」と読んで、それ以来3年間あだ名が「ゲオルジ」。とても温厚で優しい先輩でした。

大学生の時は、ほとんど学内の学生から構成されるサークルに所属していたところ、どういう訳か東京理科大学の学生が一人いました。なので4年間そいつのあだ名は「理科大」。今でも関係は継続していますが、久しぶりに会っても当然呼び名は「理科大」、もしくは当時からも「リカちゃん」。

あだ名がいじめにつながるからやめようというよりも、なぜあだ名がいじめにつながるのかというプロセスを解明して解決した方がいいと思うのですよね。あだ名にも実に味がありますから。
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2022年08月05日

野菜の惣菜12品の夕飯

青汁か何かの通販CMで、女優の藤田朋子さんが「摂れないもん!野菜は」と言っていますが、一日350gでしたっけ、厚生労働省の目安は。日本全国農家はどこでもそうだと思いますが、わが家は毎日それを遙かに超える野菜を食べています。

この日の夕飯には野菜の惣菜が12品並びました。
・冷やしキュウリ マヨ醤油
・茹でオクラ2種
・キュウリの酢醤油漬け
・ナスの揚げびたし
・干しキュウリのニンニク醤油漬け
・シシトウの胡麻油炒め
・万願寺トウガラシの炭火焼き
・ゴーヤーのスキレット炒め
・カラフルトマトのピクルス
・モロヘイヤ納豆
・キュウリの一本塩漬け
・枝豆の塩蒸し

ばれました?3分の1がキュウリの惣菜です。

さすがにこれだけ前菜を食べればお腹いっぱい、あとはスペアリブの燻製を2本、赤ワインで済みました。毎年この時期はこういった食生活です。昼間には水分補給としてスイカなど。今年はメロンも。
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2022年06月03日

多分他家より多い夕飯の品数

写真は一切ありませんが、この日の炭火焼きを終えてふと思ったのが、よくテレビで映し出されるある家庭の食卓。特に夕飯などは、えっ、これだけと思ってしまうことしばしばです。この日のわが家の夕飯はどうだったかと振り返ってみました。

・モズク酢
市販の味付けのものではなく、生のモズクを自ら(妻ですが)味付け。

・レタスと青ジソのサラダ
もちろんレタスと青ジソは自家製。ドレッシングも市販のものではなく自家製。

・茹でスナップエンドウ
毎年6月になるとスナップエンドウが穫れ出します。茹でて味噌マヨ、もちろん味噌は大豆から自家製。

・キムチ納豆
納豆に付いているタレはいつも使いません。キムチと和えるのがわが家の定番です。

・キクイモのきんぴら
借りている畑にキクイモが自生しています。いろいろな食べ方をしましたが、これが一番。

・イカのミミの刺身
2日前に富山に行って魚介類を買い出してきました。身やゲソは前日に食べてしまいました。

・ホタルイカの沖漬け
その富山のスーパーで買ってきたものです。さすがに浜ゆでのホタルイカはなかった。

・自家製カマスの干物
その富山で買ってきたカマスを前日に開いて干物にしました。2尾だけは前日に丸のまま塩焼きです。

・自家製アジの干物
同じく富山のアジの開き。鮮度が良いので全然臭いません。

・オカノリの炙り
目の前の畑にはオカノリが自生しています。これを胡麻油と塩に和えて炭火焼きで。

・ジャガイモとニンニクのバター焼き
もちろんジャガイモとニンニクは自家製。スキレットでカリッと焼いて。

・くんたま
店でも提供している燻製卵。売れ残ってもこうして全然困りません。

・スペアリブの燻製
これまで焼酎サワーや日本酒でしたが、やはり最後は赤ワインが飲みたいということで。

富山には往復10時間かけて買い出しに行ってきました。海なし県ですから、時々こういうことをします。交通費かけてまでと思われるかもしれませんが、種類と鮮度が全然違います。途中のドライブも快適です。

生活の中で最も重点を置いているのが食べること。この共通の価値観が、辛うじて私たち夫婦をつないでいるとも言えます。
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2022年05月28日

やっぱり来たか御館の最期

今年の大河ドラマは三谷幸喜さんの脚本ということで欠かさず観ていますが、今回藤原秀衡が亡くなる際、やっぱりそう来たかといった感じでした。演じる田中泯さんは同じ北杜市在住で、かつて地元新聞に連載を持つなど、馴染みがあります。

そしてこの人が演じる散り際で強烈に印象に残っているのが、映画「たそがれ清兵衛」です。ラストシーンで主役の真田広之さんに斬られるのですが、その死に方が実に個性的。この人の本業はダンサーですから、あぁなるほどといった美しさでした。

今回の藤原秀衡も、病床で遺言を残すシーンがあって、普通ならそこで臨終となるでしょう。ところが今回はその後、庭を歩いている最中に突然倒れるという演出。その倒れ方も「たそがれ清兵衛」ほどではないですが、明らかにそれを踏襲したものとなっていました。

ちなみに同じ藤沢周平さん原作、山田洋次さん監督の「武士の一分」でも、最後に主役の木村拓哉さんに斬られる坂東三津五郎さんの所作が実に美しかった。そしてキムタクや助演の緒形拳さんに剣術始動をしたのがやはり同じ北杜市の人で、ずいぶん前にその解説があるという地元の上映会に足を運びました。
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2022年05月19日

結局肋骨が折れていた

先日のバイク事故から2週間以上経ちました。この日保険適用のためもあって病院に診断書の依頼をしに行ったところ、せっかくだから念のためまたちゃんと診断しましょうとのこと。

再度レントゲンを撮ったところ、何と肋骨が折れているとのことでした。事故直後のレントゲンではぼやけてよくわからない、なので一応骨には異常ないということでしたが、日が経つとそれがはっきりわかるようになってくるというのはよくあることだそうです。

通りで今になっても、特に夜中に寝返りを打つ度にうめくような痛みがあったわけです。しかし治療法は今まで通り固定して安静にしているだけ。ただ今まで骨は大丈夫だと思ってリハビリのつもりでさんざん畑仕事をしてきたので、今さら言われてもといった感じです。

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ちなみに、事故当日はけっこう寒かったのでたまたま分厚いレインウェア上下を着ていたため、外傷は最小限で済みました。そのレインウェアの破けた跡がこれです。それでもこの内側の膝や肘に大きな擦り傷は負いました。

真夏などは半袖Tシャツでバイクを運転していたので、もしそのような服装でこの事故に遭ったら肘の肉は削れ骨まで見えていたことでしょう。今思えばゾッとします。

バイクは危ないということを今さらながら自覚して、この度電動アシストの三輪自転車に乗り換えることにしました。なぜ二輪ではなく三輪かという結論に至るまではいろいろと考えたところがあるので、また後日レポートしたいと思います。
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2022年05月13日

自損事故は被害者=加害者

先日のバイク事故では、一応原因の車はあったものの接触したわけではないので、形式的には自損事故となり警察にもそのように処理してもらいました。

しかしややこしいのは、事故の被害者はもちろん自分なのですが、その加害者も自分だということです。安全運転義務違反があったために被害者に怪我を負わせてしまったっということで、加害者の私が処罰されるとのことです。

そしてその被害者が申し立てをすれば人身事故として扱うが、しなければ物損事故として扱うということでした。私としてはどちらでもよかったのですが、保険を使う場合に要件が違ってくる場合があるということ。ちなみに人身事故なら行政処分の点数が私に科せられるそうです。

県の交通災害共済に入っていたので確認したところ、どちらでもいいということなので今回は物損事故として処理してもらいました。もう一つ、自動車保険のファミリーバイク特約にも入っているのですが、こちらはそのようなこと以前にかなり簡単に手続きが済みました。

結局病院に支払った治療費の3倍以上の保険金が戻ってくるようですが、これぞ焼け太りか。しかしここまで痛い思いをしてまで焼け太りはしたくないな。
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2022年05月08日

バイクで転倒事故

バイクは高校生の原付から乗り始め、最後は1200cc145馬力のモンスターマシン、極太タイヤのオフロードモデルまで突き詰めました。その間にアメリカンタイプの250cc、400ccと計5台です。

その後約20年ぶりに畑に通うための原付二種(110cc)を乗っていたのですが、先日それで転倒事故に遭ってしまいました。経緯を正確に思い出すと、信号のある交差点で前の車が右ウインカーを出したので、それを左から抜こうと加速したのでした。

ところがその車が直進したままだったのでぶつかりそうになり、左に避けたところそこにたまたま浮き砂利(アスファルトの上に薄く乗った砂利)があって、スリップして左側に転倒したのでした。10mくらいは地面をなめた形になりました。

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これは車体のほんの一部の傷で、体は肩から肘、脇腹、腰、膝と左全体を強く打ちました。GWということもあって周りに人が多く、「大丈夫ですか?」と何人も駆け寄ってくれましたが、感覚的に骨まではいってないなと思っていました。

ところがその晩は異常な体の痛み。祝日なので救急病院を探しましたが担当医がいないとのこと。一晩我慢して翌日ようやく担当医のいる病院へ。幸いレントゲンでは骨は折れていないとのことでしたが、それにしてもまともに歩けないくらい左半身が痛い。

胸に固定バンドを締め、痛み止めを飲んで当分安静にしていなければならないのですが、いまだに夜中に寝返りを打つ際に声を上げてしまうほどの痛さが続いています。これから畑作業が本格化する中、実に困った事態となりました。

これを機に考えたのですが、もうバイクに乗るのはやめようかなと。ちょっとしたことが危なすぎる。同じことが車だったら、何にも体には影響なかったはずです。実はいわゆるリターンライダーとして、ホンダのゴールドウイング50周年記念モデルで日本全国をツーリングするという構想を持っていたのですが、今回のことでだいぶ萎えました。
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2022年01月10日

鎌倉殿とスター・ウォーズ

今年の大河ドラマは三谷幸喜さんの脚本ということもあって、観るようにしています。その第一回のオープニングで、早くもあれっと思ったことが。

追っ手から逃げる騎馬武者、低い倒木をくぐり抜けた後、その追っ手がそこに引っ掛かる。これってスター・ウォーズでそういう場面がありました。スター・ウォーズでは騎馬武者ではなく空中浮遊の乗り物でしたが。

調べてみると、三谷さん自身がスター・ウォーズに関連する発言をしていたそうです。後白河法皇はレイア姫、平清盛はダース・ベイダー、源頼朝はルーク・スカイウォーカーだそうです。

あともう一つ、おっと思ったのがエンディングのギターリストです。その分野が好きな人以外はまず知らないと思いますが、何とポール・ギルバートでした。

マーティ・フリードマンとともに親日家で知られるスーパーギターリストで、ミスター・ビッグというバンドで活躍していました。

例えば「ROCK FUJIYAMA」というかつてのテレビ番組で二人が共演しています。



ミスター・ビッグで一番印象に残っている曲はこれですね。

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2021年10月24日

季語がなきゃダメなのか

毎日夜8時に寝て朝4時に起きるのがスタンダードな就寝パターンです。8時間も眠っているの?と思うことなかれ、夜中2時には目が覚めて4時まで深夜ラジオを聴くことしばしばです。この日はちょうど30年前の洋楽ヒットナンバー特集、もう社会人になっていてあまり聴いていませんでしたが、印象にあったのがこの曲。



またこの前日には筒美京平さんの特集第二弾。中でも桜田淳子さんの「リップスティック」が秀逸。歌うのがとても難しい曲で、カラオケでも苦労するだろうと。



音楽を聴きながら常々思っているのが、私は小さい頃から文章を書くのが苦にならず、小中高と学校で詩や作文が表彰というか選抜されたことがありました。なので、例えば作詞家にはなれた可能性はありますが、筒美京平さんはじめすばらしいメロディーの数々を聴くにつけ、とても作曲家にはなれなかっただろうなと。

その30年くらい前に社会人になって、新入社員研修というのが富士山の麓の合宿所で行われました。そこで、今から河口湖に行くから制限時間内に短歌を作れという課題が言い渡されました。私はその時とにかく眠かったので、春の陽差しの中、湖畔の大きな岩の上ですぐに眠ってしまいました。

時間前に慌てて起きて、急いで作った歌を今でもよく覚えています。「暖かき 光を浴びて 岩の上 しばしまどろむ 波を枕に」というものです。その後の先生の講評の中で順位が付けられ、意外にもその1位になったのですが、発表された歌は最後の「波を枕に」が「この春の日に」と変えられていました。

季語がないというのがその理由だとその時は思いましたが、俳句には季語が必要であっても、短歌には必要ないということがその後わかりました。「波を枕に」は岩の上でうとうとしていた際に、耳元で波の音がかすかに聞こえていたからです。手前味噌ではありますが、どう考えても変更前の方がいいと今でも思っています。
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2021年07月10日

五本指ソックス片方の履き方

どうでもいいことかと思われるかもしれませんが、何でもないようなことが幸せだったと思う、虎舞竜の「ロード」のような話です。

私は普段五本指ソックスを履いているのですが、右利きなのでどうしても右足が先に穴が空いてしまいます。それが二足続くと左足だけが二つ、捨てるものももったいないのでどうにか右足で履けないものかと。

さてそこで問題です。次の二つの履き方で、違和感がなかったのはどちらでしょう。

1.親指を起点として、かかとが上になるように裏返して履く。

2.かかとを起点として、親指を小指のところに入れて裏返さずに履く。

妻に尋ねたら、正解しました。以前だいたひかるさんという人のネタで、「どうでもいいですよ」というのがありましたね。

一応、「ロード」。

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2021年05月30日

アメリカだと思っていたBCR

同じ英語なので、洋楽のミュージシャンがアメリカかイギリスかわからないことがよくあります。中にはイギリス以外の、ヨーロッパの国のミュージシャンが英語で歌うこともしばしば。それだけ英語圏の音楽市場が大きいということでしょう。

さて、BCRと略されるベイ・シティ・ローラーズは、私はてっきりアメリカのバンドだと思っていました。曲調の明るさから西海岸、ベイ・シティはカリフォルニアかなと。実はスコットランド出身だそうです。改めて映像を観れば、明らかにそちらの顔立ちということがわかります。

思い出されるのは「Saturday Night」もありますが、もう一つは「I Only Want To Be With You」。しかし実はこれもカバーだったことを今回初めて知りました。オリジナルはダスティ・スプリングフィールドという人だそうです。



アメリカだと思っていたのが実はイギリスだったというもう一つが、バナナラマです。事の発端は、ボブ・ゲルドフによるバンド・エイドの映像を観た時、バナナラマが映っていたからです。



改めて観ると、「We Are The World」がこのスタイルを真似ているのがよくわかります。



当時のチャリティー・ソングではもう一つ、「We're Stars」というのもありました。私はこれが一番好きです。

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2021年02月04日

ほにゃららとせーのドン!

日頃クイズ形式のテレビ番組を観ていると、よく司会者が言うフレーズで、でもこのルーツを知っている人がどれくらいいるのだろうかと思うものが二つあります。

一つは空欄を埋める問題形式で言われる「ほにゃらら」です。これは私が知る限り、久米宏さんがやっていた「ぴったしカンカン」が由来だと思われます。民放なのに今やNHKのアナウンサーでも使っていますよね。

もう一つは解答をパネルに記して出す時の「せーの、ドン!」。これは大橋巨泉さんの「クイズダービー」だと思います。

いずれも今の司会者の世代が、多分子供の頃聞いたことがあるのを流用していると思われます。いやでも、私の世代が子供の頃聞いたフレーズですから、どこかでの又聞きだったのかもしれません。

いずれにしても、ステレオタイプとも思えるこうしたフレーズには気にせずにはいられません。
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2020年12月25日

マッケンローは負けんろう

最近テレビCMでよく流れているコインランドリーの映像で、今日気付いたことがあります。



左側の男性のテニスプレイヤー、どれくらいの人がわかるかなと思いました。あれは明らかに、40年くらい前に活躍したジョン・マッケンローです。当時は強いけどやんちゃな選手として取り上げられていました。

よく勝つので、ビートたけしさんのオールナイトニッポンで「マッケンローは負けんろう」と葉書職人が書いたくらいです。

同じ時代で思い出したのですが、ローラ・ボーというプロゴルファーを覚えてますか?
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2020年12月11日

パタパタママの生活

年代限定でしょうが、「パタパタママ」という曲を覚えていますかね。「ひらけ!ポンキッキ」というテレビ番組で流れたものです。



当時大ヒットし、街頭インタビューでは「私、そんなに食べませんよ」と怒っていた奥様がいました。歌詞の中に、「マ〜マよく食べる〜」というところがあるんですよね。それほど家庭に浸透していた曲と言えます。

その最後の方、もう夜8時だから子供である僕はもう寝るという箇所があります。しかし、私たちはパタパタママの子供ではないのに、夜8時には就寝しています。農家の生活習慣のせいで、その分朝4時には起きています。

同時に思い出したのが、「元祖天才バカボン」のエンディング曲です。8時に寝るってそんなわけないだろっと思うのと同じ、バカボンのパパが41歳のわけないだろっといったところです。



このことは、ずいぶん前のテレビドラマ「最後から二番目の恋」の中で、中井貴一さんと小泉今日子さんの会話の中で出てきました。天才バカボンの漫画を読んだりテレビアニメを観たりしたのは子供の頃のことですが、あっという間にバカボンパパの年齢を追い越してしまいました。
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2020年11月06日

黄金色の山と空の写真

つくづくこの地に暮らして良かったなと思う一日でした。昼間は富士見パノラマスキー場のゴンドラに乗り、紅葉を楽しむことができました。まさに山が黄金色。しかもコロナの関係で山梨県民は無料(だから行った、これで3回目)。

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帰ってきていつもの炭火焼き。すると一瞬、空が黄金色に。慌てて二階に上がり、ベランダから撮った写真がこれ。

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ほんの数分のことで、刻々と色、明るさ、形などが変わっていきます。なのでこの辺でよく見るカメラマンがずっとその時を狙って構えているわけですね。

写真はありませんが、この朝は紅富士が大変きれいでした。ちょうどここからは裾野までよく見え、甲府などからの頭だけとはまるで違います。

この地に限らず都会から移住する人が土地探しをする際、富士山が見えるところというのが一つの条件だというのはよく聞きます。私たちはそんなの全然なく、でも結果的にそうなったことで、改めて良いところに住んでいるなと思う次第です。
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2020年11月04日

冬は早く起きることにした

どんどん日が短くなっていますね。通常考えるのは、日の出が遅いのだから朝起きるのを遅くしようか、ましてや畑作業を考えると明るくなってからでないと、ということかと思います。私も今までそうでしたが、この度方針を転換しました。

日が短いということは、日の出とともに日の入りも早くなる。この時期から昼間は小春日和などでポカポカでも、太陽が沈むと急激に寒くなります。すると毎日のテラスでの炭火焼きもつらい。そこで、起点をその炭火焼きにしました。

快適に炭火焼きをするには早くに始めなければならない、すると家の中に入るのも早くなり、その後の時間を持て余す。であれば早くに寝てしまえ、その分朝早く起きていろいろな作業をすればよいという発想です。作業とは主に野菜の加工と商品作りです。

というわけで、この日から夜は7時か8時に寝て、朝は3時に起きることにしました。これまでは8時か9時に寝て、4時に起きるというパターンでした。

生活の中心が食にある私たちにとって、発想の起点がこういうことになります。言うなれば、絶対に譲れないことが毎日のテラスでの炭火焼きなのです。
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2020年06月26日

チャタリングはこれで直った

パソコンのマウスを使っていて、シングルクリックがダブルクリックになったり、ドラッグ&ドロップがうまくいかなかったり、EXCELでセルの範囲指定がうまくできなかったりしたことはありませんか。この症状をチャタリングというそうです。

私の場合マウスではなくトラックボールなのですが、同じ症状がずっと続いて困っていました。ずいぶん長い間使っているので買い替えなければいけないかなと思っていたところ、調べたら自分で直すことができるようです。

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それがこれ、コンタクトスプレーというものです。日本語では接点復活剤とあります。電気系統の接点を復活させるものだそうです。早速分解し、試してみたところ、ものの見事に直りました。テレビのリモコンなど、反応が悪くなってきた電子機器に使えそうです。

買い替えれば1万円近くかかっていたものが、500円くらいで済みました。何事も簡単に捨てたり買ったりせず、まずは調べて何でも自分でトライしてみることですね。
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2020年05月13日

30万km達成

目指せ30万kmと書いたのは7年前でした。全身に大好きなフランス料理のメニューを貼り付けた超愛車が、この度走行30万kmを迎えました。16年目のことです。

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何が気に入っているってその外観、最近の新車のデザインはどうかしています。加えて今はなくなってしまったというパドルシフト、昔のF1でフェラーリに搭載されていたものです。オートマながらマニュアルっぽい操作感、エンジンブレーキ多用なのでブレーキパッドが全然減りません。

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そして何よりもその燃費。今回もメーター上はこの通り。実際に給油しての満タン法ではこれより若干下がりますが、これまでの平均で18km/lは上回ります。まるでハイブリッド並みとはディーラーの方の言葉。

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なので航続距離はこの通り、800kmを超えたこともあります。

これまでずいぶんと修理やオーバーホールをしてきたので、まだまだ乗れるはずです。日本の中古車が東南アジアで活躍しているという話も聞きます。どこまでいけるかなぁ、40万km?50万km?
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2020年04月06日

ミックとボウイの共演と共通

キース・リチャーズのギターがないミック・ジャガーの歌というのがあります。何とそのビデオではミックがギターを弾いています。「Just Another Night」はストーンズの曲ではなく、ミックのソロ活動でした。



そのPVでは彼女と客席にいたミックがステージに上がって歌い出すというストーリーになっていますが、同じようなパターンがデヴィッド・ボウイの「Blue Jean」でありました。オフィシャルPVでは最初がカットされているようです。



そしてこの二人が共演しているのが「Dancing In The Street」ですが、何回も観ているこのPV、今回初めて気付いた点があります。それは、最後に二人が並んで肘を高く上げ、腕を左右に振る動作です。2分34秒あたりからです。



これってバブルガム・ブラザーズのブラザー・コーンさんがやり、それをとんねるずの二人が真似して何かの曲で披露した振り付けの元になっているのではないかと思いました。

ちなみにこの曲を作ったのがマーヴィン・ゲイであることを今回初めて知りました。ずいぶん前から活躍していたようですが、80年代世代の私にとっては「Sexual Healing」ですね。

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2020年03月30日

ヒゲダンスと早口言葉

備忘記録を見れば4年前に書いていましたが、この度再び書きたくなり。

ヒゲダンスの元になった曲は「Do Me」です。



また、早口言葉の元になった曲は「Don't Knock My Love」。



いすれも志村けんさんが音楽プロデューサーに依頼したものと聞いています。
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2020年03月05日

コロナで思い出した二つのこと

現在のところ、ここ山梨県では新型コロナウイルスの感染者は出ていませんが、時間の問題だと思います。噂とか風評も出ているようです。

さて、このコロナで思い出したことが二つあります。昔、トヨタのコロナという車があったのを覚えてますかね。四つ目のセダンタイプで、やたらにフロントが長かったのが印象的です。今は生産されていないと思いますが、例えばモデルチェンジのCMがあって、「新型コロナ登場!」といったフレーズは今はまず使えませんね。

もう一つはコロナビールです。バーなどで注文するとグラスにライムが刺さって出されてきましたね。関係ないとは思いますが、よもやこのビールの消費にも影響が出ているのでしょうかね。

もう一つ、太陽のコロナがありました。太陽の表面よりも温度が高いのですよね。でもこのおかげで、私たちは暖かい季節を過ごせたり、野菜が順調に生育したりしているのかもしれません。

やっぱり思い出しました、「真赤な太陽」。

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2020年01月19日

麒麟がくるも七人の侍か

今年の大河ドラマ「麒麟がくる」が始まりましたね。歴女ならぬ歴男の私は、勝者の歴史に歪曲された敗者の姿に興味があり、この度その初回を観てみました。そこで早速、あれっ、これってと思ってしまいました。

以前同じ大河ドラマで宮本武蔵を扱った際、浪人をスカウトする際に物陰に隠れて不意打ちをしようとするシーンが、「七人の侍」に酷似しているということで裁判にもなりましたね。それを思い出しました。

まず盗賊が村を襲うシーンです。もともと七人の侍はそのボディーガードで集められたものでした。後の明智光秀は自分の領地を守るために戦いましたが、どうもそのシーンが思い出されてしまいます。

そして京に旅した光秀(この時は十兵衛)が、同じような場に遭遇します。そこで、盗賊に火をかけられた家に幼い女の子が取り残され、それを十兵衛が見事救出します。これは七人の侍で三船敏郎さんが演じたものとそっくりです。

しかも、もともと十兵衛が美濃に招くために訪れた名医の助手の女の子が、「私も3歳の頃こうして助けられた」とあります。三船敏郎さんも救出した赤ちゃんを抱きながら、「これは俺だ!」と叫ぶシーンがあります。

音楽にしても同じですが、以前に影響を受けた作品の影は拭えないかもしれません。以前FM番組に出演した際もお話ししたように、良い悪いの問題ではなくこうした発見、気付きがあることが楽しいのです。
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2019年12月10日

1999の歌詞とフラッシュダンス

プリンスの「1999」については以前にも書きましたしFMに出演した時にも話しましたが、その歌詞まで考えたことはありませんでした。当時アメリカはレーガン大統領の時代で、冷戦の最中核兵器をどんどん作っているということに対しての歌だそうです。

2000年に世界は終わってしまうのだから、今夜は1999年のように踊って楽しむのさという歌だそうです。最後につぶやきのようなフレーズが繰り返されますよね。あれは、そんなに爆弾抱えてどうするの?といった歌詞だそうです。

さて今回このことを観た番組でもう一つ面白かったのは、スティーヴ・ウィンウッドの「Higher Love」をホイットニー・ヒューストンのヴォーカルを入れて現代のミュージシャンが共作したものです。

元はこちらで、



今回の共作はこちら。



そこで笑ってしまったのが、後半に出てくる水辺に椅子を使ったダンス。これって思い切り「フラッシュダンス」。ぜひご確認下さい。

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2019年11月21日

今どきのカミソリは電池がある

長年電気シェーバーを使っていましたが、本体に比べて替刃の価格が高すぎるといつも思っていました。だいたいどのメーカーも機種も、2回替刃を買うと本体が買えるという水準です。このようなことはパソコンのプリンターとインクカートリッジでも同じことが言えます。

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なのでこの度、数十年ぶりに手剃りのカミソリに換えてみました。もちろん事前にいろいろと情報を調べて、これならいいかなということで。一番驚いたのが、手剃りのカミソリなのに電池が内蔵されていて、スイッチを押すと刃が振動することです。これって電動カミソリ?

今までの手剃りのカミソリのイメージは、安いけれど面倒で肌を傷めてそのわりにはうまく剃れないといったものでしたが、隔世の感です。実にスムーズに剃れ、時間は電気シェーバーと変わりません。切れ味は電気シェーバーと格段の差です。電池による振動もカミソリ負けを防いでいるようです。

もちろん今までの電気シェーバーはありますが、これは例えば水が使えない時の緊急用など、使い分ければいいかなと思います。カミソリに限らず、これまで以前の概念でとらえていたものは時々見直さなくてはいけないかもしれません。
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2019年10月22日

週の真ん中水曜日

この日は今年だけの休日で、普段ならば火曜日なので間違えて出勤した人もいるのでないかという声も。ところで祝日と休日の違いって知ってました?祝日とは法律によって毎年定められた休みの日、休日はその都度決まる休みの日。だからこの日は休日で、例えば振替休日とは言いますが振替祝日とは言いませんよね。

そういう訳で明日は普通の水曜日、そこでいつも思い出してしまうことがあります。今は朝のニュース番組でもアナウンサーが「週の真ん中水曜日」と言っていますが、今から35年くらい前になるでしょうか、「夕やけニャンニャン」という番組がありました。

「おニャン子クラブ」を輩出した番組で、司会は片岡鶴太郎さんでした。平日の夕方に放映されていて、水曜日になると片岡鶴太郎さんが、「週の真ん中水曜日、真ん中もっこり、夕やけニャンニャン」と毎週言っていたのをよく覚えています。



そこまでのことを今のアナウンサーが知っているとも思いませんし、知っていてもまさかそこまで言うわけでもありませんが、もし知っていればそれでも言っているのかなと思ってしまいます。ちなみにおニャン子クラブはモーニング娘。やAKB48の先駆けでもあり、数々の芸能人の母体となりました。私の中での筆頭は工藤静香さんですね。

明日は普通の水曜日、でも真ん中はもっこりしません。
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2019年10月21日

戦術が読まれていたのでは

ラグビーワールドカップ、日本代表お疲れ様でした。個人的には善戦するのではと思いましたが、思わぬ完敗。その理由は即座に感じました。

もともと相手がフォワード勝負で来るのがリザーブ要員でもわかっていたので、日本は直接のコンタクトを避ける戦術を選択したのではないかと思います。それが開始早々の外へのキックパス、またバックス深く回す複雑なサインプレー。

しかし南アフリカはそれを読んでいたのではないかと思われます。それらのトリッキーな戦術への対応があまりにも早いなと何度も感じたからです。翌日の新聞でも堀江選手がそのようなコメントをしていました。今にして思えば、そう読むことを予想してあえてフォワード勝負でもよかったのではないかと。

勝負を決めたと思われる象徴的なシーンがモールで押し込まれたトライです。もともとフォワード勝負を避けたかった心理がああいう場面で出たのかなと。ハーフタイムでも解説の五郎丸さんが、「後半のポイントはモールディフェンスです」と予言していましたしね。

それにしても今回の日本代表、素晴らしい。楽しい思いをさせてもらいました。スポーツ評論家の二宮清純さんが少し前に「ラグビー力」という表現をしていましたが、ノーサイドの精神、審判に対する敬意、選手や観客のおとなしさ、紳士たるスポーツと言われるものに少しでも携われたことは本当に良かったと思います。
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2019年10月19日

明日の南ア戦に向けて

ここのところのラグビーの盛り上がりがなくとも、通常新聞記事の見出しなどで「南ア」とあれば南アフリカのことを指しますよね。ところが地元の山梨日日新聞(通称さんにち)では、「南アルプス市」を指すことがほとんどです(逆に南アフリカのことは略さないと思います)。

この夏の猛烈な忙しさから、毎日の新聞(そのさんにち)が読めないで溜まりに溜まっていました。ここのところ先週末の台風、今週末も雨続きなので店も暇で、徐々に読み進めています。ちょうど今9月上旬のところを読んでいて、ワールドカップ前の南アフリカとのテストマッチがあったところでした。

前回大会で奇跡的な勝利を収めた後、さすがに相手も今度は本気で来るだろうと(前回の試合の前半戦は明らかに相手は余裕でなめてかかっていたことが見えました)、結果大敗してしまいました。ところがその時の新聞記事で田村選手のコメントは、「ほんのちょっとの差、結果こうなっただけ」ということでした。

実際今回大会での日本代表の快進撃、その意味がだんだんわかってきました。そういう意味で、明日の南ア戦は期待できると思います。多分日本中でたくさんいるだろうと思われる、にわかラグ女がわが家にも約一名います。

ちなみに私は高校時代ラグビーをやっていました。これも多分日本中でたくさんいると思われる、これまで胸を張って言えることがなかった「実は僕、ラグビーやっていたんですよ」という男子。ルール解説などで周りに聞かれることが多い存在となっていることが想像されます。
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2019年10月12日

価値のない車に乗り続ける喜び

八ヶ岳南麓に移住して12年、一度も車を買い替えていません。今年の車検で15年乗っており、走行距離は現在28万8千q。理由は気に入っているから、今どきの車のデザインがどれも気に入らないから。

それが先日、後ろの左側のドアが突然開かなくなりました。ディーラーに持って行けば簡単に直るかと思いきや、「これは直せません」とのこと。通常ドアが開かなくなる原因は2つに絞られるそうなのですが、今回はそのどちらでもない。

とすると残る可能性はただ一つ、そのためにはドアをバールなどで強制的にこじ開けなければならない。ボディーには大きな傷が付くし、もし開いたとしても閉まる保証はないということでした。なので当面不便だけどこのまま使い続けることにしました。

さて問題は、次の車検がこれで通るかということ。通らなければいよいよ乗り換えかということになり、実はこれに先がけて売る気はまったくないのに下取り価格を業者に査定してもらっていました。すると複数の業者から「値段が付きません」という回答。だよね。

これで逆に嬉しくなりました。市場では無価値の車が、実際には毎日私たちには大きな価値をもたらしてくれているわけです。こんなにお得なことはありません。当然まだまだ乗り続けます。少なくとも2年後の車検までは。

ずいぶん前に高速道路で見た光景。これでよく走っているなというおんぼろの車がありました。そのリアガラスに貼られた文字、「Not For Sale」。爆笑してしまいました。
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2019年08月19日

さらに3kg痩せました

怒濤の20日間が終わりました。フィールドバレエの出店から切れ目なくお盆休み週間に入り、アルバイトならすぐに逃げ出すブラックぶりでした。一日中仕込んだり営業したりして、まともに食べている時間がない。食べるのは作業しながら立ったまま少しだけ。

GWからその後のイベントにかけて5kg痩せたのですが、今回のハードワークでさらに3kg痩せました。知り合いの方からも「痩せましたね」と言われるくらい見た目でわかるようです。しかしこれでやっと身長に対するいわゆる標準体重。これまでがおかしかったかもしれません。

痩せたので動きがシャープになると思いきや、立ち仕事をしているだけなのでまったく運動していなく、体力も落ちていること間違いないです。畑も全然追い付いていなく、ただ収穫するだけ。例年にない草ぼうぼうの状態です。周りからは自然農を始めたのかと思われているかもしれません。

これでやっと一段落、リバウンドしないように気を付けます。
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2019年07月28日

東京は200倍の人口密度

テレビでは最近よく移住して田舎暮らしという特集が組まれます。今回も地元清里の話だったので観てみました。すると移住した方の発言、「北杜市は東京23区よりも面積が大きい」とあったので、本当かなと思って調べてみました。

すると、正確には東京23区よりも若干小さいのですが、それでも面積はほぼ同じでした。ついでに23区の人口を調べてみると、何と900万人強。北杜市は5万人弱ですから、人口密度にすると23区は北杜市の約200倍となることがわかりました。

日頃北杜市の端から端まで車で走るということはよくあります。もちろん突き抜けることも。東京や横浜に住んでいた時は、23区の端から端までなんて走ったことがありません。何時間かかるんだろうといった感じです。

それにしても市内に23区がほぼすっぽりはまってしまうなんて、驚き桃の木山椒の木。ちなみに桃の木は近くに産地がありますし、山椒の木はわが家にもあります。
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2019年06月16日

ディスコナイトの写真

先の記事を載せてからこれまでにない反響、早く動画を見せろというのが多かったですが、残念ながら今回は満足な動画がありません。そこで、プロのカメラマンが暗い中撮ってくれた貴重な写真がありますので、いくつかご紹介します。

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ブロンディの「Call Me」でのボケ。この前に普通のショルダーフォンを模したのですが、2コーラス目はこのバカでかい電話で重さに潰されるパフォーマンスをしました。

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曲はドナ・サマーの「Hot Stuff」、パフォーマンスはマイケル・ジャクソンの「Smooth Criminal」にしました。いろいろなポーズを決めた後、これは後半に出てくる手と足を伸ばしたダンスを模しました。

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曲は以前書いた初めて知った曲、どうしてもこれをやらないわけにはいきません。

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一緒に踊った姉さんたちです。格好いいでしょう。普段話していてもとっても魅力的なんです。

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これも今回初めて知った曲、「Jive Into The Night」というものです。このサビのjiveがどうしてもジャブに聞こえるため、ボクシングスタイルにしました。

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その姉さんとの打ち合いの末、

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KOされるというパフォーマンスです。この後に白いタオルが投げられました。

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その後はKISSの「I Was Made For Loving You」、一応ジーン・シモンズやりました。舌は自分のものは出したくなかったので、ストーンズにしました。

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最後はデッド・オア・アライブの「You Spin Me Round」、眼帯をし、2番ではPV通り千手観音もし、サビではこうしてテープで巻かれてくるくる回りました。どこまでわかってくれたかなぁ。

この後にアバの「Dancing Queen」でエンディングだったのですが、もうその頃はヘトヘトです。写真がなかったので紹介しませんでしたが、このほかにMCハマーの「U Can't Touch This」とか、ナックの「My Sharona」とか、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「Relax」などのパフォーマンスもありましたから。

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ステージ終了後に一応メンバー紹介。完全に疲れた顔になっています。

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最後の記念撮影ではほとんど眠そうです。

実は当日ここまでこぎつけるのにいろいろあり、当日もまたそれ以上にいろいろあり、単純に楽しかったと言えるイベントではありませんでしたが、まぁそこそこやり切ったという感じです。小道具も用意したことだし、周りからも身内からも(今回小道具や衣装のスイッチをサポートした妻のことですが)、もったいないから今後もやればということでした。
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2019年06月12日

5kg痩せました

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萌木の村ROCKのイベントに出演してきました。これは本番前の写真です。二人の姉さんはダンスのプロ、私は到底ついていけないので、衣装と小道具で三の線に徹するしかありません。仮装の師匠からお借りしたこの格好でオープニングしました。

実は先のゴールデンウイークは10連休ずっと営業で、忙しすぎて3kg痩せました。加えて今回のダンスパフォーマンス、30分間踊り続けるための体力を養わないとということで、本番2週間前からトレーニングをしていたのでした。

結果さらに減量し、結局5kg痩せました。今もキープしています。定期的に献血をしているのですが、毎回体重を訊かれるので「前回と変わりません」と答えていたのですが、今回は「前回とは違いますよ」と答えたくて、この日わざわざ献血に行ってきました。

身体が絞れると、日常生活のいろいろなところで動きが変わってきます。畑作業で腰や膝が痛くなることがあまりなくなりました。やはりキレが違うかなと。体脂肪率や内臓脂肪も正常になってきました。多分今健康診断をすればかなり良い成績になると思います。

ダンスパフォーマンスの方はいろいろありましたが、お客さんは結構楽しんでくれたようです。ちなみに私がパフォーマンスしたのは、「My Sharona」のギター、「Relax」の懐中電灯、「I Was Made For Loving You」のジーン・シモンズ、「You Spin Me Round」のピート・バーンズなどなどでした。

当時を知っている人にとってはわかる、でも当日は知らないであろう若い人たちも結構盛り上がっていました。


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2019年06月05日

最後のFM出演とROCKの出演

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この日4回目のFM出演をしてきました。今回で最後です。そして今回の衣装は、この週末に開催される萌木の村ROCKでのイベントに出演する際のものです。これは自前のものではなく、私が仮装の師匠と仰ぐ女性から頼んでもいないのにありがたく送られてきたものです。大事に使わせていただきます。

今回は30分で20曲、踊りっぱなしです。前回の夜桜まつりと同じ、ダンスのプロである姉さん二人と一緒なのですが、当然私はボケに回ります。今回は小道具やつなぎの精度も上がっており、より楽しんでいただけるのではないかと思います。

時間は21:30〜ということで、いつもならとっくに寝ている時間です。当日も店の営業、翌日も朝7時から営業、きついですが皆さんに喜んでいただけるならということで、最初で最後になるかと思いますが、がんばります。
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2019年05月11日

今さらテイラー・スウィフト

えっ、今さら?と思われるかもしれませんが、今の音楽に疎いオジサンはこれがこの度新鮮だったのです。もともとはプリンセス・プリンセスの「シェイク・イット・オフ」という曲を調べていたのですが、出てきたのはテイラー・スウィフトの「Shake It Off」。曲は知っていましたが、PVを全編観るのは初めてでした。これが面白い。



いろいろなところに、えっ、これってあれだよねと連想させる箇所がいくつも。違っているかもしれませんが、個人的にはレディー・ガガとか、どこかのヒップホップグループとか、トニー・バジルとか。白鳥の湖の格好をして、バレリーナが絶対しないようないやらしい踊りをしたり、随所に笑わせるところが盛り込まれています。

きれいで曲も良くてパフォーマンスも素晴らしい、人気になるのがわかりました。
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2019年05月08日

3回目のFM出演

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3月、4月に続いて今月もFM八ヶ岳の音楽番組に出演してきました。前回その後に催される北杜夜桜まつりの話をしたので、今回はその衣装で登場しました。

回を重ねるごとに、流す曲の数が増えていっています。今回は、

クレイジーキャッツ「遺憾に存じます」
ビートルズ「I Want To Hold Your Hand」

パフィー「これが私の生きる道」

マドンナ「Material Girl」
レベッカ「Love Is Cash」

アバ「Gimme! Gimme! Gimme!」
マドンナ「Hung Up」

といった連想です。3回目でだいぶスタジオや進行に慣れてきました。

そしてというかしかしというか、来月も出演することになったのですが、これが最後ということに当初からなっています。来月はまた仮装してダンスを披露する機会があり、その直前の出演なのでその関係の話になると思います。
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2019年04月18日

今年の花見揃い踏み

遠くから人が集まる花見の名所に、すぐに、あるいは通りがかりに行けるのも田舎暮らしの豊かさです。今年は4ヶ所立ち寄りました。

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まずは2週間ほど前、わに塚の桜です。こうして遠景に八ヶ岳が見える角度と、

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富士山が見える角度が両方あるというのが特徴です。カメラマンが大勢いました。

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そしてこれが全国的には一番有名でしょう、神代桜。平日なのにすごい人出でした。周りの桜も立派になっていて、うっかり別の木を撮ってしまいました。

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正しくはこちら、これが神代桜です。樹齢も相当なもので、辛うじて立っているといった感じです。

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花見といっても桜ばかりではありません。これは新府城の本丸跡に登って見た桃畑。やはり遠くに八ヶ岳がきれいです。この新府城を武田勝頼がなぜ捨てたのかというのは、まだ未完成だったことと、大きすぎて守る兵力が足りなかったことのようです。

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そしてこの日は眞原の桜を見に行ってきました。自宅からもっとも近いので、八ヶ岳も大きく見えます。

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並木道はこんな感じ。神代桜の近くなので2週間前にも通りましたがまだつぼみ、それがこの日はもう散り始めていました。これはソメイヨシノですがわに塚や神代はエドヒガンザクラなので、こうして長い期間楽しめるわけです。

毎年花見が終わると畑が忙しくなります。現在育苗中、そろそろ耕しに行きます。
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2019年04月02日

明日再びFMに出ます

先日のFM出演以来、局に抗議の電話が殺到したということもなかったようで、明日再び同じ番組に出演することになりました。FM八ヶ岳、12:00〜12:30です。

テーマはまた同じ、ある曲を聴いて別の曲を連想するという、いわば私の連想癖です。今回は4曲かける予定です。邦楽→洋楽という連想パターンは同じで、その連想した洋楽から聴いていただくパターンも前回と一緒です。

地元でなくても、サイマルで聴けます。
https://www.jcbasimul.com/
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2019年03月21日

マッケンジー法で腰痛知らず

移住してから野菜づくりを始めた最初の年、ひどいぎっくり腰をやりました。2ヶ月は車も運転できず、風呂もトイレもかなり難儀しました。それ以来、これほどのひどさではないにしろ、年に1,2回は軽いぎっくり腰をやるのが常でした。

そこでちょうど一年前、かねてより聞いていた整体の先生のところへ行ってきました。ぎっくり腰の原因が間違いなく畑作業にあるので、春の畑が始まる前に予防的に行っておこうと思った次第です。その前の年の7月に、やっと歩けるくらいのぎっくり腰をやった際に電話したところ、「治してから来て下さい。うちは医者ではありません。」と言われていたからでした。

そこで教えられたのがマッケンジー法という日常の予防法です。うつぶせになって腹の辺りに手の平を床につけ、腕の力だけで上体を反らして腰を伸ばす方法です。何とも簡単なことで、これを毎日寝る前に10回やって下さいとのことでした。

もちろん忘れる日もありましたが、ほぼ毎日これを続けたところ、この一年間軽いものも含めてぎっくり腰は一度もありませんでした。整体は初めてでしたが、行ってみるものだなぁと思いました。ちなみにこのマッケンジー法という名称を一度聞いただけではっきり覚えられたのは、水谷豊さんの最初の奥さんの名前を思い出したからでした。

ただ、ネットで調べてみるとこの方法で却って悪くなったという情報もありますから、くれぐれも自己流でやらずに、専門家の指導を受けてからやった方がいいと思います。
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2019年01月29日

母校ラグビー部がテレビに

私の高校の後輩には、ハンカチ王子こと斎藤佑樹投手や、最近では同じ日本ハムの清宮幸太郎選手がいます。しかしそれは野球部の話、私はラグビー部でした。ちなみに清宮選手のお父さんは大学ラグビー部で私と同期です(学年が同じというだけで私は大学でラグビーをやっていません)。

そのラグビー部が先の全国大会で久しぶりに出場したとのこと。テレビ中継は準決勝くらいからしか放映しませんから、新聞で一回戦は突破、二回戦で敗退を知りました。予選の東京大会でも準優勝が2回続いたそうで、私がいた頃はそこまで強くありませんでした。

今年のワールドカップ開催に向けて、以前から毎週月曜日にラグビーのテレビ番組をやっていたのは知っていたのですが、何とこの度その母校のラグビー部が特集されていました。そこで、初出場から今までの足跡を辿った中に、私が一年生だった頃の三年生の集合写真があり、思わず声を上げてしまいました。

また、当時のコーチが今でも指導しているようで、これも懐かしく、しかも当たり前ですがずいぶんお歳を召されたなという思いで観ていました。それにしても当時と比べて練習環境の充実ぶりは目を見張るばかり、今は練習でも芝生のグラウンドなのですね。

今でも大学ラグビーをはじめ、先のワールドカップで盛り上がったために人気となっている社会人ラグビーの試合もよく観るようにしています。私たちの時代は大学ラグビーの人気が絶頂期で、早明戦の前日は国立競技場の周りで徹夜をしてチケットを取ったというのは良い思い出です。

ちなみに現在田舎暮らしをしている場所からラグビー合宿のメッカ菅平はわりと近く、これまで何度か足を運んでいます。高校時代に練習試合をしに行きましたし、懐かしくも決して楽しくはない思い出の地です。

何といっても今年はラグビーイヤー、注目して継続していろいろ見ていきたいと思います。
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2019年01月04日

痛くない・即効・小さい医療

昨年の正月は一週間高熱で寝込みました。医者には行かなかったのでわかりませんが、その後の情報により多分インフルエンザではなかったかと思います。その原因は甲府店の寒さにあったと考えていますので、今年はその甲府店がない分、健康に過ごせるはずです。

ところが、一ヶ月ほど前から膝の痛みを発症し、止まっている姿勢から動き始めると左膝の内側と右膝の後ろがいつも痛かったのです。そこへこの二日前に浜松に行った際、何もしなくても右膝の内側が常時痛くなるようになってきました。何しろまともに歩けず、各種作業に著しく支障を来たすので、地元で評判の整形外科クリニックに早速行ってきました。

レントゲンを撮り、診察を受けましたが、すぐには原因や治療法は定まらないとのこと。事前にネットでいろいろ調べましたが、やはり膝の痛みというのは複雑なようです。そこで今回は軽く、「注射打ちますか?」と言われました。膝への注射ってものすごく痛いというイメージがあったので、一瞬顔がこわばって「えっ?」と反応してしまいました。

なすがままにあれよあれよと消毒から注射へ。「ちょっとチクッとします」と言われ、覚悟はしていたのですが、あれっという感じ。これなら献血の際にあまりうまくない人に当たった時の方がよっぽど痛いくらいです。しかも驚いたのがその後の効用。それまで足を引きずって歩いていたのが、その直後は何ともない。これって良いことなのでしょうが、ちょっと恐いなと思うほどの即効性でした。

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そして鎮痛などのために処方された飲み薬。今はカプセルもこんなに小さくなっているのですね。昔はなかなかそれが飲み込めずに苦労したという経験は誰もがあったと思います。錠剤は顔を上に向けて飲み、カプセルは顔を下に向けて飲むというのも懐かしい記憶です。

しかし一本の注射でこれほど違うとは本当に驚きです。朝は階段を片足ずつ上り下りしていたのが、このブログを書いている夜には両足でスイスイです。痛みの原因の切り分けがまだはっきりしないので当分こうした治療で様子を見ましょうということでしたが、久しぶりに行った医療機関でその進歩たるやに感心しきりでした。
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2019年01月02日

御前崎は今日も風だった

正確には「今日も」というのは誤りで、実は初めて行った御前崎の地なのでした。もともとこの日は浜松行きを予定していて、その途中に少し回り道だけど寄ったのが御前崎。理由は地元山梨で昨年知り合った方の実家が御前崎で、しかも結構有名なお店だということ。もちろんそのお店にも寄りました。

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行ってみればこのような巨大な風車がたくさん。海岸に強い風が押し寄せる土地のようです。素人考えながら、これが落っこちてきたらどうしようなどと思ってしまいました。また、その先端にぶら下がったら超高速の観覧車になるだろうなとも。

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砂浜なのですが当然ながら遊泳禁止で、砂漠のような風紋もできていました。でもサーフィンやウインドサーフィン、パラセイリングの人たちは結構いて、これらは遊泳に当たらないのかなとも思いました。車のナンバーには東京のものもあり、人気スポットなのかもしれません。

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港に行くと漁はしていないはずなのに大漁旗、これはお正月の恒例なのでしょうか。遠景の富士山とともに貴重な景色となりました。この近くには魚の直売所もあります。

その目的であった浜松は、コストコなのでした。食材が尽きてきたのでどこかのコストコに行かなきゃなと思っていたところ、正月なので道も空いているし高速道路もETC割引があるしということで、往復13時間のドライブに行ってきました。

最後に、もちろんこれ。

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2018年11月20日

妻の食べる分が回ってくる時

この日は山梨県民の日ということで、毎年公共施設が無料開放されています。ということで、今年は富士山世界遺産センター、富士山レーダードーム館、富士湧水の里水族館に行ってきました(それにしても富士とつくのが多いですね)。

いずれも普段は遠くてあまり行かない河口湖方面なので、その地域で有名な吉田のうどんを食べてきました。お店の数が多い中、以前テレビでも見た行列ができる有名店、でもあえて店名は伏せておきます。ちなみにさすがにここは無料ではありません。

お昼前に着きましたがやはり30分近く待たされました。それでやっと入って食べたうどん、以前にも何回か吉田のうどんは食べたことがありましたが、今回は二人で黙々と食べました。この黙々と食べるのにはパターンが二つあります。

一つはおいしすぎて話す暇がない、以前テレビCMで「おいしさは人を黙らせる」というキャッチコピーがありました。もう一つはその逆で、味について話すことが何もない、ひたすら食べるしかない。そして残念なことに、今回は後者の方でした。

いつも二人で一つのものを頼んだ場合、前者のパターンでは妻が器を渡しません(たいていそうした時は妻が先に食べるので)。後者のパターンは早々に私に回ってきます。今回は二人で同じものを一つずつ頼んだのですが、こういう場合後者のパターンでは妻の食べる分が私に回ってきます。薄々予想はしていたのですが、この日もそうなりました。

それにしてもこの行列は何なのかなぁ〜と思ってしまいました。車のナンバーを見ると結構遠くから来ています。テレビの力が大きいというのか、でもリピートはあるのかなぁというか。そもそもテレビに採り上げられる基準って何なのかなと。でも食べログの評価は高いしな。

今回に限らず、世間で流行っている飲食店やテイクアウト店を時々試してみて、疑問に思うことが度々あります。歳をとっていよいよ世間ずれしてきたかなと思うこの頃です。
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2018年11月07日

好きなだけ柿を持ってけ

お向かいの方は地元で顔が広く、あちこちの情報を持ってきてくれます。この日はその一つ、近くで柿の木が収穫を迎えたものの、穫りきれないのであとは好きなだけ持ってけとのことで、早速穫りに行きました。

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これは地面に落ちていたものや小さいもの、傷付いたもの、ピヨたち用です。柿に限らず、ピヨたちは果物が大好きなのです。

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そしてこれは私たち用。明らかに大きさやきれいさが違いますよね。甲州なんとかという品種らしいです。渋柿なので、加工が必要です。

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一つはこの塩漬け、詳しいことは妻に聞かないとわかりません。これもそのお向かいの方に教わったものです。

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もう一つはこの干し柿。これは以前にもやったことがあります。

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2階のベランダに二竿。これも詳しいことは妻に聞かないとわかりません。

ちなみにピヨたちは柿渋をあまり感じないようで、そのまま一心不乱に食べています。唐辛子の種も辛くないようです。
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2018年11月01日

山梨の郷土料理イベントに参加

こういう催しがあったので、ちょうど都合がついて行ってきました。試食会です。

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ほうとう

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ジビエ料理(シカ肉の煮込み)

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手打ちそば

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やはたいもの芋煮汁

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甲州小梅梅干し

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八朔の泣きまんじゅう

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クレソンのゴマ和え

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ラーほー(ラーメンとほうとうの融合ということです)

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あわびの煮貝

最後にアンケートがありましたが、また食べたいと思う料理としては八幡芋と小梅を挙げておきました。各料理についてはあえてコメントしません。それよりも気になったのが運営の非効率さ。人、多すぎ。そのわりにはわかっていなさすぎ。簡単な質問にも答えられない。あぁこれが行政がやることなのかなと実感しました。
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2018年10月30日

みずがき山の紅葉

わが家からも見える瑞牆(みずがき)山には、移住直後の10年前に登ったものでした。この山を見る度にペールギュントの「山の魔王の宮殿にて」を思い出します。アクセプトのギターリスト、ウルフ・ホフマンがこの曲をエレキギターで弾いています。かっこいいです。



この日行ってきたのはクリスタルラインという地元の林道、林道といっても舗装はされています(こういう林道は結構多いです)。数年前に紅葉がきれいだったのを覚えていて、この日思い立ったのでした。

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途中の道は以前の記憶と違った景色で、道を間違えたかなと思うほどでした。しかし、ところどころにある看板には間違いなくクリスタルラインの表示。瑞牆山自然公園に来て初めて間違いなかったなと思うほどでした。

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今年は夏の猛暑のせいか色づきが今ひとつのようです。赤が黒っぽくなっているところが多いです。しかし改めて見て、よくここを登ったものだなぁと。とにかく険しかったです。ロッククライミングの人たちが来ていたくらいですから。

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今回は清里からバイクで回り、増富温泉を通ってぐるりと一周しました。途中、地元ではわりと有名な食堂兼売店に立ち寄ると、やはり今年の紅葉はあまり芳しい様子ではないような話を聞きました。それでもバリエーション豊かな景色を楽しめました。

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おまけ。紅葉揚げ。ニンジン、オカノリ、赤いのはトマトです。
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2018年10月09日

白駒池は紅葉がピークだった

この夏の暑さに参って避暑した白駒池、てっきり真夏がピークシーズンだと思っていました。ところが一年で一番混むのがこの三連休だったということで調べたら、何と早くも紅葉が楽しめるところのようです。何しろ標高が2,100mくらいありますからね。

そこで早速、三連休明けのこの日に行ってきました。駐車場に着けば結構遠くから来ている車がたくさん、でもわが家からは1時間で行けます。この三連休の渋滞状況を見ていたら大変なことになっていたので、朝5時半に出たのが正解、もう8割方駐車場は埋まっていました。

いつものように麦草峠の駐車場に停めて歩いて30分、池を一周で30分、帰り30分の良い運動になりました。この紅葉の人気は何だろうと思っていたら、逆さ富士ならぬ逆さ紅葉、時間帯と場所でこのようにいろいろ楽しめます。

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9月下旬からが見頃のようで、ちょっと遅かった感じです。来年はもっと早くに行こうと思います。それにしてもこういうところにすぐ行けるという環境が、田舎暮らしの豊かさです。
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2018年08月28日

今回の行政の不作為はひどい

以前から行政の運営のあり方が度々指摘されており、その都度そうだよなぁと思っていたのですが、今回の障害者雇用率の偽装問題は本当にひどい。行政の人の言い分の背景はすべて法律です。法に則って業務を行っているのが行政人です。その人が法を破っている。

ずいぶん前にヤマト運輸の会長だった小倉昌男さんのことを読んで知ったのですが、この法定雇用率を下回った企業は納付金が科せられます。その納付先が行政の外郭団体、いわゆる天下り団体の収入源になるということに憤りを感じておられました。運輸業界で長年行政に対抗してきた立場でもありますからね。

小倉さんはその後、障害者によるパン屋さんを立ち上げるのですが、ご本人の家族に障害者がいたわけではありません。障害者雇用の一つの問題はその賃金の低さですが、ある講演で呼ばれた際の質問、「どうしたら障害者に月10万円を支払えるのですか?」に対し、「まず支払ってみなさいよ、経営者ならそれから考えるでしょ」と言ったということが印象的です。

小倉さんが今の状況を草葉の陰から見ていたらどんなに思うのだろうと考えてしまいました。ちなみに私の妹は就業もまったくできない重度の障害者です。だからこそ今回の問題は珍しく憤りを感じながら見ています。
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2018年08月23日

空気を運んで物流費高騰とは

この度ネットで沖縄のシークワーサー果汁を注文しました。もともと地元で購入していたものが店頭では品切れで、しかたなくその店のサイトでオーダーしたものです(店にはないのにネットでは在庫があるというのも不思議ですが)。それがこの日届きました。

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開けてビックリ、ずいぶんと大きな箱だなとは思ったのですが、中はほとんど空気です。赤丸で囲ったのがその商品6本、これらにはきちんとエアキャップが巻かれています。であればもっと小さな箱でもよかったのでは。以前新聞で読んだネット通販の不満ランキングで、「大げさな梱包」というのが上位に入っていたのを覚えています。

巷では物流費が高騰しているため、製品や配送サービスの値上げが相次いでいますが、こうしたものを見ると空気を運んで物流費高騰はないだろうと思ってしまいます。もちろんその主因が人件費の上昇にあるのはわかりますが、それでも積載効率をもっと考えてもらわないとといった感じがします。

ちなみに、今は見る影もありませんが、元物流屋です。25年くらい前はトラック運転していました。今でも2トンロングまでは大丈夫です。
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2018年08月05日

熱帯夜にはなっていない

先日お客さんに聞いた話。日本最高温を記録した熊谷市のすぐ近くに住んでいる方なのですが、会社から一週間の出張を命ぜられ、これでやっと暑いわが家から逃れられると思ったところ、その出張先が連日最高温として報じられる多治見市だったという冗談みたいな話。

移住して11年、10年間で2度しかなかった猛暑日が今年だけですでに4回(しかも全部7月)、やはり今年は異常です。しかし救われるのは朝晩の涼しさ、今のところ熱帯夜という記録(というか記憶)はこの11年ありません。昼は瞬間的に暑くなるものの、夜は窓を開け放しにしていると寝冷えしてしまうほどになるのはいつもと変わりません。

さてそこで、この環境がよく言われるのは野菜の生育にとって良いという話。テレビ番組などでは決まり文句のように、「日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きい」ということがその条件としてよく挙げられます。有名な産地を紹介するのに使われる常套句ですが、ここ大泉はまさにそのものです。

世界的に長寿の地域というのは標高の高いところというのはよく言われていますよね。思うにその理由は、一般に都会というのはそんなに標高の高いところではなく、そこでのストレスが寿命に影響しているのではないかということが一つ。もう一つはそこで育つ作物の栄養素かなと思っています。同じ野菜でも季節や環境によって栄養素が大きく違うので、よく言われるこれを食べればこういう効果というのはかなり大雑把なのです。

この日も今週は食材を買い出しに日本海に出るかと計画していましたが、わざわざより暑いところに降りることはない、それよりも畑で(というかそこで収穫したものの加工で)やることが山ほどあるということで、中止しました。こんな夏でもエアコンが要らない環境に本当に感謝しています。
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2018年08月02日

忖度はスポーツ界だけではない

最近立て続けにスポーツ界で問題が起こっていますね。相撲、レスリング、アメフト、今度はボクシングですか。絶対的な権力を持つトップに対する忖度という構図は、政治や行政の世界を含めこれまで何回も見てきたパターンです。でもこれはビジネスの世界でもよくあるということを以前経験しました。

地域の特産品を使った商品開発プロジェクトに携わった際のことです。手弁当で来てくれるフランス料理シェフの協力もあって、だんだん良いものができつつある段階でした。ちょうど地元のお祭りがあるので、その際に消費者に試食してもらおうと企画になり、その提供方法についていろいろと議論していました。

しかし、地域興しでよく主体となる商工会議所が音頭を取っていたのですが、その忖度ぶりが目に余るものでした。地域の消費者のことより、商工会議所の会頭など幹部の方をどうもてなすかということに多くの時間を割いていたのでした。自分たちの上司に当たるわけでこれを機に印象を良くしようという思いはわからなくもないですが、私はとうとう切れて「何様のつもりですか」と言ってしまいました。

ついでに言うと、切れそうなことがもう二つありました。一つは、国の補助金を使ったプロジェクトで地元の関係者が会議に多く出席し、その度に謝金が支払われます。しかし会議中一度も発言しないでいる人や、冒頭に謝金をもらうや否や「私、用事がありますので」と帰っていく人がいました。

もう一つは、商品開発の過程で化学調味料を使ったものと使わないものとをメーカーに作ってもらい、最後にメンバーがブラインドで試食し、どちらが良いかという機会を設けました。結果は使わない方が良いという方が多かったのですが、その後できあがってきた商品は使ったものの方でした。そのプロセスの不透明さはおそらくこのプロジェクトだけではないでしょう。

今回のボクシング団体の問題は会長半分、あと半分は周りの人にあると思います。私が以前所属していた中小企業診断協会でも、支援すべき中小企業ではなく、お上の中小企業庁の方ばかりを気にしている姿勢が解せなくて、結局やめました。競技団体は会長ではなく競技者の方を向くべきではないですか。
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2018年07月23日

避暑地の避暑地、白駒池

「もはや避暑地ではない」と言われそうな今年の八ヶ岳、この日は今年二度目の猛暑日となり、甲府では40度を超えました。甲府店を臨時休業することになって初日がこれですから、正しい判断だったとともにゾッとします。

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避暑地に住んでいる身としてさすがに今日はと思って避暑したのが時々行く白駒池です。何しろ標高が2,100mくらいあり、麦草峠は冬季閉鎖されるようなところですから。ところが考えることは皆同じなのか、平日なのに駐車場は満車、大型バスが3台も来ていて、こんなことはこれまでありませんでした。

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途中もののけ姫が出てきそうな林は苔好きにはたまらないと思いますが、今年はその苔も乾き気味、ツヤがないようです。

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このように開けた場所もあり、片道30分、池一周30分、トータル1時間半の散策は良い運動になりました。やはり人出は多かったですね。

この前の日、ピヨを畑に解放したら車の下に潜ってしまいました。ここのところ毎日ですが、暑さでハァハァ言っています。



それでも朝晩は涼しい風が入るこの地、エアコン要らずには変わりありません。
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2018年06月23日

リニア、原発、太陽光パネル

この3つについては国が推し進めていて地域住民が反対しているという共通点があります。この山梨、八ヶ岳でも一部当事者ということもあり、近頃いろいろな人からの情報発信を受けます。国政に反対するとすぐ左という短絡的な決め付けもあるようですが、私はいつもニュートラル、子供の頃から自分の考えをしっかり持っているつもりです。さてそこで、この3つについてその考えを述べます。長くなるので興味のない方はスルーして下さい。

・リニア → あってもなくてもいい

東京に仕事に行っていた時は品川まで15分と聞いて、ずいぶんと通勤スタイルが変わるなと思っていましたが、今では関係ありません。南アルプスに巨大なトンネルを掘ることにかなり批判があるようで、それで思い出したことがあります。

学生時代に憧れた(理由はスキーとツーリング、つまり大自然)ニュージーランドでは、トンネルがほとんどないそうです。ある時地方から都会へ出るトンネル掘削の計画があったそうですが、住民投票か何かで中止になったそうです。

地元の住民はさぞ不便だろうと訊くと、現在の海岸線をぐるりと回って都会に行くのに比べて30分の時間短縮になるそうで、「たかが30分だろ、だったら自然を壊すことのほどでもないさ」ということでした。翻って日本で新しい道路が完成すると、「これでどこからどこへの通過時間が何分短縮されました」などという報道を見て、たったそれだけ?と思ったことが何度もあります。

また、ヨーロッパのある国では車道の舗装路がガタガタのままで放置されているのですが、やはりその不便さを地元住民に訊くと、「それより福祉のために税金を使ってほしい」という答が返ってきました。これも日本では、こんな道路工事が果たして必要かと思う剥がしては埋める作業が実に多いといつも思っています。

・原発 → いったんなくていい

物事には何でもリスクとリターンがあると思います。原発はこれまでリターンの方が強調されて、そのリスクは先の震災で初めて広く認識されたと思います。これは原発に限ったことではなく、何かを推し進めようとする時に、リターンばかりが情報発信されるのは危険だと思います。薬には必ず副作用情報がありますね。

原発反対と言うと「あなたは経済のことをわかってない」と言われるそうです。高度経済成長期の電力不足の時代ならそうかもしれませんが、今の低成長、人口減の日本で、こうした上から目線の物言いに怯んではいけないと思います。

では実際、電気が全部ではないにしろ一部止まったらどうするのかと詰め寄られます。そうなればその範囲で生きていけばいいんじゃないですか。工場の稼働が止まって生産が下がる、その結果従業員の給料にも響く、それでいいのかと脅されます。では今の生活を維持するためのリスクはどうなんですかと。給料や雇用や住居そのものがゼロになってしまうリスク。

ここはいったんやめてみて、その範囲で生活してみて、その結果「もう少しいい生活がしたい、そのためにはリスクも承知する」と皆が納得すればまた考えればいいのではないでしょうか。いつも書いていますが、生活の豊かさとはお金だけではないはずです。その意味で、所得では判断できない地方の豊かさをいつも感じています。

・太陽光パネル → 設置するなら屋根に

別荘地で人気のあるこの八ヶ岳でも、太陽光パネルの設置が急速に進んでいます。多いのは休耕田の利用ですが、最近目立つのは森林伐採による設置です。環境に良いはずの太陽光発電ですが、そのために木を切るってどういうこと?と思ってしまいます。ずいぶん前にカーボンニュートラルのことを書きましたが、薪にもぜずにただ切るだけではなおさらです。

太陽光パネルはその重さ、耐久性、破損、廃棄が問題になっています。実は以前自宅の屋根に太陽光パネルを設置しようかと検討したことがあります。いろいろと曲折があり、結局やめたのですが、その時にこれならいいなと思ったのが薄膜タイプです。ホンダが開発、一部実用化していたのですが、その後残念ながら事業を中止してしまいました。これなら大がかりな設置も必要ないし、場所も選ばず、当時お話しした業者さんは将来ホンダのエコカーの屋根に乗るのではないかと予想していました。

火力や原子力に頼らない発電は大いに結構なのですが、現在の緩い設置規制ではそのデメリットの方が目に余ります。これは都会に暮らしている方には実感が湧かないでしょうが、その景観たるや山腹をえぐり取ったゴルフ場やスキー場と同等なくらい破壊しています。おまけにご近所には光や熱の被害もあるようで。地元にはひっそりとした木立の中に別荘やお店を建てた方の隣が突然そうなって、実に気の毒な事例がいくつかあります。

よって、太陽光パネルは大がかりな設備が必要ない薄膜タイプを、人目につかない建物の屋根に付けるならいいと思います。わが家でも多分そうしていたでしょう。休耕田の使い途はほかを考えましょう。自分の土地だから何をやってもいいんだということは、本来日本人のDNAにはないはずです。
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2018年04月27日

ついに炭酸水生活

先日の精密検査以来、毎日のアルコール量を計量カップで量って厳密に飲んでいます。それまでのワインを一切やめ、焼酎の炭酸水割りを5杯です。その炭酸水はこれまで大量にケース買いしてはせっせと冷蔵し、空きボトルは資源ゴミに出していたのでした。

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それがこの度、ついに買いました、炭酸水メーカーのソーダストリーム。これまで何度か考えていたのですが、精密検査で踏ん切りがつきました。ランニングコストの安さだけが理由ではなく、決め手は炭酸の強さです。今流行りの強炭酸水をいろいろ試しましたが、それでも炭酸が弱い。これはその度合いを自由に調節できますので。

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このボトルで1リットルですが、毎日これ1本では足りません。でも水を入れ、炭酸を注入すればすぐにでき上がります。これまではペットボトルをもう1本開けようかどうか迷っていたところですが、これは使い切らなくても翌日また水と炭酸を足せば済みます。

今まではもっぱら焼酎を割るのに使っていましたが、今後はワインのソーダ割り(そういうカクテルがあるそうです)や、ハードリカーを久しく控えていた大好きなバーボンでハイボールなどと視野が広がってきました。それでも一日の純アルコール量は守りますよ。
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2018年04月13日

光前寺のしだれ桜

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長野で一番のお寺は善光寺、二番は読みを逆にした光前寺ということを30年以上前に聞きました。何が一番か二番か、規模なのか知名度なのかわかりませんが、なぜ30年以上前かというと、高校時代ラグビー部の夏合宿がこのすぐ近くで行われていたからです。

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当時は知りませんでしたが、そこのしだれ桜が有名だということで、テレビ中継されていたこともあって早速行ってきました。場所は駒ヶ根、よく行くグリーンファームがある伊那の先です。しかし思ったほどの人出ではありませでした。

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実はこの一ヶ月ほど前にも訪れていて、それでまだ蕾だったしだれ桜のことを知ったのでした。その際は懐かしくも苦しい思い出しかないグランドや宿舎も見てきました。今回は夏スキーができる中央アルプス千畳敷のロープウェイの拠点周りも巡りました。

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やはり二番目というのは規模かなぁと思わせるのは、境内を歩いてみると感じます。参道の両側にはこんな杉の巨木が並び、本堂に続いています。

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もう一つ有名なのがこの光苔、これは高校時代から知っていました。昼間なので強制フラッシュでわかるでしょうか、かすかに光っています。

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寺の手前にはこのような水仙の群生地も。休耕田を使って作ったようです。よく菜の花と桜というコントラストの景色がありますが、個人的には水仙は2月、菜の花は3月、桜は4月というイメージなので、間を飛ばして隣接していると何か妙です。

この日はこの後地元のスイーツアウトレット、豆腐店、いつものグリーンファーム、スーパーツルヤ、帰りに諏訪の角上魚類を回る盛りだくさんのツアーでした。その後知りましたが、移住したい県ナンバーワンの長野県にあって、その中のナンバーワンの街は伊那なのだそうです。
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2018年04月12日

根本的に間違ってます

先月の健康診断でいろいろと引っかかってしまい、この度そのうち2つの精密検査を受けました(まだあるということです)。幸い現在は深刻な状態ではないということでしたが、生活習慣から今後が心配なため、継続して定期検査を受けることになりました。

様々な数値から強く原因として疑われる生活習慣がアルコールです。なので今後はその摂取量を抑えるようにということで診察が終わりそうになりました。最後に、「ところで一日どれくらい飲んでるんですか?」と訊かれ答えたら、ドクターの姿勢と顔色が変わりこう言われました。

「お酒に対する考え方が根本的に間違ってます」

今後は計量カップで量りながら飲むことにします。
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2018年03月29日

甲府中心部の高台の桜

甲府は盆地なので中心部に高台なんてあるのかと思っていました。中区(ちゅうく)配水場というところで、桜の名所でもあるそうです。この時期10日間ほどだけ一般に開放しているようで、甲府店の営業後に行ってきました。

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入り口はこんな感じ。

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これがシンボルツリー的な存在でしょう。この下でシートを広げてくつろいでいる人もいました。

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甲府駅からすぐなので、高台から桜越しの街並みを見ることができます。これはそうそうない光景です。ただ、中心部からすぐに高台になるということは、それだけ途中の勾配がきついということ。自転車では登り切れず、降りて押して行きました。

受付で渡されたお土産は甲府の水のペットボトル。配水場だけに。
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2018年03月11日

正蔵の鼓ヶ滝は落ちが残念

本来は林家正蔵さん本人にSNSなどでお伝えしたかったのですが、どうもその術がないようなのでブログにて記すことにします。正蔵さんが読んでくれたら幸いです。

この日の朝NHKで正蔵さんの落語を観ました。演題は「鼓ヶ滝」というもの、初めてです。西行が詠んだ歌を夢の中で直されるのですが、それが鼓にちなんだ音、打つ、川(皮)という前振りがあります。その後、夢から覚めた西行に、その前に出逢った木こりから、その直しをしたのは歌の神であり、それを受け入れたお前さんは大したもんだと褒められます。

落ちは、「夢の中でたいそうな失礼をした、バチが当たらないだろうか」と西行が言ったところ、木こりが「鼓だからバチは当たらないよ」といったものでした。残念だったのはここです。さんざん鼓に関する前振りをしていたのだから、ここは「夢の中でたいそうな失礼をした」「大丈夫、バチは当たらないよ」とした方がすっきりしたと思います。「バチ」を二度繰り返す必要はないのです。直前に落ちが読めてしまいました。

なぜ夢の中で失礼な振る舞いをしたのかというのは、歌の直しをしたのが山中を迷って泊めてもらった家の爺さまと婆さま、それに小さな孫の三人だったからです。歌詠みにプライドのある西行がこいつら素人に直されてと抗いかけますが、結局はその方が良いと認めるのです。その三人が歌の神の化身ということです。大抵の旅人はそうした振る舞いをして、歌人として大成しなかったという背景があるようです。

この演題から得られる教訓は、誰が言ったかではなく何を言ったかが大切だということだと思います。誰が言おうと良いことは受け入れるべき、それが成功や成長につながるということです。この逆のことは世の中では実に多い。言った中身ではなく言った人によってその内容の評価が変わってしまうという、あまりにも理不尽で不合理なことがビジネスの世界をはじめ本当によくあることを実感しています。

私はそう落語に詳しいわけでもありませんが、小学生の時に「時そば」を劇に仕立てたことがあります。初めに出てくる調子の良い客を私が演じました。生徒には今ひとつだったようですが、先生たちには受けました。今回のテレビ番組は対談の相手が私の大好きな柳家小三治さんだったから観たのでした。いつのまにか人間国宝になっていました。

その小三治さんから正蔵さんに訊きたいことがあるとのこと。「なぜ不倫報道で記者会見をするのか」という問いに対し、「それをなぜ私に訊くのですか」と。正蔵さん、こぶ平と名乗っていた時に不倫騒動がありましたからね。その当時、「いや、芸の肥やしに」という通り一遍の言い訳に対し、芸能レポーターの前田忠明さんが「お前に芸があるのか」と突っ込んでいたことを今でもよく覚えています。

こぶ平さんについては「ハッチポッチステーション」のジャーニーが強く印象に残っています。グッチ裕三さんが80年代を中心とした洋楽を採り入れ、大好きでよく観ていました。今はネットで当時を懐かしめるので良い時代です。

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2018年02月09日

精肉店にできた対面鮮魚売場

地元では有名な精肉店「わたなべ」、いつも週末になると駐車場が満車なのは当たり前、連休ともなると対面売場では行列ができています。しかしそれくらい混んでくると当然さばく肉の量も多くなるので、狙い目は大量に出る牛スジ。対面販売ではないのでこれは難なく買えます。

その「わたなべ」で、この日今までにない売場がありました。今度は鮮魚の対面販売です。もともと精肉店とは言っても魚や加工食品なども置いており、精肉を中心とした食品スーパーのようでしたが、いよいよ魚も本格的に売り出し始めたようです。毎週金曜・土曜の限定だそうですが。

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値段も比較的安く、今回もヒラメやアンコウに惹かれましたが、その前にもう鮮魚を丸で一本買ってしまったので、この日はこのヤリイカだけに。春のイカと言えばヤリイカで、今回のものはかなり大きい方でした。ほかにも生きたタグ付きのズワイガニやクリガニといった珍しいものもありました。

その中でも極め付けはゴッコです。よくテレビでは幻の魚などと紹介されていますが、私たちは20年くらい前に初めて食べて経験済みです。函館にいる鮮魚店の友人が送ってくれたもので、見た目はフグのようにまん丸、身というよりゼラチン質の皮を鍋にして食べるもので、特徴は大量の卵、これも一緒に鍋に入れます。まさかこれがこの山の中で見られるとは思いませんでした。

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ヤリイカの前に買った魚はこのイナダです。一本ですので二日に分けて、そしてアラはピヨの餌にと余すことなく。

山の中の肉屋の鮮魚、今後定点観測必至です。
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2018年02月02日

マスタースキーに行ってきた

先にご案内したスキー場のマスター料金、この日は天候は芳しくなかったですが前日からの降雪と気温や風速の良好さから行ってきました、定番の小海リエックス。このスキー場は人工雪とグルーミングが中心ですが、珍しくふかふかの天然雪を楽しむことができました。

シニアはよく聞くがマスターという料金設定が本当かなと思っていましたが、50歳代は半日券が1,500円というのは間違いありませんでした。朝方は高校生のグループがいましたが、その後はほとんど貸し切り状態のガラガラ。同じような年配のグループも見受けられました。

マスターから連想する曲として前回はメタリカをご紹介しましたが、もう一つ「ねぇマスター」というフレーズでお馴染みの「失恋レストラン」がありました。覚醒剤騒動が続きましたので手放しでご紹介できませんが、一応関連動画ということで。



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2018年01月26日

三日連続の真冬日

最高気温がプラスにならない真冬日がこの日で三日続きました。17年ぶりということなので、私たちが移住してからもっとも寒いという記録になります。最低気温はマイナス10度続きです。これも移住後記憶にあるもっとも低い気温と同じです。

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今年の年賀状の10大ニュースにも載せた、テラス東側の屋根にも雪が積もりました。それが日中の陽差しで融けてきていずれは軒先から落ちるのでしょうが、今回はそれがこのように落ちません。そのまま凍っています。なので妙な波板のデコボコと、カール状になった氷が見たこともない様子になっています。

実はこの日は週一度の休みなのでスキーに行こうと思っていたのですが、スキー場の天気予報を見ると異常な低温と強風だったので、この時期地元で恒例の「寒いほどお得フェア」を楽しんで付近を歩くことにしました。しかし歩道には足跡はほとんどなし、この状況で歩いている人がいないのがよくわかりました。

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その寒いほどお得フェア、定番の「ロック」のカレーです。先の全焼から初めての訪店です。暖炉のレイアウトも客席数も、そして料理のお値段も内容も少し変わっていました。正直、以前のようなお得感がありません。カレールーの量が明らかに少ないし、煮込んでほぐれた肉の量も減っていました。しかも値上げ。

寒いほどお得フェアは移住直後は喜んであちこち行っていたのですが、最近は定番のメニューを割引するのではなく、半額でも損をしないような専用のメニューを作っているところが多くなって、魅力を感じなくなっていました。定番のメニューを提供していても中身と値段を変えられてはといった感じでした。
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2018年01月11日

風邪のフルコースを体験

よく総合感冒薬の説明で、風邪の諸症状に効くとありますね。その諸症状をこの一週間で一通り体験しました。

まず先週の三連休の前日に、いやに咳が出るなと思ってはいました。すると翌朝は高熱を発し、営業日ですがとても店に出られる状態ではありません。関節痛がし、吐き気があり、胃も痛い。もちろん頭痛も。その後三日三晩、39度の熱にうなされました。

やっと熱が下がってきたと思ったら、今度は鼻水と強烈な咳が再び。まともに会話できないくらい咳が止まりません。三連休明けの甲府店の営業がどうなるかと思いましたが、何とかこの日今週を終えました。これで快方に向かうかなと思って、あれっ、まだ出ていない症状があるなと思っていました。

それがこの日ついに来ました。下痢です。いわゆる水便が何度出たことか。こうした風邪のフルコースは移住して10年、記憶にありません。インフルエンザも疑いましたが、総合的に考えて多分風邪です。考えられる原因は、やはり甲府店の営業です。大泉より暖かいはずなのに、建物の中はうんと寒いのです。もちろん大泉はログハウスと薪ストーブのおかげです。

風邪の予防にはいろいろありますが、やはり体を温めるというのはとても大事なようです。風邪を引いてから薪ストーブの前で体を温めたらずいぶんと症状が良くなることもありました。体温が下がると免疫力が低下する、よく聞いてはいましたが実感しました。今年の冬ほど寒さがつらいことはないです。
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2018年01月04日

スキー場にマスター料金

スキー人口が減って、あるいは「私をスキーに連れてって」世代の高齢化に伴い、各スキー場が最近シニア料金を設定しているのはよくあることです。そのシニアの定義も60歳とか55歳とかスキー場によってまちまちです。

ところがこの前日スキーをするわけでもなく立ち寄った野辺山のシャトレーゼスキー場のリフト券売場を見ると、シニアのほかにマスターという料金設定がありました。マスターの定義は50〜59歳、ちょうど昨年私もその歳になったのでした。そしてリフト料金は平日の半日券で何と1,500円、これまで早割で予約していた一日券よりも安いです。

そこでこの日は同じシャトレーゼが経営する小海リエックスに行ってみました。同じようにマスター料金の設定があります。もちろん滑るつもりで道具を一通り持って行ったのですが、やはりそこはまだお正月。今まで見たこともないような車の数で、停めたこともないような駐車場。

一応歩いてゲレンデに行きましたが、次から次へと押し寄せるスキー客を見て、この日は滑るのをやめました。その代わりというか、歩いて下の食堂まで行って無料のケーキセットを楽しんでは来ましたが。このスキー場でこんなに人を見るのは初めてでした。

それでもこのマスター料金はとても魅力的なので、いずれ今シーズンには来たいと考えています。さてそこで、私の頭をよぎった曲はメタリカの「Master Of Puppets」です。まだ駆け出しのメタリカを学生時代に聴いていましたが、今や大御所になってますね。この曲は操り人形の親分という直訳となりますが、人間を操る薬物といった意味のようです。



メタリカは私が知る限り全部短調の曲で、またヘヴィーメタルなのでアイアン・メイデンと同じく愛だの恋だのといった曲がないのが気に入っています。この曲が収録されているアルバムの最初の曲、「Battery」が最高です。シアトルでのライブがこれまで長髪だったメンバーが短髪になっているのが印象的です。


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2018年01月03日

3日目は雪原歩き

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正月運動企画3日目は野辺山。まずはシャトレーゼスキー場ですが、三が日のせいか近年見たことがない光景。スキー人口の減少が最近下げ止まったとは聞いていましたが、まさかのリフト待ち、そして食堂の混雑。もともとスキーをしに来たわけではありませんが、なぜかこのガトーショコラの写真。見えるでしょうかね、奥にゲレンデの人が写っています。このスキー場についてはまた後ほどレポートします。

次に向かったのは標高1,400mの滝沢牧場。移住直後に高地トレーニングをしたところです。馬や牛、豚、山羊、羊、鳥とさながら小動物園のようでした。これは知らなかった。

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そして次は今まで看板でしか知らなかった八ヶ岳高原ロッジ。この写真はその音楽堂で、国内外から有名な音楽家が訪れて演奏しているそうです。その鑑賞との宿泊パックプランがあり、レストランなども充実しているようです。

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拠点のロッジから音楽堂までは雪原を結構歩きますが、さらにこのヒュッテまでの道のりもあります。これらは一連の散策コースになっているようです。この時期は閉まっていましたが、シーズンになればレストランとして営業するようです。

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標高は1,600m近く、ここまで来れば八ヶ岳もこう近く見えます。肩の辺りといったところでしょうか。乗鞍岳の畳平を思い出しました。

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これらを巡るにはこうした足跡のない雪原を歩きます。道標がないので不安になりますが、多分夜にはライトが点くであろうポイントを頼りに歩いて行きました。

このほかにも散策コースは3つあり、また来て楽しみたいと思いました。正月休み、遠くに行かなくても十分地元で楽しめます。まだまだ知らないところはあると思います。田舎、豊かです。
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2018年01月02日

第二弾は尾白川渓谷

正月運動企画第二弾は、白州の尾白川渓谷です。

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この千ヶ淵までは行けますが、その先には昨年11月から通行止めになっていました。その前に台風や滑落事故の影響で通行止めになっている区間があるとは知っていましたが、さらにです。

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移住直後には一通り歩きましたが、今やその一部のみ。確かに事故が起こるくらい険しい登山道でした。10年前なら歩けましたが、今はたとえ開通したとしても歩く勇気はないでしょう。それほど危ない登山道です。

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相変わらず水はとてもきれい。サントリーが水の工場を建てるのもわかります。真夏はこの中に水着で入りたいくらい、スイカもよく冷えるでしょう。

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その下流にはべるがの総合リゾート施設があります。この人工の滝の下には人気の滑り台があります。真夏でも水はとても冷たいので、ここから濃厚な温泉へというルートは実にわかりやすいです。

さすがにこの季節ではほとんど会う人もいませんでしたが、だからこそのんびりと過ごせました。熊には遭いませんでしたが猿には何度も遭いました。シーズンにはカブトムシもイワナもいる施設もあります。

ここの温泉は県内では有名な専門家が太鼓判を押している泉質、三大温泉の一つである有馬の湯よりも良いと明言しています。有馬の湯にも行ったことがありますが、確かにそう思います。しかも市民なら入浴料は半額、オンシーズンの入園料は無料、これも田舎の豊かさです。
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2018年01月01日

年始めはみずがき湖一周から

昨年の畑作業が終わってから甲府店での営業が始まったため、極端な運動不足になってしまいました。おかげでズボン類が軒並み縮んできたため、これはいかんと積極的に体を動かすことを年頭に念頭に置きました。そこで元日のこの日行ったのが近くのみずがき湖です。

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周囲を歩いて回る人はほとんどいないと思われ、途中何台もの車に抜かれましたが、一周4kmほどでしょうか、途中坂道もあり良い運動となりました。大橋から撮ったのがこの写真、駐車場からは標高が高くなっているところなのがわかると思います。

暦の関係でこの一週間はかなり暇なのです。なのでどこかへ出かけようかといろいろと考えましたが、思えば休みを取って皆出かけるのがこの地なので、やはりここにとどまって近くの景勝地に行くのがいいのではないかと改めて思いました。この日もわざわざ来たであろう他県ナンバーに多く遭遇しました。

いつも書いていますが、以前は地方は貧しくて都会が豊かという図式が、ここ10年くらいで急速に変わってきているような感じがします。豊かさの基準が違うのです。年収や所得ではないのです。最近流れているテレビCMで、「東京には何でもあるから」「私は山梨の方が何でもあると思う」といったものがありました。本当にそう思います。
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2017年12月03日

親方はチャンドラーを読んだか

連日ワイドショーでは相撲界のことばかりですが、先日ふと見たテレビで貴乃花親方が10年くらい前のインタビューに答えていました。その一言、「人は自分が強いと思わなければ他人に優しくできないと思うのですよね」といったような発言。瞬時に思いました、あれ、貴乃花親方はレイモンド・チャンドラーを読んでいたのかなと。

私の大好きなレイモンド・チャンドラーの最後の長編小説「プレイバック」の有名な一言です。「男は強くなくては生きていけない、優しくなければ生きている資格がない」です。何もパクったとは言いませんが、もし読んでいればそれが下敷きになったであろう、読んでいなくても時代を超えて思うことは同じなんだと妙に納得しました。

チャンドラーの原作は度々映画化されていますが、フィリップ・マーロウ役にボギー(ハンフリー・ボガート)が出演した作品があります(「三つ数えろ」、原作は「大いなる眠り」)。そのボギーの代表作「カサブランカ」では、これまた有名な台詞のやりとりがあります。

「昨日は何してたの?」「そんな昔のことは忘れた」「明日会える?」「そんな先のことはわからない」。これを以前当時小学生だった甥っ子に、もし友達にそう訊かれたらこう答えるんだよと教え込みました。実際私が居合わせた場では、甥っ子の祖母が「あんた、昨日どこ行ってたの」に対し、「そんな昔のことは忘れた」と返していました。
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2017年09月15日

残りの10羽も陽だまりに解放

先日のいじめ問題以来様子を見ていましたが、どうも合流は難しそうです。戻すとすぐにまたいじめが始まってしまいます。なので今後ずっと隔離して育てることにしました。それにしても外の陽の当たるスペースが気持ちよさそうなので、残りの10羽も何とかここに解放できないかと。

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そこで作りました。ネットを高く張り、囲ってあります。ここに10羽を放ち、いじめられっ子はさらに下の畑に放し飼いします。猫がうろつくので心配もありますが、雑草取りをしながら目の届く範囲にいればと思っています。

いじめられっ子はおとなしいので低いネットでも飛び出すことはないのですが、そのほかのピヨたちはテラスに平気で上がってきます。なのでネットを高くしたのですが、その矢先一羽がこれも飛び越えたのか、外に出ていました。下を潜った可能性もありますが、その後は出ていないのでこれで一応安心です。

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テラス下と比べてやはり楽しいようで、陽だまりの中活発に動いています。写真にはありませんが6羽が一緒に砂浴びをしていたり、ブルーベリーの木が掘り返されるくらい脚で土を掻いたり、腹ばいになってまどろんでいたり、本当に楽しそうです。やはりこうした姿が自然でしょう。

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一方いじめられっ子はこれまた独自の世界で楽しそうです。誰にも邪魔されない環境で食用ホオズキなどを頬張っています。妻が畑の草取りをしているそばについて虫などを探しているようで、遠くに行かずに助かっています。

このいじめられっ子は小さくておとなしくて下手っぴで本当に可愛いので、今度は下の畑などに連れて行ってあげようかと思っています。
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2017年09月09日

マグロは食べるが魚は食べない

少し前から健康寿命日本一が山梨県であることを知っていましたが、この度それがテレビ番組で取り上げられました。その理由として専門家が挙げた理由の一つに、魚をよく食べるからというのがありました。よく言われるDHAとかEPAをたくさん摂っているから、その根拠がマグロの消費量です。これも地元では有名な話ですが、静岡県に次いで第二位です。

しかしここに住んで10年、そんなに地元の人が魚を食べているという印象はありません。別にご近所さんの食卓を覗いたわけではありませんが、スーパーの売り場からとてもそうは感じられないのです。例えば富山などの日本海沿いや、愛媛や岡山などの瀬戸内海沿いのスーパーと比べても差は歴然です。

そこで調べてみました。こうした何かの食べものの購入日本一とかいう根拠は、たいてい総務省の家計調査年報です。見てみると、確かにマグロは2位ですが、魚介類全体では29位、生鮮魚介では金額で43位、数量で50位です(47都道府県以上あるのは政令指定都市が含まれているからです。毎年餃子で宇都宮と争っている浜松市が出るのはそのため)。

つまりマグロはよく食べるけれどそれ以外の魚介類は食べない、全体的には魚を食べていない県民性だということがわかります。なので先の専門家の根拠にはクエスチョンが付きます。DHAやEPAは青魚に多く含まれているはずですから。ちなみにアジ、イワシ、サバ、サンマなどは下から数えた方がずいぶんと早い順位になっています。

これも地元でよく言われることが、アサリの消費量が多いということです。見ると確かに全国金額1位、数量では4位です。シジミも金額9位、数量7位、ホタテ貝も金額8位、数量13位で、貝類全般でも金額7位、数量14位となっています。

当然だろうなと思ったのが、アジの干物が金額、数量とも2位、シラス干しも金額7位、数量9位です。地元のスーパーでは毎週釜揚げシラスの日替わり特売のチラシが入ります。今年はシラス漁が極端に不漁なようで、毎日見る漁協のツイッターでも休漁ばかりです。

繰り返しますが、よく海なし県だから逆に魚をよく食べるといった説明は、統計上は通用しないことになります。マグロ以外の魚が店頭にあまり並んでいないから、魚といえばマグロということになるのだと思います。
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2017年08月09日

14時間ぶっ通しの食材加工

この日の作業を記します。朝4時起床。

丸鶏のだしとり。2羽を(うちの鶏ではありません)熱湯で湯通しして、パセリの軸とローリエ(いずれも自家製)を入れて寸胴鍋にて約10時間加熱。

トウモロコシの加熱(収穫はハクビシンにやられる前に前日)。外の皮を剥いてヒゲを取り、洗ってから蒸し器へ。

ダメナスの加熱。いわゆる石ナスなど、食用に適さないナスをピヨたち用に細かく切って茹でる。オール電化の深夜料金を利用して、こうした加熱作業を何とか7時までに終える。

朝食の後、下の畑に収穫。キュウリ、ズッキーニ、パプリカ、オクラ、セロリ、一部のトマト。

トウモロコシの加工。蒸した後の皮とヒゲを取って芯からこそげ落とし、クリームスープ一回分ずつ分けて冷蔵・冷凍保存。その皮とヒゲを細かく切ってピヨたちに。

セロリの加工。細かく切って湯通しして冷凍するものと、翌日のミネストローネとガスパチョに使うものに分けて。

トマトの加工。ガスパチョ用のフルティカは湯むきして冷蔵。ナス煮込み用のシシリアンルージュも湯むきして冷蔵。ミネストローネとトマトソース用のサンマルツァーノリゼルバは湯むきして加熱、ソースにして瓶詰め、冷蔵。湯むきした皮はその都度ピヨたちに。

パプリカの加工。中の種を出し、ミネストローネ用に1cm角にカット、その後湯通し、しばし冷ます。

田んぼを見に行く。今のところまだヒエは見えていない(出ているのかもしれませんが)。

丸鶏だしの出来上がり。シノワで漉し、しばし肉を冷ます。

この間にスーパーに買い出し。バイクで往復1時間ほど。

だしを取った丸鶏の骨から肉を分離。これは後日カレーの具に。ビニール袋に入れて冷蔵保存。

枝豆とレタスの収穫。この日の夕飯用。その後すぐに塩蒸し。100個の房を取って5gの塩で少量の水、10分加熱が目安。

セロリやオクラなど、この日出た野菜の残さを細かく切ってピヨたちの配合飼料に。

パプリカの袋詰め、冷凍。種はピヨたちに。

鶏ムネ肉の仕込み。皮を剥がし、塩と砂糖で味付けし、自家製ローリエをふんだんにまぶして冷蔵保存。後日燻製。

炭火焼きの準備。当然毎日炭に火を点ける。その他に会場のセッティング、洗濯物の取り込み、それ以前に朝に洗濯を2回。

この間、妻はせっせとニョッキづくりとキュウリの酢醤油漬けづくり、布団干しや掃除機かけ、そして炭火焼きのための準備。

漏らしている作業もあるかもしれませんが、このようなことをノンストップで続けて気が付けば夕方6時。ほぼ14時間ぶっ通しの作業でした。
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2017年07月18日

すがしといねつたるみたれども

この高冷地でも最近暑いです。幸い朝晩は窓を開けていると寝冷えしそうなくらいですが、日中は湿度が高く、風がなく、この地のカラッとした爽やかな暑さとはほど遠いです。数年間にも同じようなことがあり、地元のペンションではエアコンがないということがクレームになったそうです(当然わが家にもありません)。

ペンション村といえばわが家より標高の高い清里などのはずですが、なぜクレームになったのだろうという話をこの日炭火焼きをしながらしました。昼間はペンションにいないはず、夜は風が通ればエアコンは要らないはず、でも風が通るとは風の入り口と出口がある部屋のこと、なるほどペンションの各部屋は窓が一ヶ所しかないのかもしれません。

通常家というのは東西南北すべてに窓が設けられているはずですが、その中に間仕切りを設けてしまうと一方向にしか窓がないという部屋ができてしまいます。その点わが家は間仕切りが一切ないので、どこにいてもどの風向きでも風が入ってくる設計になっています。それがそもそも家を建てる時のポリシーの一つだったのです。

そして昔の家はそうだったという話になりました。間仕切りは障子やふすまだったと。沖縄の建築思想はそうした風がよく通るように設計されているということも聞いたことがあります。そして昔の家ではそうして風を通す代わりに蚊が寄ってくるので、蚊帳をつっていたということも。私は経験ありませんが、妻は経験あるそうです。

そこで思い出したのがこの和歌。「たらちねの 母がつりたる 青蚊帳を すがしといねつ たるみたれども」。確か高校の国語か古文の授業でしたか。母親がつってくれた蚊帳はたるんでいて蚊が入ってくるかもしれないけれど、それでもその優しさに満足して気持ちよく眠れたという歌です。
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2017年07月13日

はねだし桃をようやく

ここ山梨はフルーツ王国と言われ、季節の順でいうとサクランボ、桃、ぶどうが代表的なところです。その中でも桃はわが家から近いところに産地があり、買いに行きやすいです。新府(しんぷ)というところですが、かつて武田勝頼が最後に籠城した新府城があるところです。日常的に通っています。

そこに共同選果場があり、そこでは正規の商品のほかに毎年はねだし桃が格安で売られています。以前から機会をうかがっていたのですがタイミングが合わず、この日は朝から雨で畑ができないので行ってきました。しかし本来は9時開場でその前に並ばなければならないのですが、この日は8時半スタートのゴミ出しがあり、その後に行ったので到着が想定より遅れました。

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行ってみるとすでに100人を超す行列、整理券は配り終わられ、その後の販売は保証できないということでした。それでも可能性を託して待ってみると、無事このように買うことができました。全部で30個くらい、これで1,500円です。この前の日に1個500円の桃を見ていますから、単純には比べられませんが10分の1の値段です。

し、か、し。この日は偶然ご近所の古民家レストランの奥様とその場でお会いし、ちょうどその後そこへの用事があったので行ってみたところ、「桃食べました?」と訊かれました。「まだですけど」と答えると、「あまり甘くないのよ」とのこと。「えっ、その前に人にあげちゃいましたけど」。

ということでごめんなさい、Hさん。確かに硬いものは甘くなく、柔らかいものは熟しすぎでした。山梨の人は熟す前の硬い桃を好んで食べるとはよく聞きますが、あぁこのことなのかなぁと。いくらはねだしとはいえ、これでは産地の評判が下がるのではないかと心配もしました。

でも品種の違いという理由もあります。今年は春先の雨不足で軒並みいろいろな作物が不作らしいですが、今度は時間をおいてもう一度だけ別の品種でまた並んでみたいと思います。今度はゴミ出しの日を避けてもっと早めに。
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2017年07月11日

期せずして山椒の実をゲット

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これまで何年も米づくりをしていて気付かなかったのですが、その隣の敷地から大きな山椒の木が生えているのを今年初めて見つけました。見ればもうたわわに実が付いています。隣の敷地との段差は3mくらい、ちょうどそのてっぺんが上から手を伸ばせそうなところにあります。

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見つけたのはずいぶん前ですが、地主さんに黙って取るわけにはいかない、そこへちょうどこの前の日お会いする機会があったので訊いてみたところ即快諾。早速この日収穫しました。初めて見つけた時と比べて実のツヤがなくなって少々シワシワになっていましたが、それでも試しに頂いてみないとわかりませんから。

その際、念のためそのまま味見してみたところ、味や香りはないがホアジャオのようなシビレ感が強烈にありました。山椒に求めるものはそれぞれだと思いますが、和山椒であれば味や香り、ホアジャオは何しろシビレです。なのでこれは以前スパイスベスト3でご紹介したホアジャオとして捉えればいいのではないかと思いました。

調べてみると山椒の品種はあまり数はなくて、少なくともよく野山に生えていて味も香りもないイヌザンショウでないことはわかりました。これは以前横浜に住んでいた時に近くの山にあり、喜んで穫ってきたところ期待外れだったということがありました。

どうも実のなり方からするとぶどう山椒という品種のようで、これは実山椒として佃煮などにするよりは、乾燥させて砕いた粉山椒に向いているそうです。実山椒にするならもっと早くに収穫しなければならず、なるほど今回生で食べたところすでに種が硬くなっていたのでした。今回はすべて醤油漬けにすることにしました。

いずれにしても、こうした山椒がすぐ近くで穫れることがわかっただけでも大収穫です。来年はもっと早い時期から佃煮用の山椒も穫ってみたいと思います。おっと、昨年いただいたご近所のお友だち農家さんの山椒、こちらももちろん期待しております。
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2017年07月08日

わが家のど根性コーン

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一時期アスファルトの裂け目などから生えているど根性ダイコンといったものが話題になりましたが、わが家にもありましたよ、ど根性コーン。

10年経って劣化が激しいテラス材、一部貼り替えましたがまだところどころ腐食して水分を含んだ箇所があります。そこへ時々ピヨたちにやっているポップコーンの種、これがそこに入り込んだようです。これは以前育苗のセルトレーでもありました。

もちろんこれが実を付けるまで大きくなるとは思いませんが、どこまで育つのかしばらく放っておこうと思います。
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2017年07月04日

10年ぶりのカラオケ

移住してから一度もカラオケに行っていないので、間違いなく10年はカラオケに行っていません。カラオケができるお店は地元にあるにはあるのですが、その前に移住後外食することがめっきり少なくなっています。特に夕食に関しては多分ゼロです。何しろ車でしか行けませんので、飲めませんから。飲まない夕食など考えられません。

そんな中、ひょんなことから妻の実家沼津で久しぶりのカラオケの機会に恵まれました。もともと私が会社員時代はこの伊豆地方に住んで活動しており、その関連で昔の職場の仲間(というか先輩、しかも女性二人)と急きょカラオケができることになりました。事前の情報交換はFB、便利な時代になったものです。

実は、これまでいつかカラオケに行った時にはこれを披露しようとして、ため込んでいたネタがいくつかあったのでした。パターン的にはいくつかに分類されます。一つは替え歌(これは20数年前の結婚披露宴でも披露しました)、一つは英語の歌に直訳を乗っける、一つは日本語の曲に似た編曲の英語の曲を乗っける、一つは英語の曲に似た編曲の日本語の曲を乗っける、あとはワンフレーズを曲中ずっと続けるといったものです。共通するのは、カラオケで流れる曲をそのまま歌わないことです。

しかし本番で歌うのは10年ぶり、声が全然出ません、キーが合いません。よく昔活躍したミュージシャンが、「50歳を超えると高音が出なくなる」というのを聞いたことがあります。なるほどそうだなぁと。

あと、システムがまったく変わっています。曲目を記した本などありません。選曲はすべて端末から、ドリンクやフードも同様です。以前は本をパラパラめくりながら「あっ、こんな曲もあったな」などと思ったものですが、今は目的の曲やアーティストを検索するしかありません。

それでも何とか繕いながら何曲か創作・変曲カラオケを終えましたが、やはり日頃行っていないとその精度が落ちるなと反省しきりでした。とは言ってもこの地ではその環境がないので、今後は今回のような機会を積極的に作りたいなと思いました。
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2017年07月01日

嬉しい梅をいただきました

今年は梅が不作だと聞いていましたが、それでも先日新聞で読んだチョーヤの梅酒の仕込み記事では、「昨年、一昨年ほどではない」とのこと。これって毎年ボージョレ・ヌーヴォーの時に決まって「今年は出来が良い」と同じことかなと思ってしまいました。その年は「悪い」とは決して言わず、その後「前より良い」と言うわけですね。

そんな中、そういうわけで今年は諦めていた梅のシロップ漬け、この日いただきました、地元の梅。以前にも穫りに行ったことのあるご近所のお友だち農家さんですが、昨年に比べて1ヶ月以上も経っているので、やはり今年は不作かと諦めていました。それがこの前日いつもの炭火焼きである程度できあがっていた時、嬉しくも差し入れしていただきました。

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同量の砂糖を入れますが、一日経つとこのようになります。初めはペットボトルいっぱいの砂糖だったのです。これが一ヶ月もするとすっかり透明なシロップになってきて、晩酌の焼酎割りには大変重宝します。トマトシロップも同様ですが、ここで砂糖をケチってはいけません。やはりケチるとケチったなりの味になってしまいます。

それにしてもこうしたことが田舎暮らしの豊かさだと思います。自分たちだけでどうにかできなくても、ご近所さんたちのおかげで豊かになる、これぞ醍醐味です。ちなみに醍醐の語源というかそれが発祥というか、ヨーグルトも日々作っています。牛は飼っていませんが。
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2017年06月19日

炭火焼きでなくても炭を焚く

平均すると年間を通して多分週5日やっているテラスでの炭火焼き、なので室内で夕飯と晩酌をする機会はとても少ないです。炭火焼きですから当然食材を炭火で焼くのを食べるのですが、この日はとうとう食材の在庫が尽きてきて、焼くものがなくなりました。

近くのスーパーで買えばいくらでもあるじゃないかと思われるかもしれませんが、炭火焼きというシンプルな調理法ほど、食材の差がダイレクトに味に出るのです。なので何でもいいというわけにはいきません。そこでどうしようかと思っていたところ、冷凍庫には先日訪れた旧友からの差し入れの餃子がありました。その埼玉では有名な製品だそうです。

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冷凍餃子なのでそのまま炭火焼きというわけにはいきません。皮が網にくっついて中身がボロボロと出てきてしまうのが目に見えています。なのでこうしてスキレットで平らな面をガリッと焼き、あとは水を入れてアルミ箔で蓋をして蒸し焼きです。

すると、何もこれは炭火を焚かなくてもいいのではないかと思うかもしれません。確かにそうで、私たちも初めは躊躇しましたが、結局外で食べるのだから雰囲気が大事ということで、炭火をおこしました。これが卓上のIHヒーターであれば火加減も調節が容易で楽なのですが、やはりこれぞアウトドアといった楽しみ方です。

スローライフという言葉がありますが、その前提となったのはスローフードです。これはファストフードに対する言葉であり、ですからスローライフとはのんびりした生活という意味ではなく、何でも自分たちの手で普段の生活を構築しなくてはいけないということです。炭火焼きは手間はかかりますがまさにスローフード、実に充実感があります。
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2017年05月26日

これで完璧!ラクーア宿泊

今年は平日夜の東京の仕事が数多くあり、これまでは最終の特急電車で帰ってきていました。しかしいつも起きる時間くらいに寝ることになり、体調管理が難しく、いろいろなところに支障をきたすようになってきました(例えば太ったなど)。やはり時間のサイクルはどこに行っても同じにしなければいけないなと思い、ここのところ実践しているのが現地泊です。

ただ、日帰りできるのにホテルに泊まっては丸々その分出費増です。そこで考えたのがラクーアでの宿泊。仕事場が水道橋なので歩いてすぐです。もともとは温泉施設ですが、かなり充実した仮眠スペースがあり、深夜料金はかかりますがホテルに泊まるのと比べ格安です。

大型でしっかりした作りのリクライニングシートや簡易ベッドもあり、テレビの視聴もできます。しかし問題は周りの人のいびき。個室ではないのでかなり気になります。そのせいで初回はほとんど眠れませんでした。終電を逃した人が多く眠りに来るようで、お酒が入っているせいでしょう、こんなに多くの人がこんなに大きないびきをかくとは思いませんでした。

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そこで次の回に考えたのがこの耳栓。いろいろ調べてネットで買ったのですが、それぞれ外部の音を遮断する程度が周波数によって違うようです。いびきはかなり低い周波数なのですが、概ねこうした耳栓は高い周波数に効くようで、意外と聞こえてしまいます。

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もう一つがこのアイマスク。女性も寝ているので防犯上の問題でしょう、部屋は真っ暗にはなりません(女性専用のスペースもありますが)。これはかなり効果的でした。

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3回目からは耳栓に加え、このイヤーマフを導入しました。例えば山林でチェーンソーを使う人などが使うもので、これは抜群。耳栓と併用するとほとんど外部の音は聞こえません。おかげで4回目のこの日はかなりぐっすり眠れました。

それにしてもラクーア宿泊の分だけ出費が増えるではないかと思われるでしょうが、泊まれば帰りは高速バスが動いています。特急電車より高速バスの方がかなり安く済むので、トータルではほとんど変わりません。電車は最終が甲府止まりなので、往復車で高速を使い、駐車料金もかかるのです。

次の日の朝は時間もあるので5時頃に起き、新宿まで1時間30分ほど歩いて行きます。施設内は飲食禁止なので休肝日にもなります。何しろ天然温泉ですから快適です。もちろん朝風呂に入ってから帰ってきます。この冬はいつも日帰りだったので、もっと早く気付いていればと思いました。
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2017年04月20日

眞原の桜は辛うじて間に合った

この地元には神代桜という日本三大桜に数えられるものがありますが、これはエドヒガンザクラ。この近くにはソメイヨシノの大木街道である眞原の桜があります。今は便利なもので、わざわざ公式サイトなどを探して調べなくても、フェイスブックでその満開時を知らせてくれます。

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なので行ってきました。水仙の黄色とのコントラストがきれいです。今年は春が寒かったせいで、若干遅めですね。この日は花曇りでしたが、散り始めの感じでギリギリ何とかといったところです。

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少し離れたところにしだれ桜の群生地もあります。しかしこのように隣には太陽光パネル、今の北杜市を象徴しているような光景です。自然エネルギーの活用に反対する人はいないと思いますが、地元では山の木を切り倒して太陽光パネルを設置する例が相次いでいます。どっちが環境にいいのやら。
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2017年02月25日

ヨーグルティアでヨーグルト

ヨーグルティアという発酵調理器を地元の方から(こうした情報はやはり移住組から)お聞きしていて、この度その新型を買ったはいいが近頃の東京仕事ですっかり放置されていたのでした。そしてこの商品、テレビで紹介されたかで、注文が殺到して生産が追い付かず、出荷遅れのお詫びにといろいろな発酵菌をサービスしてくれたのでした。

その中でどうも一番の売りであろうABCTという菌でヨーグルトを作ってみました。種菌2g、牛乳1リットル、材料はこれだけです。温度は42度、時間は12時間、セットしてあとは待つだけです。この日の朝にセットして、夕方にできました。それがこれ。

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見た目は普通のヨーグルトですが、いつもの炭火焼きを終わってシャワーを浴びて、さぁ寝るかという直前に食べたのですが、これがかなりうまい。もともと発酵食品には健康効果とともにうまさも求めているので(つまりいくら身体に良くてもおいしくなければ食べない)、これはいいなと思いました。いつもは市販のプレーンヨーグルトを買っていたのですが、これは代替できます。

実はこのヨーグルティア、このヨーグルトを作る前に最初に作ったものがあるのです。写真がうまく撮れなかったのでブログにアップするのは前後しますが、いずれ載せようと思っています。また、もう一つの発酵食品の代表である納豆ももちろん作るつもりでおり、これはもうすぐ発売される新型納豆菌の登場を待ってからにしようと考えています。

いずれにしてもこの自家製ヨーグルト、ただものではない。安くておいしければ日常食すようになります。その結果の健康効果、この上ないです。
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2017年02月23日

100リットル100円の温泉

移住する前はよく横浜の自宅の近くでポリタンクに温泉を汲み、湯船に入れては薄めて楽しんでいました。その時は確か20リットルで100円、なので200リットルの浴槽にはほんの一部で、だから薄めていたのでした。ところがこの地では100円で何と100リットル、満水で200リットルの浴槽なので100リットルでも少しお湯を足せばそこそこ浸かれます。

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ありがたいことにこの地では車で30分圏内にいくつも温泉施設があります。その中でも最も近い(歩いても行けます)温泉が泉質が良く、そこに温泉スタンドがあるのは前から知っていたのですが、移住して10年目、初めてこれを試すことにしました。そのためにこのようにポリタンクを買い足したのでした。写真左の白い蓋のものが以前からあるもの、今回あと4つをネットで調達しました。

正直、なぜ今まで利用しなかったのだろうと後悔するくらい良いです。もともと時々その温泉には入りに行っていたのでわかってはいましたが、しっとりつるつる、同じ湯船に水道水を入れて湧かすのとは段違いです。しかも100円という値段は温泉代というだけではなく、家の水道代や湯沸かし代も節約できるわけです。これは利用しない手はありません。

これも田舎暮らしの豊かさです。日帰り温泉で1,000円とかするところはもう入れません。これは外食できなくなったのと同じで、良い素材を調達して自宅で楽しめばこの上なくリーズナブルに済むということです。
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2017年02月19日

4日に3日の東京行きが一段落

毎年冬は畑がないので暇なのですが、今シーズンは例年になく東京の仕事が入り、この日まで大忙しでした。数えてみるとこの4週間、28日のうち21日が東京行きです。そのうち4日は泊まりです。交通費だけで10万円くらいになったと思いますが、幸い交通費は出してもらえるので助かります。

それがこの日、ようやく終わりました。あと3週間経てばまた東京行きで、その間は自由です。なのでこの機を逃すまいといろいろと予定を入れています。この翌日は昨年見つけた朝霧高原へ鶏肉を買いに。そしてその翌日には先日見つけた松本のパン屋さんとデリカテッセンへ。松本へは今回良い裏道を見つけ、混む国道を通らずにたどり着けました。高台の道路で景色も良く、信号もほとんどありません。朝霧高原と同じく約2時間の道のりです。

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今回はベーコンとホウレンソウ、スモークサーモンとアスパラガスのキッシュ、

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そしてバゲットです。写真にあるザワークラウトとキュウリのピクルスはもちろん自家製。

これらに敬意を表し、ワインはいつものニューワールドではなくローヌの赤を。しかしニューワールドのレベルが上がっています。3倍の値段の差が感じられませんでした。観点はいろいろでしょうが、東京に比べ田舎のレベルも上がっていますよ。
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2017年02月03日

どーでもいーことを話せる奴ら

ここのところ東京行きが激しく、この4週は金曜日に宿泊です。こうした機会は滅多にないので、あらかじめ学生時代の友人一人に連絡しておきました。この日は東京で飲めるよと。すると瞬く間にお店を押さえ、先にやってるから仕事終わったら来てねとのこと。誰が来るのかと行けば、何と当時のサークルの同期4人が全員揃っているではありませんか。わざわざ私の仕事場のすぐ近くに集まって来てくれたのでした。

一年ほど前には歴代の後輩も含め大勢の同窓会で久しぶりに会ってはいたのですが、何しろ人数が多いので密な話ができず、また四半世紀ぶりなので話題も定まらず、また一人は出席できないでいたのでした。それが今回はゆっくりみっちり話ができる環境です。私は歩いて行けるところにホテルをとっていたのですが、皆終電近くまで飲み語ることにになりました。

これまでも特に社会人になりたての頃はよく集まっていたのですが、その時はもっと建設的な話をしようなどと気色ばんでいたものでした。もともとこうした集まりで昔話に終始するのは大嫌いなのですが、今回はそういうこともなく、かといって詳しい近況を報告し合うこともなく、何かどうでもいい世間話が多くなりました。

しかしその後ふと考えてみると、こうしたどうでもいい話を気兼ねなくできる仲間というのが却って貴重な存在であることに気付きました。遠慮や気遣いが要らず、厳しい言葉でも傷付かず、何とも自然体なコミュニケーションなのです。これはひとえに、当時同じ時間を一緒に過ごしていたということのほかならないと思います。何十年ぶりに会ってもすっと会話に入っていける、これが昔の仲間のいいところです。

これも歳をとったせいでしょうかね、私も含めてお互いずいぶんと丸くなりました。話題の一つは健康診断の数値や病気自慢など、これは全国というか万国共通でしょうね。
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2017年01月28日

清澄庭園なう。

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ツイッターが流行り始めた頃、「なう。」という表現が盛んになされましたが、今や死語でしょうかね。東京の仕事では最終の特急電車でなるべく家に帰るようにしていますが、さすがにその翌日も朝から東京となると泊まらざるを得ません。今回の宿は清澄白河、なので翌日の朝は清澄庭園を散歩しました。ビル群の中にぽっかりとこうした空間があります。

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松尾芭蕉の「古池や 蛙飛び込む 水の音」の石碑もあります。奥の細道よろしく、その昔中尊寺まで行って芭蕉像の横でそっくりな格好をして写真を撮ったことを思い出します。妻は「笑ってシャッターが切れない」と話していました。

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しかしやはり花より団子、木場まで歩いて久しぶりにこの麻婆豆腐にありつきました。料理界のビッグネームのお店は得てして外れが多いですが、ここは陳建一さんのお店、相変わらず外しません。例によってホアジャオを山ほどかけ、ビリビリにしびれる舌と唇で楽しみました。

歩くことが苦にならない生活なので、今回は清澄白河から木場、木場から日本橋まで歩きました。普段は新宿から水道橋とか、水道橋から東京駅とか、仕事場の人に話すと驚かれる距離を歩いています。今度宿泊したときは清澄白河から水道橋です。訳ないです。
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2017年01月22日

全豪、十戒、北の国から

ここのところ平日は夜間の仕事で帰りが午前様、週末は朝から仕事で日没後に帰るという生活が続いています。いずれも東京の仕事です。ところが珍しくこの週末はずっと家におり、当然いつもの炭火焼き、それも寒いので午後3時とか4時から、なので夜の時間が長いわけです。そこでちょうど観たいテレビ番組が3つ重なりました。

一つはテニスの全豪オープン、出だしは良かったのですが次第に雲行きが怪しくなり、諦めムードの後半はチャンネルを回してしまいました。そもそもチャンネルを回すとは当時そのようなテレビがあったからで、今では使わない表現でしょうかね。今はリモコンを押すとか。

次に観たのが映画「十戒」。多分学生時代に観たことがありますが、懐かしくて再度。途中テニスも気になったので切り替えながらでしたが、幸い最大の見どころである海が割れるシーンは数十年ぶりに再び拝めました。ちなみに中森明菜さんの曲で「十戒(1984)」というものもありました。



しかし同じ時間帯で放映されていて気になったのが、「北の国から'87初恋」でした。横山めぐみさんの初々しい姿が印象に残っているこの作品、テニス、十戒と飛び飛びで観ていました。その後テニスが終わり、十戒ももういいかと思い、残りの時間これをずっと観ていました。

このシリーズは当時全部観ていてあらすじや場面もよく覚えているのですが、今改めて観ると感慨が違います。これは同じ本でも年を経て何度も読み返すと感想が違うといったことと同じことかと思います。歳を重ねて涙腺が弱くなり、最後の方は最近滅多にない大粒の涙が知らないうちに膝を濡らしました。泥の付いた一万円札の場面もわかってはいたのですがつい・・・。

これも当時はなかったことですが、横山めぐみさん演じる女の子の役に感情移入してしまいました。その後のストーリーが気になってネットで確認したらなおさら。特にマリッジブルーを電話で打ち明けるシーンなどはまた泣け、今後放映されるのを観ようか観まいか思案中です。そう、昨年末からずっとシリーズが再放送されていたようです。

今さらながらこのドラマはすごい、というか脚本の倉本聰さんはずるい、と改めて思います。以前日経新聞の「私の履歴書」でもこのドラマのことを書いていましたが、一つ特徴として挙げられるのは、世間的によろしくないと思われることをした人物にはその後必ず災いが訪れるというパターン、あと、近しい人が事故や病気で亡くなりすぎます。

いずれにしても当時の毎週のドラマに加え、数年に一度に放映されたスペシャル版を今からすべて観るとすれば、ティッシュペーパーの消費量は大変なことになるでしょう。そんなことを感じたこの日曜日でした。
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2016年12月21日

書き入れ時と寝耳に水

この日夜のニュースを見ていて、立て続けに思わず吹いてしまった報道がありました。一つはノロウイルスの流行が今年は深刻で、東北の牡蠣の養殖場も大きなダメージを受けているようです。そこで現地の養殖業者へのインタビュー、「大変ですね」という問いかけに対し、「今が書き入れ時なんですけれどね」。

もう一つは病院の浄水システムがインターネット経由で不正操作される恐れがあるとのこと。これも関係者に取材したところ、「寝耳に水です」。いずれもできすぎではないかと思うくらいの受け答えです。まさか事前にネタを仕込んだとか。

ちょっとしたニュースでも突っ込んでしまいたくなるようなことが増えてきました。親父ギャグが加速しているのも自分でもわかります。親父ギャグと言われる所以は周りの親父以外が引いてしまうから。ならば同世代の親父だけで思い切り親父ギャグを交換したいものです。
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2016年12月19日

8日のうち3日も鹿と衝突

今年の冬は例年になく東京の仕事が忙しく、今月は週4日東京へ通っています。これが1月下旬からは週6日なんてことになっています。そしてこれまでは高速バスで通っていたのですが、年末に向けて渋滞が激しくなったり大きな事故が起こったりと時間が無駄になるので、今月から特急電車で通うことにしています。しかしです。

電車なので渋滞はないしこれで予定の時間通り行って帰ってこられると思っていたら、都会ばかりを走る電車ではないせいか、鹿との衝突により度々足止めを食っています。これまで8日のうち何と3日も。最初は帰りの電車に直接衝突、2回目はやはり帰りの前の電車に衝突したため手前の駅で待機、そしてこの日は折り返しで来る上りの電車に鹿だけでなく猪のおまけ付き。よって下りの出発が遅れたのでした。

全国で鹿や猪による農業被害が問題になっていますが、意外にもこんな影響があったのでした。もちろんJRも対策を考えていると思いますが、高速道路のように高架になっていたり壁で囲われているわけではないので、その可能性は高いのでしょう。渋滞に比べると遅延の程度はさほどではないですが、バスよりも費用はかかる電車通い、今後はまた見直さなくてはいけないかもしれません。
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2016年12月01日

血圧計な朝

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毎年の健康診断で徐々に血圧が上がっているなと感じていたところ、先日の献血ではこれまでにない数値。高血圧になるような生活習慣ではないですが、やはり加齢には勝てないなと。そこで日々の意識を高めるため、この度家庭用の血圧計を購入しました。

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いろいろある中で選んだのがシチズン製のもの。使わないときは時計として使えるのがいいです。血圧計には手首で測るタイプと上腕で測るタイプがありますが、上腕の方が心臓に近いので正確とのこと。その上腕に巻き付ける部分が時計の後ろに収納できるのです。

毎朝起きては測るこの頃。すぐにどうということではありませんが、日々のメンテナンスが大事になってきた歳ということです。
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2016年11月24日

これくらい積もりました

「積もる話もあるでしょうから」というのはよくあるフレーズですが、学生時代は友人との会話に詰まると、ましてやお酒が入っていると、「でっ?」とかその後に「どうよ」といったフレーズが定番でした。主には異性関係の話題に振る際のきっかけ言葉なのでしたけれどね。

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今回の大雪で積もったのはこんな感じでした。事前に畑の準備をしていたのが本当によかったです。この日の最低気温の予報は0度だったのですが朝起きてみると夜中から氷点下、まだ積雪もさほどではなかったため慌てて外の水道の水抜きをしました。この次の日の予報はマイナス7度などとなっています。

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清里では積雪20cmということですが、ここでは15cmほどでしょうか。この天気なので朝から買い物に出かけ、夕方少し融けてしまったような断面がこんな感じです。買い物ついでに定期的に行っている献血をしてきたのですが、「こんな天気の悪い日にありがとうございます。」と言われたのに対し、「天気が悪いから来たんです。やることがないので。」と返しました。事実その通りです。

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もちろんこの日は薪ストーブ、今シーズン2回目です(氷点下になったのも2回目です)。今シーズンは薪は十分あるので、どんなに寒くなっても安心しきりです。食糧もそうですが、こうしたエネルギーが備蓄できているのは実に生活感があります。停電になっても大丈夫です。水も確保してあります。本当の生活力というのは稼ぎがいくらではなく、こういうことだと思います。
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2016年11月09日

ワイン55リットル買いました

以前ワインを一度に何十本買ったという記事を書きましたが、今回もかなりのまとめ買いをしました。しかし今回は本数の多寡ではなく、その容量です。計算するとざっと55リットル。瓶に換算すると75本くらいですかね。

なぜこのような表現になったのかというと、今回買ったワインの多くがいわゆる箱ワインだったからです。一箱5リットルのワインが全部で8つ、これだけで40リットルです。ほかに瓶のワインを含めて約55リットル。買いに行ったのはコストコ、大量買いのイメージが強いお店ですが、ここは安いのではなく値段のわりに品質の高さが魅力なのです。同じ箱ワインでもやはり違います。

今回の買い物は過去最高の8万3千円、そのうち3万6千円がアルコールでした。普段近くのスーパーでほとんど買い物をしないので、これで数ヶ月の籠城が可能です。3年前のように大雪が降ってもへっちゃらです。歴史ものが大好きな私ですが、要(かなめ)はその兵站にありということを今も身に浸みて感じています。
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2016年10月22日

都知事の座右の書を読んでみた

豊洲市場やオリンピックのことで小池都知事の動向が連日報道されていますが、少し前に自身が語った言葉が印象に残っています。それは、「座右の書は「失敗の本質」という本です」というものです。太平洋戦争を中心に当時の日本軍がかくも大敗を重ねてきたのはなぜかということを、組織論の観点から分析した本です。その存在は知っていましたが、今回これを機に読んでみました。

まず当時の6つの戦いについて詳細に振り返り、次になぜ失敗したのかということを検証し、最後にそこから得られる教訓は何かということをまとめた、実に読み応えのある本です。文庫本で約400ページもあります。引用して要約すると、失敗の原因は次のようなことです。特にアメリカとの対比で対照的とされています。

・目的が曖昧で多義であったこと
・戦略志向が短期的であったこと
・戦術が精神論に偏っていたこと
・組織としての合理性よりも人間関係を重視したこと
・情報が共有されず閉鎖的であったこと
・組織としての学習が既存の路線上に限られたこと
・業績評価が結果ではなく過程に重きが置かれていたこと

しかもこれらのことは現代の企業でも同じであり、それが業績不振や不祥事につながっている事例が多々あることは大いに納得できました。そしてこれは営利企業だけではなく、行政組織にも当てはまるのだと。マーケティングの大家コトラーも、マーケティングの適用範囲は学校や病院や行政などの非営利組織にまで及ぶと言っています。

これで思い出すのが、以前自民党で何かは忘れましがゴタゴタがあった際、当時の小池議員が「これじゃまるでガダルカナルだ」と発言していたことです。防衛大臣も務めた方ですから、ガダルカナル島の戦いについてのことかなと思っていましたが、この本の事例研究としてまさにこれが出てきているわけです。座右の書というのがこの発言の根底にあったということを、今回初めて理解しました。

小池都知事の発言にはよく経営用語が出てくることにも気付きます。例えば、競争のない世界を指すブルー・オーシャンとか。そしてこの座右の書にも当然経営用語がいろいろ出てきます。これからしても、だからああいう発言になるのだなということもよくわかりました。骨は折れますが、現代にも通ずるという意味でおすすめの本です。初版からもう25年も経っているのですけれどね。
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2016年10月11日

コンビニで12,000円買った

コンビニエンスストアの平均客単価というのはおそらく1,000円いかないのではないかと思います。多くはお弁当やお総菜、最近はコーヒーだけというお客さんも多いですからね。そんな中、この日たまたま寄ったセブンイレブンで、何と12,000円もの買い物をしてしまいました。私も初めてですが、お店としても多分そうではないかと。

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理由はこれ、ワインです。全部で19本も買ってきました。商品整理ということで、全部半額だったのです。中にはキャンティやリオハ、それに私の好きなローヌのリュベロンもありました。白ではシャブリやソアヴェ、チリのコンチャイトロ・サンライズのシャルドネも。

早速この日の晩酌で1本飲みましたが、以前からセブンのワインチョイスは外れがない。時々急きょワイン切れで買いに行くことがあります。実はたまたま寄ったのはATMの利用のためで、その後酒屋さんにワインを買いに行こうと思っていた途中でした。このおかげで、酒屋さんに行かずに済みました。
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2016年09月15日

地元の選挙と職務質問

この地元では11月に市長選と市議選があります。今からその活動に熱心なようで、ご近所さんや知り合いの方からぜひ応援よろしくと頼まれます。もともと立候補者についてほとんど情報がない移住組ですから、こうした方からその人となりや政策を訊けば応援しようという気になります。

この日応援を頼まれた立候補者は、詳しくは記しませんが地元の水問題に筋を通して主張された方だそうです。ブログ上で別の地元の方が強く推薦していた方でもあり、もともと筋を通しすぎて世渡りがうまくない私にとっては好感が持てる話でした。

その水問題で思い出したかなり昔のこと。食にとことんこだわる私たちとしては、水も当然その関心の範囲内です。なので移住する前は湧き水を求めてかなり遠くまで足を伸ばし、ペットボトルに汲んでくる日々を過ごしていました。今は上水道が十分おいしいので、そのようなことはしていませんが。

妻の実家が沼津であることもあり、夏はよく伊豆方面に海水浴に出かけ、そのついでに周辺の水源地で水を汲んでくることもよくありました。また、今でいうPキャン(キャンピングカーでもないのに車中泊)をよくしており、例えば伊東にある道の駅が常宿というか、常場でした。

狭い小型車なので水を汲むペットボトルはまとめてカゴに入れ、屋根に乗っけて夜を過ごしていました。そこへある時、早朝に地元の警察官から職務質問。眠い目をこすりながら根掘り葉掘り訊かれます。しまいにはこちらも「何でそんなこと訊くんですか!」と半ギレ。

何でも屋根の上のペットボトルを見て、火炎瓶でも作るんではないかと思ったとのこと。アホか、そのような者がわざわざ見えるようなところに容器を置くか、と思っただけで口にはしませんでした。安眠妨害もいいところ、その後は気分が悪くて二度寝できませんでした。

ちなみに私が短いサラリーマン生活を終えて家業を手伝うまでの間、冬の北海道を一人で車中泊をしながらスキー場巡りをしたことがあります。ある日札幌の円山公園の駐車場でビールを飲んでいたところ、立て続けに3人の警察官から職務質問。やけに多いなと思ったら、数日前に近くの自衛隊宿舎に火炎瓶が投げ込まれる事件があったそうで。偶然にも火炎瓶がらみの職務質問が続きました。

職務質問はよく略して職質と言われます。それで思い出すのは阿部サダヲさんや宮藤官九郎さんの「グループ魂」の曲、その名も「職務質問」です。初めて聴いたときはもちろん、何度聴いても笑ってしまいます。マイケル・ジャクソンを知らない人は少ないでしょうが、知らないと多分笑えないでしょうね。

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2016年09月10日

連休前にウハウハな高速のSA

今月は来週、再来週と三連休、四連休となりそうな曜日の配置となっており、何年か前にこれが連なった大型連休を、5月のゴールデンウイークに対してシルバーウイークなどと呼んだりしたものでした。今年はそれほどではないにしろ、今週はこれら連休の前で少し静かだろうと思っていました。

この日今年度(9月から7月がこの仕事の年度単位です)の東京の仕事が始まったので、いつものように高速バスで通いました。帰りのバス、途中休憩の双葉SAで降りると、驚いたことにこの光景。駐車場の車は少ないのに、売店のレジでは長蛇の列です。ざっと数えると200人くらいが並んでいました。

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この写真は施設入り口から撮ったもの、レジははるか向こうです。こうした列が奥まで続いて折り返し、長蛇とはよく言ったもの、まさにで蛇がとぐろを巻いているような長さになっていました。見ると修学旅行でしょうか、制服を着た女子中学生が皆手にお土産物を持っています。

とばっちりを受けたのが一般の観光客。我慢して列の後方に一緒に並んでいる人もいれば、店員にどうにかならないかと詰め寄っている人もいました。大型バスで乗り付けて一斉に買い物するわけですから、こうした状況は主催者側は予測できたはずです。迷惑をかけないでお土産を買える方法をほかに考えられなかったものかと思いました。

しかしお店側は嬉しい限り。レジの係員は大忙しでしたが、その横で何もしていない店長らしき人は笑顔満面でした。売り場の商品がなくなってしまうのではないかというくらいの盛況ぶり、まさに連休前の特需ですね。

実は最近、昔よく聞いたけれど今はとんと使われなくなったいろいろな表現というものを、思い出しては記録しているようにしています。その一つが今回の件にも適用される「ウハウハ」。思いがけず売上が増えて笑いが止まらない、まさに今回のSAのお店のことです。今では言いませんよね。

ほかにもこの類の言葉や表現をいくつか貯めています。機会があればまた書きたいと思います。
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2016年09月03日

山の中で海産物直売

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この前の日の新聞折込チラシにこんなものがありました。焼津漁港直送、一日限定の海産物直売です。これだけ見ると海なし県民としてはおぉっと思いますが、よく見てみるとどうも怪しい点がいくつか。以下、整理します。

その1 高すぎる

こちとら焼津まで出向いて買っている身ですから、その相場というのはわかっています。今回チラシに載っていたのはマグロの頬肉、頭肉、テールなど。確かに希少部位ではありますが、あまり流通しない=あまり買われないので本来とても安いものなのです。しかも素材そのものではなくすべて味付け、もちろん冷凍ものでしょう。

由比漁港直送の生シラスもありましたが、これも私たちは普段買いに行っています。毎日そのシラス漁はツイッターでチェックしていますが、この前日は休漁でした。当日の水揚げが間に合うはずないので、多分冷凍ものでしょう。これが、私たちが当日揚がったものを生で買っているものの約2.5倍の値段です。

その2 焼津だけではない

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裏面はこんな感じですが、北海道や長崎や博多のものまで載っています。これは焼津漁港直送と関係ないですよね。しかもホッケやアジは産地が書いてありますが、キンメダイは書いてない。地キンメと呼ばれる下田や稲取のキンメダイと輸入ものとでは全然質が違うのですよ。

山梨と静岡は接しているので馴染みがあり、駿河湾の海産物ならと共感するものがあります。また、高速道路の関係で富山から直送というのも頷けます。しかしその他の産地は明らかに便乗ではないかと。でもくどいようにこれら他の産地のものも焼津漁港直送と書いてあります。つまり焼津の店でこれらを仕入れているということでしょう。

その3 経営主体が不明

一応チラシには「駿河水産」と書いてあります。しかし会社の種類(株式会社とか有限会社)は書いてありません。調べると、確かに駿河水産という会社はありますが、チラシに載っている住所とは違います。そしてその住所は沼津市にあり、妻の実家が沼津である私としては土地勘がある場所でした。

ストリートビューで見ると、何度も車で通った道沿いです。しかし会社らしきものは見当たりません。しかもチラシに載っていた住所の末尾は集合住宅の部屋番号、まさにストリートビューの通りです。チラシに載っていた連絡先は携帯電話の番号になっているところを見ると、やはこれは単なる屋号としての「駿河水産」ではないかと。

この直売はこの日一日限り、時間は10時〜13時ということで、店の営業があったため残念ながら見に行くことはできませんでした。どれくらい盛況だったのだろうと興味があったのですが、極端な言い方をするとどれくらいの人が騙されたのだろうという興味もありました。

数年前にこうしたゲリラ的な商法で果物の販売をする車がありましたが、多分このお店も二度とこの地に来ることはないでしょう。海産物に飢えている県民性を狙った商法でしょうかね。違法ではないでしょうが、気を付けなければいけないと思います。
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2016年08月22日

真田丸の細かいところ

今年の大河ドラマを観ていない方にとっては何のことだかわからないと思うのでスルーして下さい。その「真田丸」、三谷幸喜さんの脚本では細かいところに「あっ、考えてるな」と思わせることがよくあります。

例えば伊達政宗が登場する回。なぜ何度も連れション(男子が連れ立って立ち小便をすること)のシーンが出てくるのかと思われたかもしれませんが、あれはおそらく以前の大河ドラマ「独眼竜政宗」のシーンを連想させるためのものだと思われます。渡辺謙さん演じる政宗が遅ればせながら勝新太郎さん演じる秀吉率いる北条攻めに参陣した際、秀吉が政宗に太刀を預けて立ち小便をするシーンがあるのです。その回もちょうどその北条攻めでした。

また、今回の秀吉が亡くなる直前に、石田三成に「家康を殺せ」と告げます(史実かどうかはわかりません)。これはやはり以前の大河ドラマ「北条時宗」で、これも渡辺謙さん演じる北条時頼が亡くなる間際に息子の時宗に「長時を殺せ」と告げます。北条長時とは時頼の後に執権になった人です。これもそれを連想させます。

そして今回は石田三成が家康襲撃を企てる中(これも史実かどうかはわかりません)、味方との軍議中に突然腹が痛いと言って中座します。一見何でもないようなシーンに思われるかもしれませんが、私はその後のある場面への伏線ではないかと思いました。それは、関ヶ原の戦いで敗れた三成が打ち首の前に交わした会話、「喉が渇いた、水をくれ」「水はないが柿ならある」「柿はいかん、腹を下すからな」というものです。徳川方からは「これから死ぬ者が腹を下すことを心配するなんて」と笑われたそうですが、三成は「お前らのような下級の者にはわからぬが、俺は今でもまだ家康の首を狙っているのだぞ」という逸話があります。

いずれにしても、三谷幸喜さんはいろいろなところに仕掛けをしてくるものだなと、毎回観ていて気が抜けません。今年アンコール放映している「武田信玄」も並行して観ていますが、時代でしょうか、進行がスローに思えてしかたありません。同じ45分でも時間の過ぎようがまったく違います。
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2016年08月02日

田んぼアートやってます

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黒米など色の違う稲を組み合わせた田んぼアート、この地でもやっています。これはフクロウの親子だそうですが、なぜフクロウか。それは市の鳥がフクロウだからです。これは移住直後に参加した地元のイベントで初めて知りました。近くには「OWL」というカリー屋さんもあります(カレーではなくカリーとこだわっているお店です)。

しかしこの田んぼアート、刈り取りは手作業でしょうね。機械ではみんな混ざってしまいますからね。平日でしたが、駐車場には一台も車はなし、見学者もゼロ。一応ローカルテレビでは紹介されていましたが、観光客の方に届いているかどうか。また、その経済効果等はいかがなものかと。
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2016年07月12日

富山のコストコに行ってきた

富山はこれまでも何度か買い出しに行っていますが、この季節は初めてです。加えて、今回は昨年夏にできたというコストコにも行ってきました。カーナビの地図には載っていないので当たりを付けて行ってみると、まるで静岡空港のような周りには何〜にもない小高い丘の上でした。

そしてもう一つ驚いたのがお客さんの少なさ。前橋店にも何回か行きましたがそれ以上の閑散さ。お店の運営、大丈夫かなと思うほどでした。東京では行列ができる試食コーナーにも人はいなく、店員さんもずいぶんと手持ちぶさたさのようでした。

富山のなので魚介類の品揃えを期待していたのですが、まったくの空振り。他の店と同様、肉がメインです。しかし回転が悪いせいか日付が古いものがあり、中の加工場も全然作業をしていません。ワインも埃だらけ、一応商品は同じなので36本は買ってきましたが。

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結局いつものように「すし食いねぇ!」でランチを食べ(15貫とアラ汁で1,080円!)、

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いつもの「大阪屋ショップ」などで魚介類を買ってきました。これはガンド(ブリ)、スズキ、アジ、トビウオ、サワラ、イカの刺し盛りです。これで約1,000円ですからね。外で食べたらいくらするんでしょう。

今回のコストコで唯一良かった点はガソリンスタンド。全国でも3店舗しかないというコストコのガソリンスタンドは何しろ安い。街中のスタンドと比べると10円くらいの開きがありました。

お店があるのは射水市で、高速のインターで2つ西になり、少し富山市からは離れます。よって多分もう行かないとは思いますが、富山自体は魅力があるのでまた行きます。今度は前回行って印象の良かった生地の「魚の駅」を目的地としたルートにしたいと考えています。
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2016年06月27日

ミニログは蜂の巣建設ラッシュ

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ミツバチやスズメバチ以外にも、いろいろな種類の小さな蜂がいるものです。この時期はそれらがせっせと巣を作っており、よく注意して家の周りを見ないといけません。この日は偶然、ミニログハウスの壁などに4つも巣を見つけました。

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小さいうちに発見してすぐに駆除が欠かせません。そのため必需品はジェット式のスプレー。あまり近寄れませんから、例えば10m先にも届くというものがあります。

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近寄れませんから写真もズームでしか撮れません。

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しかし何もしなければ刺さないもので、以前などは作業に夢中になって至近距離まで顔を近付け、その後慌てて離れたということもありました。これまで3度刺されたのはいずれも石垣の草むしりをしていて知らずに巣に近付いてしまった時でした。今はかなり用心しています。
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2016年06月26日

破竹は全部無駄にしない

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一昨年に続き、またご近所さんから破竹をいただきました。タケノコというと春のイメージがありますがそれは孟宗竹(パソコンで漢字変換すると「妄想だけ」となります)、この破竹は今が季節です。

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孟宗竹に比べると細いので食べる部分は少なく、味もあまりしませんが、それは調理の工夫で何とかなります。何しろその食感が楽しい。食べる部分はこのようにして保存。

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問題はその周りの皮なのですが、これは捨てずに鶏たちの餌になります。キャベツの外葉などとは違ってこのまままでは食いちぎれないので、細かく一口サイズにハサミでカットします。

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そのさらに外側の皮も食べます。もともと皮ごと茹でますが、そのすべてを捨てることなく人間と鶏が食べて、まったく無駄がありません。茹でる前にカットする先っぽの硬いところも、刻めば鶏が食べます。

タケノコに限らず様々な野菜や、野菜だけではなく例えばだしを取った後の煮干しや鰹節など、本来捨てるような食材を捨てずに済んでいる毎日です。自治体では家庭用ゴミ処理機について補助金を出していますが、むしろ自家養鶏を推奨した方がコスト的にはいいような気がしています。
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2016年06月19日

ラッキョウ17kg漬けました

田舎暮らしの生活の中、日常的に行う作業に野菜の加工と保存があります。先日は梅を大量に仕込みましたが、今回は自家製のラッキョウです。今年は例年の倍の量を植え付けたので、当然収穫も倍。ざっと17kgほどありました。

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これをいろいろな味に漬け込みです。定番の甘酢のほか、塩だけとか醤油とか唐辛子を入れたりみりんを入れたりと。何しろその大変さは漬け込むまでにあります。根と葉を適度に切り落とし、せっせと泥落とし。特に根を短く残しているのでその間に入った土を竹串でかき出すのが根気のいる作業です。

何でもラッキョウは中性脂肪だかコレステロールだかを下げるのに効くらしいので、日頃これらに不安のある私などにはもってこいです。ラッキョウ17kg、買ったらいくらするんでしょう。これも田舎暮らしの豊かさです。
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2016年06月07日

3週で3度の伊那通い

長野県と接している当市では、越境買い出しなどは日常です。その中でイメージとしては遠いが実は近いのが伊那市です。ルートは高速を使わないでも高遠経由か岡谷経由、いずれも片道2時間ほど、今はガソリンが安くなっているので交通費もさほどかかりません。

この度いろいろと訳あって、伊那通いが続いています。5月17日には遅まきながらジャガイモの種イモの買い出し、5月25日にはその際に出始めていたもののまだ全品種が揃っていなかったサツマイモの苗の買い出し(その時にはサトイモやヤマイモも買ってきました)。そしてこの日はスーパー「ツルヤ」への買い出し。いつもツルヤへは佐久に行っているので何も伊那にまで行かなくてもいいのですが、いろいろと他に偵察もあり。

ということで、3週間で3度も伊那に行くことになりました。途中の道のりはほとんど信号がないので実に快適です。景色も良く、この時期は新緑がまぶしい、秋は紅葉できれいでしょう。時間があれば「かんてんぱぱ」のブランドで有名な伊那食品工業の本社も、直売所やギャラリーがあって楽しめます。思えばかんてんぱぱというネーミングは、三波伸介さんの「満点パパ」から来たのではないかと思っています。

ところで現在これは山梨限定でしょうか、以前の大河ドラマ「武田信玄」をBSで放映しています。そこで出てくるのが高遠氏という武将、今は地名となっている名前が当時はその地を治めた武将の名前であることはよくあります。何でも諏訪の地で信玄と激突したそうです。高遠氏が諏訪に至る杖突峠というところを、今は車で走りながら感慨にふけっています。
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2016年05月26日

山椒と小梅をいただきました

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山椒は一応木はあるのですが、今回お聞きしたらそれは花山椒ではないかと。葉山椒と実山椒に加えて花山椒というものがあるとは。花は咲いても実は付かないのだそうです。京都ではこの花山椒を食べるとか。それを教えていただいた地元農家の方の地に、この度この実山椒をいただきに参りました。これは茹でて冷凍し、調味料に。ホアジャオ好きな私としては大変嬉しく。

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そしてもう一つ、小梅をいただきました。これまでも何回かいただいていますが、今回は高枝を叩いて落とすのではなくその枝ごと切ってから収穫。なので大量です。量ったら約15kgもありました。収穫も手間がかかりますが、それ以上に大変なのがその加工。

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いつもの梅シロップのほか(これは毎晩の焼酎サワーに重宝します)、その農家の方に教えていただいた梅醤油と梅酢にしてみました。梅シロップは上白糖とグラニュー糖との2種類、その保存のボトルはいずれ合わせることになる焼酎です。

これらは都会ではもちろん売ってはいますが、こうしたものが自然にできてそれをいただけるというのが、お金には替えられない田舎の豊かさなのですよ。しかも鮮度の違いが味の違いになるのは、普段私たちが作っているいろいろな野菜と同じです。本にはそんなこと書いてありませんが、これらが軒並み発酵してくるのですよ。これも酵素が活きているからかなと思ったりします。

スローライフとはのんびりした生活を指す言葉ではなく、お金を出せば何でもさっと出てくるファストライフに対する概念です。つまり、スローライフを実践するのは実は大変忙しいことなのです。何でも自分たちの手で作り出すということですからね。
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2016年05月19日

大山鳴動ネズミ4匹

以前にも一度あったのですが、この日いつものコイン精米機に行こうと思い倉庫に保管してあるコンバイン袋を見ると、ネズミらしきものに袋をかじられています。あぁまたやられたかと思い、ふと見渡してみると発泡スチロールの細かい粉があちこちに。発泡スチロールまで食べるのかと思い倉庫の奥を覗いてみると、大量の発泡スチロールの粉と糞がありました。

これは一大事とばかり倉庫の中のものをすべて外に出し、掃除をしようとすると何か動いているものがいます。案の定いらっしゃいました。全部で4匹。かなりすばしっこく、垂直の柱も難なく登っていきます。そして感心したのが一つの発泡スチロール箱。かなりかじられているなと開けてみると、段ボールやビニールなどできれいに寝床を作っています。しかも出入り口も二つ。中に追い詰められないようにですね。

被害は困りますが見た目は小さくてかわいい。ハムスターに生まれてくればこうして追い回されなくても済んだろうに。しかしこれを機に、なまじ保管スペースがあるためにいつか使うだろうと思っていたたくさんの発泡スチロール箱や段ボール箱はすべて処分することにしました。米もしばらくは玄関に保管しておきます。
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2016年04月27日

新買い出しルート焼津編

シラスは年に2ヶ月ほどの休漁、桜エビは年に2ヶ月ほどの出漁が2回。なのでこの二つが重なる春と秋の時期にははるばる由比や清水にまで足を伸ばして買いに行きます。しかも両方とも漁期だからといって毎日漁があるわけではない。むしろ桜エビなどは出漁しない日の方が圧倒的に多い。なのでタイミングが合えば急に買い出しに出かけるということがよくあります。

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この日は今年6回目の桜エビ漁ということで、急きょ行ってきました。シラス漁はその日の朝7時頃にわかりますが、それからでは遅い。朝8時の開店時に由比漁港の直売所に着いていなければならないので、見切り発車です。そして今回は焼津まで足を伸ばしてみることにしました。それがこの回遊ルート。スタートは由比漁港直売所です。

次に向かったのが焼津の「ぬかや斎藤商店」というお店。なまり節の専門店です。焼津といえば有名な大型施設がありますが、毎回一応入ってはみるものの、買いたいものがありません。やはりこうした小さいお店こそ、良いものがあると思います。

次はその近くの漁港にある「ヤイヅツナコープ」という直売所。文字通りいろいろな種類のマグロのいろいろな部位が目白押し。今回は尾の身、のど肉、頭肉と刺身を買ってきました。もちろんほかの大型施設などでも売っていますが、こちらの方がずっと良い。

次にまたその近くにある「スーパー田子重小川店」。田子重はこの辺ではたくさんありますが、港のすぐ近くだからでしょうか、このお店の方がものが良い。今回は天然のブリを。もちろん焼津で揚がったもの。これが静岡市内のお店に行くと品揃えが違うのです。

ここからUターン。最短距離と時間は静清バイパスでしょうが、帰りはあえて海岸線の道を選び、用宗漁港へ。しかも国道150号線ではなく、崖っぷちのくねくね道を行きます。理由はその絶景、途中海の上に飛び出している橋を通るところもあります。ただし今回は崩落のため通行止めになっており、わざわざ150号線で用宗漁港まで行って引き返し、行けるところまで行ってその景色を楽しんできました。

用宗漁港では生シラスなどの直売所がいくつかあり、そこで買うのもよし、その後に行くいつもの「昌栄丸」で買うのもよし。その後はまっすぐな海岸線沿い道路を清水に向かいます。イチゴ狩り街道は西湘バイパスに似て快適ですが、多分スピードの取り締まりもやっていそうな雰囲気です。

そして最後に、清水港を通って「昌栄丸」へ。この辺は先日のルートと重なりますので、「エスパルスドリームプラザ」や「河岸の市」、「ザ・サンキュー」に寄っても構いません。8時頃に由比漁港を発ち、13時頃に昌栄丸に戻るというスケジュール感です。もちろん自宅からはこのエリアまで片道3時間かかりますが。

これで新しい買い出しルートの完成です。大きめの発泡スチロール箱と保冷バッグが魚介類でいっぱいになりました。海なし県ですからこうした機会は貴重、しばらくは魚三昧です。
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2016年04月04日

病院行かないと禁酒しない

移住する前にコレステロールや中性脂肪の値について指摘を受け、それからしばらく休肝日を設ける努力をしていたのでした。エクセルで毎日飲んだ、飲まなかったの記録を付け、今月は休肝日が何日と認識していたものでした。

そのファイル名は「禁酒表」。その最終更新日を見ると2014年8月7日になっています。ファイルを開けると最新の休肝日は2014年6月14日。多分8月7日まで記録し続けてその後は意味はないのでやめてしまったのでしょう。つまりそれから毎日アルコールを摂取しているということになります。

それがこの度、約2年ぶりの休肝日となりました。きっかけは健康診断で引っ掛かった便潜血。この日予約していた内視鏡検査に行ってきました。前日はアルコール禁止ということで、強制的な休肝日となったわけです(もとより自発的な休肝日というものは考えられませんが)。

検査の結果は大したことなく、早速この日から二日ぶりのアルコールとなりました。もしポリープでも切除していたならば、しばらくはアルコール禁止ということだったのでそっちの意味でほっとしています。何しろ昨晩は寝付きが悪く、何度も変な夢を見ては起きるということを繰り返していましたから。

ちなみにその前の休肝日は骨折に関わる手術の際ということもわかりました。やはり病院に行かないと禁酒はできないようです。現在は禁煙外来という科があるそうですが、そのうち禁酒外来というのもできるのでしょうかね。
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2016年03月22日

バター88個で3万円買った?

コストコは安いというイメージがあるでしょうが、ボリュームパックで確かに単価は安いこともありますが、それ以前に品質が良いというのが私たちの一番の印象です。ものによっては決して安くはないが、とてもおいしいというものがいくつかあります。

今年初めて、実に4ヶ月ぶりの買い物に行ってきました。もう金額の感覚も慣れたもので、いちいち計算しなくても全体の量からしてだいたい合計いくらくらいというのがほぼ正確に当たります。今回はワインを36本買いましたので、いつもより多めの6万円くらいかなと思っていたところ、何と86,000円。意外といったなぁと思いながらレシートを確認すると・・・

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何と2個パックのバターを44個も買ったことになっています。バターだけで3万円、いくら店をやっていると言ってもこれはないでしょう。4個の打ちミスです。訂正してくれればこちらは何でもないのに、サービスカウンターでは責任者らしき人も出てきて平謝り。多分いろいろなクレーマーがいるのだろうなと思いました。

コストコではいつも出口でレシートをチェックする人がいます。フードコートでは精算が終わった後のカートが放置されているので、他人のカートを持ち出さないように中身を照合しているようです。今回は事前に自分で気付きましたが、多分気付かなくてもその人が指摘してくれていたでしょうね。

調味料や加工食品を含め大量に買ってきたので、もう当分買い物には行かなくて済みます。このサイクルは加速しそうです。でも今度バターを買うときには気を付けよう。
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2016年03月11日

地域の活性化とは何か

政策的には地方創生の名のもと、様々な取り組みが行われています。もとより、ずいぶん前から「地域を活性化しよう」とか「地元を盛り上げよう」といった決まり文句のもと、日本全国で町おこしとか地域おこしといった取り組みがなされています。

こうしたことを聞くにつけ、果たして地域の活性化とは具体的には何を指すのだろうと以前から思っていました。それに向かって活動した結果、何をもって地域が活性化したという結論に至るのかということです。美辞麗句のもとに何となく盛り上がった気分になっているとすれば、時間とマンパワーとお金の無駄です。

これは例えば、私が以前東京や横浜に住んでいた際に商店街の活性化というテーマに取り組んだ時から引っ掛かっていたことでした。季節ごとにイベントを催す、その準備や当日の運営は大変な労力です。当日は多くの人が来て盛り上がったように見えますが、それを商店街の活性化というのかと。イベントが終われば商店街はもとの閑古鳥です。

この商店街の例で言えば、イベントは一時的な集客にはつながるがそれはあくまでもイベント目当てであって、その後継続的にその商店街で買い物をしようというきっかけにはならないということです。なぜ集客できるかというとその日だけはお得感がある訳で、その後は足を運ぶ魅力がないから閑古鳥となるわけです。イベント以前に個店の魅力を高める不断の努力が必要であるといつも感じていました。

地域の活性化とは何かという問いに対して、以前村上龍さんがテレビ番組で「それは雇用だ」という発言に対し、大きく頷いたものでした。私としては、その雇用を含め地域の活性化とは、「いつもそこに人がいること」だと思っています。つまり働き場を含め、その地に住む、それが産業や人の交流の相乗効果を生むということです。私たちが田舎暮らしを志すきっかけとなった玉村豊男さんの著書にもそうしたことが書いてありました。

以前からずっと思っていたことをなぜこの日に書いたのかというと、一つはこの日地元密着のフリーペーパーの方が見えてその編集方針をお聞きしたこと、もう一つは5年前の東日本大震災です。テレビでは特集番組が組まれていましたが、震災地の活性化というテーマの具体的内容の中に、やはりこの地に住んで働いてもらうことという、地元企業の経営者の話がありました。本当にそう思います。

少なくとも、イベントの一時的な集客をもって地域が活性化したなどということは言ってもらいたくないです。そのための予算も労力も無駄です。いや、それでもその時期だけは売上が上がるのだから必要だという地元経営者の声もあるかと思いますが、それはそれとして少なくともそれは地域の活性化とは違うと思います。

逆に、地域の活性化のためにイベントをやってくれといった行政からの要請があるといったことも聞いたことがありますが、まさにそこへの突っ込みどころとして、「地域の活性化とは一体何を指してそういう要請をするのですか?」と聞きたいくらいです。言葉だけが先行して中身が伴わない、しかもそこに余計な資源を投入しているとすれば、何とも避けたいものです。
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2016年03月01日

朝滑り昼買い出しの炭火焼き

都会では高齢化に伴い、生活に必要な機能を狭い範囲に収めるコンパクトシティという構想がずいぶん前からありますが、田舎では同じ時間でも移動できる距離が格段に違うため、生活に必要な機能を満たす範囲が自ずと広くなります。あくまでも私たちの例ですが、片道数十kmといった買い物は当たり前となっています。

今シーズンは予想通りの異常な暖冬で、スキー場も大変なようです。いつもの小海リエックスは早割ですでにチケットを買ってしまっていたため、いつ行こういつ行こうかと思っていたら3月になってしまいました。しかし今週後半からは異常な暖かさの予報、先日の日曜日には従姉妹たちが同じ小海リエックスに行ってきて「まるで春スキー」と話していたので、どうするものかと思っていました。

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かねてより天気予報をにらみながら頃合いを見計らっていて、ちょうどこの前の日に天然雪が降り、この日は気温が低く晴天で風もないという、ピンポイントでここしかないというコンディションだったので、予定通り行ってきました。朝一番のグルーミング直後しか楽しみはないので、リフト運転開始時間に合わせ直行です。それでも朝7時過ぎに出ても間に合いますからね。

3時間も滑れば十分、雪質が変わってくることもありますが、それ以前に今シーズン最初(で最後)なので脚が持たない。もうこの歳になると無理をすることが怪我につながる可能性が高くなるので、これで十分です。若い頃は休憩時間はリフトの上という弾丸ぶりでしたが、今はリフトの上どころかリフトに乗るにも待ち時間がありません。

その後はほぼ毎週買い出しに行っているスーパー「ツルヤ」へ。いつもは朝いろいろな作業をしてから買い出しに出かけるのですが、この日はスキーの後でも結局買い物は同じような時間。したがって帰ってから十分炭火焼きには間に合います。いつも午後3時か4時頃から炭火焼き&晩酌、夜は8時か9時頃に寝て、朝は4時か5時頃に起きるという生活が続いています。

ということで、おそらく都会とはまったく違う時間の流れ方と生活スタイル、もうすっかり定着しました。アインシュタインの相対性理論ではないですが、光速で動いているわけでもないのに時間はゆっくり流れています。
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2016年02月18日

味噌17kg仕込みました

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昨年は作らなかった手前味噌、今年は大豆をたくさん作ったので仕込みました。アルミ寸胴にステン寸胴と半寸胴、ホーローの両手鍋2つ、ボウル類も総動員です。事前に一晩水に浸し、薪ストーブの天板で2日間煮て、この日の作業です。今年は大豆の出来が良く、したがって吸水の具合も良く、薪ストーブの遠赤外線と相まっていつも苦労する大豆のつぶし作業はスムーズにいきました。

本来ならその過程を細かくレポートしたいところですが、作業の流れを優先したのと撮影のためのスマホ操作をためらったのとで(マウスやキーボードなどこうしたIT機器は意外と雑菌が付いているので)、結局味噌づくりの様子の写真はありません。一応記すと、煮た大豆を水切りし、ビニール袋に入れてのし棒で潰し、麹と塩を混ぜて樽に詰めます。簡単そうに見えますが、結構大変です。

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そして作業が終わった後に残ったのがこの怪しい色の液体。大豆を煮て漉した後のものですが、もちろん栄養満点うま味いっぱい。以前テレビで三國シェフはこれを料理に使っていましたが、素人にはなかなか難しい。これまでは惜しくも捨てていましたが、それが今年はちゃんと処理班がいます。鶏たちにとってはこの上ないごちそうでしょう。

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一度は4リットルの焼酎ボトルに入れましたが、傷みやすいのともったいないのとで、こうしてその焼酎を割る炭酸500mlボトルに小分けして冷凍することにしました。畑の餌が少ないこの時期、これは重宝します。この煮汁とともに、煮る前にサヤから外して選別した虫食いなどのダメ豆も、鶏たちの貴重な食料となります。鶏を飼い始めて、野菜の残さが劇的に減りました。

今回は大豆を5kg(もちろん自家製無農薬)、水を吸って倍の重量になり、麹を同量の5kg、塩を2kgなので、計17kgの味噌を仕込んだことになります。味噌の消費量日本一の長野県では年間の世帯当たり消費量が12kgということなので、一年分をもって余りある仕込みとなりました。まだ大豆は同じくらいの量があるし、また来年も同じくらいの大豆を作って味噌を作るかなどと、今回うまくいった仕込みに気を良くして盛り上がっています。
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2016年02月17日

今年は取り寄せ生ワカメ

毎年この時期は恒例の生ワカメを買いに知多半島に遠出していたのですが、昨年はヒヨコの買い出しに合わせて少し遅らせたため(ヒヨコを買いに行ったのが岐阜だったので)、もう生ワカメのシーズンは終わっていたのでした。そこで今年こそはと思って買いに行こうと思ったのですが、ヒヨコ転じてもうすっかり大人となった鶏たちのことを考えると、どうも狭い鶏舎に閉じ込めたままでは出かけられない(テラス下の開放ができないので)。

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そこで今回は電話で注文して取り寄せることにしました。写真では一つしかありませんが、この発泡スチロールの箱にびっしり、20袋入っていたのです。1袋500g、全部で10kgです。これを着いたらすぐにせっせと加工です。何しろ鮮度落ちが早い生ワカメ、いつも買い出しに行った時も翌朝同じようにすべて湯通ししているので、取り寄せでもタイミングとしてはほぼ同じです。

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洗ってからさっと湯に通し、冷水に取り、水気を絞って一食ずつラップにくるみ、保冷袋に入れて冷凍保存です。今回は一袋に5本、全部で9袋になりました。これを例えば一週間に2つずつ食べるとすると、約半年分のストックということになります。

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もちろんすべて冷凍するわけではなく、一部はこうして冷蔵保存します。生のままではあまり日持ちはしませんが、一度火を通すとこうして何日かは持ちます。これをこの時期ならではのシャキシャキ食感として楽しむのが恒例となっています。

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そして今回は暖冬で生育が早かったせいか、全体に大きく硬いワカメが多かったです。いつもは茎ごと茹でて食べたり冷凍したりしていたのですが、今回はさすがにそうもいかず、茎と葉を切り分けて葉を湯通しして冷凍し、茎はこうして天日干しにすることにしました。こうすると常温で保存がきくので後日水で戻して食べてもいいし、あるいはそれにしては量が多いので鶏にやってもいいわけです。

早速この日の晩酌にこの湯通しワカメを食べましたが、2年ぶりのこの食感、格別です。もちろんこの時期は地元のスーパーなどでも生ワカメや湯通しワカメを売ってはいますが、味や食感とともに値段が全然違います。送料を含めても100g当たりの単価は半額以下、しかも品質が違います。

産地に行って買うのが一番なのはもちろんですが、いろいろと制約がある中ではこうした取り寄せも悪くないものです。単純に考えると、往復の交通費が約15,000円かかるのに対して送料がいろいろ含めて約1,800円。先日の牡蠣も以前は現地に買いに行っていたのですが、この取り寄せもの、意外と今後相次ぐかもしれません。
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2016年02月05日

アースのモーリス追悼

アース・ウィンド・アンド・ファイアーのヴォーカル、モーリス・ホワイトが亡くなったそうです。先日のデヴィッド・ボウイもそうですが、自分自身が歳をとってくると近しい人はもちろん、こうした訃報が相次ぐのがつらいですね。

私が洋楽に夢中になっていたのは1980年代前半が中心でしたので、アース・ウィンド・アンド・ファイアーは70年代後半の後追い感が強かったでしたが、数々のヒット曲は非常に印象に残っています。なのでツインヴォーカルではフィリップ・ベイリーの方を先に知り、フィル・コリンズとのデュオが代表的です。



グループ出身のソロ歌手というとコモドアーズのライオネル・リッチーがおり、しばしばこの人たちを混同したりします。アースの現在はよく知りませんが、ライオネル・リッチーはまだまだ現役ですよね。いろいろと曲はありますが、私としては「Say You Say Me」が印象に残っています。学生時代居酒屋でアルバイトしていた際、「スーパーの西友のテーマ曲だよね」と会話していたのをよく覚えています。

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2016年02月03日

思いがけず野辺山の霧氷

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片道にすると50kmくらいにはなるのですが、だいたい一週間か二週間には一度、佐久のツルヤに買い物に行っています。それだけの価値があるということなのですが、この日は思いがけない光景に出逢いました。この霧氷です。野辺山の頼もしさについては先日書いたところですが、単に最低気温だけではなく湿度などがいろいろと影響してこうした景色になるわけです。

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近くで見るとまるで飴細工です。蔵王で見たモンスターはこの巨大版ですが、その一端を地元で垣間見ることができました。ほぼ毎週の単調な買い出しと思いきや、こうした風景に出くわすことができるのが田舎暮らしの醍醐味です。
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2016年01月18日

今回の大雪は一手間増えた

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二年前の大雪の時は本当に参りましたが、今回はそれに比べればそれほどでも。積雪は40cmほどでしょうか。ただ、この地にしては重い雪で、雪かきは予想外のエクササイズとなりました。

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薪ラックの上もこのように。結構老朽化していて危ないので、早めに下ろしました。いつも雪かきは駐車場や前の道、テラスなどで終わりなのですが、今年はもう一手間増えました。

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それがこれ、鶏舎への道造りです。一応朝まだ雪が降りしきる中様子を見に行った際は、「何かあったんですか?」というような反応でした。幸い周りを囲っていたビニールシートで中に雪はほとんど入らず、ただ着雪のせいで薄暗くなっているのがいつもと違うくらいでした。

テラスの上の雪を落とした後での雪かきなので、高さはざっと1mほど、なかなか捗らずそれでも徐々に鶏舎に向けて掘り進めていく様子はさながら南極物語。「タロ、ジロ、待ってろよ」といった感じでした(ちなみに鶏たちには名前を付けていませんし、12羽完全に識別できていません)。

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テラス下にも雪は入っておらず、いつもの運動場。ですがこの日は雪の壁で中が暗い。さながらミニ黒部立山アルペンルートです。鶏たちもいつもと違う様子を感じているしょうかね。

なのでこの日は畑の葉ものが穫れず、餌はカボチャとサツマイモと何ともメタボチックな食事となってしまいました。しばらく雨が降っていなくてカラカラの空気でしたが、こんなに降らなくてもいいのですよ。

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2016年01月13日

真田丸の浅間山に笑う

今年の大河ドラマ、「真田丸」の第一回をこの度ビデオに録って観ました。よくある主人公の生まれたときからの話ではなく、これから展開する全体のあらすじを紹介するような内容です。その中で三谷さん、おそらく考えて書いたのだなぁという箇所がありました。

真田幸村の父昌幸はかつて武田信玄の家臣で(実は領土を攻め取られた後の)、その子勝頼に仕えていたのですが、織田信長に攻められて落ち延び、今回のドラマの場面になった訳です。そこで、「浅間山が火を噴かない限り武田家は安泰です」という昌幸の言葉に対し、その後浅間山が噴火してしまい、結局武田家は滅びるわけです。

三谷さんはもちろん映画をたくさん観ているわけでしょうから、これはおそらく黒澤明監督の「蜘蛛巣城」の中の「森が動かぬ限り負けることはない」というフレーズを模したものと思われ、笑ってしまいました。映画では主役の三船敏郎さんが「そんなことあるわけがない」と一笑に付しますが、実際には敵軍の兵士が伐採した木を隠れ蓑にして一斉に攻めてきて、あたかも森が動いているようになって結局敗れてしまうわけです。

三谷さんの脚本はこれまでもそうでしたが、結構こうした細かいところにいろいろな仕掛けがあるような気がします。これから毎週楽しみです。
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2016年01月05日

放映の前に大河の地へ

NHKの大河ドラマは観たり観なかったりですが、以前の「新撰組」が大変面白かったので、同じ三谷幸喜さん脚本の今年は観ようと思っています。最近はその関連番組が相次いでおり、盛り上がってきました。そこで、放映が始まると地元は大変なことになると思うので、その前に行ってきました。

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真田氏の本拠、上田城です。天守などはなく、ほとんど石垣のみですが、その石垣に見どころがあるというのも最近知ったところです。城には堀を巡らせて水を張るのが通常ですが、これは空堀というもの。しかし丸で囲んだところに排水口らしきものがあります。空堀といいながら、当時は水を張っていたのではないかという説。

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石垣を下から眺めると、二回に渡って石を積んだ形跡が見られます。線に沿ったラインがその証しです。石垣の角の積み方をしています。以前熊本城に行った際にも石垣に見入りました。

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上記の空堀を外側から見たものです。丸で囲んだところが排水口です。ほかにも堀の跡を利用した野球場や陸上競技場など、興味深く見て回りました。早くも大型観光バスの団体さんがツアーガイドの説明付きで見学しており、これからはさぞ賑やかになるだろうと想像されました。

誤算だったのがその前に入ろうと思った別所温泉。早朝からやっていて源泉掛け流し、しかも安いので以前にも何度か行きました。ところがいつも停めている駐車場が有料になっていました。150円の温泉に500円の駐車料金はしゃくなので、今回は諦めました。これも大河人気によるものなのでしょうかね。

上田城には今度桜の時期にまた行こうと考えています。また、別所温泉にもリベンジです。混むのではないかって?駐車料金どうするって?いえいえ、いろいろと考えています。また、恒例の買い出しも周辺にあります。この時期は畑仕事がないので、こうした贅沢な時間の使い方ができます。
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2015年12月28日

清水買い出し新ルート

これまで由比や清水に桜エビやシラスを買いに行っていたのですが、かなりの距離になるのでそれだけではもったいないとかねてから思っていました。そこで周辺の買い出しをいろいろ絡め、この度新ルートの確定とあいなりました。これまで行っていたお店に加え、今回開拓したお店もあります。

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由比や清水に真っ直ぐ行くとなると国道52号線ですが、そこは一ひねりしてまずは精進湖経由で富士宮へ。最初は「よこぜき」という酒販店。最近日本酒はここで買っています。

次にお肉屋さんですが、この近くには萬幻豚で有名な「さの萬」があります。しかしここはスルーして「グルメプラザすずき」という、イオンモールの目の前にあるお店へ。

次は桜エビがあれば由比漁港の直売所へ。漁期が短いのに加え、なかなか出漁しない日も多いので、事前に情報チェックが欠かせません。

次は道順からするとシラスの「昌栄丸」なのですが、訳あってここは最後になります。清水には有名な「河岸の市」がありますが、ずいぶん昔と変わってしまいました。そしてエスパルスドリームプラザがリニューアルしたのか、面白くなっています。ここでは主に柑橘類などを買いますが、「KALDI」が入っているのも便利。

そして「昌栄丸」に戻る途中に、「ザ・サンキュー」という持ち帰り寿司店があります。ここが安くて良い。時間的に昼食にちょうどよい寿司ですが、今回は魚自体をいろいろと買ってきました。

最後に「昌栄丸」。なぜ後回しになったかというと、その日揚がったシラスが店頭に出るのがお昼過ぎになるからです。生はその日だけ、釜揚げもその生を茹でたてです。

それぞれの食材については食べものブログの方で順次ご紹介します。この新ルート、約250kmの道のり、朝8時に出て夕方5時には帰ってこられます。すべて食材の買い出しというところが私たちらしいと思います。
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2015年12月16日

柿の木バッサリ、薪と餌

家の目の前の畑とは別に、標高が150mほど下に畑を3つ借りているのですが、そのうちの一つに大きな柿の木が生えています。今年のジャガイモ不作の大きな要因はこれであったと思われ、午後になると畑が完全に日影になってしまうのです。そして隣接する畑にも当然ご迷惑をかけているわけです。

かねてより隣の畑の方から「思い切って切っちまうか」と聞いており、もとより地主さんの親戚の方(うちの隣の方で、もともとその方から紹介された土地でした)からも了承を得ていました。そしてこの2週間ほど前になりますが、ふと行ってみると相当思い切り枝が切られていました。

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これがその切った後ですが、その前は残った枝の周りに相当茂っていたのです。この時期はもう葉が落ちていますが、春夏はこの葉で畑が日影になってしまうのです。

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切った枝はこの通り、まだこの頃は柿の実がたくさん付いていました。

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細い枝を切り、太い枝は薪にします。隣の畑の方がここまでやってくれていました。毎回会うわけではないので気が付くとこうなっていたというわけですが、その後たまたまお会いした時にもう少しここを切るかなどという話をしていました。もちろん自分たちが借りている畑なので、枝の切り分けはしておきますよとも。

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そしてその後一週間ほど経った光景がこれです。あらあら、ここまで切っちゃったかと。でも柿はとても生命力が強く、これだけ切ってもすぐにどんどん生えてくるそうです。ここまで切ってからはまだその隣の畑の方とはお会いしていませんが、正直大丈夫なのかなと少し思ってしまいました。

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大量にとれた柿の実は一部は自分たちで食べますが、大部分は鶏たちの餌です。面白いことに、餌によっては喜んで声を出しながら食べるものがあると思えば、ほとんど無言で食べるものもあります。柿は完全に後者で、普段餌がたくさんあると喜びの声でうるさいのに、柿についてはとても静かです。なぜでしょうかね。
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2015年12月04日

聞いてないよぉの初雪

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基本的に天気が良ければ毎日洗濯しているのですが、ここ2日間は曇りや雨で溜まっていて、天気予報でいよいよこの日は晴れだということで満を持して洗濯したところ、朝から予想外のこの降雪。

お笑いグループのダチョウ倶楽部の定番ネタで、無茶ぶりをされて一応「聞いてないよぉ」と言ってはみるものの、すっかりその格好をしているというものがあります。まさにその場面を連想させるような、聞いてないよぉといった初雪でした。

例年のことですがこの地は八ヶ岳の南麓なので雪は降っても積もることはあまりなく、すぐに融けてしまいます。今回も降った雪は水分の少ないこの地特有の雪だったので、頭や服に付いた雪は手で払いのけることができ、上越の雪のようにベチョベチョになることはありませんでした。

それにしてもこの数日前にはスタッドレスタイヤに履き替えていたのでちょうどよかったです。この地に限らず、この寒波の襲来でその需要が急増するかと思いますが、いろいろなことを予め計画的に考えておかなくてはと改めて思いました。この先を読む習慣は、特に移住して野菜づくりを始めてから意識するようになりました。

実はこの「聞いてないよぉ」のパターンは、今から20年ほど前の社会人時代のクリスマスパーティーで実践したことがあります。もちろん予め示し合わせていたのですが、パーティーの司会を誰にするかという演出で企画したものでした。またその後、鹿児島にいる学生時代の後輩の結婚披露宴でのスピーチの際も、一応「聞いていないよぉ」と第一声を上げたものでした。

三つ子の魂と言いますが、いつまでも同じ人間の振る舞いは変わらないものですね。
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2015年11月27日

四半世紀ぶりの同窓会

どうもこの年代は子育てが一段落するなどして、近頃同窓会を開催する傾向があるようです。加えて今年は卒業してから四半世紀、就職してから四半世紀ということもあり、学生時代や社会人時代の仲間が久しぶりに集まろうという雰囲気もあるようです。

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金曜日の営業が終わってから高速バスに乗り、ちょうどこの翌日はいつもの東京の仕事なので、久々のホテル泊です。バス停で八ヶ岳を見上げるとこの通り、すっかり冠雪しています。都会で暮らす皆には想像できないだろうなと思いつつ、いざ上京。

途中思いもかけない大渋滞に遭い、とても時間には間に合わないので日野バス停で下車、走ってモノレールの駅へ、電車を乗り継いで何とかギリギリ間に合いました。後輩との会話の中で「植田さんは昔から時間に厳しかったからなぁ」などと言われ、辛うじて面目が立ちました。

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さてその同窓会、自分もそう言われましたが皆ちっとも昔と変わってない。多少見た目の違いはあるでしょうが、中身はまったく一緒です。ほとんどの仲間とは結婚披露宴以来の20年ぶりですが、光陰矢の如し、一気にタイムスリップです。中華のフルコースは落ち着いていた最初の前菜を撮っただけ、あとはもうメチャクチャになりました。

翌日の仕事をおろそかにできないので、かなりしつこく誘われた二次会は(相変わらず人なつこい後輩のT男君に)、ない後ろ髪を引かれる思いで泣く泣く断念。短い時間だったのでほとんど話ができない仲間もいましたが、そこは今は便利な時代。今回参加できなかった仲間も含め、早速FBで探せる限り友達のリクエストを送っておきました。

それぞれ様々な人生を送っている仲間達、いろいろなことを考えさせられましたが、ただ一つ言えることはこれ。ぜひこの田舎に遊びに来て下さい。
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2015年10月22日

マックの不振を予感した時

大きな自然災害が起こると、よく後から「私は予言していた」という人が現れますが、常日頃から危険を煽っていればいつかは当たると揶揄する人もいます。企業経営でも同じことを感じ、以前「ガストはダメだ」「ドンキホーテは危ない」と言っていたコンサルタントの方がいましたが、いまだ当たっていないといったことになります。

その予知を喧伝するわけではありませんが、昨今のマクドナルドの経営不振について、数年前のあるテレビ番組を観て「大丈夫かな?」と感じたことを思い出さずにはいられません。当時の社長は現在ベネッセ社長の原田泳幸さん、前職はアップルの副社長だったので、当時は「マックからマックへ」と言われたものでした。

その原田さんが番組の中で若手社員を前にして、「経営で一番大事なことは何だ」と一人一人に問いかけていました。いろいろな答がある中、いずれも「違う」と否定し、その中の答の一つに「リソースの最適配分」というものがありました。「難しいことを言うなぁ」として「それも違う」と言っていましたが、これを聞いてマックもずいぶんと官僚的になったものだなぁ、この先大丈夫かなぁと感じたのでした。

リソースとはエリート社員がよく使う表現ですが、要は人、物、金、情報といった経営資源のことです。飲食業というのはいくら規模が大きくなってもお客様一人一人に笑顔になってもらい、ファストフード店ならばそれぞれ数百円をいただいて満足してもらう商売ですから、現場の地道な感覚が最も重要だと思うわけです。それをこうした頭でっかちな、多分頭の良いだろうという人たちが本部でこうした考えをしていては、果たしてどうだろうかと思ってしまった次第です。

ちなみに原田社長の答は「業績です」とのこと。事実、この時期に売上は劇的な上昇を遂げました。低価格路線によるシェア拡大ではなく、逆の高付加価値高価格路線で客単価を一気に上げました。例えば作り置きをやめるといった品質の向上により、価格ではなく価値を訴求して成功したわけです。これは現在の経営学でも十分意義のあることです。

現在のマクドナルドの不振については、OB社員やジャーナリストによるこれまでの経緯や内幕の紹介などで、様々なことが言われています。どれも当たっているでしょうが、私個人としてはもうこれまでのファストフードという業態の歴史的な役割をある程度終えたのではないかと思っています。なくなりはしないでしょうが、回復もしないと。

ところで、原田社長の名前を間違えてはいけないと思いネットで検索したらサプライズが一つ。何と奥様はシンガーソングライターの谷村有美さんだったのです。学生時代当時、早朝のテレビ番組で司会をしていてよく観ていました。その頃は完全な夜型生活だったので、これを観てから寝るといったような。代表曲は「Not for Sale」でしょうか。残念ながらYouTubeに当時の映像はありませんでした。

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2015年09月29日

まるで造花の生花

この歳になると誕生日はさしてめでたくもないですが、それでも周りが盛り上げてくれるので悪い気はしないです。そしていつもこの翌日が妻の叔母の誕生日なので時々そこまで出かけて合同で、しかもその周りには多くの親戚がいるので集まって祝ってもらっています。

今年も行ってきました。いつもというか何回かしかやっていませんがテラスでの炭火焼き、小ぶりだが豊漁というサンマを今シーズン初めて焼きました。誕生日の主役のはずなのにいつものように焼き係、初めは今日はやめようかと思いましたが、思えば炭火焼きに一番慣れているのは私なので、おいしいものを食べるためにはやはり一肌脱がなくてはということになりました。

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さてそこで部屋の中で目にしたのがこの花、叔母のお誕生日祝いか、見た目には完全に造花で、さわってみても水分がまったく感じられず、100%造花だと思い込んでいました。ところがその翌日その説明書を見ると、何と生花のようです。グズマニアという熱帯の植物のようで、見た目通りやはり過湿には弱いようです。赤白黄色の花に見えるの実は葉で、花はその中に小さく咲いてます。

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その誕生日にはこの前日のチョコレートケーキに続き、この日はスフレケーキをいただきました。普段スイーツは食べないのでこれも貴重な機会、何か小学生の頃のお誕生日会を彷彿させるような感じになりました。そう言えば、誕生日に定番の「Happy Birthday To You」という曲が今著作権を巡って問題になっているようですね。

ちなみに、先日20年ぶりに再会した昔の先輩方の中に、お一人後輩の方がいました。そしてその方のお誕生日が私の前日ということがわかり、くしくも私にとってはお知り合い三連ちゃんということになりました。しかもその後輩の方は清水、妻の叔母は富士ということで、ひょっとしたら今後ひょっとしてということも考えてしまいました。
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2015年09月26日

FBのよくないね!ボタン

以前サラリーマン川柳で、「辞めてやる 会社にいいね!と 返される」というものがありました。フェイスブックのいいね!ボタンは、コメントや返信するまでもない軽い共感を表すサインだと理解しています。コメントや返信だと文章を書かなくてはならないという煩わしさを軽減する手段ですね。

私のフェイスブックの使い方は、ほとんど複数のブログのアップ記事をリンクさせている程度ですが、少し前にバイクに乗っている最中に蜂に顔を刺されたという記事に対し、複数の友人からいいね!をもらったことがあります。もちろん悪気はないでしょうが、記事の内容からしていいね!はないだろうと思いました。

そこで今回フェイスブックでは、こうした記事に対する反応としてよくないね!ボタンを導入するようです。世の中の様々な出来事を取り上げるものなので、中にはそれはよくないよねという共感を表すという方法でしょう。悪くはないと思います。

想像ですが、中には自分はこんなよいことをしましたという記事に対して、よくないね!という反応をしてトラブルになるのではないかということも危惧しています。もちろんクリック一つですから押し間違いもあるでしょう。その意味で、オンラインショッピングにおける特定商取引法の規定のように、よくないね!ボタンを押す際には再度確認画面を設けることも必要かもしれません。でもそれも煩わしいか。
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2015年09月11日

炭火焼きコストは一回80円

春に買った炭60kgが、その予想通りちょうど2週間に一箱、5ヶ月で底をつくことになりました。何しろ毎日のように炭火焼きなのでこれが切れると電気やガスが切れるのと同じこと、なのでまた追加で3箱買ってきました。

計算すると、前回のような特売でなくても一回当たり80円足らずです。電気やガスの一回当たりのコストは計算したことありませんが、コスト比較では判断できない炭火の良さがあるので、あとはその絶対額に納得できるかどうかです。一回80円ならいいじゃないですかね。

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この日はフジザクラポークで巻いたミョウガ、

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そして久しぶりに甲州ワインビーフのホルモンを焼きました。地元びいきしたいところですが、両方とももうちょっと頑張れといった感じです。なのであえて食べものブログの方には載せませんでした。

先月は東京の仕事がなかったのでほぼ毎日、今月から東京の仕事が始まったので週5日の炭火焼きです。これだけ大量に炭を使うと業務用も考えられるところですが、調べるとこれが意外と高いのですよね。いずれにしてもやめられない炭火焼き、これからはサンマですね。
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2015年09月08日

20年ぶりの再会、黒一点?

男性の中に女性が一人入っていると紅一点という表現がされますが、逆の場合の表現は聞いたことがありません。紅白と言うから白一点というのもピンと来ないし、紅は鮮やかなので地味な黒というところが妥当かなと思います。補色という観点からは緑でしょうが、もともと紅一点という言葉はその緑の中の赤という故事から生まれたようです。

私は早くからフリーランスとして仕事をしていますが、一応会社員時代もありました。その頃の仲間がこの日遠くから訪ねてきてくれました。思えば私たちの結婚披露宴以来ですから、ちょうど20年ぶりの再会です。これまで毎年年賀状のやり取りやネットでの連絡などで継続的にコンタクトはとっていましたが、顔を合わせるのは本当に20年ぶりです。

例えば小学校の時の友達に今会うと多分「変わらないね」と言い合うでしょうが、当時のアルバムを見ると間違いなくガキなのです。それと同じようにやはり「変わらないね」と言われましたが、お互いに歳をとっているからそう思えるのですよね。昔の仲間がいいのは、いくら時が経っても一瞬にして当時の雰囲気に立ち戻るというところでしょうね。この日もその20年を感じさせませんでした。

さて、その仲間といっても全員女性、それも上の方ばかりです。実は妻の先輩方で、社内結婚でしたので私も面識はあるというか、そのお一人とは一年間同じところに住んでいました(同棲していたわけではありません、社員寮です)。その方たち4人がこの日来訪してくださり、妻を含めて私がその黒一点となったわけです。

その先輩方がパワフルなこと、のっけから圧倒されてしまい、実は誰も気付いていなかったでしょうが、その賑やかさに隣の作業所の従業員がしばらくこちらを凝視していました。一応こちらはホスト、皆さんはゲストのはずですが、ホームなのにこのアウェイ感は何だと思ってしまいました。

黒一点の立場からすると、あぁこれが女子会というものかと貴重な場に居合わせた思いです。多勢に無勢でしたが、もともと私は対人関係で俺が俺がというタイプではなく(当時の妻はそういうタイプだと誤解していたようですが)、押してくる相手には引いて受け、その後徐々に自分を出していくという付き合い方をしています。ですから苦手なのは初めから引いて来られる方で、将棋で言えば穴熊戦法ですかね。

それにしてもこのひとときは実に楽しかった。普段昔の仲間が訪れるといっても野郎ばかり、それも同期か後輩ばかりでしたので、今回はかなり新鮮でした。その後のウェブでのやり取りで、普段男性からも女性からもまずされない、くん付けの呼ばれ方も同様でした。お姉様方、今後ともよろしくお願いいたします。

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2015年09月02日

やはり今年はエルニーニョ冷夏

麗夏というトマトの品種がありますが、今回は冷夏の方です。少し前までメールなどでの知人への挨拶では、「エルニーニョなのに毎日暑いですね」でした。東京では猛暑日の連続記録を更新したとかで、確かにこの地でも今年は暑いなと感じていました。それが一転、この長雨です。

この日の夜のニュースによると、今年はやはりエルニーニョの影響で冷夏だそうです。野菜づくりをしている身にとっては敏に感じていましたが、予想通り巷では野菜の値段が高くなっているそうです。それでもあれだけ暑くて結局冷夏という結論は、どうもよくわかりません。

昨年は本当に冷夏で、この長雨の前に低温が続きました。そのせいで夏野菜の収穫はさんざんで、過去最低でした。それに比べれば今年は順調で、ここのところ毎日その収穫と加工に追われています。どちらかというと、収穫後の作業の方が大変なのですよ。

幸い毎年、畑関係でとても忙しいこの時期は東京の仕事がありません。その東京の仕事もいよいよ今週末から毎週始まります。秋冬野菜の準備もしなければなりませんし、おそらく11月までは平日週末問わずバタバタの日々になりそうです。
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2015年08月29日

最近のシェーバーに驚き

頭は薄いがヒゲは濃い私にとって、電気シェーバーはかなり重要な生活家電です。切れ味を維持するには定期的な刃の交換が欠かせないのですが、パソコンのプリンターとインクカートリッジの関係と同じように、本体価格のわりには替刃が高い。モデルにもよりますが、替刃を2回買うと最新の本体が買えるという妙なことになっています。

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そこで今回買い替えました。何年ぶりかの最新機種ですが、驚きが随所に。車をはじめ最近の工業デザインはどうも好きになれないものが多く、これもそうしたシャープでマッチョな感じがする外観ですが、より小さく軽いのは当たり前。驚いたのはその機能です。

泡作りモードというのがあって、ハンドソープを泡立ててシェービングジェルを作ることができます。プレスリリースを見ると、何でも最近の若い人はお風呂で泡を使ってヒゲ剃りをすることが多いのだとか。また、剃っていると時々モーターの音が変わります。これはヒゲの濃さによって自動でコントロールしているとのことです。音も静かに、水洗いはより楽に、そしてもちろん切れ味は抜群。毎日のヒゲ剃りが楽しくなります。

amazonのアフィリエーターではないので具体的な機種名のご紹介はしませんが、これが替刃2回分。これからは定期的に買い替える必要ありと感じました。
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2015年08月26日

走行中に顔を蜂に刺される

この時期は毎日のように下の畑に収穫にバイクで行っているのですが、何しろヘルメットが125cc以下の簡易型、シールドがないので顔には雨やら虫やらがバンバン当たります。もちろん遠乗りの際はスキーで使うゴーグルをしていますが、それでもそれ以外の防護はありません。

この日もいつものように下に走っていると、いつもとは違う痛さで虫が顔に当たりました。顎の左の方でしたが、それにしても痛すぎる。いつもハンドルグリップを握っている軍手で探ってみると、何と蜂がそのままいるではありませんか。通常は虫は当たってそのままどこかに行くはずですが、その蜂はそのまま顔にいたということです。

慌てて振り払いましたがその後もどうも顎が痛い。畑に着いてミラーで見たところ、完全に針で刺されています。今まで何度も蜂には刺されましたが、決まって知らずに巣に近付いたことによるものです。向こうから勝手に近付いてきて刺されるなど初めてだし、どういう了見だとこちらが訊きたいくらいです。

しかも蜂の針というのは通常お腹の中にしまっておいてあるものですよね。それを危険を察知した際に出すもののはずですが、普通に飛んでいてたまたまバイクの運転手の顔に当たって果たして針が出るものなのでしょうかね。まさか狙って来たとは思えません。

先日友人家族が訪れた際、蜂が寄ってきても決してはたいてはいけないよ、刺されるのは決まって巣に近寄った時だけだからねと話していたのが、説得力をなくしてしまいました。もっとも、誰もがシールドなしのヘルメットでバイクを運転するわけではないでしょうがね。
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2015年08月21日

ブルーリダクションという機能

少し前からパソコンの液晶モニターの様子がおかしく、突然消えてはまた点くという症状を繰り返していました。調べればもう9年も使っているので寿命だと思い、完全ダウンする前に新しいものに買い替えました。今は横長のワイド画面が主流のようで、スクエア型と呼ばれる従来のモニターはかなり数が少なくなっています。

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それがこのワイドモニター。映画やゲームを楽しめるよう、フルハイビジョンの解像度だそうです。スクエア型に慣れていた身としては横が長すぎないかなと思っていたのですが、これが意外と便利。ブラウザのタブのタイトルなどがよく見え、EXCELでたくさんのワークシートを管理している場合にも重宝します。

そして今回のモデルの特徴は、ブルーリダクションという機能が付いていることです。少し前からモニターの青い光が目を疲れさせるとのことで、専用の眼鏡やスクリーンがあるようです。このブルーライト軽減機能をモニター自体に持たせたとのこと。5段階の調節ができ、画面は少し黄色がかった感じになりますが、慣れればどうということはないです。

それにしても安くて便利になったもので、20型のこのモニターが約13,000円、お盆休みにもかかわらず注文翌日には届きました。ちょうどそのお盆休みは来客があったので手つかずでしたが、1週間ほど経ってようやく開梱とあいなりました。

リダクションと言えば思い出すのがオーディオのノイズリダクション、ドルビーシステムが懐かしいです。当時はカセットテープ、SONYのBHFやAHF、JHFなど、録音する音楽の重要度に応じて使い分けたものでした。何でもまたレコードと同じようにカセットテープ熱も一部で復活しているようですね。
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2015年08月20日

25年前の週休3日組

ユニクロのお店に行って服を買ったらタグに「ファーストリテイリング」と書いてあって、「これは偽物だ」と叫んでいた私の親族がいましたが、ユニクロはブランド、ファーストリテイリングはその会社名です。ちなみにユニクロとはユニーククロージングの略だとのこと、クロージングは閉めるのclosingではなく衣料のclothingの方です。

そのファーストリテイリングが週休3日という勤務態勢にするということがこの日報道されましたが、どっこいこちとらその元祖と言ってもいいくらいの経験をしています。今から25年前に週休3日を謳った一部上場企業に入社したわけですが、実際には月13日の公休日でした。

週休3日と月休13日を率で比較すると、7日のうち3日は42.9%の休み率、月は平均すると30.4日のうち13日は42.7%ということで、実質ほとんど同じということになります。この公称週休3日は店舗により実態はかなり違ったようです。幸い私がいた2年間の店舗は忠実に守られていました。

先日その同じ会社出身の方がお互い曲折を経て偶然にもこの地に、しかもお互いの家が歩いて2,3分というところにあり、その方は地元ではかなりの有名人。この度一昨年に引き続き当時の会社の仲間が集まって飲んだくれたのですが、私たちの世代に始まったこの週休3日制はその後形骸化していったようです。制度が始まった頃はこれを何とか維持しなくてはということで新入社員は約束通り休み、その穴埋めを上司が休日出勤していたようですが、その後はとてもこれではやってられないということで、新入社員でも実質週休3日はとれなかったそうです。

今回のユニクロの試みはどこまで現実的になるかわかりませんが、ワークライフバランスの観点からは大いに期待したいところです。何しろ超売り手市場だった当時、私がその企業の就職を決めた理由が週休3日であり、結婚披露宴でも失笑を買ったくらいでした。昔から働き過ぎと言われていた日本人、こういうことがもっと普及するといいですね。経済成長だけが豊かさではないですよ。
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2015年08月13日

母校と地元の高校野球対決

多分高校野球の強豪校出身の方なら多くが経験していることだとは思います。自分の母校と現在自分が住んでいる、あるいはもともと自分が生まれ育った地域が違っているということはままあると思います。その私の母校と現在私たちが住んでいる地元の高校同士が、甲子園の3回戦で当たることになってしまいました。

しかもこの日はその第一試合で母校、第二試合で地元校の試合でした。第一試合は接戦で面白い試合だったようですが、何しろこの時期は畑作業や野菜加工で大変忙しい。5回を終えて同点だったところ家を離れ、帰ってきてテレビをつけてみたら結局勝っていたといった具合です。

すっかり地元校のことを忘れていたらお昼のニュースでその途中経過を報道、その後テレビで見ていたら一方的な試合のようでした。これからしっかり応援しないといけないなと思っていたところ、何と次の対戦相手は我が母校。実は野菜加工をしていながら地元校の優勢を知って、まさかこの後母校と当たることはないだろうなと考えていた矢先のことでした。

さて、どちらを応援するかということになりますが、やはり自分の中での歴史が違うのでここは母校ということになります。一回戦では隣接県同士の対戦があったそうですが、ブロックで分ければ当然そういうこともあり得ますよね。今回も抽選とはいえ隣接、できればもっと後で対戦してほしかったですね。
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2015年08月02日

宇宙戦艦ヤマトの実写版を観た

戦後70年の今年は戦艦大和が沈没しても70年なのですが、多分そのことを意識してでしょう、少し前にテレビで放映していた「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を録画していたのをこの日観ました。その名の通り、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の実写版です。公開当初からその存在は知っていましたが、ストーリーは知っているので興味があったのはそれをどう実写風にするかでした。

全体的にはオリジナル版とその後劇場公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト」のミックスされたストーリーであり、当時どちらもリアルタイムで観た世代としては「あぁこれか」といった場面が目白押しです。同時に、「これはもともと違ったよなぁ」というところも随所にあります。例えば森雪はブラックタイガーの搭乗員だし、佐渡先生は女性です(酒好き猫好きは同じですが)。

実写版ということで一番関心があったのは、デスラーを誰が演じるかということでした。アニメでもドラマでも映画でもそうですが、敵役の存在が作品全体の価値を大きく左右することがありますからね。私が期待したのは当時のアニメの声優、伊武雅刀さんでした。実際は映像としては意識体としての存在ということで姿ははっきり現れませんでしたが、声はやはり伊武雅刀さんでした。これはいいね!を3連発です。

あと、実写版ということで主役級の有名俳優を多数配して(それだけギャラもかけて)豪華感が出ていたのは別として、昨今の作品ではしかたがないのかCGの多用が多少興ざめでした。これは「感染列島」でも同じことを感じ、あまり感情移入できませんでした。

また、映像や音響としては多分に「スター・ウォーズ」の影響を受けているなと感じました。場面によっては「あれ、これそっくり」などと思うところがありました。加えて、「アルマゲドン」や「マトリックス」、「アイロボット」を連想させるようなシーンもあり、こうした著作物については作者の記憶は完全に拭えないのだなと改めて思いました。

そしてエンディングテーマの曲を聴いてびっくり。どこかで聴いたことのある曲調と歌声、エンドロールを見れば(テレビなのでロールはしていませんでしたが)、何とスティーヴン・タイラーの名前が。「アルマゲドン」ではエアロスミスでしたが、やはりこれもフラッシュバックというかデジャヴのような感じでした。

主題歌にささきいさおさんの声もありませんでした(ナレーションではありました)。全体的にはオリジナルを知っている世代ではなく、今の若者が初めて見るという機会を想定した作りになっていると感じました。いずれにしても、「アルマゲドン」の主題歌「I Don't Want to Miss a Thing」をどうぞ。あと、エアロスミスのバラードでは「Angel」もよく似ていると思うのですけれどね。もちろんどちらも良い曲です。



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2015年07月29日

今さらながらスマホ生活

通信料金の安さから、ガラケー(しかもPHS)を長らく使っていたのでした。しかしこの度まったく心当たりなく紛失してしまい、警察の落とし物窓口に2回通っても出てこなかったので、諦めて新しい端末にしました。単なる取扱店では不安なので、長野まで足を伸ばしてキャリア系列のショップまで行っていろいろと話を聞いてきました。

現在は大手小売業をはじめとした格安スマホが盛んなので、その辺も含めて伺ったのですが、政策的な設定かどうかわかりませんが、却ってPHSを継続するよりスマホに転換する方がいろいろとお得だということがわかりました。ということで、遅ればせながらこの度めでたくスマホデビューです。端末は防水、防塵、耐衝撃というモデルです(畑や海で使いますからね)。

一週間使ってみてというより使う前からいろいろな情報で感じていたのですが、これはまさにパソコンですね。よくスマホの特徴として、「自分の好きなアプリを自由にダウンロードできる」という謳い文句がありますが、それってまさにパソコンの使い方です。かつてオフコンの不自由さから解放された際の謳い文句が、今初めて実現されたかのような表現が跋扈している状況に違和感を覚える次第です。

よく仕事先で「スマホじゃないんですか?」と訊かれていましたが、逆に「スマホで何やるんですか?ゲーム?」と訊き返していました。要するに言葉だけは先行していたウェラブル、Googleが提供する眼鏡型とかウルトラマンの科学特捜隊の腕時計型とかが最近出てきましたが、このスマホが実質的に普及しているウェラブルだと思います。

一つ便利になったと思うのは、デジカメを併せて持ち歩く必要がなくなったことかもしれません。通話、通信、撮影、パソコンがオールインワンになった端末という理解でよろしいかと思います。昔のPDAは通話機能もカメラもありませんでしたからね。

オールインワンと言えば今のモデルはどうだかわかりませんが、これも昔一般的だったオールインワンパソコンの様子を彷彿させるこのスマホです。何しろこちらが頼みもしないアプリが予めたくさん入っている。早速その多くを削除しました。バックグランドで通信しているらしく、それが全部パケットに反映してしまいますからね。

マーケティング理論において、新製品の採用者区分というロジャースという人による有名な論点があります。スマホの普及率は6割を超えているということですら、私は間違いなくレイトマジョリティ(後期多数採用者)の区分に入るのでしょうね。学校で情報システムの講義をしている立場としては肩身が狭いわけですが、新しいものに対して「今までのものとどう違うのだ」という観点は必要です。でないと次々と出てくる概念や用語について、メーカーやベンダーに踊らされるだけですからね。スマホ、つまりは電話とカメラの付いた携帯パソコンです。
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2015年07月26日

だから高校野球は面白い

私の母校が西東京代表の決勝戦に出るということで、この日作業をしながら横目で観戦していました。ハンカチ王子の旋風から、かつては古豪復活などと称された母校も今や毎年甲子園出場を狙う位置にいるようです。しかし6回を終わって0-5の一方的な展開。チャンスはミスで潰すし、敗色濃厚なムードの中、にお客様がいらしたのでテレビを消し、接客にあたっていました。

お客様が帰った後、再びテレビを付けてびっくり、何と母校の選手達がメダルを首から提げてにこやかに笑っています。まさかまさかの優勝、甲子園出場のようです。いったい何が起こったのかと早速ネットで見てその経過を確認しました。いやぁ、高校野球ってわからないものですね。8回表に一挙8点を挙げていました。

この試合に注目した理由は一年生打者の清宮選手です。少し前に新聞で知っていたのですが、むしろそのお父さんの方に馴染みがあります。ラグビーで活躍した清宮克幸さん、実は同期で学生時代からその存在は知っていました。社会人チームの監督としても名を挙げましたよね。その息子さんがこの試合前までは5割を超える打率、まるで漫画「ドカベン」のようです。

同じ野球でもプロや社会人などと違って高校野球が面白いのは、多分に精神面が大きく影響することでしょうね。この試合も相手方の楽勝と思われていたのが、8回の逆転劇では満塁押し出し四球の連続だったようです。しかもピッチャーが替わってからも。

しかし同じ高校のチームスポーツでも、ラグビーはほとんど番狂わせがないことも特徴だと思います。たいていは第一シード、第二シードが順調に決勝まで勝ち上がります。この違いは何なのでしょうね。

いずれにしてもこれで清宮ジュニアが見られなくなると思っていたのが、今年は特に甲子園の大会を見入ることになりそうです。もっとも、母校の試合以外はいつも通りの感じ方だと思いますけれどね。
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2015年07月21日

ソーシャルメディアとツーリング

学生時代は何しろバイク生活の日々でした。今のように晩酌の習慣がありませんから、意味もなく夜中国道17号線を北上したり、横浜に行ってバイクが故障してヘルメットを抱えて電車で帰ってきたこともありました。もちろん遠出のツーリングもしばしば出かけ、その当時東日本はすべての都道県は訪れたと思います(多分西日本は大阪まで、しかも下道で)。

旅先では実にいろいろな思い出があります。しかしほとんど一日中一人きりなので、話す相手としては例えばガソリンスタンドの給油人、フェリーでの同じバイク野郎(当時は女子はいましたがごく少数でした)、あとは食事をする先の店員さんくらいですね。北海道をさんざん回り、その後飛行機で来た後輩と札幌の居酒屋で海鮮ものを食べるまでは、連日キャンプ場のテントでキュウリとビールという食生活を送っていました。おかげで痩せましたが。

それに比べると今はそうした一人旅の環境がすっかり変わっているのだなと感じます。何しろソーシャルメディアがいろいろありますから、現場では一人でもネット空間ではそれを共有できてコメントしてくれる人が大勢いる、この違いは大きいと思います。一言でいうと、全然寂しくない。当時は寂しさを紛らわすわけではありませんが、バイクなので毎日天気が気になり、公衆電話で(もちろん携帯などはない時代です)北海道独特のイントネーションの天気予報を楽しく聞いていたものでした。

ですから今一人でツーリングしてもその時々の場面を写真に撮ったり記事にしたりして、またそれに対してコメントや返信をもらったりしながらの旅であり、多分ずいぶんと楽しいのだろうなと想像します。今はまだ畑の往復のための原付二種にとどまっていますが、いずれ余裕ができたら(具体的には住宅ローンが終わったら)大型二輪でかつてのように全国をツーリングしながらレポートしながら楽しもうと考えています。

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2015年07月15日

ハエとりにはライナスの毛布

この季節になると毎年ハエが増えてきますね。テラスでの炭火焼きでは特に魚を焼くときに、最近では鶏の配合飼料に群がってきます。ショウジョウバエは相変わらず捕まえるのが難儀で遂にハエとりポットを導入しましたが、中バエ、大バエは家の中に入ってくると叩くか逃がすかありません。殺虫剤という手もありますが、食材があるのでなるべく使いたくない。

ハエを新聞紙などを丸めて叩こうとするとき、たいていは背後からそぉっと近付きますよね。瞬間スナップを利かせて叩いても、たいていは逃げられてしまいます。そこで今回大変うまくいった方法をご紹介します。それは漫画スヌーピーに出てくるライナスの毛布です。

使うのは水で濡らした雑巾です。ハエは真上から叩こうとするとそれが見えるのか寸前で逃げてしまいますが、予期もしないところから力が加わると観念のようです。濡らした雑巾は重いので、これを少し遠くから遠心力を使って標的に回し叩きます。これと同じような描写をライナスの毛布で子供の頃見た記憶があります。洋の東西でも同じだということですね。

これ、本当に効果あります。晩酌が終わって家の中に入り(いつもテラスでの炭火焼きなので)、かなり酔っ払った手元でもまたこの日仕留めました。同じく、炭火を仰ぐうちわでも同じような効果があります。ここのところ連日仕留めています。

もちろん文字通り毛布では大きすぎて動きも緩慢で逃がしてしまいます。ぜひ雑巾でどうぞ。
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2015年06月10日

珪藻土切り出し七輪二代目

移住する前横浜に住んでいた時、一生ものという能登の珪藻土切り出し七輪を購入し、これまで10年を超える期間にわたり使ってきたのでした。確かにホームセンターなどで売っている1,000円くらいの七輪とは全然違い、その耐久性とともにの炭の燃焼効率が良いです。ただ、こう毎日のように使っているとさすがにへたってきて、いくら一生ものといってもその使用頻度によるのだろうなと納得、別にメーカーを責める気にはなれません。

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そこで今回、二代目の珪藻土切り出し七輪を購入しました。これまでサンマを焼くのに今ひとつ長さが足りないなと何十回と思っていたところ(七輪の使用は何百回)、今回はもう少し大きいサイズにしました。今までのは長さ30cm、今回は38cmです。奥行きは20cmと変わりません。

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ちょうど今回の七輪を注文した前日、これまで使っていた七輪の火皿(さなと読むらしいです)部分が崩れ落ちたところでした。これがないと炭が直に底面に触れ、熱くなって危険です。もっとも、珪藻土切り出し七輪はいくら中で炭を焚いても素手で七輪を持てるくらいに断熱性はありますけれどね。

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今回の七輪は空気穴が二つ付いています。炭を置くスペースが二つに分かれているからで、これで強火と弱火を使い分けられます。

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さらに蓋も付いています。これは残った炭を消し壺のように消火する役割で、食材のわりには多めに炭を焚いてしまった際に重宝します。

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焼き鳥串を渡す金属棒も付いています。

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網を乗せるとこの通り。何だかすっかり商品紹介のようになってしまいました。

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実はこの七輪が到着した当日はサンマを焼くことになっていたのですが(以前書いたようにこの時期の解凍サンマは侮れない)、さすがに初回にサンマはないだろうということで、このセセリとタンもとにしました。いずれもチープですが魚は匂いがきついので。現在網は使い分けていますが、理想は肉と魚の七輪を使い分けることでしょうね。

この七輪、たかだか8cmの長さの違いと思いきや、意外と焼きスペースが広いです。今までの七輪も完全に引退したわけではありませんので、これは今後ますます楽しい炭火焼きライフが望めそうです。
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2015年05月21日

新緑と雪のコントラスト

夜中の雷と雨風には本当に驚きました。予報にあれば覚悟していたのに突然のこと、おかげですっかり寝不足です。その光と音が尋常ではありませんでした。

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朝ふと八ヶ岳を見上げると、この時期には珍しい積雪。麓の新緑と頂の雪のコントラストが実にきれいです。

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アップ画像がこちら。電線と太陽光パネルがどうも。

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南アルプスも同じようになっていました。すぐに融けてしまうでしょうから、朝のひとときの貴重な風景です。

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こちらもアップ画像。甲斐駒と北岳がきれいです。

畑のトウモロコシがすっかり倒れていました。復活するでしょう。
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2015年05月20日

南牧村が二つあった

私たちが住んでいるところは山梨と長野の県境付近ですので、買いものなどでしょっちゅう越境ということはあるわけです。特に毎週佐久のツルヤに行っているので、国道141号線を北上して野辺山を通ることはしばしば、そこは長野県の南牧村です。

しかしこの度群馬県にも南牧村があることを知りました。ただ読み方は違い、長野県は「みなみまきむら」ですが、群馬県は「なんもくむら」ということです。しかもその位置関係が近い。直前距離だと10kmくらいではないでしょうか。佐久の手前、佐久穂町の東隣です。

意外と知られていないかもしれませんが長野県と群馬県は接していて、日航ジャンボ機が墜落した際もこちら側から見えたという話を以前聞いたことがあります。毎年報道されるのでいつも思い出しますが、その事故の際は高校のラグビー部の合宿中で、長野の山の中にいたのです。ですからそれが夏だったことは忘れません。

長野の南牧村は今レタスの植え付けがされたところです。国道沿いはもちろん、一本入った道路でも小さなレタスの苗が無数に見えるはずです。いよいよこれからといった風情が見られる今頃です。
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2015年05月19日

ヤツガシラという鳥を見た

いつものようにテラスで炭火焼きをしていたら、見たこともない鳥が近くに飛んできました。頭はパーマをかけたような大きな金髪の頭、下は白と黒の派手なドレスといった出で立ちで、多分大阪などに行くとこういうおばちゃんいるのだろうなといった風貌です。

調べてみるとこれは「ヤツガシラ」という鳥らしく、なるほど頭の先が八つに分かれているように見えるからかなと思いました。写真を撮る暇はありませんでしたので、検索サイトでどうぞ。
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2015年05月02日

2週連続で高速通行止め

今年のゴールデンウイークは4月29日からスタートということになっているようですが、世間的にはその前の土曜日、25日からの雰囲気でした。毎週土曜日に東京に仕事に行っていますが、人の多かったこと。その25日、帰りの中央道は八王子・相模湖間で通行止め。訊けば到着まで5時間もかかるとのこと、急きょあずさで帰ってきました。

そしてその翌週の5月2日、今度は行きの中央道が大月・上野原間で通行止め。いつ開通するかわからないのでとりあえずバスに乗り、双葉SAの休憩でもまだ解除にならないため、そこで降りて竜王駅まで歩き、かいじで新宿へ。このパターンはこれまで何度かありました。

いつもこうした交通情報はJARTICを参考にしているのですが、連休中はいつも渋滞の中でいくつも事故が起きています。普段あまり運転していない、渋滞で疲れている、車内は会話で盛り上がり注意が散漫となるなど、複数の要因が絡み合っていると思います。こういうことが続くと、いっそ今後は電車で往復しようかと考えてしまいます。

こうした状況では高速バスの払い戻しはきかず、電車賃は全額自腹です。2回で約1万円の出費となってしまいましたが、どこにも遊びに行っていないはずのゴールデンウイーク、予想外の支出です。
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2015年04月14日

資源ゴミの日にワイン45本

隔週で火曜日は瓶や缶などの資源ゴミを出す日になっています。そこでこの日その準備をしていたら、瓶がやたらと多いなということに気付きました。並べてみるとこの通り。

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一番多いのはワインで、数えてみると45本ありました。ビールは30本くらい、日本酒は2本でした。

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ワインの瓶の首にはこうした金属が巻いてあるので、一つ一つこうして取り外さなくてはなりません。これは不燃ゴミに分別となります。

それにしても毎回この瓶出しの際は少し気恥ずかしく、いつ「事業系のゴミはダメだよ」と言われるかとハラハラしています。全部個人用なのですけれどね。
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2015年04月09日

炭60kg買いました

何しろほぼ毎日炭火焼きなので、消費する炭の量が半端ではないです。ところが夏を中心としたバーベキューシーズンはホームセンターで山積みされている炭が、冬の間は極端になると売場にないということがあります。また、値段も夏に比べて上がっており、いつも買っている6kgの箱だと200円も違います。なので、必要に応じてその都度買っていたのでした。

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それがこの日その6kgを10箱、全部で60kg買ってしまいました。いつもその火付き、火力、火持ちの良さからカインズのものを買っているのですが、たまたまこの日立ち寄ったら2箱買うと1箱につき190円引きということをやっていたのです。10箱で1,900円の割引となりました。間違いなくレジでは業務用と思われたことでしょう。全部個人用です。

1箱で何回使えるか数えたことはありませんが、多分2週間は持つのではないかと思います。すると5ヶ月分、次に買うのは秋になるのでしょうかね。
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2015年04月07日

早くも花散らしの雨

東京の桜はもう終わりのようですが、この地はこれからです。標高600mくらいのところまで上がってきているようで、買い出しのために山を下りると途中楽しめます。

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毎年のことながら、わが家の桜は一足早い開花です。ソメイヨシノではなく、サクランボが穫れる品種です。ずいぶんと背が低いと思われるでしょうが、これに先がけてバッサリと剪定したのでした。理由は、サクランボが穫りにくくなるため、鳥に食べられる部分を減らすためです。実が少なくなる分、大粒になってくれればと思っています。

そしてこの日は早くも花散らしの雨となりました。次の日は雪が降り積もり、寒の戻りもいいところです。畑の方はさほどでもないですが、唯一心配なのはヒヨコです。毎夜の見回りが欠かせません。
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2015年02月11日

戦国自衛隊とゴッドファーザー

半村良さんの原作は確か小学生の頃読み、その後映画化されたものをテレビで観たと思います。真田広之さんと薬師丸ひろ子さんのことが印象に残っているのは、以前記した通りです。

その映画を少し前にBSで放映したのを録画しておいて、この度久しぶりに観てみました。どの映画でもそうですが再び観るにはあらすじは知っているので、そのディテールにどうしても注意が及びます。まあそれが映画の楽しみ方の一つではないかとも思います。私にとっては「ゴッドファーザー」は何度観ても新鮮で、その都度新たな発見がある映画です。

その「戦国自衛隊」と「ゴッドファーザー3」が今回かぶりました。天守閣にいる敵方の武将をヘリコプターで撃ち落とすとは、ホテルの最上階のサロンにいるマフィアの親分達を同じくヘリコプターで一掃する場面は、まさしくこれを真似ているのではないかと思いました。戦国自衛隊よりもゴッドファーザー3の方がずいぶん後ですからね。黒澤映画を真似た「スターウォーズ」のようです。

それにしても原作を知っているからではありますが、主役の千葉真一さんが実は織田信長であったということは、映画を一回観ただけではわからないのではないかと思いました。本能寺の変については諸説ありますが、その一つを背景として描写しているにしているにすぎません(明智光秀は出てきません)。ですが原作にははっきりと彼は織田信長だったのだと書かれています。

共通点としては、強烈な破壊力をもって当時の戦国時代を切り開いていったということになりますが、現実的には近代兵器を戦国時代に持って行ったとして、最大の課題は燃料と弾薬の補給ですよね。当時は内燃機関や石油などはありませんから。その点で、主人公が「天下を取る」といった決断の根拠が計りかねるところです。

いずれにしても、こうした昔の映画を改めて今観るのは楽しいものです。これは学生時代に読んだ本を今読み返してみることと同じですね。時間があればなるべくそうしようと思っています。
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2015年02月09日

一週間で三度のスリップ事故

雪は昨年のように多すぎれば事故は起きないのでしょうが(出たくても出られないため)、今年のように中途半端に降ることが多いと却って事故が多いようです。この一週間に三度もスリップ事故を見ました。その都度警察が出て通行止めになったりして、今年の地元警察はさぞかし忙しいことだろうと思います。

この日見たのは緩やかな右カーブの出口、電柱に激突した単独事故です。コンクリートの電柱が折れるくらいの衝撃ですから、かなりのインパクトで衝突したのでしょう。今年のような状況だと陽が当たっているところは路面も乾いて一見安全に見えますが、その先の日影で急に凍っていたりするところがあるので要注意です。安全と思われるところでも速度を出しすぎないことが肝要です。

今回のように最強寒波の襲来となると、よく不要不急の外出は控えましょうなどとテレビで言っていますが、その意味はまさにこういうところにあります。自分は大丈夫でも対向車の動向で被害に遭うことがあるのです。一昨年でしたか、の常連さんがもらい事故に遭い、廃車になったという話もありました。

ただこの日は暇だったので、食材の買い出しに少し遠くまでドライブに出かけてしまいました。残念ながら掘り出しものはなく、ささやかな晩酌となりました。
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2015年02月08日

今年は雪が多い

思えば一年前のこの日、一回目の大雪に見舞われたのですよね。その日は東京で仕事で、その後帰れなかったのです。しかたなく一泊し、翌日も高速バスが運休だったので電車で帰ってきたのでした。

それほどのドカ雪ではないですが、今年はその降る頻度が多いです。少なくとも週に一度は降っている感じです。例年だと冬場は乾燥して八ヶ岳おろしが吹きすさび、畑の土が砂ぼこりとして舞い上がる光景が見られますが、今年は一切ありません。降った雪が融けるまでに次の雪が降るといった感じで、いつまでも畑が白いです。おかげでマルチが巻き上げられて飛ばずに済んでいますが。

あくまでも頻度が多いだけであって、量が多いわけではありません。どちらが良いのかと言われればそれは程度の問題でしょうが、少なくとも昨年の量は尋常ではなかったですね。風邪の流行る時期ですから、定期的なお湿りとしては今年のパターンが良いのではないかと思います。
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2015年02月05日

暖房用の七輪導入

備忘記録を見ればもう8年以上も使っている珪藻土切り出しの七輪は、もう数百回の炭火焼きで使っています。一生ものと言われていますがさすがにその傷みが目立つようになり、でもまだまだ十分使えるのでいよいよになるまでは当然現役です。

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今回購入したのはこの代替ではなく、追加です。今は鶏小屋で炭火焼きをしていますが、この日のように陽が出ないと実に寒い。通常なら外で食べることなどしないのですが、それを可能にするためにこうしてお湯を沸かし、蒸気を暖房とするアイデアです。ついでにお酒の燗などもできて、いろいろと使い途があります。

珪藻土の七輪は保温性が良いので周りが熱くなりません。放熱しないので暖房効果がないわけですが、この安い七輪は周りが熱くなり、蒸気とともにダブルで暖房となります。これでおでんなどの煮物料理も味わえます。もっと早くに実践していればよかった。
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2015年01月26日

再び試食モニターのスキー

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すっかりホームゲレンデとなっている小海リエックススキー場、今年も早割チケットで行ってきました。天気予報では曇りでしたが、結局一日中陽が出て、風がなく、気温が低くて雪が締まっているという、ベストコンディションでした。

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今年は例年になく天然雪が多いということで、毎年一度もオープンしているのを見たことがなかった幻のコースというのを、今回初めて滑ることができました。斜度はさほどでもないですが、ここだけピステンが入っていない不整地コースです。

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そして今回の目当てがこれ、新メニューの試食モニターです。2年前にたまたま出くわしたこの企画、今回は狙って行きました。

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チキンの天ぷらに味噌ソースの定食、

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スパゲッティにカレー、メンチカツと好きなもの全部盛りといったプレート、

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ネギトロととろろの丼です。

モニターですから試食後にアンケートを書くわけですが、他のモニターが「良い」とか「おいしかった」といった単純な表現であったのに対し、私たちはかなり真剣に、細かく、具体的に感想や改善点を記しました。今後加えてほしいメニューには「石釜焼きピッツァ」と。そう、岩原スキー場の「ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」のイメージです。
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2015年01月21日

鶏小屋で牡蠣小屋

世間では焼き牡蠣を時間内食べ放題にする牡蠣小屋が流行っているようですが、私たちはずいぶん前から現地に行って食べていました。その牡蠣小屋を、自分たちの敷地でも実施してみました。

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鶏小屋になる予定の場所にトマトの雨よけ栽培に使うビニールシートを張り巡らせ、即席の牡蠣小屋です。予定ではもう2ヶ月ほどすると鶏が入るので、できるのは今だけです。この日は予報に反して意外と陽が出て、中は暑いくらいになりました。

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一般の牡蠣小屋と違うのは私たちにとってはお馴染みの炭火焼きであることです。写真にはありませんが、せっかくの炭火ですからほかに牛タンやリブフィンガーなどを焼きました。

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ビニールハウスが暖かいのがよくわかります。途中暑すぎるので開けたほどです。これなら陽が出ていなくても十分できそうです。

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今回の牡蠣はメトロで買った岩手のもの。できれば鶏が来る前にもう一回、今度は相生か日生の牡蠣でぜひ実施したいと思います。
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2015年01月15日

大雪の中で炭火焼き

この日は雪の予報が出ていましたが、思いのほかの大雪となりました。多分次の日の朝は路面凍結で大変なことでしょう。なので次の日でもいい車での用事をあえてこの日済ませてきました。不要不急での事故は避けたいですからね。

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そのような中、何とテラスでの炭火焼きを決行しました。先日出来上がった屋根の下、いくら雪が降ろうとへっちゃらです。ただ当然陽がなくて寒いので、こうしてトマト栽培の雨よけ用のビニールシートを周りに張り巡らせ、防寒対策としました。備忘記録を見れば5年前、九州の糸島半島で体験した牡蠣小屋のイメージです。

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中から見ればこの通り、ちょうど同じく雪が降る前に撤去したトマトの茎を燃やしており、その煙が雪の中で立つ姿なぞはまるで浅間山の噴火を見ているようでした。初めての試みでしたがこのビニール囲い、結構いけます。もともとは鶏を入れる前の鶏舎でこの炭火焼きをしようと思っていたのですが、意外と雪が吹き込んで来るのでいつものテラスにしたわけです。鶏舎での炭火焼きはまた機会を改めて実施しようと考えています(既に日程と企画は決定済み)。

さて、なぜ陽のある暖かい日ではなくこうした言ってみれば最悪のコンディションの中で炭火焼きをしたのかというと、当然そうせざるを得ない理由があったからです。それはどうしてもこの日に炭火焼きをしなければならない食材があったからで、こういうことはいくら寒くてもつらくても譲れない私たちなのです。

詳しくは食べものブログの方に書いてあります。生のホルモンは自己消化が進むので早くに食べないといけないのです。
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2014年12月25日

東京買い出し新ルート

先日予定していた東京への用事が急きょ中止になって、改めてこの日行ってきました。一泊してこなすはずだったもう一つの用事は年明けに持ち越しです。今回は定番+αの買い出しツアーです。

朝一番に出て国道20号を下道で。朝のラッシュアワーの下道はご免なので大月ICから中央道に乗って圏央道高尾山ICで降り、まずはいつものメトロ、コストコへ。コストコではこの辺ではかなり遅いスタッドレスタイヤに換装しました。ここのスタッフが実はのお客さんで、もともといつもタイヤ交換していて特徴のある私たちの車のことを覚えていて、たまたまこちらに来て訪れたということなのでした。

そして今回のオプショナル買い出しが先月オープンしたイオンモール多摩平の森店、豊田駅のすぐ近くです。目当てはフランスの高級冷凍食品「ピカール」の製品です。フランスの家庭ではこれがないと成り立たないとか、カフェやレストランでもこれをそのまま出しているとか、とにかく圧倒的な人気なのだそうです。製品のレポートは後日食べものブログにて。結構なまとめ買いをしてきました。

これで買いものは終わり、あとは帰路に就くだけと思っていたら、たまたま通った道沿いにありました「とうふ屋うかい」。いつものくみあげとうふを買ってきました。もともと今回行こうか行くまいかと話していて、わざわざはねということになったのですが、ついでであれば拒む理由はありません。

このルート、道の無駄がなく結構良いです。明るいうちに帰ってこられるし、ドライアイスも十分持ちます。今後定番になりそうです。
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2014年12月17日

出ました、42度の熱

まるで歳末の福引きのように、ポンと出ました一等賞。以前生演奏があるフランス料理店の仕事をお手伝いしていた頃、音楽の担当者がその都度「出ました、来月のスケジュール」と口癖のように話していたのを思い出します。

この前の日の午後、なぜか頭が痛いなと思って早めの夕食をとっていたら、いつの間にか薪ストーブの前で寝てしまっていました。起きると身体の節々が痛む風邪特有の症状、これはまずいと思って早速床に入ったのですが、そこからが大変。胃が痛くて眠れず、熱を測ったらポンと42度。昔懐かしい水銀の体温計で、目盛りは42度までしかないのです。

一晩うなされてからこの日の朝は熱は下がったのですが、実はこの日は朝4時に家を出て東京に行き、いろいろな用事を済ませて一泊して帰ってくる予定だったのです。もちろんオールキャンセル、車を運転できる状況ではないし、何しろ不要不急な外出を控えましょうというくらいの猛烈な低気圧らしいですからね(不要でも不急でもないですけど)。

何年ぶりでしょうかね、こうして寝込んだのは。もちろん今のところお茶以外は喉を通りません。月並みな言い方では、忙しすぎたから少し休めということだよといった慰みがありますが、そんなに忙しかったわけではないですけれどね。
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2014年12月14日

地元にも牡蠣祭りがあった

地元といっても今回はその定義が広く、県内という意味です。海なし県の山梨ですから、海産物のお祭りはことさら盛り上がるのでしょう。今年も瀬戸内や日本海の牡蠣祭りの情報を探していて、行けるかどうかなどと思案中だったのですが、そこへ地元でも牡蠣祭りがあるということをこの度初めて知りました。

南アルプス市で行われた「かきまつり・まいもん朝市」というもので、何と今年で21回目だそうです。合併前の町と能登半島の穴水町が姉妹都市ということで、毎年賑やかに開催されているということでした。そこで早速朝一番で牡蠣を買いに行ってきました。相当な混雑が予想されたので、少し離れた臨時駐車場からシャトルバスに乗ることなく、自転車を積んでいったのが正解でした。

残念ながらカメラを持って行かなかったのですが、その混雑ぶりは想像以上、イカの無料配布先着500名のほか、牡蠣の販売テントにも長蛇の列。開場30分前に着いたのにです。イカは早々に終了してしまい、もらえなかった人がたくさんいました。こちらは初めから牡蠣狙いだったので欲張らなくてよかったと思ったのですが、ここで予想外のことが。

1時間近く待ってようやく購買にありつけたのですが、そこで聞いた言葉は「お一人様2袋までです」。ダチョウ倶楽部ではありませんが、聞いてないよぉ〜です。実はこの牡蠣買いに合わせて、かねてよりお知り合いを2組招いて焼き牡蠣パーティーを開催する予定なのでした。少なくとも一人10個、計6袋は買って帰ろうと思ったのに、これは思わぬ誤算。事前に数量制限がないかネットで調べたのですが、そんな情報はありませんでした。

ですがしかたがないので他に海産物はないかと会場を回ったところ、人人人で各テントに近寄ることもできません。皆さん私の後ろに牡蠣を求めて並んでいるようで、なるほどこれでは数量制限しないととてもじゃないけど多くの人に行き渡らないなと思いました。それにしても事前に告知してもらえれば、こちらもそのお知り合いの方と同行して確保できたのですけれどね。

幸い、そのお知り合いがたまたま直前に松島に行っていて、この日に合わせて牡蠣を送って下さったので何とか助かりました。奇しくも太平洋の牡蠣と日本海の牡蠣との食べ比べとなりました。気温はほとんど0度、時折雪も舞う中で、寒くもおいしいひとときとなりました。

来年もこの牡蠣祭り、買い出しは必須です。交通費をかけて日本海に行かなくても、地元で楽しめることはありがたいです。
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2014年11月15日

静物画を描きたくなる風景

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私は絵心というのがまったくないのですが、なるほど静物画の代表はこのリンゴだなと思うような光景です。この日従妹家族が長野にリンゴ狩りに行ったついでにわが家に寄ってくれました。特に私が果物にそう執着がないので、普段買うことはまずありません。フルール王国の山梨にいて、果物を食べないなんてと思うことでしょう。

買って食べないだけで、嫌いなわけではありません。なのでいつもたいていはこうしたいただきもの。ブドウにしても桃にしても、年に一度買うか買わないかくらいです。リンゴも地元で作っており、近くでは津金というところが有名です。明野にも観光リンゴ園があります。

さて、滅多にない大量のリンゴですので、タルトなどにしようかと考えています(妻が)。少なくとも絵を描くことはないままになくなってしまうでしょう。
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2014年10月26日

手袋の中の蜂に刺された

これまで蜂に刺されるパターンは、田んぼの畦の草むしりを夢中にしていたら石垣の間にある蜂の巣に気付かずに近付いていたというものばかりでした。なので今年は十分に用心しながら草むしりをしたので、刺されることはありませんでした(やはり蜂の巣はあって事前に退治しました)。

ところがこの日、いつものように畑作業をしようとして外に吊してある農作業用の手袋に手を入れたところ、右手の薬指に激痛が。直感的に、これは手袋の中の蜂に刺されたと思いました。とりあえず水で流し、しばらく痛みに耐えてから改めて手袋の中を見ると(その前に手袋ごと足でつぶしていました)、案の定その姿が出てきました。まさかなぁといった感じです。

小さい蜂なのにその痛みは筋肉注射のようでしばらく続き、その後は肘から下にかけての鈍痛、大したものだなと思いました(感心している場合ではないですが)。先方も手袋の指先に追い詰められていたので、まさに窮鼠猫を噛むですね。

ネットで調べると蜂に刺された後はアルコールを控えるべしとの情報もありますが、この日もいつも通りのビールとワイン、それに自家製シロップによる焼酎ソーダ割りとあいなりました。このブログを書いている今のところ、大丈夫です。
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2014年10月14日

ナメクジは2階まで登る

どういう訳か今年はテラスにナメクジの足跡というか這い跡が多く残っています。朝見るとキラキラ光っているのですぐにわかるのですよね。外に出しておいた野菜の残さにもよく付いているのを見かけます。

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そこでこの日見つけたのがこの写真、何と2階の窓のところまで這った跡があります。カタツムリもそうですが、ナメクジなどはそう高いところにいるイメージがありません。もし2階の室内から窓に付いているのを見たらさぞかし驚くことでしょう。

窓ガラスのカタツムリと言えば、昔こんな話を聞いたことがあります。食べものというのはその生きている姿が大事だよね、アワビは海の岩場に隠れるように住んでいるからおいしいと思うものの、あれが雨の日に窓ガラスにべとーっと付いていたらどうだろうかね、というものでした。その話を当時の仕事先の方にしたところ、「そうだったらラッキーだね」という答が返ってきました。

そのナメクジですが、子供の頃読んだ漫画で、テレポーテーション(瞬間移動)の能力があるというのを覚えています。宇宙飛行士が主題の漫画で(「アストロノーツ」って言ったかな)、そのナメクジを食べて瞬間的に宇宙に行くという話だったと思います。確か身体は飛んでいったけど、足首から下だけが残ったような記憶があります。

ナメクジとカタツムリは同じようなものだという話もよく聞きますが、フランス料理ではエスカルゴとしてカタツムリは食べますよね。ナメクジは食べないのでしょうかね。日本ではブルゴーニュ風としてサザエで同じような食べ方をしますが、そのイメージでしょうか正直カタツムリでなくてサザエでいいではないかと思ってしまいます。
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2014年10月10日

俺が夕焼けだった頃・・・

何のテレビコマーシャルか忘れましたが、子供の頃に聞いた、「俺が夕焼けだった頃、弟は小焼けだった」というフレーズが耳に残っています。その続きとして、「親父は胸焼けで、お袋は霜焼けだった」というのもあるそうです。こちらは覚えていませんでした。最後の決めは、「わっかるかな〜、わっかんねぇだろうな〜」ですね。

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何の話かというとこの日の夕焼けです。いつもの炭火焼きでは遠くの山々を眺めているはずですが、意外と夕焼けというのには遭遇してなかったかもしれません。この夕焼けは見ていて実に飽きない。刻一刻と空の色が変わっていき、その美しさがそれぞれ違うのですよね。

今回は雲も一緒に焼けていて、ごく普通のデジタルカメラでもそれなりの写真が撮れました。これからの季節、麓を散歩していると大きな機材を構えたカメラマンが寒い中シャッターチャンスを狙っている光景をよく目にしますが、それもわかるような気がします。

さて、炭火焼きで晩酌をしながら一言。「顔は酒焼けで、魚は生焼けだった」わっかるかな〜、わっかんねぇだろうな〜。
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2014年09月25日

記録更新!ワイン37本

以前一日でワインを25本買ったという記事を書きましたが、この日はそれを更新しました。今回は全部で37本です。

もともとはいつものベルフォーレで11本を買い(通い瓶なので私たちはいつも“ワインを汲む”と言っています)、この日の買い出しの一環でラザウォークのKALDIに行くと、以前も一度大量買いしたREDWOODのワインが安く売られていました。なので今回も以前と同じケース買い、赤白それぞれ12本なので、計35本となりました。

その他にもで使うココナッツミルクもケース買い、あとはこれも何度も買っているサンタ・デュックとローヌのリュベロンを、いずれも気付けばグルナッシュとシラー、やはり好みはいつも同じようです。それでPOSレジで会計すると何と商品点数50点と出て、思わず店員さんとともに笑ってしまいました。ワインが26点、ココナッツミルクが24点ですから間違いありません。これでワイン37本です。

田舎暮らしをして、こうしたまとめ買いをする機会が多くなりました。アメリカの家族が一週間分の買い物をするというのがわかるような気がします。要はそれだけの価値があるお店があればたくさん買い、普段近くで中途半端なものを買わないということですね。実感です。
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2014年09月13日

今どきのカプセルホテル

カプセルホテルというのは今までほとんど泊まったことがなく、またあまり良いイメージも持っていませんでした。今回東京で連日の仕事があり、高速バスで帰るより泊まった方が安く済むということがわかり、試しに今どきのカプセルホテルというのはどういうものかという興味もあって利用してみました。

昔はどうだったか知りませんが、カプセルは意外と大きく、テレビがあり、コンセントで携帯の充電などもできます。そして何と大浴場などというものまであり、利用はしませんでしたがレストランも併設されているということです。外国人の旅行者が多いとも聞いていましたが、意外と日本のビジネスマンの姿が目立ちました。女性専用フロアもあるのです。

ただ、施設自体はまあ良いのですが、東京の街に宿泊すること自体がストレスとなることもわかりました。まず夜12時近くのチェックインだというのに街にいる人が多すぎる。何だか気持ち悪いくらいです。場所柄客引きの声がけも多く、歩いているだけで不快です。チェックアウトしても街の雰囲気がしっくりせず、何とも浮いている自分の存在に気付きます。カプセル始め、狭い建物の中にぎゅうぎゅうに詰め込まれているといったイメージも違和感がありますね。

ということで、今後は連日の東京でもやはり毎日帰ってこようと考えています。寝るだけでもこの自然環境、わが家が一番いいですね。
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2014年08月26日

ついに眼鏡生活

若い頃から人に自慢できることと言えば、眼の良さでした。今でも裸眼で1.5の視力がありますが、過ぎたるは及ばざるがごとし、どうもそれが災いしたようです。ここ数週間のことなのですが、急激に近くのものが見えなくなり、見えてもぼやけるようになりました。毎日接しているパソコンの画面や新聞がその顕著たる現象です。

これは明らかに加齢による老眼であろうということで、急きょかねてから妻がお世話になっていた眼鏡店へ駆け込み、状況を説明し、眼鏡を作ってもらいました。オーダーメイドなので時間がかかり、この日1週間を経て引き取りとあいなりました。ですからこの1週間は目を通さなければならない書類はすべて後回し、できあがった眼鏡があるのとないのとでは雲泥の差です。

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これまで妻の付き添いで眼鏡店に入って時間を持て余したことはあるものの、まさか自分自身がお世話になるとは思いませんでした。かけてみるとまるで別世界、もはやこれなしでの生活は考えられません。遠くは見えるので普段は必要ありませんが、文字を読むときは必須となりました。もちろんこのブログを書いているときもかけています。

もともとかねてから、もし将来眼鏡をかけるとすれば北大路魯山人のようなまん丸のレンズを想定していたのですが、残念ながらそのようなモデルはありませんでした。代わりになるべく丸いレンズのものにしたのですが、眼鏡屋さんの立場からするとレンズ面積はなるべく小さい方がいいとのことでした。それでも私の場合はまだ軽度の方なので大差ないとのこと、やはりこの顔の輪郭と髪の毛では丸形以外には考えられません。

ということで、この度多くの方がすでに実践されている眼鏡世界に入っていくことになりました。何しろ初めてなので取り扱いや洗浄についても新鮮な情報ばかり。しばらくは戸惑いながらの眼鏡生活になりそうです。
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2014年08月22日

2,000kmで1万円の投資回収

バイク生活が続いています。先にも記しましたが、燃費が著しく違うので走行1km当たりのコストが断然違います。給油するごとに当然変動がありますが、車だとだいたい8.5円、バイクだとだいたい3.5円です。するとその差5円、1km走るのに車からバイクに替えると5円の節約になります。

すると2,000km走るごとに1万円の投資回収ということになり、バイクの値段が約30万円でしたから、6万km走って元が取れる計算となります。今のペースで行くと月1,000kmですから、5年ということになります。もちろんオイル交換などのメンテナス費用はかかりますけれどね。

バイクを買うときに販売店の方に聞いたのは、原付で1年に1万kmも走るのはかなりのヘビーユーザーだということでした。20数年前、車がなくてバイクしか乗っていなかった頃、年にどれくらい走っていたかは記憶にありませんが、今の車は10年で21万kmです。原付とはいえ、年に1万kmは別に不思議ではなかったですけれどね。
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2014年08月18日

官兵衛父はゴッド・ファーザー

相変わらず大河ドラマの「軍師官兵衛」をビデオに録って観ていますが、今回観た官兵衛の父の死の場面は、まるで映画「ゴッド・ファーザー」のヴィト・コルレオーネの最期を彷彿させるようでした。実は観ながらそのような予感がしていて直前に吹いてしまったのですが、やはりその通りになりました。

その共通点は孫と遊んでいること(今回のタイトルで父の死はわかっていましたから)、そしてゴッド・ファーザーではトマトでしたが今回は柿の実であったことでした。イタリアではトマトでしょうが(実際にはアメリカへのイタリア移民ですが)、日本では特にその時代ではトマトはあり得ないということで柿になったのでしょう。いずれにしても脚本家の方の頭の中が伺え知れる一場面でした。

映画のゴッド・ファーザーは何回観ても良いです。殺しが頻発するマフィア映画ではありますが、そこに垣間見えるイタリア人の文化や移民の悲壮感が何とも言えず、例えば同じロバート・デ・ニーロの「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」でも同じような感傷に浸ります。

日本の脚本家も間違いなくこうした影響や背景があるはずです。本当のところはどうかわかりませんが、そうしたことが感じられることが同じドラマを観ていても楽しいです。
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2014年08月13日

時間を共有したに尽きる

世間はこの日からお盆休みのようですが、これに先がけて毎年恒例の昔の職場の仲間が集い、いつものようにいつも言えない話を含めて私たちのとってはいつもの炭火焼きで盛り上がりました。昨年はタイから帰国した友人や地元のスーパー「ひまわり市場」の社長、地元のフリーペーパー「なないろ」の社長も同席しましたが、今年はこぢんまりと、それでも賑やかに催しました。

何しろそのメンバーとは昨年のその飲み会以来の再会でしたが、職場の頃からはちょうど四半世紀、すぐにでも当時にタイムスリップできると同時に、久しぶりでも何の違和感もなくすんなりと会話に入っていけます。その理由は何かと考えたら、それはひとえにその当時同じ時間を共有したことに尽きるなと思いました。

これは学生時代の集まりでもそうですが、よく私が異論を呈するのは、昔話に興じるばかりではなく今とかこれからの話をしようよと言っているのです。昔話は懐かしくてそれはそれで楽しいですが、それだけではちっともポジティブな時間を過ごしているとは思えないのです。昔の仲間であっても、昔の話ばかりしているのは幾分時間の無駄だと感じられてしまうのです(今回はそんなことはありませんでした、というか先に酔っ払って寝てしまいました)。

いずれにしても、昔の仲間というのはいいものです。お互いに価値観を共有しているからこそ継続している関係ですから、昔話に終始せず今後のことを建設的に話し合えたらより良いといつも思っています。
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2014年08月09日

子供だらけの高速バス

いつも東京へ行く時は高速バスを利用しており、1ヶ月前からネットで予約ができます。決済すると自由に席を選ぶことができ、私はいつも同じ席、通路側の2列目、右側が通路になる2Bと決めています。理由はバスのエンジンから遠くてうるさくないこと、1列目だと夕方の帰り便では照明が暗くて本が読めないこと、新聞を広げるのに右側が空いていた方がいいことによります。

この日いつものようにネットで往復便を予約していたら、どういう訳か帰り便は空席わずかとなっていました。1ヶ月前ならたいていは席はガラガラで、指定しなければ1列目の席が割り当てられます。おかしいなと思ってこれまたいつものように決済をして座席指定をしようとしたら、何とこの通り。

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ほとんどが子供同伴の席ですでに埋まっており、残りは一列目の一つしかありません(ニコちゃんマークのあるところ、左側の1列目は荷物置き場で乗車できません)。多分何かのイベントだと思いますが、これはこれでどういう状況だろうという恐いもの見たさもあって、今回はこのままにしておきました。多分ほかの人が同じ場面に遭遇したら、この便はやめておこうとして残った一席かもしれません。

その日は午前中だけの仕事で帰りはワイワイうるさくても眠りたくなるほど疲れてはいないはずですから、どうなることか今から楽しみです。貸し切りの遠足バスにたまたま乗り合わせてしまった会社員といったシチュエーションですかね。
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2014年08月06日

驚きの炭火焼きダイエット

信じられないかもしれませんが、毎日のように夕飯は炭火焼きをしていて、10週間で体重が6kg減りました。きっかけは定期的に受診している健診で、数値の高さを指摘されたからでした。投薬も辞さずという医師の構えに、いやちょっと待って下さい、努力してみますからと言って始めたのがこの炭火焼きダイエットです。

炭火焼きというと豪華なバーベキュー、肉たっぷりのイメージがあるかと思いますがさにあらず。まずたっぷりの野菜を食べます。ちょうどこの時期はいろいろな野菜ができているので、種類と量には事欠きません。肉は最後にほんの少しだけ。そう二人で200gとか、そんな感じです。

あと、全体の量もそう多くなく済んでいるのは、炭火焼きの過程自体が時間がかかり、そのうちに満腹になるというからくりです。調理の様子を見ながらの食事、しかも自ら調理するのは、それだけで飽きません。これがただ座って出されるのを待つ食事だと、退屈するし早食いにもなるでしょうね。

そして何といっても景色です。目の前の畑、遠くの山々を見ながらの食事は、食べる以外の満足感を与えてくれます。同じものでも外で食べるだけでおいしい気がするというのもよくわかります。なので最近は、炭火焼きでなくてもテラスで食べることが多いです。

減量に成功したもう一つの要因は、昼食を抜いていることです。これも何もしていなければその空腹に絶えられないでしょうが、幸いこの時期は毎日畑でやることがあります。この炎天下ですから汗は噴き出し喉は渇くが空腹は紛れてしまいます。せいぜい休憩時に自家製の梅シロップや赤ジソシロップを氷水で割って飲むくらいです(これからはスイカもあります)。

この日医師からはもう来なくていいと言われ、これで移住前から続いていた約8年の通院生活からようやく解放されました。「こんなに劇的に変わる人は珍しい」とも言われ、環境と意志があればできるものだなとこれまでの生活を悔やみました。

おかげで10年くらいもはけなかったズボンが何本もはけるようになり、新しいものを買わなくて済みました。衣料費にも医療費にもプラスとなる、減量は実に経済的です。
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2014年07月31日

水が冷たくない

井戸水ではありませんが、毎年この時期になると水道水がひんやり冷たく、実に気持ちがいいものです。ところが今年は異変、まったく冷たくありません。間違ってお湯を出しているのかと思うほど、ぬるいです。

よくゴールデンウイークやお盆休みなど、人口が10倍になるなどと言われている時期にはダムの水が入るためか、極端に水の味がまずくなることがあります。が、今回は味については問題ありません。

いずれにしても何かがいつもと違います。これも統一料金と関係があるのでしょうかね。
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2014年07月20日

土砂降りでも炭火焼き

よく天気予報で1時間当たりの降水量などという言い方をしていますが、何mmの雨がどれくらいの勢いかということはイメージしにくいかもしれません。私が目安にしているのは20mmという数字で、普通に感じる土砂降りの雨というのは20mmくらいです。ですから最近のように50mmとか80mmという実績値がとても想像できません。

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この日の夕方この地に降ったのがアメダスによると20mmということです。この様子がこちら、普通に土砂降りです。ミニログの雨どいからは勢いよく水が出て、畑の駐車スペースはプールのようになっています。マルチを張った高畝の間は運河のよう。毎年何回かはある光景です。

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その中で、何と私たちはいつものようにテラスで炭火焼きをしていました。なぜ可能だったかというと、たまたま風向きが北風で、南のテラスの家に近い側は何とか濡れずに済んだのです。しかし雷は鳴るし強い雨音がするので、いつも野菜やキノコをこうしてホイル包み焼きするその焼け具合の音が聞こえません。

最近はこうして雨の日でもできることを覚えたので、どうでしょう週に5日は炭火焼きではないでしょうか。おいしいだけではなく、実は別の効用もあります。それはまた後日ご報告します。
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2014年07月14日

ハチの巣退治は茶飯事

この地では家の周りにハチの巣ができることなどごく当たり前です。春先から今頃はせっせと作り始める時期なので、こまめなパトロールが欠かせません。知らずに近付いて刺されたことが二度ほどありますし、スズメバチなどが来たら大変です。

巣が大きくなってからだと手に負えないので、小さいうちに駆除します。その際に使うのはハエやゴキブリなどに用いるスプレーなのですが、ハチの場合は近くに寄ることができません。そこでハチ専用のスプレー、特徴は5mとか10m先まで届くジェット噴射式であることです。何しろ屋根の軒先に作られたりしますからね。

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この日もテラスの上に小さい巣を見つけました。10匹くらいが群がって忙しくしていましたが、申し訳ないが場所が悪かった。早速スプレーでこの通り。見事なもので弁慶の立ち往生のように巣にぶら下がったままお亡くなりになっています。

あとは田んぼの畦の草むしりをしている際、石垣の陰に作っているのに気付かずに近付いてしまうことがあります。過去二度はこのパターンで刺されました。最近はかなり用心しながら作業をしています。
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2014年07月12日

幕末に忍者はいない

この日たまたまBSで映画「ラストサムライ」をやっていました。以前に観たことがあるのでストーリーを追いかけることもなく冷静に観ていましたが(初めて観る映画はストーリーを追いかけるのに精一杯なところがありますよね)、時代考証的にどう考えてもおかしい場面がありました。

時は幕末、渡辺謙さん演じる登場人物は西郷隆盛がモデルのようで、西南戦争のような戦いが繰り広げられます。フィクションですから新政府に対する西郷さんがあんな捕らわれ方をするはずがないとか、西南戦争があんな広い野原で展開するはずがないなどいろいろありますが、一番の違和感は忍者の登場です。

忍者が活躍したのは戦国時代のはず、その転機は織田信長でした。もともと自警団のように組織されたので自主独立の精神が強かったため、外部からの侵攻勢力に対しては徹底して抵抗したのでした。それが圧倒的な軍事力の織田軍に蹂躙され、その後衰退していったのでした。

ちなみに当時から徳川家康は服部半蔵で有名な伊賀者と通じており、本能寺の変の際に在京していた家康は急きょ本国三河に帰る際この伊賀者の手助けを借りて難を逃れたのでした。家康の三大危機と呼ばれる伊賀越えです(あとは三河の一向一揆と武田信玄との三方原の戦い)。

その後戦乱と政権が安定した江戸時代には、諜報者としての忍者の歴史的役割は終えており、大失業時代を迎えるわけです(徳川幕府に陳情して仕官の道を探ったとのこと)。したがって西郷隆盛の時代には、映画のように元政府要人の命を狙う役としての忍者は到底存在し得ないわけです(あるとすれば佐久間象山や大久保利通のような政治的なテロです)。

この作品はもともとアメリカ映画ですから、そうした時代考証を無視して昔の日本=忍者というイメージがあったのかもしれません。これは他山の石であり、逆のパターンで他国の歴史を誤って認識しないようにしたいですね。

アメリカ映画と言えば、ラストシーンの様子がいかにもといった感じです。特にスローな映像とともに流れるBGM、弦楽器による悲しげな旋律が「あぁ何かほかの映画でも聴いたことがあるな」といった印象を持ち、いくら多くの日本人が出ていてもこれはアメリカ映画だなということがこれでわかるくらいです。典型的なパターンと言えるでしょうね。
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2014年07月11日

炭はどれも同じではない

備長炭でもなければどのホームセンターで買った炭でも同じだろうと思ったら大間違いです。何が違うって大きくは火付き、火持ち、火力の3点です。これまでいろいろなホームセンターの炭を使ってきましたが、その中でもカインズのものが一番です。

少し前まで何の気なしに別のホームセンターで炭を買ってしまったのですが、それまで使っていたカインズの炭とは感覚がかなり違いました。火力が安定するまでかなりうちわで扇がなければならないし、その後もちっとも火力が上がりません。当然一回当たりに使う炭の量も多くなってしまいます。

この度再びカインズの炭を使ってそれまでの感覚で使ったところ、火付けは楽だし火力も強い、炭を入れすぎてずいぶんと火が余ってしまいました。値段はどこもそう変わらないのでこれはかなりお得です。今回は6kgの箱をまとめて3つも買ってきてしまいました。

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以前ご紹介したものばかりですが炭火ならではのブリカマや、

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栃尾の油揚げ、

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次の日は手羽元を焼きました。使って比べて改めてわかるその違い、強くお勧めします。
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2014年07月05日

計るだけダイエット効果あり

世の中にダイエット法は数あれど、以前テレビで紹介されていた「計るだけダイエット」というやり方を現在実践しています。これは毎日朝と晩に体重計に乗るだけというシンプルなもので、本当にそれだけで効果あるのか?と訝しがる向きもよくわかります。

最大のポイントは、計り続けることによって意識が変わることだと思います。増えればいけないなと思い、減れば喜ぶ。このこの繰り返しにより、自ら生活習慣を変えようという意識が働くのでしょう。実際、身体を動かす習慣は畑仕事なので変わりませんが、空腹を我慢できるようになってきました。

始めてから1ヶ月余り経ちますが、今のところ約5kg減りました。目標体重まであと3kgといったところです。明らかにズボンが緩くなり、ベルトの穴が一つ奥になりました。順調にいけば、以前はけていたズボンの有効利用ができそうです。
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2014年06月29日

ネットワーク不安定が解消

WindowsXPのサポートが終了するのでこの春にパソコンを買い換えて以来、ずっとネットワークが不安定でいました。頻繁に「インターネットに接続できません」とか「ネットワークにアクセスできません」といったメッセージが出て、何度かリロードすると正常に戻るという操作をずっと繰り返してきました。

もちろんメーカーに何度も問い合わせ、マザーボードを交換したり、ネットワークドライバを更新したり、スタートアップやサービスメニューを無効にしたり、それでも直らないのでやりたくなかったですが最後はOSの再インストールまでしましたがダメでした。

それがこの度、どうやら完治したようです。一日に何度も現れていた症状が、少なくともこの一日は出ませんでした。原因は「省電力イーサネット」という機能で、これを無効にすることで正常になりました。OSはWindows7、コントロールパネルの中にあります。

同様の現象にお悩みの方はご参考下さい。
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2014年06月16日

原付バイクで雁坂越え

もともとまたサイボクで新鮮で安価なホルモンを買いたいなと思っていたところ、たまたま今年は秩父特産の大豆を育てようと思い、それらを合わせて雁坂トンネル経由でこの度往復してきました。しかもバイクでです。

その理由は交通費の違いです。車で行くとガソリン代含めて4,000円くらいかかるところ、バイクだと1,000円くらいで済みます。大きいのは雁坂トンネルの料金で、普通車は730円ですが原付は何と70円です。

この日も梅雨の中休みで埼玉は最高気温30度くらいになったようですが、行きの雁坂トンネルは16度、しびれるくらいの寒さでした。行きの料金所で「どこまで行くの?」と尋ねられたおじさんが帰りにもいて、「お帰り」などと言ってくれました。「朝寒かったですよ」と言ったところ、「ん〜、おじさんエアコンかけておいたからね」といった受け答え。多分皆にそう言っているのでしょうね。

朝6時半に出て帰ってきたのが19時、往復300km以上は走りました。途中山道は快適なのですが街中はやはり苦痛。信号とか渋滞にもうすっかり縁遠い生活になっているので、車よりもなおさら堪えます。燃料タンクが小さいので一回一回の燃費計算は誤差がありますが、何と二人乗りでも約60km/lといった数値も出ました。カタログ値を超えています。

多分もうこうした遠乗りはしないと思いますが、一度はやってみたかったのです。原付二種というカテゴリーは、やはり様々な面でとてもリーズナブルなことがわかりました。
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2014年06月05日

二人乗りでも燃費47km/l

バイクを乗り始めてから一週間余り、これまで2回給油をしました。1回目はあらかじめある程度ガソリンが入っていたので正確にはわかりませんが、今回は満タン法で燃費を計算することができました。その結果、47.7km/lという結果となりました。

もともと110ccという小さなエンジンでほとんどが二人乗り、しかも八ヶ岳の山麓を上りはフルスロットルで走っているわけですから、正直燃費は思ったほど伸びないのではないかと覚悟していました。ところがカタログ値が52.0km/lであるのに対しこの実績です。これは嬉しい誤算でした。

これをリットル単価で1km当たりのランニングコストを計算すると、3.4円ということになりました。車の方はこれも燃費が平均18km/lとかなり良い方ですが、それでも1km当たりでは8.2円ということになっています(給油した際の単価が違うので単純な比較にはなっていません)。

その差2.4倍、このランニングコストの開きは自然に、可能であればなるべくバイクで行くようにしようという選択になります。あいにく梅雨に入ってしまいましたが、その間隙を縫って積極的にバイク外出を心がけたいと思っています。
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2014年06月02日

バイクに乗るようになった理由

この度20数年ぶりにバイクに乗るようになった訳を記しておきます。今年から家から標高にして150mほど下ったところに畑を3枚借りたのでした。その準備にこれまで車で通っていたのですが、何しろ農作業ですからその格好や道具が汚れています。

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そこで車の中を汚すことなく、かつ虫取りや草取りなどに気軽に行ける手段として、急きょバイクが浮上したわけです。例えば鍬などはこうして長尺ものが入る袋(もともとはバッテリーで動くミニ耕耘機の袋)に入れ、後部座席に乗る妻が背負って運びます。

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納車後まだ1週間ですが、実に快適です。何しろ車と比べてちょい乗りができるのがいいです。思い立ったら下の畑、といった感じです。農作業の格好そのままで乗れるのもその気軽さの一つです。もとより、であれば通常は軽トラックのはずですが、相対的に車両価格が高いのと、幸い運転免許の問題がクリアできているので、この度二人乗りのバイクとあいなったわけです。

もちろん畑作業だけでなく、近場の買い物にも使っています(今のところ片道30kmくらい)。そのうち温泉ツーリングなどにも出かけようと考えています。今後の課題は、下の畑で大量に収穫した野菜をどう運ぶかです。実はいろいろと考えていますが、それはまた後ほど。
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2014年05月27日

遂に納車、というか引き取り

先日契約してきたバイクの納車日はこの前の日でしたが、あいにくこちらは朝から雨で、いくら学生時代どんな雨でも北海道などでツーリングを継続していたとはいえ、久しぶりの新車で雨の日の走行を選択する手はありません。そこで翌日、この日に納車というか販売店に引き取りに行ってきました。

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それがこれ、ホンダのズーマーXというバイクです。一応スクーターに分類されますが、私はいかにもスクーターといった風貌が好きではなかったため、このネイキッドのモデルにしました。もともとレーサーレプリカ全盛の時代にアメリカンバイクに乗っていたくらいですから、もともとネイキッドが好きなのです。

スクーターといっても車の運転免許でも乗れるいわゆる原付バイクではありません。同じ原付でも原付二種と呼ばれるカテゴリーで、50ccではなくそれを超え125ccまでの車種、以前(今でもそうかわかりませんが)小型二輪と呼ばれていたものです。最大の違いは二人乗りができることです。かつてはあまり人気のないカテゴリーでしたが、近年の法改正で盛り返しているようです。

ほかにも時速30km/hの制限がない(60km/hですが)、交差点の二段右折制限がないといったメリットがあります。高速道路は乗れませんが、車両本体価格や燃費などの点で50cc原付と比べてコスト的なメリットが多く、一般にはネックとなる運転免許の点は私の場合まったく問題ないので、これがベストチョイスとあいなったわけです。

引き取りの帰り道、40kmほどの道のりでしたが、久しぶりの操作に戸惑いながらも同じく久しぶりの爽快感を味わいました。詳しくはまたレポートしますが、これでまた新たな世界が広がったという実感でいっぱいです。なぜこの度バイクを乗ることになったのかなどは改めてレポートします。
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2014年05月22日

集中工事にはあずさ2号

先の大雪の際には東京行きの仕事で念願のあずさ2号に乗れると思いきや、直前で中央道が開通し、これを逃したのでした。今回はその中央道が集中工事で渋滞必至、東京の仕事は午前中で渋滞の予測や昨年の実績からしてどう考えても間に合わない、そこで特急料金は自腹ですが他に選択肢がないので遂にあずさ2号に乗ることになりました。

最寄りの長坂駅は通常特急は止まりませんが、上下線とも一日一便ずつ臨時停車します。その上りの便があずさ2号なのです。帰りは夕方の便が停まりますが、今回は帰ってくるのが昼間なので小淵沢まで行って迎えに来てもらいました。

今週の月曜日と木曜日の2回このパターンで往復したのですが、勝手がわからず初めて乗って学習したことを、2回目に活かしました。それはまず、上りは1号車が先頭ですが下りは逆に11号車が先頭になります。また、席は上りは1番が車両の先頭ですが下りは16番が先頭になります。さらに、席の列は上りはA席が外側の窓側になりますが(対向列車とすれ違わない側)、下りはD席が外側になります。

初回はこのことがわからずに、ネットで予約した席が予想していた状況と違ってしまいました。高速バスでも同じですが、私は前の席の人が背もたれを倒してくるのが嫌なので、いつも一番前の席を予約するようにしています。ところが上りで1番の席は前の車両との連結部の近くで、トイレなどで行き来する乗客によって頻繁に自動ドアが開いて落ち着きません。

そこで2回目は車両の一番後ろの席、それも外側の窓側にしました。背もたれを倒されるのが嫌なので私も倒さないのですが、やはりそれでは窮屈です。一番後ろの席だとそれを好きなだけ倒すことができます。さらに、車両によっては乗降口がないところがあるので、これに近い席ということも考慮しました。

その結果、上りのベストは9号車の16A、下りのベストは10号車の1Dという結論にあいなりました。しかし隣がいないのに越したことはありませんから、ネットでの予約状況により車両を変えて同じ座席位置を選択します。全般にどういう訳か、数字が少ない号車の席が埋まり、数字が多い車両の席が空いているようです。

高速バスに比べると圧倒的にビジネスマンが多く、静かで揺れも少なく、速いです。料金は回数券を使っても倍しますが、今後長坂停車の往復便に乗れるような仕事のスケジュールでは積極的に考えようかと思いました。それくらい快適です。

ちなみに車内で「あした〜わ〜た〜しは〜」とは口ずさみませんでした。
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2014年05月17日

なぜか山が美しかった一日

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どういう気象条件だかわかりませんが、この日は朝から山々が実に美しかった。同じ晴れでもくっきりしており、麓の新緑と頂の残雪のコントラストが本当に美しい。これは毎日見ているはずの南アルプスですが、訪れたお客さんに言われて改めてここは良いロケーションだなと感じました。

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富士山もこの日はひときわです。少し上の田んぼの間の路上に車を停めて、その写真を撮っている観光客の姿もありました。

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そしてもちろん八ヶ岳も。距離的には一番近い山ですが、南向きの間取りやテラスからすると裏側に当たり、どうしても見る順番が後になってしまいます。新緑と残雪に加えて青空と雲の色彩感が実に良いですね。

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梅雨入り前のこの時期は空気も乾いており、炭火焼きでなくても早い時間からテラスで食事をしたくなってきます。乾いた空気と言えばこのスパークリングワイン、この日はブルゴーニュのごく辛口のものです。

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鶏ムネ肉やシェーブルなどをつまみに、赤ワインはいつものハウスワインではなくシャトー・クロワ・ムートン。いかにもメルローといった味わいです。

都会の人が時間とお金をかけて見に来るこの景色に日常囲まれていることが何よりの豊かさです。
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2014年05月16日

7年前からダウンシフター

「ダウンシフター」という言葉が話題のようで、この日の朝のニュースで初めて知りました。減速して生活するということのようで、例えば都会で高収入を得ていた会社員が田舎暮らしを始め、収入も支出も過激ではないゆったりとした生活をしているような姿を指すようです。

どっこいこちとら7年前に移住してからそういう生活で、これまで何度か書いているように本当の豊かさというのは見かけの年収ではなく、実質的な消費生活であるということは日々実感しています。自分で食べるものを作っていることはその一例で、例えば農作業に充てる時間をオフィスで働けばもっと良い収入になるではないかという主張は、私にすればまったくもってナンセンスです。

同じ会社勤めでも都会と田舎とではそれだけで価値が違います。通勤地獄から解放され、その通勤に費やす時間も格段に違います。もちろん価値観ですから、丸の内のオフィスに勤めているとか、一流企業の肩書きを付けているといったことに価値を見出す人はそれでももちろんいいのです。

加えて、自営業ならなおさらです。もちろん会社勤めよりもリスクはありますが、たとえ田舎でも会社員の自由度にはもちろん制約があります。収入は不安定だけれども誰にも何にも言われないこの自由さは、精神衛生的にとても良いと思っています。何でも自分で決められますからね。

極端な話、働き詰めで高収入を得たのはいいけれど、たまの休みはゴールデンウイークとお盆休みとお正月、当然その時期の余暇はお金がかかるしストレスも溜まる、挙げ句の果てに無理がたたって身体を壊して医療費に出費がかさむ、これでは何のための高収入かわからなくなってしまうのではないかと思います。

少し前のNHKの朝ドラ「あまちゃん」は日頃見ていなかったのですが、たまたま見た場面で薬師丸ひろ子さんが「三代前からマーメイド」という曲を歌っていました。それにかければ「7年前からダウンシフター」であり、思えば私は短い会社員生活を辞めて独立してからもう17年になりますが、その頃からダウンシフターだったのかもしれません。もとより、その比較となるアップシフトだった頃は結局なかったかもしれませんけれどね。
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2014年05月13日

復活の増殖スズラン

先日花は野菜の花で十分と書きましたが、花自体がないわけではないんです。毎年この時期になると畑の地主さんが植えたツツジが咲き誇りますし、移住当初は何を思ったか庭先にコスモスでも育てようなどと考えたものでした。

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昨年お向かいの方からいただいたスズラン、そのまま花を咲かせずに冬にはすっかり枯れてしまったと思っていました。ところが暖かくなってくると植えた株数を遙かに上回る芽が出てきて、この度このように可憐な花を付けました。見事復活です。

このスズランはちょうど道路沿いにまとめて植えてあるので、散歩の方にとっては良い光景となるでしょう。よもやここの家の人が花好きだと思われることがないよう。
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2014年05月09日

20数年ぶりのバイク生活

高校時代に原付の免許を取って以来、実はずっとバイク青年だったわけです。その後250cc、400cc、1200ccのアメリカンバイクを乗り継ぎ、最後は社会人時代の初期に200ccのオフロードバイクで終えたのでした。もともとバイクの中型免許を取りたかったために、18歳になってまず自動車の免許を取り、その後学科免除となる中型免許を取り、いわゆる限定解除と呼ばれる大型免許を取ったのでした。

あれから20数年、いつかはまた乗りたいなとずっと思っていて、多分一般に定年と呼ばれる時期に1500ccのグランドツアラーと呼ばれるバイクでも乗るかなと考えていました。少し前に知り合いの方からハーレーの譲渡の話もありましたが、少し食指が動いたものの結局断念したという経緯もあります。

そこへ今回、少し前から検討していたバイクをこの日発注・契約してきました。その発端や車種、用途はまた後日詳しくレポートするとして、私にとってはまだまだ先と思っていたバイク生活が、期せずしてこの度急きょ訪れました。販売店での交渉から帰宅までは平然としていたものの、この日寝る前になってその後の世界を想像するとにわかにその興奮感が湧き出てきました。おかげで次の日朝一番から東京での仕事なのですが、アルコールを追加してもなかなか寝付けません。

バイクと言えばツーリングです。若い頃は北海道を始め主に東日本を概ね駆け巡りました。今は東日本と西日本の中間の位置に住んでいるので、今も車での旅行がそうですが今後は西日本へのツーリングが考えられます。北陸という上の方向ももちろんあります。

それにしてもまたバイクが乗れるとは実に嬉しい。これによってまた世界が広がりそうです。例えばツーリングの名所として有名なビーナスラインなどは、東京などから比べればここからすぐですからね。納車後はしばらくバイクネタのブログが続きそうです。
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2014年04月30日

チャンドラー原作のNHKドラマ

私にとってチャンドラーとは二人おり、一人は仕事柄アルフレッド・チャンドラー、「組織は戦略に従う」という有名な言葉を遺した人です。コンサルタントでこの人を知らなければまず潜りです。

もう一人は趣味の世界で、レイモンド・チャンドラー。ハードボイルド小説の大家で、学生時代ほぼすべての著作を読みふけったものです。そしてこの度、NHKでその代表作を原作としたドラマが放映されています。ドラマ名は「ロング・グッドバイ」、原作名は「The Long Goodbye」、邦題では「長いお別れ」となっています。

チャンドラーファンとしてはもちろん見逃せないわけで、きちんと録画して後日観ています(放映時間にはまず寝ているので)。全5回のうちこの日第2回まで観ましたが、場所は日本で出演も日本人ですが結構原作に忠実で、あらすじや細かいところまで原作を知る者にとってはかなり楽しめます。

一つ面白かった例を挙げると、Zという頭文字の医者を捜してくれという依頼が主人公の探偵にあります。原作ではV医師なのですが、なぜ脚本でZになったのかということがよくわかりました(日本人で頭文字がVというのはあり得ないということもありますが)。

結局探し当てた探偵とのやりとりで、「やはり財前先生だったのですね」という依頼主の言葉に対し、「なぜ名前を知っているのですか」と聞き返すと、戸惑いながら「だって医者でZと言えば財前かと思いました」と答えていました。これは明らかに「白い巨塔」の主人公を表しているもので、まず日本人にしかわからない脚本だと思いました。

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かなり硬派で暗いイメージのあるドラマなのでどこまで視聴率がとれるかはわかりませんが、私のようなこうしたジャンルのコアなファンにとっては嬉しい限りです。原作が秀逸なのでドラマに先回りして読みたい方はどうぞお勧めします。この文庫本の奥付を見ると昭和61年とありました。それでも第29刷です。名作ですね。
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2014年04月24日

大河ドラマに見た仁義なき戦い

もともと歴史好きなので大河ドラマは見たいと思っているのですが、ここのところ題材は良いもののその脚本や演出に辟易して初回だけで見るのをやめてしまうのが続いていました。そこへ今年の黒田官兵衛はよくぞこの人物にスポットを当ててくれたなと同時に、変な脚本や演出がないので気に入って毎週見ています。

そこで当初から気になっていたのが、片岡鶴太郎さん演じる官兵衛が当初仕える城主です。その前にWOWOWで録った「仁義なき戦い」のシリーズを見ていたので余計なのですが、どうしても金子信雄さんが演じる親分に似ているのです。構図としてはできる部下にできない上司といった関係で、それもその上司が憎らしいというよりはどこか可愛いげがあるのです。

そして、その大河ドラマでかつて最高視聴率を誇ったという「独眼竜政宗」が、この春からBSで毎週土曜日に全回放映されています。実は私は戦国武将の中で一番好きなのが伊達政宗であり、当時は学生でしたが毎週食い入るようにこれを見ていたのでした。そこで当然これを録画してこの日その第一回を見てみました。

それが何と、政宗の父親役の北大路欣也さんはもちろんよく覚えていましたが、その父親役が金子信雄さんだったのです。北大路欣也さんは「仁義なき戦い」でも度々出演していて、もちろんまだ若い役ですがその当時から非常に存在感がありました。それにしてもそのキャスティングがまた大河ドラマであるとは思いませんでした。

金子信雄さんというとすぐに思い出すのが、東ちづるさんとのコンビで今や伝説的とも言われる料理番組です。その頃は「仁義なき戦い」のイメージはなかったので、しばらくは料理好きのおじさんという印象が強かったです。

加山雄三さんの「若大将シリーズ」の青大将、田中邦衛さんもそうですが、金子信雄さんは実に良い味を出しています。印象的な台詞としては目を丸くむいて口をとんがらがせ、「お前はちーともわかっておらんのぉ」です。

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2014年04月23日

朝のソメイヨシノ散歩コース

この地では全国的にも有名な神代桜というものがりますが、これは品種としてはエドヒガンザクラ。一般的なソメイヨシノはその近くにある先日の眞原がそうで、標高がわが家の周りよりは低いので早くに見頃になり、早くにそれを見に行くわけです。

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そこでようやくこの近辺でもソメイヨシノが咲き始め、もう今は散り始めています。この日は日の出直後からその花見散歩、まずは坂を下りて小学校の桜越しの甲斐駒ヶ岳です。まだ陽が低いので影ができています。

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小学校の下の道からはこのように見上げます。

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次は谷戸城からの桜越しの八ヶ岳。一番上の郭(くるわ)からのピンポイントの光景です。

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そして今度は中学校の桜。やはりまだ暗いですがこれがこの時間ならではの色合いです。

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向かいには温泉の桜。いずれももう最後のあでやかさです。一年のうちの一週間、このはかなさが日本人の美意識に訴えかけるのでしょうね。ですからこうした散歩も一年に一度、でも麓の上の方に行けばまだまだ桜が楽しめるこの豊かさです。
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2014年04月18日

山梨の花見と言えばこれ

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日本では酒といえば日本酒、花と言えば桜でしょうが、フルーツ王国と呼ばれるこの山梨では桜のほかにもう一つの花見があります。それがこれ、今がまさに盛りの桃の花です。いつもこの時期に東京へ行くのに高速バスに乗っていると、笹子トンネルの手前で見事な光景に出逢えます。この日は買い物で山を下りての帰り、新府城でこの花見をしました。

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桃の花の特徴はこの濃いピンク色、しかしいろいろと品種があるようで、もっと淡い桜のような色の花もあります。散策しているとむせかえるような香り、同時に農薬も散布しているようでよく園芸売場の農薬コーナーにあるような匂いもしていました。

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この新府城というのはかつて武田勝頼が徳川家康と戦った際にも使った城だということを、最近読んだ歴史小説で知りました。この花の向こうに見えるのがそれで、登って上から花見をしようかと思いましたが、見た目からすると多分木々に遮られて見えないのではないかということでやめました。

この地域はもちろん有名な桃の産地でもあり、近くには選果場もあります。そこではねだしの桃が大変お得だそうで、いつもいただくばかりなので今年こそは買いに行こうかと思っています。
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2014年04月16日

歩いて行けるしだれ桜

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しだれ桜にもいろいろと品種があると思われ、ソメイヨシノより早く咲くものと遅く咲くものがあります。これは歩いて行けるお寺にあるしだれ桜で、まだこの地ではソメイヨシノはもう少しといったところ、これは今がちょうど良い具合です。

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下から見上げると、子供の頃読んで少し恐かった「モチモチの木」を思い出させるような光景です。いつも朝の散歩は家から麓を上がる方向なのですが、この季節に限ってはこうした桜の木が多い下がる方向に進路を変えます。

写真はありませんが、この逆方向にも歩いて行けるしだれ桜があります。こちらは県道沿いということもあって、しばしば通りがかりの方が車を停めて写真を撮っています。いずれも都会の人混みとは無縁の花見環境です。
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2014年04月15日

眞原の桜と大統領

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今年も眞原の桜並木を見に行ってきました。昨年の記録を見ると4月10日でもう散り始めですから、今年はやはり開花が遅いようですね。例によって朝一番に行かないと、その時間でも結構遠くから見に来ていることが車のナンバーからうかがえますから、さっと見てさっと帰るにつきます。

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甲斐駒ヶ岳をバックに、

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八ヶ岳をバックに、

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しだれ桜や水仙もあって、なるほど人気になるわけです。本格的なカメラを構えている人も多くいました。それにしてもこうしたところに思い立ったら数十分で行ける、この住環境に感謝です。これが金額には換算できない豊かさだと常々思っています。

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ちなみにわが家のテラスに置いてあるこの桜の枝は、別に眞原の桜を折って持ってきたわけではありません。いずれレポートしますが、現在近くの敷地にせっせと薪ストーブ用の枝を切りに行っています。そこにあった桜の倒木に咲いていた枝を切って持ってきただけです。「桜の枝は私が折りました」と言えば大統領になれるでしょうかね。
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2014年04月11日

早くも蜂の巣をいただきました

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お向かいの方が養蜂をしており、例年秋にその蜂蜜や蜂の巣をいただくのですが、今年はこの時期に蜂の巣をいただきました。何でもまたもや原因不明の失踪や死亡で、空き家となった蜂の巣ということなのでした。

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まだ気温が低いこの時期なので、粘性が高いです。どの地域でもそうでしょうが、10月より4月、秋より春の方が寒いのですよね。

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室内の暖かいところに置いて、まずこれをシノワで漉しました。ゆっくりゆっくりですので、これだけで丸一日かかりました。

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そして次に、まだ不純物が残っているので、今度はシノワに布をかけて漉しました。これが輪をかけてゆっくりで、二日かかりました。

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できあがったのがこの蜂蜜。まさに黄金色です。途中受け皿に残った蜂蜜をパンなどに付けて食べましたが、これがいつもながらすっきりした甘さで実においしい。やはりこれがニホンミツバチのなせる技でしょうか。

少し前に確かアメリカのサイトで食品ごとの保存方法と賞味期限の一覧表を見たことがあります。その中で蜂蜜は常温でいつまでもといった表記だったと記憶しています。ということで、この貴重な蜂蜜は食べるのがもったいなくて当分瓶詰めのままかもしれません。
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2014年04月10日

わが家の桜は満開

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ソメイヨシノではありませんが、わが家の片隅にあるただ一本の桜の木がこの日満開となりました。朝の散歩の際いい感じだなと思っていたのが、この暖かさで午後にはこの通りです。桜の花はまったく咲くのも散るのも早いもので、一日の中でこうした変化が楽しめます。

ちなみにこれはサクランボの実を付ける桜の品種で、昨年はどういう訳かほとんど実がなりませんでした。よく果樹には表作・裏作という言い方がありますので、これは今年たくさん実を付けるかなと期待しているところです。と同時に、鳥とのバトルも日課となりますがね。
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2014年04月08日

諏訪塩尻買い物ルート

地元のスーパーで満足できるのは何といってもツルヤであり、ただ山梨県内にはないのでいつも越境して足を伸ばしています。一番近いのは佐久穂店で、これまでも毎週のように通っていましたが、この度新ルートを開拓しました。

それは二番目に近い塩尻店(正式には広丘店)なのですが、単純に距離だけだと1.5倍ほどかかります。しかし佐久穂店と違って途中にいろいろな楽しみがあるので、飽きません。まずはこの度初賞味した「サンタローザ」で軽い昼食。通り道だと国道20号線沿いのメリーパークという商業施設に出店しています。

次に向かうのはお馴染み「角上魚類」。ただしここはその日のお勧めは何かを見極める必要があります。全部が全部品質が良いとは限りません。店員さんが言ってくれることもありますが、最終的には売場の構成で判断するのが確実です。

その後塩尻に向かうのですが、通常のルートと思われる国道20号で諏訪湖の東岸を通ると結構な渋滞に巻き込まれます。そこで湖南を西に走り、西岸ルートで岡谷ICまで駆け上るルートがお勧めです。信号や車が少なく、景色も良いです。

そして塩尻峠を越えて国道19号線に入り目的地へ。ツルヤでの買い物の後はすぐ近くのカインズホームへ。小さいFC店は甲府昭和にもありますが、大型店だと南アルプス市の甲西店まで行かないといけません。カインズはもともとPBに力を入れており、低価格で品質の良いものが数多くありますが、今回感心したのは増税後の価格設定。税込みで依然端数価格(8で終わる数字)を維持しているので、消費者の出費額は変わりません。

これであとは帰るだけなのですが、この日はついでに国道20号から富士見駅の方に上がり、いつもの「三好種子」でヤマイモとサトイモの種イモを買い求めました。前回この塩尻ルートを通った際は、ここでジャガイモの種イモを買ったのでした。

あと、今回は行きませんでしたが原村の「たてしな自由農園」も絡められます。今後もこのルートは重宝しそうです。
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2014年04月07日

富山日帰りモデルコース

今回は一泊した富山行きですが、最短距離なら日帰りも可能です。そこで、自分たちなりのモデルコースを考えてみました。ただ、現在は高速道路の通勤割引がなくなったので、出発時間はかなり流動的になります。

中央道松本IC→国道158号→国道471号→国道41号で富山入り。まずは「大阪屋ショップ」太郎丸店で鮮魚の買い出し。朝一番で行かないと良いものがなくなる可能性あり。

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昼食は「すし食いねぇ!」天正寺店で。ここも限定数量のランチが人気なので、遅くとも12時までには入りたい。

最小限の買い出しであればこれで終了なのですが、余裕や興味があれば市内を回ってもよい。帰りは国道を逆に辿るのですが、その途中野麦峠方面に行って「清水牧場」に寄るのがオプショナルプラン。

最後は山形村にある「アイシティ21」に寄って地元の百貨店や同じ敷地内にある「ツルヤ」で買い物。ここのツルヤは昨年秋にできたらしい新しい店舗で、他のお店に比べても大きく、品揃えが豊富です。

あとは松本空港のすぐ近くを通って塩尻北ICから帰路へ。これで十分日帰りできるスケジュールです。ただし、観光はほとんどドライブ中の景色のみ、食だらけの旅行ですけれどね。
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2014年03月20日

デジタルの方が画面が粗い

間もなくWindowsXPがサポート終了とのことで、かねてよりその買い換えを検討していました。未知のリスクにさらされるということで、自分だけならまだしも人様に迷惑をかけてはいけませんからね。そこでこの度、8年ぶりにパソコンを換えました。法定耐用年数が4年ですからよく使ったものです。

ビジネス用途なのでスペックは最低限のもの、それでもその速さにはびっくりです。今まで起動や終了、加工やバックアップにいかに無駄な時間を費やしてきたことか。そうしたイライラ感が今はまったくありません。OSは最新の8ではなく7、安定性やアプリケーションの多さなどからビジネスでは好まれているようです。

それにしてもこれだけ間が空くと若干隔世の感、拡張スロットのインターフェイスなどはすっかり変わっており、これまでの内蔵ボードが使えません。躯体も大幅に小さくなっているし音も静か。USBの口も多く、今までのハブも必要ありません。

ディスプレイとのインターフェイスは今やデジタルが当たり前になっているようで、今回のは従来のDVIに代わるとされているDisplayPortというものでした。実は以前からいち早くデジタル接続はしており、かねてよりDVIで接続してのですが、2年半前くらいにそのビデオカードが故障して以来、またアナログ接続に戻ったのでした。

ところがです。今回のデジタル接続はそれまで慣れていたアナログ接続よりも画面が粗いのです。フォントのにじみなどがよくわかる例で、何でも専門家によるときちんと調整したアナログ接続ではデジタル接続とほとんど区別がつかないということです。

まあこれが従来のDVIではなくDisplayPortのせいかどうかわかりませんが(次世代の規格がそのようなことはないと思いますが)、これではもとのアナログ接続に戻そうかなどとも思ってしまいます。せっかく専用ケーブルも購入したのですけれどね。

ちなみに現在使っているディスプレイは入力端子がアナログ・デジタルの二つあり、旧機と両方つなげて切り替えて使っています。まだまだ環境移行などでしばらく両方必要になりますからね。

しかし今回の件は実に意外でした。どうにかならないものかと、しばらく模索してみることにします。
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2014年03月17日

増税前のワイン買い出し

先日の大雪の際、テレビで孤立状態から解放された様子を伝える中で、「その間何をやっていましたか?」と訊かれた小学生が、「お母さんとスーパーで買い溜め」と答えていたのがそのまま放映されていて面白かったです。まだ「買い占め」と言わなかっただけセーフか。

その買い溜めをこの度してきました。消費税増税後の対応は小売店にとって様々ですが(転嫁したりしなかったり)、卸売業はもともと外税方式なので当たり前に新しい税率が適用されます。メトロは飲食店のための卸売業なので、いつもいろいろい買っているワインがそのまま値上がるわけです。

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なのでこのまとめ買い、コストコでも少し買ったので全部で22本です。先日の25本には及びませんが、今回はハウスワインなしの22本ですからフランス、イタリア、ニューワールドと銘柄も様々です。これだけあると、しばらくハウスワインは要らないかもしれません。

通常飲食店でのワインの値付けは卸の3倍、小売の2倍などと言われます。卸とは飲食店が仕入れる値段、小売とは消費者が酒販店で買う値段です。今回は安いものだと800円くらいのものもありますから、お店で飲むと2,000円とか3,000円というようなワインがずらりです。外でお酒を飲まなくなるわけです。

もうあのような籠城生活は懲り懲りですが、食材に限らずアルコールにおいてもしばらく家の中の在庫だけで過ごせそうです。
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2014年03月12日

リベンジ乗鞍スキー

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先シーズンまさかの憂き目にあった乗鞍高原スキー場(学生の頃からよく行っていた私はこの旧称の方がしっくりきます)、リベンジとばかりこの日行ってきました。風はありましたが快晴、ちょうどこの日が冬から春への境目のようで、暖かいけれど暑すぎない、快適な一日でした。乗鞍岳がきれいです。

改めて事故現場に行ってみると、何でこんな所で転んだかなぁといった印象です。完全に油断です。それにしてもこのスキー場はやはり素晴らしい。コースのバリエーション、景色、空き具合、そして本来ならパウダースノーとなる雪質、帰りには地元にはない硫黄臭の乳白色温泉、2時間ほどのアクセス。

この日は水曜日ということでリフト券が半額、この諸条件が揃って2,000円ですから言うことありません。また、「さんぞくっく」というマスコットキャラクターにちなんで、3月9日は山賊などの格好に全身仮装すればリフト券が無料になることを知りました。さっそくネットで着ぐるみを探し、めぼしいものをすでに見つけました。

今シーズンは手術・入院もあって結局2回に終わったスキーですが、来シーズンはバリバリ行きますよ。
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2014年03月05日

ぜんぶ雪のせいだ。

普段地元では電車にはまず乗りませんが、東京に行く際は高速バスのターミナル駅である新宿から電車に乗ります。その降りる駅も含めて、ホームにはJRの冬のキャンペーンポスターが貼られており、今回のキャッチコピーは「ぜんぶ雪のせいだ。」です。

JRのこうしたキャンペーンにおけるフレーズはいつもうまいなと思っており、以前には「そうだ京都に行こう」というものがありました。ただ、「モーニング娘。」以降の傾向か、体言止めやキャッチコピーに句点を付けるのはどうも違和感があります。文章じゃないんだから。

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先月は週末に2回の大雪に見舞われたこの地域ですが、この日も予想以上に降雪と積雪がありました。午前中は否応なしに佐久穂まで買い出しに出かけ、途中野辺山付近はたいそうな状況でした。そして帰ってくるとこの光景、薪ラックが倒れていました。重しとなる薪がなく、ポリカーボネートの屋根に積もった雪の重さですので、しかたありません。

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この前の日の畑の様子がこれですから、またあっという間に真っ白になってしまいました。これでまた雪下ダイコンや雪下ニンジンの収穫が遅れそうです。

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これはつるものの野菜、例えばキュウリやゴーヤーを這わせるためのネットを張った背の高いアーチ支柱です。今回の雪は着雪性が強く、このようにすべての網間がくっつきそうになっています。当然雪自体も重く、手作業での除雪も体力が要りました。

それもこれも、ぜんぶ雪のせいだ。多分JRのキャンペーンはそのポスターから、都会の若い女の子の恋愛ストーリーを想像させるものですが(電車に乗ってスキーに行ったという)、こちらはその田舎暮らしバージョンです。
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2014年03月04日

ピンチ、伊豆ブランド

山の中に住んでいるからこそ、魚介類を求めてあちこちに出向くのです。先日の岡山・淡路島知多半島もその一環で、毎回満足して帰ってきます。

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今回はそれよりもずいぶんと近い伊豆です。妻の実家があるので定期的に帰っていますが、この日は四半世紀前に一時住んでいた伊豆多賀でワカメ祭りをやっていたので行ってきました。しかし知多半島に比べて値段が高い。詰め放題のイベントもありましたがあまりお得感は感じられませんでした。時期でしょうか、もう食感も硬かったです。

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地元のスーパーでは伊東などで揚がった地の魚をいろいろと買い求めました。丸々と太ったアジとイワシ、見た目から新鮮でおいしそう・・・。だったのですが、感動するほどではありませんでした。特にイワシは以前の入梅イワシと比べると明らかに味が薄い。

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サバも見た目は大変おいしそう。ゴマサバとて侮るなかれ、モノによってはマサバよりうまいんだと期待したのですが・・・。やはりこれはゴマサバでした。二人とも食べながら押し黙ってしまいました。

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これは伊豆産ではなく熊本のアサリですが、やはりこれも以前の知多半島のアサリに比べればもの足りない。伊豆のスーパーで買ったというだけで八つ当たり的な感想ですが、この日の夕飯はとうとうこの悪い流れを止められませんでした。

加えてこれはもともとわかっていたことですが、伊豆はガソリンを筆頭に物価が高い、道も混んでいるし空気も良くない。普段住んでいる環境を思うと、急速に私たちの中で伊豆ブランドというものがしぼんでいくようでした。かつては土地探しまでした地域なのですけれどね。

日本のへそなどという表現でおらが町こそ国土の中心と叫んでいるところがいくつかありますが、この地は関西にも中京にも日本海にも躊躇なく行ける位置、実際そうした方面へ出かけることが増えています。地図で言うと左とか上の方ばかり、右とか下の方には目が行かなくなっているこの頃です。
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2014年03月02日

あまり飲めなかった蔵開き

毎年訪れている谷櫻酒造の蔵開き、何しろ歩いて行けるのがいいです。そして毎年どなたかお知り合いに遭遇します。

この日も今回が初めてだというご近所(車で10分くらいですが)の方とお遇いしました。久しぶりということもあり話が弾んで、お互いあまり試飲ができずに終わってしまいました。もとよりこうした会話の方が重要なわけで、よく仕事関係の立食パーティーで飲み食いばかりしている人がいますが、何のためのパーティーかと思うと実にもったいない振る舞いです。

以前はお互い歩いて行き来できる本当のご近所の方と遭遇した時は、その後わが家で二次会ということもありましたが、今回は奥様がドライバーなので「来年はそうしましょう」ということになりました。会話の内容は多岐に渡り、地元ホテルの厨房の裏事情、手作り豆腐、石窯で焙煎したコーヒー豆など、あ、どれも食べものについての話題で多岐に渡っていないか。

お酒の方は今年も良い出来のようで、おいしくいただきました。地元の酒蔵ということで、ひいきにしている方も多いようです。これも地産地消って言うのかな。
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2014年02月26日

この時期に初スキー

いつスキーに行くかについては、2月は雪質が良いけれど天気が悪い、3月は天気は良いけれど雪質が悪いということで、どちらを取るかがいつも悩ましいところです。その中間に当たるこの時期、天気予報を見ながら急きょ今シーズン初スキーとなりました。

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この日のコンディションは最高、どピーカンで無風、朝の気温は低く、グルーミングされた斜面は実に快適でした。思い立ったが吉日とばかり動けるこの環境が何よりです。

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別の斜面の上からはこのように浅間山が。スキーでもしなければ通常このような季節にこのような場所からこうした景色は見られないわけで、滑るのとは別にこれだけでも価値があるというものです。

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休憩所に入るとやけに暗いなと思ったら、この地でも先日は大雪だったようです。窓際にうずたかく雪が積もっていました。

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ここはシャトレーゼ経営のスキー場、こうしたケーキセットが一定の条件を満たすと無料でいただけます。別にハードルは高くないですよ。

初スキーがこの時期になったのは、大きくは先日の手術の影響でした。まだ縫い目が完全ではないので、この日は手首にダメージのあるストックは使わずに、ハンズフリーのカービングスキーとなりました。この前の日にチューンナップに出しておいた板を引き取ったばかりです。

ちなみにスキー場はすっかりホームゲレンデ化している小海リエックス、半日滑って温泉に入り、昼食抜きなのでサービスのアイスを6,7個食べてお腹を満たしました。平日なのでどこも空いていたし、これも田舎暮らしの豊かさの一つです。
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2014年02月24日

恒例の知多半島買い出し

この時期これで3年連続の知多半島買い出しです。4時半に家を出て、半島の先の朝市に着いたのが9時前。いつものマル伊商店、魚太郎、えびせんべいの里で買い物をし、今回は中部空港近くに新しくできたコストコにも行ってきました。

帰りは名古屋市内を通って春日井ICから乗り、行きとともに全線通勤割引で、帰ってきたのが19時前。楽勝で日帰りできるコースです。それでもガソリン代を含めて交通費は12,000円ほどかかりますが、年に一度の買い出し、小旅行、そして何よりも普段手に入らない食材が魅力です。

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目的はもちろんこの生ワカメ。これまでは6kgほどでしたが、今回は10kgを買ってきました。何しろ市価の3分の1程度、それに鮮度が違います。これを次の日の朝すべて湯通しし、7割くらいは冷凍保存、これで当分楽しめます。

先日の大雪での籠城生活で、備蓄していた食料が若干減ったのですが、これでまた保存庫はいっぱいとなりました。テレビでも田舎暮らしの知恵として紹介されていましたが、1ヶ月くらいは何ともないといった状況です。
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2014年02月23日

ヒヨドリライバル作戦失敗

先日サツマイモに寄ってくるヒヨドリのことを書きましたが、やはり縄張りがあるようで、自分よりも体が大きいハトなども追い払っています。そこで一つ考えました。果たして模型の鳥でも追い払うかどうか。

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それがこれ、カワセミのペーパークラフトです。私は細かい作業が苦手なのでかなり雑な作りですが、それくらいはわからないだろうと高をくくっていました。

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しかし何も警戒することなくこの通り、いつもと変わらずサツマイモをついばんでいます。連日の飽食でヒヨドリの体が大きくなったせいか、ちょっと模型が小さすぎたようです。そこで次の手。

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今度は本物のヒヨドリの写真を引き延ばして印刷し、これをいつも飛んでくる方向に向かって貼り付けてみました。今度は大きさも十分です。

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しかしこれもまったく効果なし。何事もなかったかのようにエサをむさぼっています。やはり立体だったり、動いたりしないとダメなのでしょうかね。せめてくちばしで突いたり羽を広げて威嚇したりするなどしてくれればこちらもやりがいがあるのですが、思い切りスルーです。

これでもう彼の天下はしばらく続きそうです。今度は天敵の猛禽類の絵にしてみようかな。
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2014年02月22日

あずさ2号はまたお預け

この地に走る特急あずさが縁で、昔「あずさ2号」が大ヒットした狩人が地元のイベントにときどき出ています。「春まだ浅い信濃路へ」行くのがあずさ2号だったのですが、今は下りが奇数、上りが偶数となっているので、あずさ2号は東京に行ってしまいます。

今回の大雪は本当に参りまして、また週末に東京に行く仕事の足を探すのにぎりぎりまで苦労しました。まずいつもの高速バスは甲府からしか出ておらず、それももう予約はいっぱい。そこで木曜日にようやく動き始めた鉄道となるわけですが、東京の仕事先からは普通列車の運賃しか支給されないので、特急料金は丸々自腹。でもこの際そうも言っていられないので、念願のあずさ2号に乗って行く予定でした。

ところが金曜日になると高速バスが動き始めました。しかし最寄りのバス停に停まるかどうかはぎりぎりまで決定が出ず、結局通過となって双葉SAのバス停まで車を走らせて乗り降りすることになりました。途中2車線になっているところもありますがところどころ1車線なので、上りはともかく下りは大月から笹子トンネル付近が大渋滞となりました。お昼に新宿を出たバスが韮崎まで4時間半かかっているとか。私はもっと遅い便でしたので、1時間ほどの遅れで済みましたが。

実はこれまで東京に行くのにはほとんどが高速バスで、特急は緊急時にかいじに乗ったことはありますが、あずさはまだ経験がありません。指定席で座れるというはバスも同じですが、何しろ渋滞は関係ないし渋滞がなくてもバスより時間がかかりません。今回のような場合には道路よりも復旧が早いし、体力的にも楽なので、今後は鉄道にスイッチすることも考えようかと思っています。

いまだかつて乗ったことのないあずさ2号、もし乗ることになったら間違いなく頭の中で「あした〜わ〜た〜しは〜」と暗唱するでしょう。うっかり口ずさむことのないよう。
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2014年02月20日

6日ぶりの車で外出

大雪以来籠城生活が5日間続きました。その間は家の周りを歩いていたのですが、済ませなければいけない用事もあるわけです。月曜日とこの日、甲陽病院に歩いて行くことを試みましたが、途中で断念。どうしても歩道のない大きな車道を歩かなければならず、途中で引き返してきました。診察ではないのでいつでもいい用事だったわけです。

しかしこの日はもう一つ、週末の東京行きのために情報収集しなければならない用事があり、6日ぶりに車で出かけてみました。目的地は長坂駅、しかしこれが意外な状況に出くわすことになりました。家の周りの県道は徐々に除雪が進んでいるので駅の周りはさぞかしと思ったのが大違い、いまだ多くの雪が残って車の行き来が困難になっていました。

商店街の中にはシャッターが降りっ放しで明らかに人がいない、したがってまったく除雪されていないところもあり、除雪車もあまり入っていないようでした。おまけに坂がありますから対向車とのすれ違いに気を遣うこと。また、別の道で一般車が除雪車の走行を妨げている光景も目にしました。ああ、こういうことなんだと。道の先でそれを目にした途端、Uターンして引き返したほどです。

家までの道もまだまだ安全ではない状況で、これは当分車で出ない方がいいなと感じました。自分は大丈夫でももらい事故がありますからね。全国ニュースでは復旧の様子が伝えられているので、仕事関係の東京の方は普段通りになったと思われているかもしれませんが、実態はとんでもない状況です。ローカル局でないと報道されない部分があるのでしかたありませんけれどね。
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2014年02月17日

今年もサツマイモにヒヨドリ

例年サツマイモは2月には傷んでくるので、その前に加工して冷凍保存することにしています。一度に大量のサツマイモを加工するものだから、その皮と一部傷んできた実が大量に出ます。生ゴミとして出すのも何なので、いつもカゴに入れて鳥のエサとしています。

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今年も来ました、ヒヨドリ。ずいぶん前から毎日来ており、最初はスリムだった体も今ではかなり太ってきています。飛んでいる姿も若干重そうで、小枝に止まると折れるのではないかというくらいしなります。

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大雪でこのエサ台が埋もれてしまっていましたが、上の雪をかいてやると待ちかねたように飛んできました。このように思い切り首を突っ込んで食べまくっています。人間が食べたっておいしいのだから夢中になるもの当然ですね。

縄張りがあるのか、いつも来るのは同じ個体です。たまにつがいでしょうか、いつも来るのが少し遠くで見張るようにしており、別の個体が食べていることがあります。いずれにしてもこの殺風景な冬景色の中、心温まる情景です。
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2014年02月16日

ユキダカラコウナッタ

ずいぶん前に確か化粧品のコマーシャルで、「ナツダカラコウナッタ」というキャッチコピーがありました。前の日の午後にご近所総出でせっせと雪かきし、一夜明けてわが家の周りはこうなりました。

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車は何とか出入りできるように。

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手前の雪の山はかいた雪を積み上げたものですが、その向こうは自然に積もった高さですよ。

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前面道路はアスファルトが見えるくらいまでかきました。

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畑の入り口はこの通り、ここは普段車が出入りするところです。まるでミニ立山黒部アルペンルートです。

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畑はこの高さで一面の雪原。期せずして雪下ダイコンや雪下ニンジンとなりましたが、掘り上げることはおろか、その場所も特定できません。

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ミニログの前はこの雪の山でしたが、これでは出入りができません。

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そこでこの日はこれをかいて何とか通路を確保しました。一応この両日は営業日なのですけれど、これではしかたありません。

甲府の様子以外はテレビであまり報道されませんが、県内全域では大変なことになっているようです。今週また雪の予報が出ていますが、今度こそは外れてほしいものです。
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2014年02月15日

しばらく籠城です

どの天気予報も先週ほどの雪にはならないでしょう、先週は警報レベル、今週は注意報レベルと言っていたのにとんでもない、大変なことになりました。

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ようやく雪が止んだ9時半頃、まずテラスに出る戸が開きません。閉じ込められました。

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そのテラスはこの通り、向こうが見えません。

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車が雪面と一体化しています。下ろしてもどうせ出られないのでそのままに。

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前面道路がこれですから、家の前だけ除雪してもその先に行けません。

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農作業道具を入れておく小屋もこの通り。思い切り中に雪が吹き込んでいました。

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まずは長靴を取りに行くために倉庫への道をこうして作り、

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テラスも何とか通路だけは確保しました。

今週も東京行きの仕事でしたが、今回ばかりは身動きが取れません。関係者の方にはご迷惑をおかけしましたが、どうしようもありません。前の日から東京入りも考えていたのですが、その前の日に既に高速バスや鉄道がストップしていました。

幸い食べるものや飲むものは十分にあるので、この一週間はどこへも出ずに籠城して過ごすことになりそうです。
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2014年02月09日

この大雪に東京出張

テレビでは不要不急の外出は控えましょうと言っていましたが、こちとら必要とされているし何ヶ月も前から決まっている仕事、外出しないわけにはいきません。この記録的な大雪の日に、よりによって東京出張の仕事です。行きの高速バスは速度を控えたので多少到着が遅れながらも概ね順調でしたが、案の定帰りの便は運休となりました。

そこであらかじめ予約しておいたビジネスホテルに滑り込みセーフ、チェックインした時はすでに満室の看板が入り口に立っていました。このパターンは以前の台風でもありました。何事も早めに予測して判断することが大事だと、今回も思いました。

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翌朝の帰りのバスも運休の知らせが相次ぎ(メールで)、これはもうダメだと見切りをつけて、ようやく動き始めた電車で帰ることにしました。途中止まったりのろのろ運転したりで、9時半に都心を出て長坂に着くまで5時間を要しました。勝沼辺りでは車窓からこのような美しい光景にも出会い、期せずしてちょっとした旅行気分になりました。

もともと高速バスで帰る予定でいたので、当然車はその駐車場に停めてあります。長坂駅を降りてその駐車場までの道のり、普段ならばそう大したことはないはずですがこの日は雪道、歩道はとても雪深くて歩けないので車道を危なっかしく歩き、到着するまで45分もかかりました。

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そこで目にしたのがこれ、ああやっぱりなといった感じです。辛うじて車があるのはわかりますが、誰のどの車種かはさっぱりといった状態です。歩いて疲れていたところへ、今度は手でのみの雪かきです。脱出するまで相当かかりました。

車を出してからも大変、いつもの県道はまったく除雪されておらず、坂道をひたすら登るのにハンドルを取られっぱなしです。対向車が来れば当然緊張感も高まり、この時に限ってはその他県ナンバーを見るにつけ、こんな時に遊びに来るなよなどと思ってしまいました。

そしていよいよ家に着くかというその直前、日影となっている道でスタックしてしまいました。幸いたまたまそこにいたご近所さん数人に、シャベルとか麻袋と砂とか人力とかで助けられ事なきを得ましたが、最後まで気の抜けない帰路となりました。

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帰れば畑はこのように大変美しい姿、周りではせっせと雪かき作業でした。甲府では40cmということですから、ここでは50cmは積もったのではないかと思います。このような中でも土日はにはお客さんがお越しいただき、ありがたい限りです。

まあいろいろな意味で疲れました。同じ大雪でも自宅にいられたらなあと思いましたが、こればかりは致し方ありません。異常気象が異常でなくなっている昨今、少なくとも今度の車は4WDにしようかなと、こういうことがある度に思う次第です。
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2014年01月30日

親しみのある宇宙人

12月に加入したWOWOW、年末年始ほどコンテンツに魅力がないので今月で解約することにしましたが、オンデマンドも見られなくなるので急きょまとめてウルトラセブンを全部見ました。ほかのウルトラマンシリーズに比べて星人が登場することが多いセブンですが、その中で印象に残ったのがポール星人です。

当時の特撮はさぞかし手間とお金がかかったであろうという力作の中、極めて制作費の安いであろう星人の姿が一つ。もう一つはセブンに対して「おまいさん」と呼びかけてしまう親しみやすさ、落語に出てくる気の強い女房のような物言いです。恐かったりグロかったりする宇宙人の中、思わずニヤッとしてしまいます。

さて、残りはHDDに録画した帰ってきたウルトラマンです。こちらは人間ドラマの要素が強いですね。

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2014年01月24日

腕の中に入っていた金属

二泊三日の入院を終えてきました。今回は前回と比べてあらゆる面で楽でした。病室の環境を始め、手術自体は前回の2時間に対して1時間半、何よりも術後の痛みが全然違います。前回は痛み止めを飲んでも夜中に疼いて眠れないくらいでしたが、今回はほとんどありません。やはり金属をはめるのと外すのとでは大違いのようです。

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その金属がこれです。作業ははめるときは電動工具のような音がしましたが、今回は手動で回していました。以前新聞で読んだアルピニストの記事で、腰に大けがをしてやはり金属を入れることになった際、お医者さんに事前に見せて下さいと頼んだが今はないと断られ、後で外したものを見せてもらったら意外と大きく、お医者さんは事前に見せると入れるのを拒むと思って見せなかったと言っていたとのことです。今回はそれほど大げさなものではありませんでした。

今回手こずったのは麻酔でした。前回は最初の一撃から指先にビリッと来てあとは感覚がないままでしたが、今回はなかなか効かずに追加で局所麻酔をしたくらいで、初めの方は鈍い感覚が残っていたのです。ですから、「あっ、今切ってるな」ということがわかったのでした。術後の麻酔の切れ方も前回と全然違い、それでも痛みがないくらいですから、いかに前回が身体にダメージのあった手術であるかがわかります。

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今回の食事がこれらです。相変わらずご飯はおいしかったですが、4回中3回に苦手な椎茸が出てきました(しかも3回目は2皿!)。毎回看護婦さんが全部食べたかどうかチェックするのですが、子供の好き嫌いのようでばつが悪かったです。

前回は動くからといって電動ノコギリなどで作業をしてしまいましたが、初期にあまり動かすと傷口がきれいに収まらないようで(今回の手術前にそうしたことがバレていました)、今回はしばらくおとなしくしていようと思います。
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2014年01月23日

ウルトラマン登場の場面

WOWOWオンデマンドで初代ウルトラマンの半分ほどを見終わりましたが、最初にウルトラマンが登場するシーンを覚えているでしょうか。言い換えれば、なぜウルトラマンが地球の平和を守りに来たのかということです。今回改めて見て、驚きました。

なんと、凶悪怪獣を移送する最中に逃げられて、それを追って地球にまで来たところ、ハヤタ隊員の乗る飛行機に誤ってぶつかってしまったということなのです。ウルトラマン自身、「申し訳ないことをした」と謝っていますし、「その代わり地球の平和のために働きたい」と言っています。まさかなあといった感じです。

また、その後のウルトラマンシリーズでは主人公は新入り、下っ端というイメージがありますが、ハヤタ隊員はよく見ていると隊長に次ぐ実質ナンバー2のような存在です。他の隊員のキャラクターがはっきりしている中、優等生的な印象を受けます。

そしてこれもよく気付くのが、その頃からエネルギー問題を多く取り上げていることです。火力発電所、原子力発電所、石油コンビナートなどが襲われ、それぞれ電気、ウラン、オイルなどを食べる怪獣が出てきます。これ以外にも放射能や原爆の話がよく出てきますし、ほかにも環境問題や交通問題など、強いメッセージ性があります。

子供向けの番組ですが、大人が見るところがあります。40年前の地球の人口は22億しかなかったのかとか、戦後20年ほどの社会はまだそういう時代背景だったのかとか、まだ国土開発が進んでいない日本の様子を見ることができたりとか、結構面白いです。
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2014年01月22日

再び手術、入院生活

昨年の3月に骨折の手術で入院をして、早いものでもうすぐ1年ほどになります。手術は金属製のプレート(チタンだそうですが)を入れて骨を固定したもので、いずれ取るものだとは聞かされていました。時期は半年〜1年後ということで、さすがに年内はいろいろと忙しかったので、この度再び手術のための入院となりました。

ひと通り説明を受けましたがもう二度目なので慣れっこです。今回は前回と違い外科の患者さんが多い部屋なので、ずいぶんと雰囲気が楽です。ベッドも再び窓際で開放感があり、隣のスペースにはベッドがなく、かなり広く感じられます。

昼夜の暇な時間の使い方も万全。今回はノートPCを持ち込み、Wi-Fiルーターをレンタルし、ネット三昧です。何を見るかってWOWOWのオンデマンド番組、ウルトラマンシリーズ全話です(初代とセブン)。ルーターは一日450円ですから安いものです(送料は別途かかりますが)。

ほかにも携帯、スマホ、MP3プレイヤーを持ち込み、またもや電子機器に囲まれた病床となりました。ほかにもたまった新聞や借りた本を持ち込み、今回は二泊三日の入院ですが少なくとも一週間は飽きないコンテンツたちと一緒です。まあでも飽きるかな。
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2014年01月20日

地元の朝風呂は意外と混む

いろいろと訳あってこの日は朝一番で近くの温泉に行ってきました。開場と同時に入ったのですが、すでに脱衣場にはいくつもの服が置いてあり人はいない、そうすでに入浴しているのです。その数8人。その後も続々と入ってきて、意外なほどの混雑ぶりでした。

いつもは夕方4時頃から混み始めるので3時頃までには行くようにしているのですが、それよりも混んでいました。朝風呂を楽しみにしている人(高齢者ばかりでしたが)って多いんですねぇ。そうした環境に身を置いていることもありがたい限りです。よく会う方で、毎日来ているという人もいますから。

しかしそれもどうも男風呂だけのようです。奥さんは家事で忙しいのでしょうか、ガラガラだったそうです。年末に会社が休みに入って、家に居場所がないのであろうお父さん達が異常に集まるような場所がありますね、そんなパターンでしょうか。

いずれにしてもこのような温泉が回数券を使うと一回230円。消費税が上がるとどうなるかわかりませんが、地方に行ってせっかくだからその地の温泉でも入ろうかと思っても平気で1,000円とかするので、もっぱら温泉は地元となりました。

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2014年01月11日

久しぶりのカサブランカ

いや、久しぶりにカサブランカに行ってきたわけではありませんよ(行ったこともないし)。映画の「カサブランカ」です。この度WOWOWでやっていたので録って観ました。以前観たのは何十年前でしょうか、あらすじや印象的なシーンはだいたい覚えていたので、今回は結構細かいところに気が付きました。いやぁ、名作です。現代映画とは違う意味で、息もつかせません。

このカサブランカという言葉を知ったのは子供の頃、映画ではなく沢田研二さんの「カサブランカ・ダンディ」という曲でした。その頃は歌詞の中で出てくる「ボギー、あんたの時代は良かった」の意味はさっぱりわからずでしたが、この映画を観るとなるほどと思います。「男のやせ我慢、粋に見えたよ」ですからね、ストーリーそのままです。

このカサブランカ・ダンディの作詞はあの阿久悠さんですが、同じ阿久悠さん作詞の沢田研二さんの曲で「時の過ぎゆくままに」があります。これは映画「カサブランカ」の中で象徴的に使われる曲「As Time Goes By」の日本語訳と思われますが、こうしたつながりが多分あるように思えます(リリースはこちらの方が先ですが)。

そのボギーについては、これも少し前にWOWOWで「三つ数えろ」をやっていました。原作は私の大好きなレイモンド・チャンドラーの「大いなる眠り」ですが、原作では主人公のフィリップ・マーロウが依頼人の娘に会った際、「背が高いのね」と言われる場面があります。ところがボギーは背が高くないので、映画では「背が低いのね」に変わっています。そのためチャンドラーは映画化の際、ボギーの起用に難色を示したそうです。

ここのところWOWOWに加入してから昔観た、あるいは観たかったけれど観ていないという映画を軒並み録り溜めています。170時間ほど録れるはずの外付けHDDも随時観ているにもかかわらずあっという間に残り60数時間になってしまいました。どんどん消化しないとということで、今までにないテレビ生活になっています。

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2014年01月09日

標高がミリメートル単位で

地元の商工会や観光協会では、高冷地で避暑地である八ヶ岳の麓の標高を実感してもらえるよう、この度各地にその標高を記すサインの設置キャンペーンを始めたようです。わが家にもその知らせが来まして、共通の表示ボードにその標高を書き込むようになっています。

その正確な標高は、Googleマップで測定できるとのことで、早速やってみました。
http://wisteriahill.sakura.ne.jp/GMAP/GMAP_ALTITUDE_II/

その結果、わが家は869.8339mと出ました。869mと83cmと3.9mm?なぜそこまで細かく出るのでしょうか。ミリメートル単位と言えばちょっとした土の盛り上がりで変わってきてしまいます。さらに、その測定単位をメートルではなくミリメートルにすると869mと83cmと3.8623mm、何とマイクロmmの単位もあって869mと83cmと3862.3047マイクロmmということです。いったいどうしたらこのような細かい単位まで言い切れるのでしょうかね。砂粒一つとかいうレベルですよね。

いずれにしても、アメダスの標高が867mですから、それよりも少し高いことはわかりました。情報システムの分野では情報の粒度という概念がありますが、ここまで細かく測定あるいは表示する意味がどこまであるのかどうかも考えさせられる情報化社会のありようでした。
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2014年01月08日

霜が降りる時の条件

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今シーズンの冬は寒かったり暖かかったりといった気温の変動がなく、ずっと寒いです。先日の朝はマイナス8度まで行きましたが、霜は降りませんでした。この日の朝はマイナス4度ほどでしたが、畑はこのように真っ白。さぞかし寒いように見えますが、どうも霜と気温は直接関係ないようです。

関係あるのは空気中の水分、湿度と一口には言えないようで、気温が高ければ飽和水蒸気量も増えるので、空気中に含まれる水分量というのが正確なようです(北海道の夏はカラリとしたイメージがありますが気温が低い分飽和水蒸気量も少ないので湿度としては意外と高いのはこのためです)。

ですからこの日は水分量が多かったのでしょう。この時期はともかく、農作物にとっては霜は大敵ですから、こうした予測ができるといいですね(天気予報の霜注意報は単に秋口・春先の気温と連動しているとしか思えません)。

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こういう朝は車で出かける時は要注意、時間ギリギリに家を出るとこのようにフロントガラスが真っ白ですぐに出られません。少なくとも5分前には暖機運転を始めることは、ずいぶんと学習しました。

ちなみにこの日は霜柱は立ちませんでした。その理由は、畑に水分がないから。ここのところのカラカラ天気で、微風でも砂ぼこりが立っています。これからようやくお湿りがあるようなので、期待です。
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2014年01月03日

県内2番の神社へサイクリング

毎年初詣の人出ランキングは明治神宮、成田山新勝寺、川崎大師でそれぞれ約300万人、山梨県では県内すべての施設で30万人ということですから可愛いものです。それに比べると暮れのアメ横の人出が一日50万人というのがいかにすごいのかがわかります。

その県内では一番はやはり武田神社ですが、次が地元の身曾岐神社、毎年のことです。身体が鈍っていたのでこの日は自転車で出かけました。午後3時頃だというのに結構な人で、駐車場はほぼ満杯でした。もともとお参りではなく純粋に運動として赴いたのでカメラを持って行きませんでしたが、能舞台の周りの池はすっかり凍っていました。

それにしても運動によって使う筋肉が違うものです。ウォーキングやジョギングではあまり疲れない太ももが笑いました。やはり日々いろいろな運動を組み合わせなくては、筋肉が慣れてしまってトレーニングにはならないのでしょうね。
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2013年12月31日

このタイミングで新カーナビ

通常カーナビは新車を購入したときに一緒にリニューアルするものだと思います。しかし今の車の時はそれまで使っていたものを載せ替え(何せ当時35万円もしたものでしたから)、しばらく使っていましたが何度か故障し、3年ほど前にポータブルのものにして何とかしのいでいたのでした。

当初はポータブルなのによくできているなと感心していましたが、次第にいろいろなところが気になるようになってきました。一つは音質、外付けのスピーカーもつなぎましたが、もともと車に付けたスピーカーが良いものなので、それに比べると明らかに劣りました。もう一つは2DINのスペースが無駄になっていること。また、もちろん基本的なナビ性能や操作感も不満が募るようになりました。

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そこでちょうどクリスマスイブの日、いろいろと情報を探して最適と思われる機種に買い換えました。特に車の中で音楽を聴くことが多い私にとって、AV機能の充実が最重要課題でした。これがその操作画面、外付けのUSBメモリの音楽や映像ファイルが再生できます。媒体の価格も下がったもので、32GBのメモリに洋楽邦楽いろいろと約2,000曲を入れました。

間にポータブルを挟んでいますが、その前から経ること約16年ぶりの更新、その進化たるや隔世の感です。ナビ性能はもちろん、反応も速く、操作感も優れ、テレビもワンセグ・フルセグ切り替えできれい、申し分ありません。ネットの価格比較サイトで満足度ランキングNo.1になっていたのも頷けます。これで4万円ほどですからね。

さて、今の車は先の車検で丸9年乗っています。このタイミングでカーナビを新しくするということは・・・、そう、もうしばらくこの車に乗り続ける覚悟ということです。それだけ気に入っているわけであり、思えばたまに街中で私が子供の頃に見た車が走っているのに遭遇すると、メンテナンスすればいつまでも乗れるものだなと実感している次第です。外観は古いですが、中身が一部生まれ変わり、新鮮な気分で毎日乗っています。
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2013年12月26日

久しぶりに面白かった経営本

仕事柄経営に関する本をよく読みますが、たいていは学者の研究成果や成功した経営者の理論など堅いものが多く、ためにはなるけれど読むのに苦労するなというのがいつものパターンです。その中で、今回読んだDeNA創業者の南場智子さんの著書「不格好経営」は、面白くてどんどん読み進めてしまいました。

成功した経営者の体験談なのですが、その中身は筋の通った経営理論というよりは失敗談の連続、よくここまで会社が大きくなったなといった印象です。その中で私が特に共感したのは次の三つ、いずれも同じような立場にいた身から非常によくわかる指摘です。

・「誰」ではなく「何」を重視する
例えば、社内での役職が低い者の改善提案に「お前に言われたくない」と一蹴してしまったり、単に好き嫌いから「あの人の言うことは聞けない」といった事例をこれまで見聞きしてきました。肝心なのは情報の中身であるはずですけれどね。

・経営者やコンサルタントの会話
自分の自慢話や関係者の批判話によく遭遇するからこの手の会合や飲み会にはあまり出席しないとのこと、まったくもって同感です。今まで同席していた仕事仲間がトイレに立った途端、その人の悪口を言い始めたということもありました。

・選択に正しいも誤りもない
ある程度考えた上での選択に正しいも誤りもない、大事なのは決めた選択を正しいものにすることだということです。これは経営だけでなく、あらゆることに言えるのではないかと思います。十分な情報に基づく遅い決定より、限られた情報の中での早い決定の方が勝るというのも頷けます。

ネットでの書評では青少年から小銭を巻き上げるビジネスモデルは感心しないなど、著書の内容とは関係ない指摘もありますが、組織運営や従業員満足という点ではかなりうまくいっているのではないかと思いました。球団買収で好奇の目にさらされた形の同社ですが、その本質を知るにはよい本だと思います。かつてのライブドアとはかなり違いますね。

もっとも、このネットでの書評については以前から懐疑的な点があります。ある経営学者の著書については、冒頭に「日本を代表する研究者である」から始まって批判のオンパレードです。その人がそのような存在であるというのは素人ではわかるはずもなく、明らかに同業者による妬みではないかと感じられました。おまけに「こんな本を読むならばこちらの方がお勧め」などと、他者の著書を推薦していたくらいです。

「新人類」とは今や死語でしょうが、今どきの若者の気質を理解するのにも、多様な人材をどう活用するかにも、また関係者の生死の話がいくつか出てきて人間ドラマとしても興味深いです。経営に関心がない人でも面白く読めると思います。
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2013年12月25日

一日でワイン25本購入!

ったく業者の仕入じゃないんだから、しかしいっぺんに25本買ったわけではなく、各店を回って気が付いたら25本になっていたという結果です。内訳はKALDIで8本、イオンで6本、いつものベルフォーレで11本です。当初はベルフォーレだけの予定でした。

だいたいワインを買うのはあとはコストコとメトロで固定化している中、今回イオンで買ったのが珍しいことでした(もともと大手GMSにはあまり足を運ばない)。イオンは最近ワインの販売に力を入れているようで、東京などでは路面店として専門店を出しているくらいです。

ワインは実に種類が多くて、当然知らないものがたくさんあります。その中で購買の目安となるのは、産地だとローヌ、ラングドック(ボルドーは良いものは高い)、セパージュだとグルナッシュ、シラー、カベルネ、ときどきテンプラニーリョ、ジンファンデルといったところです。今回イオンでは“グランドック”という表示があって、てっきりラングドックのミスプリかと思いきや、ラングドックのグランドックという銘柄だそうです。ややこしい。

移住してからワインの消費量が飛躍的に伸び、ほぼ毎日1本以上(1本半くらい)、さすがに2本空けると翌日が厳しくなりました。置き場所に困るくらいの在庫を目の前にして、これで年末年始は乗り切れるぞ、大型冷凍庫の中の豊富な食材ストックとともに、しばらく籠城できるんじゃないかと話していました。
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2013年12月24日

ハイジの村のイルミネーション

この前の日に、自然の中で暮らしていると人工的なものはどうかななどと書いた矢先、今度は明野のハイジの村にイルミネーションを見に行ってきました。ここは本来入園料がかかりますが、17時以降無料の券を関連施設で配布しており、多くの来場者がこのパターンのようでした。

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こんな感じです。17時とはいえ山の中腹で遮るものがないので、前の日の建物に囲まれた場所の18時より寒い気がしました。

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日没直後なので背景の山の端がとてもきれいです。あとは次の通り。

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時間とお金をかけてまで見ようとは思わないこの手のものですが、この日は韮崎や甲府へ出かけた帰り道でもあり、自宅までは車で20分程度で帰れますから、一見の価値ありといったところです。
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2013年12月23日

プロジェクションマッピング

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今年特に紹介されることが多くなったと感じるプロジェクションマッピング、地元のリゾナーレでもやっているとのことで、この日行って見てきました。先日テレビの全国ネットでもそのリゾナーレが出ていただけに嫌な予感もした中で、やはり開演時間前には多くの車が集結していました。これは始まる前の様子です。

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花火大会のように大げさなアナウンスによる案内もなく、時間になると自然に始まりました。以降、次のような展開です。

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最後はメリークリスマス、その前に事前に申し込んだと思われる人のプライベートなメッセージが現れました。10分間のショーが3回あるそうで、それぞれが違った映像なのかどうかはわかりませんが、1回目だけを見てすぐに帰路につきました。何しろ駐車場に入る際の混雑からして、帰りは大変なことになるなと予感したからです。

案の定、1回目だけでも駐車場を出るのに少々時間がかかり、すでにその駐車場は満車で入れず、おまけに凍った道で転んだのか救急車が来る騒ぎまであり、周辺道路はリゾナーレに集まってくる車で結構な渋滞となっていました。そこは地元の利、いつもは自転車で行き帰りする小淵沢からの道をすいすいと通って事なきを得ました。

このプロジェクションマッピングは最近では大阪城での大々的なものをテレビで見ましたが、直接見ても何か人工的な印象ばかりで心に響かないという感想は同じものでした。これが都会のビル群の中で見るとまた違うのかもしれませんが、特に自然の中で暮らしている生活を送っている身にとっては、やはり自然の美しさが一番だなと思う一景でした。
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2013年12月21日

雪中ジョギングでストーブなし

ここのところこの地域ではよく雪が降ります。ちょうど東京に泊まりで行っていたときもそのようで、帰ってきたら畑は真っ白でした。そしてこの日もテレビの予報で本当かな?と思っていた雪が夕方に降りました。

東京では御徒町から合羽橋まで、合羽橋から押上まで、八丁堀から築地までとずいぶん歩きましたが、やはりこの山麓地域の散歩とは違い、相対的にエクササイズ効果は低いようです。この前の日も一日雨降りで運動ができず、、この日もの営業が終わる辺りから突然雪が降り始めましたが、ここで鈍っていてはいけないと発起し、雪の中30分の山麓ジョギングをしてきました。

そして出る前はそれまで陽が照っていたところ急に曇りだしたので今夜も薪ストーブを焚くかと思いきや、帰ってくると運動で身体はポカポカ、室内の温度計もあまり低くありません。運動効果と節エネルギー効果で一石二鳥、結局薪ストーブは焚かずに済みました。

しかしそれでも普段の活動量と比べると少なかったためか、晩酌はたっぷりの量となりました。とことん身体を動かしてへとへとに疲れると、実にお酒の燃費が良いものです。これはいつもトレードオフ、やはり毎日きちんと身体を動かさないといろいろな弊害が出てきそうです。
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2013年12月13日

窓から見える景色が大事

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天気予報にはなかったのですが、この日の夜不意に雪が降り始めました。これまでちらついたことはあったのですが、今シーズン初めての積雪でしょう。晩酌をしながらその様子に気付き、通常この季節は当然夜には窓にカーテンをしているところ、雪見酒とばかりこうしてテラスの灯りを点けて窓越しに眺めていたのでした。

改めてこうした景色が良いなと思ったのには訳があります。この日ある商業施設のテナント物件を見に行ったのです。立地や集客や家賃などの条件は良かったのですが、大きなネックは部屋に窓がないということでした。やはりその日の天気の様子など外の景色が見られないと、いくら好条件でも滅入ってしまいます。

以前聞いた、岩原スキー場の中腹にあるピッツェリアのオーナーの発言が忘れられません。「何がいいってこの景色ですよ。こういうところで仕事をしているのが一番です。」至極同感です。
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2013年12月01日

WOWOWに加入してみた

ときどきやっているWOWOW無料体験の日、もちろん加入者を増やすためのキャンペーンで、魅力的なプログラムとともにこの先の放送予定、そして盛んに加入を促す案内が流れます。よく深夜や早朝にやっている通販番組で「今から30分以内」などと急かしたりしますが、この日加入すれば実質1,000円で2ヶ月視聴できるということで、入ってみました。

1月末までの番組表を丹念に調べたところ、特に年末年始に観たい番組が結構ありました。私の場合は昔の洋楽のライブ映像やハードボイルド系の映画などが中心となりますが、その他にもいろいろあって楽しみです。直近では桑田佳祐さんのひとり紅白歌合戦が見逃せず、新宿駅の地下でも大々的に宣伝しているほどで、前回のものをたまたまBSで観たところ、最高のエンターテインメントでした。

一つ一つ長い番組が多く、集中しているので、録画するハードディスクの容量が足りません。そこで急きょ買い足すことにしました。今は2TBで1万円を切っているほどで、隔世の感ですね。一昔前は“テラ”などという単位は大企業のデータウェアハウスなどで用いられていたくらいですからね。

ここ数日は特に観たい番組はないのですが、もともと有料放送だったのが観られるということで、早朝まだニュースもやっていない時間などは(そういう時間に起床しているということですが)、意味もなく海外のサッカーの試合をBGVとして流しています。

ちなみに発音から表記はWOWWOWだと思っていたのですが、改めて見るとWOWOWなのですね。
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2013年11月24日

砂の器と人間の証明

国道141号線を佐久方面に走ると、小海線をまたぐ唯一の踏切があります。その近くに「ストローハット」という洋食店があるのですが、その前を通る度に思い出すのが当時隆盛を極めた角川映画の「人間の証明」です。ホテルニューオータニの屋上のイルミネーションを見ながら「ストローハット」と叫ぶ登場人物の映像が印象に残っているのです。

その映画がたまたま先日BSで放映されていたので、全体のあらすじをよく覚えていないこともあって録画して観てみました。今から36年前、戦後32年経った当時の映画です。そこでところどころ、ああそうだったなと思いながらも、何度も感じたのは「砂の器」にいくつかの要素が似ていることでした。

例えば、主人公はともに芸術の世界で活躍する人物(ピアニストとファッションデザイナー)、時代背景は終戦直後の混乱期(戸籍の焼失とGHQ占領下)、ともに消したい過去がある(ハンセン病とGIベイビー)、言語学者を含め地名と方言・発音が手がかりになる(カメダとキスミー)、そしてともに昔の恩人を殺害する(巡査とおばあちゃん)といったことです。

また、当時の映画ってこんなものだったかなあと思うチープな効果音や展開のわかりやすさ、演出のくどさなど、まるで火曜サスペンス劇場のようでした。最後にはお馴染みの崖シーンで犯人と刑事の対峙もあります。早いうちに犯人がわかるのは、刑事コロンボや後の古畑任三郎にも通ずるところがあります。

しかし全体を通して感じたのは時代ですね。30年前のアメリカや日本とアメリカの関係ってこういうものだったのだなと改めて感じます。また、刑事役の松田優作さんがアメリカに行って向こうの刑事と共同捜査をするところも、後の「ブラックレイン」で立場は違いますが日米の刑事の共同捜査につながっているなと、勝手に合点した次第でした。

晩酌をして寝る前にこうした重い映画を観たので、その日は畑作業や薪割り、ジョギングなどをして身体は疲れていたはずですが全然寝付けず、夜中の2時には寝床から出てしまいました。昔のメッセージ性の強い映画はたくさんありますが、今後要注意のパターンです。
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2013年11月22日

最高・最低気温のずれの原因

自然条件に大きく左右される田舎暮らしですから、日頃から天気予報にはリアルタイムレベルで敏感になっています。今年の夏は移住後最高の気温、この2年の冬はマイナス10度以下が何日もある厳冬、しかしその最高気温や最低気温がいつもネットで見ているアメダスの数値と、テレビの天気予報の数値とで微妙に違っていたのです。

この朝その原因がようやくわかりました。いつものアメダスをネットで見ると、10分刻みの情報にバージョンアップされていました。テレビでは7時の天気予報で最低気温が0.9度だったのが、ネットで見ると6時30分に0.0度を記録しています。0.9度というのは6時の気温です。その後8時の天気予報では最低気温が0.0度になっていました。これで確信です。

アメダスでは10分刻みに計測していたのがネットでは1時間単位でしか発表されていなかったためで、テレビではその10分ごとの最高・最低気温が出ていたわけです(7時の時点では6時まで、8時の時点では7時までの)。これで今後このずれが解消され、ブログを書く際も迷うことはなくなるでしょう。

と思いきや、ちょっと調べてみるとアメダスは何と10秒ごとに計測しているようです。でも日常生活レベルでは10分単位で十分ですね。
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2013年11月19日

精進ヶ滝に登る

ぽっかりと空いたお休み、運動不足なので山に入ってきました。今年の台風で通れなくなっていたという精進ヶ滝への道、開通したということで急きょ決定です。何でもその落差は東日本最大とのことです(華厳の滝より大きいってこと?)。

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完全に逆光ですが、赤で囲ったところ、目の前に確かに滝があります。登ってくる途中何段も滝があり、むしろそちらの方がダイナミックなほどで、多分水量は少ない方ではないかと思います。

行程は川沿いをアスレチックのように手足を使いながら登る道で、結構楽しめます。花崗岩の岩や砂がきれいで、陽が差さない谷ですが全体に明るいです。水がとても澄んでいて、夏などはスイカを冷やしながら泳いだり食事をしたりして楽しめそうです。

滝でいつも思い出すのは、「うらみの滝」というものです。「恨みの滝」とは恐ろしいなと思いきや、滝壺の周りに遊歩道があって滝を裏から見られるという「裏見の滝」でした。場所はどこだか忘れました。

この日は午前中に登って帰りはべるがの温泉、このような環境がすぐ近くにあるというのは実に豊かなものです。
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2013年11月13日

長円寺の紅葉とびっくり大根

この日は長門牧場にピッツァを食べに行ったのですが、その途中茅野にある長円寺というところの紅葉を見に行きました。最近知った情報なのですが、何でもその赤の紅葉が特徴だそうです。

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それがこれ、時期としては少し遅かったようですが、猛暑の影響で色づきが今ひとつの今年の紅葉、それでも鮮やかな赤でした。しかし地面を見れば黄色い葉もたくさんあります。

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見上げてみればすっかり葉の落ちたこの大イチョウ、秋晴れのスカイブルーにさぞかし映えたであろうという光景です。来年はもっと早い時期に来て、イチョウの黄色、空の青、モミジの赤といったコントラストを楽しみたいと思いました。

ところで、この紅葉を見て長門牧場に向かう途中に寄った「たてしな自由農園」で、驚きのダイコンに遭遇しました。

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それがこれ、何と1,000円です。同じ売場に積んであったダイコンがどれも100円前後の中、これだけは何か特別なのだろうかと思ってしまいました。いやもちろん、今は野菜を持ち込んだ農家の方が自ら入力してラベルを発行するシステムが一般的ですから、単なる入力間違いだと思いますけれどね。
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2013年11月06日

食卓フェスタで食べ過ぎ

私は以前流通業で出店戦略を担当していたことがあるので、山梨県のオギノというスーパーは移住するずいぶん前から知っていました。地域の世帯数よりポイントカードの発行枚数の方が多いという話も有名で、ポイントカード先進企業として取り上げられることも多いです。

そのオギノが主催する「楽しい食卓フェスタ」というものに行ってきました。ポイントカード会員限定のイベントで、今年で3回目ということです。イタリア料理の落合シェフやソムリエの田崎さんなども来て、160社の食品メーカーが一堂に集う結構大きな催しです。

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まず開場時間に駐車場に入るのが一苦労、その後受付でまた行列、会場内はこのように大盛況です。どこへ行っても試食試食のオンパレード、考えればこれはオギノに商品を置いているメーカーの大マネキン大会なのです。中には自前のトレーや保存容器などを持参して様々な試食を集めて回る強者もいて、皆さん慣れている様子です。

こうした会の趣旨の見通しが甘かった私たちは、てっきり珍しい食材などの紹介が多いものだと思っていました。その中で良かったのは、ブリの刺身、ブランド牛のローストビーフ、ブランド豚の塩焼きなどでした。長い行列を作っていたのは鶏の唐揚げ、ローストビーフ、お好み焼きでした。

それにしても、東日本大震災の際に海外メディアから絶賛されていた日本人のマナーの良さ、ここではそれがどこへ行ってしまったのだろうと思うことしばしばでした。一言で言えば、周りのことがまったく見えていないということに尽きます。これはここに限ったことではないですけれどね。

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中にはこうしたおせちの予約ブースもありました。ちょうどタイムリーなこの頃、これは大丈夫だろうかとしげしげと見てしまいました。この件については今後まだまだ出てくるでしょうから、一段落してから総括しようと思っています。

それにしても普段ほとんど食べないものばかり、どんなものだろうという興味が2時間ほど続き、かなり食べ過ぎてしまいました。これではまずいとばかり帰ってから1時間のジョギング、その意味では良いきっかけとなりました。夕飯はカブの漬け物と茹でラッカセイのみ、もちろんいつものビールと赤ワインは変わらずです。
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2013年11月05日

初めての伊那・高遠

専業や家庭菜園を含め、野菜を作っている方とよく話をするのは種や苗をどこで調達するかということです。そこでよく聞いたのが伊那のグリーンファームというところ、先日もキノコ特集でテレビに出ていたので、この度初めて伊那に行ってきました。オール下道で2時間といったところです。

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もうキノコのピークは過ぎているようですが、それでも地元のおじいちゃん達が採ってきたのでしょう、ズラリと並んでいます。このほかにも野菜や加工品など、古いしつらえですが広い店内は実にいろいろなものが売っています。

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ここはあちこちでちょっとふざけたところがあって、このような松茸もありました。これ、本当に25万円出して買うという人が現れたらどうするのでしょうかね。

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どういう訳だかトリケラトプスも。このほかにも亀や猿などのこうしたオブジェがところどころにあります(売りものではないようです)。

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伊那と言えばかんてんぱぱでお馴染みの伊那食品工業の本社があります。周辺には関連商品を売るショップや飲食店など、広大な敷地の中にいろいろな施設があります。ところてんやゼリーなどの試食もあり、先日のこんにゃく博物館とイメージがダブってしまいました。

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野菜や花の精緻な絵を展示しているギャラリーもあります。あまりにもきれいなので、このジャガイモとカボチャとブロッコリーの絵はがきを買って帰りました。このほかに、健康志向というイメージの一環で、血管年齢や骨密度などを測定してくれるコーナーもありました。

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帰り道にはこれまた初めての高遠に寄ってきました。今までその桜を見に行こう行こうと思っていたのが、毎年気が付けばもう終わっていたという高遠、意外と近くなのでした。この時期は紅葉を楽しめますが、そこは花より団子、婦人会のテントにあった五平餅を食べました。味噌には山椒が利いていて爽やかです。

高遠城址を散策しながら無数にある桜の木の様子を見ると、これが咲けばさぞかし華やかだろうなということで、来年はぜひとも花見に来ようと決意した次第でした。
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2013年11月04日

もしドラの別バージョン

今年のプロ野球日本シリーズはたいそう盛り上がりましたが、少し前に「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本が話題になりました。私の職業ではドラッカーはかなり身近なものですが、一般には例えばNHKのテレビ番組でも「ドラッガー」などと間違って発音されるなど、馴染みがないものです。

略してこの「もしドラ」、別のバージョンがあるそうです。「もし高校野球の女子マネージャーがドラえもんだったら」。ん〜、想像するに、盗塁の時は「どこでもドア」、タッチアウトになりそうになったら「タケコプター」、大きな相手バッターが出てきたら「スモールライト」、試合に負けたら「タイムマシン」といったところでしょうか。誰かネットで話を展開していそうなパロディですね。

もう一つ、「もし一番切りたい牌がドラだったら」というのもあるそうです。麻雀をやったことがあればこれは痛いほどわかります。一応解説すると、麻雀というのは牌を揃えて上がりを競うゲームなのですが、ドラというのは一つあればその点数が倍になる貴重な牌で、それでも手を揃えるために不要であれば泣く泣く捨てる(切る)ことがあるということです。

ちなみにこれらの出典は今読んでいる経営学の本からで、私が考えたものではありません。ネットで探せばもっといろいろな別バージョンを考えている人がいるのでしょうね。
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2013年10月29日

前橋買い物フルコース

イベントの出店が終わって冷凍庫に余裕ができたので、また前橋にまとめ買いツアーに行ってきました。この日は全部回ったわけではありませんが、私たちにとって考えられるフルコースは次の通りです。

・メトロ高崎店
 なぜか高崎ICではなく前橋ICのすぐ近くにある

・コストコ前橋店
 買い物の本命はここ

・ベイシア
 この地域にはあちこちにあるがコストコの近くにも

・カインズ
 ベイシアと同じく

・肉の駅
 群馬県食肉卸売市場の直売所

・ららん藤岡
 高速道路のSAだが一般道からも

・こんにゃく博物館
 前掲

・下仁田道の駅
 近くには葱の駅なるものも

・ツルヤ臼田店
 普段の買い物でもここまで足を伸ばす

・千曲屋
 小海にある黒毛和牛専門の精肉店

当然このコースは下道が多くなり、高速道路の料金も通勤割引で550円で済みます。この日は朝4時半に出て18時に帰ってきました。車の中は荷物でいっぱいです。
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2013年10月18日

どういう訳だか2時半起き

子供の頃、祖母から「夜中の2時とか3時に目が覚めてその後はずっとラジオを聴いて朝まで過ごしている」という話を聞いて、何のことだかさっぱりわからなかったものでした。それが今は完全に理解できます。早寝早起きを続けているのですが、一度12時前後にトイレに起きた後なかなか寝付けず、結局ここのところ2時半に起きてしまっています。

そんなに早くに起きてもやることないんじゃないの?と訝る向きもあると思いますが、それがあるのです。いや、あるからこそ目が覚めてしまうということかもしれません。寝るのが8時とか9時ですから、サイクルが前倒しになっているだけなのです。

このままどんどん前倒しになると、夕方に寝て日が変わらないうちに起きたりして。ここ連日はプロ野球のクライマックスシリーズを寝床のテレビで見ながら、試合が終わる前に落ちてしまうことが続いています。
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2013年10月14日

テラスでヴァンムスー

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三連休が終わり、この日は炭火焼きでもないのに夕方からテラスでの食事です。特に訳もなく何となくですが、この日はヴァンムスー、いつもながらシャンパンではありません。

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つまみはいつもの野菜料理、揚げナスの煮びたし、オクラ、せいだのたまじ、くんたま、いずれもの残りものです。しかし自分たちが食べておいしいと思うものを作って出しているので、残っても何にも苦になりません。

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とは言ってもたまには違うものを。いつものホタテの刺身、自家製のパセリとともにさっぱりと。魚介類の中でも貝類の生は白ワインでもいけます。これが青魚の刺身だとアウトでしょうね。

以前玉村豊男さんが、雑誌の取材で夕陽をバックに窓際でワインを飲んでいる写真を撮らせて下さいと言われ、「いいですね、これがスローライフですね」という感想を聞かされ、「冗談じゃない、普段こんなことをしていられるか、スローライフは忙しいんだ」と思ったそうですが、まさに同感です。しかしこの日は端から見ればそのように思われたかもしれませんね。
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2013年10月09日

今年も蜂蜜をいただきました

お向かいの方が養蜂をしており、わが家の畑とは受粉と蜜集めで密接な関係にあります。この日曜日に採蜜のご連絡があったのですがあいにくのイベント出店で参加できず、その後でまたその蜂蜜というか蜂の巣ごといただきました。

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いつもより色が黒いのは、昨年採蜜していないためで2年ものということになります。少し舐めてみると味が濃い!またまた貴重なものをいただきました。

この蜂蜜、そのままパンなどに塗ってももちろんおいしいのですが、料理に使っても普通の蜂蜜と比べてその差は歴然です。普段これに慣れてしまっていて、その後なくなったので普通の蜂蜜で作った煮込み料理は明らかに何かもの足りないものでした。感謝感謝。
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2013年10月08日

エステに行ってきました

思い切りオヤジに分類される私がエステに行ってきたとは気持ち悪いと思われるでしょう。おいしいものを食べることが最大の趣味である私たちにとって、オーラルケアはとても大事なものです。半年に一度は歯周病の検査、その間に歯の表面をきれいにクリーニングします。これがエステと呼ばれるものです。

歯周病の大敵歯垢は歯の表面などに付きますが、車のワックスと同様つるつるしている表面には付きにくいものです。そこで定期的に茶渋などの汚れを落とすとともに、表面を滑らかにすることが歯周病の予防につながるということです。

特に私たちは朝には緑茶をがぶ飲み(だいたい4杯から5杯)、夜は赤ワインをがぶ飲み(毎日最低1本)なので、その色素が付きやすい食生活でもあるのです。芸能人は歯が命ではありませんが、私などは人前で話す仕事をしているので、その歯の汚れにはより気を遣います。

歯周病は恐いもので、歯を失う原因は虫歯ではなくこれが第一位です。おまけに最近の研究では糖尿病や心臓病、肝臓病にまでも影響を及ぼすことが明らかになっており、たかが歯としてバカにできないわけです。国では以前から80歳で20本の歯を残しましょうと言っていますが、幸い私たちはまだすべて自分の歯、悪くなれば安易に抜歯しましょうという歯科医もあるようですが、今通っているところは極力歯を残す治療法を実践しています。

東京に仕事に行くときにはいつも歯ブラシを持って行き、人目もはばからずに食後には歯磨きをしています。中にはいぶかしげに見る人もいますが、その効用をよく感じている身にとっては、逆に「何も知らなくてかわいそうだな」と思うことしばしばです。
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2013年10月01日

新しい戦隊ものを考えた

子供向けのテレビ番組で昔から戦隊ものというのがありますが、私が記憶している限りゴレンジャーが一番古いものです。おそらく5人のレンジャー部隊という意味だと思いますが、その後続編では何かと末尾にジャーと付くものばかりで、例えば最近ではアバレンジャー、ゴーカイジャー、キョウリュウジャーといったものがあります。

先日稲刈りを終え、たまに外で食べるご飯と比べて、いつも「うちの米はおいしいね」と確認することが続く中、この日ふと思い付きました。新しい戦隊シリーズ、「ご飯戦隊 スイハンジャー」。ダメですかね。

そう言えば、8月に出店した「北杜ふるさと祭り」ではそのキョウリュウジャーが出演していました。運動公園の丸見えのステージで劇をやらなければならないので少々無理もあるのですが、その中で相手の悪役が「キョウリュウジャー、そんなところに隠れておったか」と言ったのに対し、観覧席でゆる〜い様子で見ていた中学生のグループの一人が、「隠れてなくね」とつぶやいていました。まぁその通りですけれどね。
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2013年09月24日

前橋買い出しの楽しみが増えた

地図で俯瞰するとメトロやコストコへの買い出しに際しては、八王子に行くのと前橋に行くのとではそう距離は変わりません。今まで東京の仕事に絡めていつも八王子に行っていましたが、ドライブなどの楽しさは前橋の方が上です。途中寄るところもいろいろありますしね。

ということでこの日行ってきたのですが、今回は帰り道に藤岡から富岡、下仁田を通って佐久に抜ける国道254号線を走ってみました。これって東京の方に向かうと川越街道ですよね。下仁田ネギとコンニャクが有名なこの土地、その途中で「こんにゃく博物館」なるものに寄ってきました。

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ここはコンニャクの加工工場に隣接しており、自由に工場見学をした後に数々のコンニャク料理が食べられるバイキングサービスがあります。しかも無料です。定番の玉コンニャクや味噌田楽のほか、まあいろいろと考えるものです。何十種類かありました。

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これらのほかにも細く加工したラーメンやそうめん、うどんなどもあり、なかなか面白かったです。お腹は結構膨れますが極めて低カロリー、これはダイエットに効くわけです。もちろん食い逃げではなく、お土産も買ってきました。これも実に多種多様、バイキングで供されていた商品も置いてありました。

前橋への買い出しは一般道の走行が多くなり、見どころ買いどころがいろいろあります。今度冬の時期には下仁田ネギを買い求めようかと思っていますし(これは作っていません)、富岡製紙工場にも一度は見学に訪れたいと考えています。まだまだこれから発掘していきます。
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2013年09月20日

中秋の名月とウルトラセブン

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この前の日の塗装したての後の炭火焼き、思いのほか長引いて完全に日没後まで盛り上がりました。しかしそこはちょうど中秋の名月、蛍の光窓の雪ではありませんが、まさに字が読めるくらいの明るさ、今回は外灯を点けずに自然の灯りで楽しみました。

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同じ頃には甲斐駒ヶ岳の上に輝く宵の明星です。少し前の首相夫人が「私は金星に行ったことがある」という発言をしていたそうですが、それはともかく夜空にひときわ輝く金星は兎の餅つきとともに見ていて飽きません。

さてそこで思い出したことが一つ。宵の明星と言えば明けの明星。明けの明星と言えばウルトラセブンの最終回です。正確な台詞ではないかもしれませんが、諸星ダンとアンヌ隊員の会話は多分こんなようなものだったと思います。

ダン「アンヌ、僕はね、ウルトラセブンなんだよ」
アンヌ「えっ、でもダンはダンじゃない」
ダン「明日の朝、明けの明星に一筋の光が飛んでいく、それが僕なんだよ」
アンヌ「ダン、行かないで」

気になってちょっと調べてみたら、正確には「西の空に明けの明星が輝く頃一つの光が宇宙へ飛んでいく、それが僕なんだよ」ということでした。あれっ、西の空は宵の明星、明けの明星は東の空じゃないかな?

まあともかく、中秋の名月や宵の明星がきれいで広い空に見られる、この田舎暮らしの環境はこの上ないです。明け方の星座も実にきれいですしね。

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2013年09月17日

エネルギー体質、もといっ

春や秋には季節を進める雨という表現がなされますが、今回のは季節を進める台風となったようです。この日の最低気温は7度、野辺山のアメダスを見ると1度台にまでなっています。霜が降りたという情報も。

毎年この季節になると悩まされるのが寒暖差アレルギーです。私は花粉には反応しないのですが、急に気温が低下する秋に、特に朝方くしゃみと鼻水が止まらなくなることがあります。台風が来る前はわりと暖かかったのですがその頃から症状が出始め、よく言われる昔の古傷と同じように季節の変わり目をいち早く察知するようです。

アレルギー体質で思い出すのは、ビートたけしさんのオールナイトニッポンで盛り上がっていた、村田英雄さんの語録です。本当かどうかわかりませんが、「俺はエネルギー体質だからな」という発言。同じく、「俺は神経がバリケードだからな」です(もちろんデリケートのこと)。ジャイアント馬場さんのコーナーでもいろいろなネタがありました。

この日の朝の散歩はたいそう肌寒いものになりました。交わす言葉も当然「今日は冷えますねぇ」です。
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2013年09月09日

取材商法という手口

マーケティングの世界ではパブリシティと言いますが、雑誌やテレビなどの取材を受けて商品やお店などを広く世間に知ってもらう、まあよくある形態です。特徴は取材を受ける側は受動的であり無料であること、これが能動的だったり有料となったりすると広告となります。

この日その雑誌の取材の依頼があり(ではなく本業のコンサルティングの方)、東京や横浜にいたときは時々ありましたがこの田舎で珍しいなと思いつつ、内容や日程の打ち合わせを電話でしていたのです。ところが最後になって「掲載料がかかります」とのこと、おいおいそれじゃ広告だろうということで即座に断りました。

すぐにその雑誌名をネットで調べてみると、「取材商法」という手口だそうです。本人が納得した上での掲載料ですから問題が表面化しないようです。ではなぜ掲載料を支払う人がいるのかというと、インタビュアーに芸能人が来るからだそうです。中小企業をターゲットとしているようなので、社長にすれば芸能人と一緒に雑誌に載るなんて夢のような話ということらしいです。

今回紹介された女優さんという人は私は知らなかったのですが(もともと芸能ネタには疎い)、今にして思えば話の過程でやけに女優さんが来るということを強調していたように思います。私にはまったく響かないのですけれどね。掲載料だけでなく、発刊された雑誌を大量に購入して親戚や取引先に配るといった社長もいるらしく、心理に付け込んだうまいやり方とも言えますが、どうもうさんくさいです。

この田舎でも怪しい営業の電話が時々かかってくることがありますが、共通するのはその話し方の必要以上の丁寧さです。これは先の太陽光発電でも同じであり、今回もこの話し方は以前どこかで聞いたのと似ているなと思ったら、テレビ局がおとり取材をしていた融資保証金詐欺の電話口でした。くれぐれもご用心あれ。
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2013年08月29日

20万kmで初めて交換

フィットの3代目が先日発表されましたが、わが家の初代フィットは特にその外観が愛くるしくて気に入っており、今回のは中身は良いでしょうがそのデザインからとても検討するに値しません。そこでこの日、丸9年となり4回目の車検を受けてきました。

走行距離は約20万km、今回は主にブレーキ関係のオーバーホールです。そしてここで初めて、フロントのブレーキパッドを交換しました。整備の方も驚くような長持ちぶりで、通常だと3〜4万kmで交換するそうです。秘訣は昔F1に搭載されていたパドルシフト、信号で止まるとき、カーブを曲がるとき、坂道を下るときに極めて多用しており、以前その切り替えボタンが摩耗して交換したとき、整備の方が「こんなことは初めてです」と言っていました。

ですからエンジンブレーキをよく使うことになり、燃費も平均して18km/lと極めて良好です(カタログ値は20.4km/l)。まだまだ当分乗るつもりで、とりあえずは目指せ30万km、ずっと付き合いのある担当営業の方によると「エンジンはまず大丈夫だと思いますよ」ということです。何でもすぐに買い換えずにモノを大切に使う、これも田舎暮らしを始めて改めて実践していることです。
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2013年08月24日

今年はブヨに食われない

小林一茶の俳句に、夏になっていち早く蚊に刺され、周りにもう刺されたぞということを喧伝する暇な奴というものがあるそうです。周りに言いふらしはしませんが、確かに夫婦間ではそうした会話があるかもしれません。

しかし8月ももう終わりだというのに、今年はいまだにブヨに食われていません(蚊には刺されました)。昨年の記録を見ると7月の初めには食われています。これもこの異常な気候のせいでしょうか。

ちなみに蚊に刺されて血を吸われている最中は、叩いてつぶさない方がいいそうです。何でも血を吸うときに針から血が固まらない成分を注入し、血を吸い終わったらそれを引き上げるそうで、血を吸っている最中につぶすとその成分が身体に残り、それがかゆみを引き起こすようです。蚊がもたらす病気としては昔から日本脳炎というものが知られていますが、その対策としても同じようなことを聞いたことがあります。

しかしブヨについてはどうなのでしょう。あいつは刺すのではなくかじりますからね。だからいつも出血するわけです。それでも朝夕に発生することの多いブヨ、毎日の畑仕事でも本当に遭遇することがありません。できればこのままお会いしたくないものです。
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2013年08月23日

肴はあぶったイカでいい

東北や北陸は連日豪雨のようで、首都圏でも夕方にゲリラ的に強い雨が降っているようです。ところがこの地はカラカラ、ご近所さんとの朝の挨拶も「降らないですねぇ」が日課となっています。そこでようやく恵みの雨、この日の午後からまとまった雨が降ってきました。

よく雨が恋しい時に連想される歌としては八代亜紀さんの「雨の慕情」が引き合いに出され、私も以前野菜づくりブログに書きましたが、畑仕事をしていて併せて頭に浮かぶのが同じ八代亜紀さんの「舟唄」です。

その歌詞の中で特に印象に残っているのが「肴はあぶったイカでいい」です。サビまでの歌詞がいずれも8文字・5文字で揃っていてリズムが良い中で、このフレーズが特に強烈に頭に残っています。最近はとんとカラオケに行かなくなりましたが、機会があればこの曲のリクエストで最初から最後まで「肴はあぶったイカでいい」で通して歌ってみたいといつも考えています。

カラオケは東京や横浜に住んでいた頃はよく行っていて、歌う曲の中では当然合うキー合わないキー、あるいは合う歌手合わない歌手があるわけです。その中で今のところ一番自分のキーに合っていると思う曲は「デビルマン」です。特にサビ部分の「あ〜くま〜のち〜から〜」という部分はピッタリです。

この八ヶ岳では合唱サークルというものが盛んなようで、以前その指導役を務めている方から突然のお誘いを受けたことがあります。まだその方の前で歌ったこともないのに会話をしただけで「あなたバリトンですか?」と訊かれたことがあります。今思えば確かにそのキーでしょうね。



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2013年08月12日

寝る前に重たい映画を立て続け

いつもは朝早くに起きて夜早くに寝る生活を続けており、だいたい5時か6時には晩酌を始め、8時とか9時には床に就くわけです。さんざんお酒を飲んでお腹もいっぱい、歯も磨いてあとは寝るだけといったところ、寝床にあるテレビをザッピングするわけですが、ここのところたまたま寝るに寝られない映画が立て続けに放映されていました。

先日は「二百三高地」、この日は「グラディエーター」です。いずれもずいぶん前に一度観たのでどんな感じだったけなぁと軽い気持ちで過ごしたところ、これがどんどんのめり込む。結局10時とか10時半の最後まで観てしまいました。

普段の時間に比べたらずいぶん遅いので観たらすぐに寝ればいいじゃないかと思うかもしれませんが、いずれもその内容が重くてとてもすぐに寝付けません。そこでこうして普段には書かないこの時間にブログを書いているわけです。

いずれも歴史もの、洋の東西を問わず歴史好きな私にとっては見逃せないわけです。これはまた機会を改めて詳しく記したいと思いますが、やはり人の死を扱うテーマは重いとともに、印象付けるためにはある意味安易な手法だと感じています。

ということで、しばらく眠れそうにありません。これからもう一つのブログを書くことにします。
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2013年08月11日

遂にこの地でも猛暑日

いつもアメダスを見るとその日の最高気温と時間帯別の最高気温とは微妙に違うのですが、今回は正真正銘、後者で見た最高気温が遂に35度を超えました。移住して初の猛暑日です。

ただこの日は仕事で東京に行っていたのでその実感はできず、最高気温を記録したのは14時、帰ってきたのは16時頃で、確かに途中の双葉SAではやけに暑いなとは思いましたが、その時間帯には2〜4mの北風が吹いていたようで、まさか記録を更新するとは思いませんでした。

ちなみにこの日の東京の最高気温は37度、最低気温を記録するはずの朝5時頃も31度で、このままだと一日中30度以上となるかもしれません(ちなみに那覇では朝27度にまで下がっています)。かつての異常気象が通常になってきた感のあるこの頃、かといってお天道様のことはどうしようもありません。今後はこれを当たり前とした生活防衛が必要のようです。
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2013年08月10日

夜の暑さの原因

「言うまいと 思えど今日の 暑さかな」という川柳がありますが、甲府などで40度を超したこの日はここでも連日の34度越え。しかしいつものように、その最高気温の時間帯を含めた昼間は農作業ができるほどで、まあ普通の暑さでした。違ったのは夜、移住して6年、こんなに暑かった夜は初めてです。その原因を探ってみました。

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この2日間の時間帯別の気温です。このように山が高く、日較差が大きいことがわかります。朝などは窓を全開にしていると寒いほどです。午前中から概ねこの日の方が気温が高くなっていますが、それほど変わりはありません。

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ところが風速を比べてみると大違い。特に最高気温を記録してから夕方にかけての風速がかなり違います。この前の日は夕方に風が吹いたため、昼間の熱気を立ち去らせたと思われます。この日はいつまでも停滞していた感じです。

そうは言っても熱帯夜にはならず、やはり朝方は羽毛布団を掛けないと寒いくらいになりました。しかしこの地もだんだんと暖かくなっているのでしょうね。野菜の適地適作も変わってくるかもしれません。
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2013年07月30日

スキー場のハイキングコース

自宅から一番近くにあるスキー場、サンメドウズまでは車で20分ほどです。昔はキッズメドウズという名称でした(Googleではキッズメドウズで検索してもしっかりサンメドウズがトップに出ます)。スキー場はどこもオフシーズンの集客に工夫を凝らしていて、ここでも子供向けの遊び場やツアーバス向けのバイキングなどいろいろと考えているようです。

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この日はたまたまどこかで見たチラシでハイキングコースがあるということで、運動不足のこの頃避暑も兼ねて早速向かってみました。スキー用のリフトもありますが、自称健脚の私たちは頂上まで歩いて。ただ、スキー場だけあって滑るのは訳ない斜面でも、登るのは結構な斜度でした。

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もちろんその涼しさとともに景色は良いものの、やはりこの斜度では歩いている人は私たちのほか誰もいませんでした。ハイキングコースとは名ばかり、気軽に臨んでは結構痛い目に遭うかもしれません。

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オフシーズンのスキー場で印象に残っているのは玉原のラベンダーですが、ここではヤマユリを育てているようです。ユリと言えば白でしょうが、

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このように様々な色のものがあります。子供の頃私はどうも「将来は花の博士になる」と吹聴していたということですが(本人はまったく覚えがありません)、今やとんでもない、これらの品種はまったくわかりません。この日もある人の「もうマツムシソウが咲いているね」という言葉を聞き、その指す方を探してみましたが、どれがマツムシソウだかわからずじまいでした。

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帰りはもちろん下り、スキーで滑っているよりも意外と斜度があり、重心を後ろに据えながら普段使っていない太ももの筋肉を酷使することとなりました。スキーでは思い切り後傾の、すぐにも転びやすい体勢が下山には良いようです。このクセをスキー場に持って行ってはいけません。

このスキー場は近いのは良いのですがコースバリエーションとリフト料金のバランスが今ひとつで、ホームゲレンデにはならずにいます。今シーズンは先の怪我のリベンジとばかり、今まで以上にスキーに熱を入れるつもりです。コブ斜面もまだまだ行きますよ。こういう斜面の方が却って緊張感があって怪我をしないものです。まさに油断大敵です。
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2013年07月20日

間のない落語が立て続け

能や歌舞伎といった日本の古典芸能については疎い方ですが、その中でも落語は結構好きで小学生の頃から聴いていました。通常朝4時とか5時に起きるのでその時間帯のテレビはたいていニュースですが、土日ともなるとその代わりに落語を放映していることが多く、の開店準備の傍ら流していることがあります。

この日は「死神」を、少し前には「青菜」をやっていました。ともに落語家の名前は忘れましたが(知らない人でしたので)、共通するのは間のなさで、いずれもずいぶんと聴きづらいものでした。全体に話すペースも速く、余裕が感じられません。それも若手の新人という感じではなく、それなりの歳の中堅どころといった方々でした。

以前ビートたけしさんの「間抜けの構造」という本を読みましたが、落語に限らずやはり話には間が大事です。名人と呼ばれる噺家さんは総じて間のとり方が絶妙で、中には話の筋を忘れたのではないかというほどの空白がある人もいました。西洋と比べてもともと日本は間を大事にする文化があるわけですから(建築や絵画など)、しっかりと受け継いでもらいたいものです。

別に現代人の生き急いだ姿を重ねるわけではありませんが、こうした間のなさは本人の不安の裏返しのように思えてしまいます。これは日常会話でも同じで、相手にしゃべらせないように矢継ぎ早に発言する人は、自己防衛が透けて見えてなりません。
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2013年07月16日

ラジオに出ることになりました

出ると言っても一般視聴者としてちょこっとコメントするだけで、の紹介ではありません。何でも今は懐かしいレコードをかけるコーナーで、昔の曲をその思い出とともに語るのだそうです。詳しい経緯は明かせませんが、視聴者からのリクエストという形で参加することになりました。

今週の土曜日、20日の14時10分、YBSラジオです。どの曲がかかるのかは当日のお楽しみ、もちろん1980年代の洋楽で、最近テレビのCMでも使われたものです。CDではなく本当にレコードをかけるそうです。
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2013年07月12日

最高気温だけでは測れない暑さ

この日のこの地の最高気温は、アメダスによると34.8度で私の知る限り過去最高、猛暑日一歩手前といったところでしたが、どういう訳かNHKの気象番組では35.1度と猛暑日になっていました。データの根拠は何が違うのでしょう。

それでもこの日はまあ暑いなとは思いましたが、まさか記録更新とまでは感じませんでした。畑作業もしましたが逃げ出したくなるような環境でもなかったし、時々浴びるような夕方の水シャワーもこの日は浴びませんでした。

そして驚いたのが、この日の東京の最高気温です。何とここより低いではありませんか!東京を始め都会では暑い暑いと言っているのは、どうも最高気温だけでは測れないなとふと思って、調べてみました。

一つ考えられるのは、日較差です。この5日間の最高気温と最低気温、その日較差をこの地と東京(千代田区)で比べてみました。

大泉 最高気温 最低気温 日較差
7/8   32.4   18.9   13.5
7/9   34.0   20.8   13.2
7/10  33.2   20.2   13.0
7/11  34.2   21.5   12.7
7/12  34.8   21.3   13.5
平均  33.7   20.5   13.2


東京 最高気温 最低気温 日較差
7/8   34.9   25.7   9.2
7/9   34.8   25.9   8.9
7/10  34.8   27.1   7.7
7/11  33.8   27.4   6.4
7/12  33.8   28.0   5.8
平均  34.4   26.8   7.6

最高気温はあまり変わらないものの、いわゆる寒暖差が激しいのです。日中は暑いなと感じていても朝晩は涼しいので、全体としてあまり暑いとは感じないのです。

二つ目はこのアメダスのデータを見ていて思ったのが、ピーク温度帯の時間の長さの違いです。最高気温台、例えば33.何度とか34.何度という時間帯が、この地は一瞬なのですが東京はそれが何時間も続いています。

三つ目はこれはデータでは拾えなかったのですが、おそらく湿度の違いです。同じ温度でも東京などではジトッとするのでしょうが、この地ではわりとカラッとしています。風が吹いた時のことを思うと、東京ではドライヤーのような熱風に対して、こちらでは爽やかな感じさえします。

これらを裏付けるように、この日は前の日に深酒したわけでもないのにどうも朝から頭が痛くて調子が悪いなと思っていたら、考えられるのは多分寝冷えです。寝る際に窓をいくつか開けたままにしていたのが響いたようで、寝る間際はそれなりに暑いのですが夜中や寝起きの時間帯は寒いくらいになっています。

そんな中、この次の日は仕事で東京です。行き帰りは高速バス、すぐに電車に乗って建物の中なのでほとんど冷房環境ですが、その快適度というか不快度が違うのだろうと思います。夏以外は渋滞を考えていつも早めに着く新宿駅から1時間ほど歩くのですが、もちろん今回はそのようなことはしません。仕事が終わったらさっさと帰ってきます。
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2013年07月10日

猛暑脱出の八ヶ岳一周

この日も暑かったようですね。都市部に比べれば過ごしやすいこの地ですが、それでも少しでも涼しいところを求めて、八ヶ岳一周の避暑ルートを辿ってきました。

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まずは国道141号線を上って小海リエックススキー場の脇を通り標高2100mの白駒池へ。ここは最寄りの駐車場は有料ですが、麦草峠を越えて少し走ったところにトイレのある無料の駐車場があり、ここへ停めて遊歩道とか山道を歩いていくと30分ほどで白駒池にたどり着けます。

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途中はいろいろな景色に出会うことができ、笹の中を抜けうっそうとした森を通った後はこのような庭園風のところもあります。そのうっそうとした森は初めて行った際はまるで映画「もののけ姫」の世界だったのですが、今回は季節でしょうか、もののけ度は若干低かったです。

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その後は国道299号線で蓼科の横谷渓谷へ。以前訪れたときはどうだったか覚えていませんが、旅館の日帰り温泉は今はやっていないようです。この滝へ通ずる道も危険ということで閉鎖されていました。

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もう一つの奥の滝も、あれこんなんだったけなという迫力不足でした。豪快に落ちる華厳の滝や那智の滝とは別に岩肌を滑り行く滝も魅力的ではありますが、やはり竜頭の滝や吹割の滝には到底かないません。

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その後は八ヶ岳エコーラインでいつもの「たてしな自由農園」へ。定休日の水曜日ですが、この時期は直売所の方は営業しています(808の方はお休みでした)。そこで見つけた不思議な光景。建物の骨組みに使われているH鋼には、このようにツバメの巣ができています。この近くのもう一つの巣には雛がいたのですが、ここにはいません。

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ところが少し離れた巣も何もないH鋼の上にこうして雛が3羽いて、親の帰りを待っています。一体どういう訳で巣を離れたのかさっぱりわかりませんが、ひょっとしたら巣の中がこの猛暑で居心地悪かったのかもしれません。

というわけで、全行程でだいたい100km、朝10時頃に家を出て帰ってきたのが午後4時頃でした。標高の高いところばかりを八ヶ岳に鉢巻きをしたように反時計回りしてきました。この地域を起点とした一つのドライブコースです。
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2013年07月09日

記憶の上では最高気温

アメダスによるとこの日の最高気温は34度、移住してからの記憶の限りでは今まで最高です。それにしてもこの日は畑作業なりDIYなりで一日中外にいたのですが、まあ暑いなとは思いましたがこれほどとは感じませんでした。これまで猛暑日の記憶はありませんが、もう少しというところでした。

こうした異常とも思える気候が通常になってきた今(3年連続の猛暑だそうですね)、生活ももちろんですが作る野菜もいろいろと異変が出てきているようです。この日の朝のニュースでも北海道のジャガイモの件が取り上げられていましたが、ここでもそのうち群馬県のようにゴーヤーが適した地域になるのかもしれません。

それでも朝晩は窓を全開していると寝冷えするほどの寒暖の差ですから、まだまだ避暑地としては有効なのかもしれません。その避暑地に都会から来られる方にしては、意外と暑いと思われるようです。ペンションでもクーラーがないというクレームもあったそうですが、それは日中の一時だけのことです。それをしのげばすこぶる快適ですよ。。

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2013年07月08日

もういいかカマキリの赤ちゃん

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ここのところわが家の周りはベビーラッシュです。カミキリムシセミと続き、今度はカマキリです。まあカマキリなどは別に珍しくもないでしょうが、たまたまたて続きでしたのでこれも勢いです。しかしカミキリムシやセミと違ってこれはすばしこいこと。

カマキリと言えば、子供の頃その卵を家に持ち帰って、中で孵化して大騒ぎになった近所の子がいました。孵化したてでも形はカマキリで、色は透明がかった白色だそうですよね。それに比べると今回のはある程度成長しているようで、大きさが小さいだけで姿はすっかりカマキリです。

このブログを継続して読んでいる方にとってはもういいよと思われるかもしれませんが、こうした日々のちょっとした発見がまた楽しいのですよ。多分赤ちゃんシリーズはこれで終わりだと思います。

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ちなみにカミキリムシの赤ちゃんは相変わらずです。この日は二階の窓の網戸にも登っていました。
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2013年07月07日

これがこの地域の夏だっ!

例年より早い梅雨明けは嬉しい限りでしたが、その当日であるこの前の日はまるで梅雨、関東甲信地方とは言ってもここだけは違うのかと思ったくらいでした。それがこの日はまさに梅雨明け、陽が差して気温は高くても汗が垂れてこないカラッとした夏がこの地域の特徴です。この前の日は同じ畑作業をしていても、陽も差していなく気温も低いのに額や頬を汗が滴ってきました。

これこそが移住してきたメリットの一つ、以前住んでいた横浜では朝のひげ剃りをするのにもジトッとして電気カミソリが肌にまとわりついてくるのでした。最高気温は30度近くにはいくのですが、朝晩はひんやりとしています。よく言う日照時間が長くて寒暖の差が激しいという、野菜の生育に適した気候です。

ことさら「この地域の夏だっ!」と強調しましたが、短いフレーズが大衆にインパクトを与えることがよくあるものです。それが毎年末の流行語大賞という形で一つには表れるでしょうが、今思うのは以前にも書いたきゃりーぱみゅぱみゅの現在のヒット曲です。



インベーダーの「だ」だけを強調しており、単純だけれど受け入れられやすい、耳に残るフレーズです。モーツァルトもKISSもそうですが、何も難しい技巧を用いなくてもシンプルな音の構成で後世に残る音楽というものは作られることには前例があります(このことについては後日書こうと思っています)。

名前は忘れましたがこのアーティストの楽曲を作っている人は、この前の日にテレビの音楽の特番にも出ていたパフュームと同じ人だそうです。比べれば同じテクノ、同じサウンドベース、納得です。考えれば私は作曲技法についてはもちろん詳しくありませんが、聴いているとどうも半音上げ下げのシャープフラットを多用しているような気がします。

いずれにしてもこの日は「これがここの夏だよなぁ」と実感するべく、まだ陽があるうちからテラスで白ワインなどを傾け、さながらリゾート地の夕暮れなどというのを演出してみました。これからしばらく暑い日が続くそうで、連日猛暑予報が出ている地域の方には申し訳ありませんが、ちょっとこの場からは当分離れたくない気分です。
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2013年07月06日

今度はセミの赤ちゃん

先日のカミキリムシはどうやら同じ個体ではなく、集団でわが家の周りに居着いているようです。ストーブ用の薪に何匹も張り付いていましたし、種類の違うカミキリムシもいました。

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と思っていたら今度はセミの赤ちゃんです。こんなに小さいと何ゼミだかわかりません。しかしカミキリムシもそうですが、こうした赤ちゃんは動きがぎこちなく遅いので、うっかりすると踏んづけてしまいそうです。しばらくは下をよく見ながらテラスを歩かなくてはなりません。

セミと言えば、戦国武将で誰か兜にセミをあしらったものがなかったでしょうか。また、フランス料理店でメインの肉料理の時によく出されるライヨールのナイフにも、セミのような模様というか型どりがなかったでしょうか。久しぶりにセミを間近に見て、そんなことを思い出しました。
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2013年07月03日

一日で6万円の食品買い出し

店の仕入なら驚く額でもないでしょうが、この日は東京に用事のついでに3店舗で食料品の買い出しをし、結果合計で約65,000円となりました。店で使う食材も少しはありましたが、そのほとんどは自家用です。3店舗とは、コストコ、メトロ、あと久しぶりにサイボクまで足を伸ばしました。

金額が張ったのはもちろん数量(容量・重量)が多いからです。コストコの会員になった直後は、ほかの人のカートが気になってしかたがなく、一体どんな物を買っているのだろうと探りながらの買い物でした。メトロはもちろんプロの方ばかりなのでその買いっぷりは大胆で、いずれも今はその様子に慣れてマイペースで買い物ができています。

実はこれだけまとめ買いしたのはこの後しばらくこうした買い出しに行けないことがわかったためであり、また、では足りなくなったら近くで用を足せばいいじゃないかと思うかもしれませんが、今やその品質と価格のバランスから主な買い物はこうしたところでないと満足できなくなってしまったのです。買ったものをざっと挙げると次の通りです。

・アルコール
 ビール4ケース
 ワイン10本
 バーボン1本

・肉
 豚バラ1.5kg
 豚肩ロース1.5kg
 鶏モモ肉2.4kg
 鶏ササミ2.4kg
 牛リブフィンガー1.5kg
 牛肩ロース1.2kg
 牛タン0.5kg
 豚モツ2kg
 豚カシラ1.2kg
 豚レバー、ハツ、タン、軟骨各1パック

・魚介類
 ホタテ貝柱1kg
 赤エビ1kg
 ブリカマ
 タコ

・その他
 強力粉6kg
 チーズ5種9個(ラングル、エポワス、カマンベール、ブルサン、ハバティ)
 塩せんべい70枚
 ガスボンベ12本

くどいようですがほとんどは自家用です。これで当分食材もお酒も買いに行かなくて済みそうで、何ヶ月かは籠城できると思います。これから夏を迎えていろいろと忙しいですからね。これも移住してからの新しい生活パターンです。
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2013年07月01日

可愛いカミキリムシの赤ちゃん

カミキリムシについてはこれまでいろいろと書いていますが、この時期になるとわが家の周りに可愛い奴が訪れます。

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多分キボシカミキリの赤ちゃんだと思いますが、ここ数日東側のテラスのウロウロしており、よく目にします。多分同じ個体だと思うので、「またお前か」といった感じです。

動物の赤ちゃんというのは総じて可愛いもので、その所以は多分その動きではないかと思うことがよくあります。何か無駄な動きが可愛らしく見えるようで、この日も窓ガラスを不器用に登っていき、上までたどり着いたらあとどうするんだという感じで右往左往していました。

先日はプランターの中にコクワガタがいたりしましたが、一般に人気のあるカブトムシやクワガタよりも、私はこのカミキリムシがどうも愛着があってなりません。
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2013年06月27日

座右の銘って?

いつものように晩酌をしていたところ、急に「座右の銘って何?」という話になりました。即座に思ったのは「特にない」ということでしたが、毎日のここでの暮らしを考えると「日々是好日」が頭に浮かびました。しかしこれって座右の銘というよりは単なる雑感ですよね(もともとは禅の言葉のようですが)。

ちなみにこの日の行動と言えば、天気を見ながら朝からあれやこれやと案じていたところ、いつもの苗屋さんからセロリの苗ができあがったとの連絡を受け、図書館、郵便局の後に苗を受け取りに行き、その後は甲府の先まで足を伸ばして回転寿司で昼食、帰りにスーパー、ワイナリー、眼鏡店、コンビニ、銀行、ガソリンスタンド、市役所に寄り、帰ってからは田んぼの草取り、引き取った苗の植え付け、ニンジンの種まき、ナスとレタスとシソの収穫で一日が終わりました。どうってことないそれぞれの行動ですが、これがこれで結構楽しいのですよ。特に旅行に行ったりして特別なことがなくても、日常が楽しいのが何よりだと思います(もちろん仕事もしています、この前の日は東京行きで家や畑のことは何もできませんでした)。

座右の銘と言えば、以前テレビ番組の「カンブリア宮殿」にマクドナルドの原田社長が出演していた際、司会の村上龍さんが「スティーブ・ジョブズに座右の銘は何ですか?って訊く奴はバカですよね」と言っていました(原田社長は元アップルの副社長ですからね)。そのスティーブ・ジョブズの言葉で印象に残っているのは、正確ではないかもしれませんが「もし今日が人生最後の日だとすると、今日やろうとすることは本当に私のやりたいことだろうか」といった内容です。その意味でも、日々是好日という言葉は悪くないのではと思っています。

まったく脈絡はありませんが、急に頭に浮かんだ曲がビレッジ・ピープルの「Can't Stop The Music」です。今聴けば思いっきりディスコサウンドですよね。出だしの短調からサビの長調への転調が気持ちいいです。こうした音楽をネットで気軽に聴けるのも日々是好日です。

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2013年06月18日

行き倒れの小学生に給水

移住して6年、改めてここは東京や横浜とは違うのだなと思うことがこの日ありました。この次の日からはしばらく雨予報の上、だからこそこの日のうちに畑仕事をやってヘトヘトだったので、自然とまたテラスでの炭火焼きとなりました。

そこへ午後5時頃でしょうか、すぐ近くに小学校があるのでよく下校の子供が通るのですが、いつものように「こんにちは」と挨拶をした後、その子が「何か飲みものをもらえますか」と汗だくの顔で近寄ってきました。どうぞどうぞとテラスに招き、「あいにくジュースはないんだよ」と告げたところ、「牛乳下さい」とのことで、ちょうどそれがあったのでした。

お腹も空いているだろうと思い、炭火焼きの焼き鳥もどう?と勧めたところ、アレルギーでしょうか、食べられないということでした。喉が渇いたところ牛乳だけではと思い「お水も飲む?」と聞いたところ、「いえ、これでいいです」ということで、すぐに立ち去っていきました。聞けば小学3年生、家は歩いてここから小学生の足だと10分ほど、私たちの朝の散歩コースの途中でした。

毎日の登下校の道でしょうから「またいつでもおいで」と送りましたが、つくづくこの関係性は都会とは違うなと思いました。普段から地域の大人との交流ができているからこそ、こうして見ず知らずの家に飲みものを求めることができるわけで、またその求めに応じる家も特別なことではないという文化ができているのでしょうね。私たちも同じことがこれまで住んでいた東京や横浜で起これば戸惑ったと思いますが、ああここはこういう地域なのだなと即座に対応できました。

いつも記しているように隙さえあればテラスで炭火焼きをしている中、よく下校の小学生が前を通ります。タイミング良く焼き鳥ができあがっていればおやつにでもとあげるのですが、いつもそのタイミングがうまく合いません。もしかしてこのブログを読んでいる地元の小学生諸君、今度はタイミングを見計らって前を通ってね。
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2013年06月14日

久しぶりにヘビに遭遇

これまで何度か家の周りで見たヘビ、この日久しぶりに遭遇しました。しかも今回は一度きりでなく何度も何度もいろいろなところで、どうもとりあえずこの辺に居着いているようです。

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決定的な瞬間もあったのですがあいにくカメラを持ち合わせていなかったりして、ようやく収めたのがこれです。薪ラックの中で頭を出していますが、全長は1mくらいでしょうか、調べるとお腹のオレンジ色からどうもヤマカガシのようです。棒で突いて追い出そうとしたりしましたが、後になって毒のあるヘビだということを知って冷や汗。

よく言われることですがヘビは縁起が良いとされるので、宝くじでも買ってみようかと思っています。だとすると、ヘビ使いの方は当たる確率が高いのでしょうかね。
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2013年05月29日

ここのところは3時起き

子供の頃聴いた歌で、「朝一番早いのはパン屋のおじさん」というものがありました。いつも朝7時半に開店する地元のパン屋さんに訊いたら、やはり2時とか3時に起きているということでした。私の場合はこの時期は4時、日が短くなって畑のやることが少なくなる時期には5時といったところが定番でした。

ところがここのところ3時起きというのが普通になってきています。早いときには2時とか2時半ということも。パターンとしてはもちろん寝るのが早く夜8時とか9時なのですが、いったん12時頃にトイレに起きます。その後がなかなか寝付けないのです。最近お酒の量が若干少なくなったこともあるかもしれませんが、歳でしょうかね。

もっとも、この前の日に終えた田植えでは、地主さんは2時に田んぼに水を入れに来たということですから、そう珍しいことではないかもしれません。移住してからの朝型生活、よく本などで朝の時間を有効に使おうなどと書かれていますが、まさにそのパターンです。朝は生産性が良いですよ。
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2013年05月24日

小さな竜巻が発生しました

もちろん写真を撮っている余裕などありません。アメリカでは大変な被害になったばかりのところ、この日期せずして(当たり前か)小さな竜巻が目の前の畑で発生しました。この日は朝から穏やかな日和で風もなく、トマトの定植には絶好の環境でせっせと作業をしていた後のことでした。急に風が強くなってきたと思ったら畝越しに小さな渦を巻いて走っていっていました。

そのトマトの苗ポットを定植した後テラスで乾かしていたのですが、その竜巻でいくつかが吹き上げられ、その一つは天空高く舞い上げられ、はるか向こうの家の屋根を越えて飛んでいってしまいました。もちろん規模は違いますが、こうしたことが起こるとなすすべもなくただ見ているしかないのだなと実感しました。

その後ご近所さんにその話をしたら、最近長坂でもあったようです。天気が良いのはいいのですが、こうカラカラ続きだとこうしたことが発生しやすいのでしょうか。雨が恋しいのは皆同じのようで、隣の畑の方などは夕方になると毎日ホースで畑に水をまいています。

小さな竜巻といえば、私たちの世代では子供の頃は誰もが読んであろう「ドラえもん」で、台風のフー子という話がありました。のび太の周りをまとわりついていたペットのような存在でしたが、ある日超大型の台風が東京を直撃するという予報のもと、そのフー子が飛び出して進路を食い止め、テレビの気象番組では2つの台風とも消えてなくなったという子供心にも切ない内容でした。

ドラえもんに限らず、当時は漫画によっていろいろなことを学んだ記憶があります。「天才バカボン」や「サザエさん」などは毎晩のように寝る前に読んでいましたし、マニアック(当時はメジャーだったと思いますが)なところでは「マカロニほうれん荘」や「東大一直線」なども、今でも個々の場面や内容をよく覚えています。歳をとってゆっくりできるようになったら、いつか手塚治虫作品をじっくり読んでみたいと思っています。あれもかなり深いのですよね。
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2013年05月15日

大型冷凍庫、初の霜取り

備忘記録を見ればもうすぐ3年となる大型の冷凍庫、これまでずっと気になっていた霜取りをこの日ようやく行いました。庫内にかなりぶ厚く付いていた霜、そのままにしていると冷凍効率が悪いということですが、中がいっぱいでなかなか実現しないでいました。

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このタイミングにはもちろん理由があります。昨年から収穫して加工して保存しておいた野菜がずいぶんと少なくなってきたこと、この次の日にコストコやメトロで大量の買い出しをしてくる予定であることです。中身を発泡スチロールの箱にすべて出し、温度設定を切にして上蓋を開け、しばし待ちます。すると意外と早く霜が溶け、ヘラでそぎ落として取り除くとこの通り、新品の時と同じような状態となりました。

これに元の在庫を戻すと当たり前ですが、周りの霜を取った分庫内が広くなっているので、同じ量を入れてもかなり空きスペースがあります。これで次の日の買い出しは心おきなくできます。できればもっと早いサイクルでこうした霜取りはやっておきたいものですね。
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2013年05月12日

ケータイも防水に

先日雨に濡らして壊してしまった携帯電話(正確にはPHS)、今は珍しいとされるSIMカードをその前に使っていたスマホの元祖とも言うべきW-ZERO3に差し替えて何とかしのいでいたのですが、いろいろと不備があってこの度新しい機種に替えました。

思えば日常持ち運んで使う精密機械では時計が防水、デジタルカメラが防水のところ、携帯電話が防水でないのはやはり今回のようなことが起こるということで、今回晴れて3つの機器が防水で揃いました。今回の機種は防水に加えて防塵ということで、例えば畑作業にカメラと携帯電話を携えることもよくあるという用途にはピッタリです。

それにしても機種変更の手続きをしている際にタイミング良く次のお客さんが入ってきて、「どうされました?」「水没しちゃって・・・」という会話に、やはりよくあることなのだなと改めて今回の機種選定に納得をした次第です。ある調査ではまだまだ防水仕様の携帯電話は普及していないようですが、今後同様の経験があるユーザーが増えてくるとメーカーの仕様にしても違ってくるかもしれませんね。
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2013年05月07日

久々の満タン800km超え

世の中はハイブリッド車流行りで、気が付けば周りにはどれも同じ車種ということも珍しくなくなりました。しかしこれまでの試乗を含めその燃費を見聞きしてみても、今のガソリン車からすぐに乗り換える気には全然なりません。それはひとえに、今のフィットの燃費がすこぶる良いからです。

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この日ガソリンを入れるとトリップメーターは久々の800km超え、計算すると燃費は21.5km/l、カタログ値の20.4km/lを超えています。もちろんハイブリッドのフィットの方がカタログ上の燃費は良いのですが、燃料費の差額を回収するのに10年以上もかかる計算になっています。しかも今はまだ一般に燃費が落ちると言われるスタッドレスタイヤのままの状態です。

今のフィットの気に入っている点がもう一つ、そのデザインです。昔から車のデザインは無理に変えることなくそのままでいいのにと思うことしばしばで、例えばフェアレディZなども初期の頃は本当に格好良かったのに、特にバブル期には「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造のような顔つきになってしまいました。フィットも現行よりも一つ前の方が愛嬌があると思っています。

車は私にとってはステータスシンボルではなく完全に移動のための道具ですから、多分いつまで経っても燃費の悪い大きい車には乗ろうと思わないでしょう。もっとも、ステータスをシンボルしようとも思っていませんし、シンボルするほどのステータスもありませんけれどね。
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2013年05月04日

朝4時起きでも8時間睡眠

移住する前は夜型だった生活が、移住してから完全に朝型になっています。特にこの時期は朝明るくなるのが早いので、畑での作業が増えるのと相まってコンスタントに遅くとも4時には起きるようになっています。それでも睡眠時間は十分で、なぜかというともちろん寝るのが早いからです。ここのところは8時頃で、たっぷり8時間睡眠が一番長いパターンです。

もっとも、日によっては3時とか2時に起きてしまうこともあります。その前にいつも一回目が覚めるのですが、それが12時とか1時頃、その後もう一回目が覚めたときにまた寝るか、もう起きてしまうのかの選択が2時とか3時なのです。これ以上布団の中にいても眠れないと思うと、起きてしまいます。

そんなに早くに起きてやることがあるのかと思う向きもあるでしょうが、これが意外とあるのです。生活のサイクルが早めにシフトしているだけのことで、一日の活動時間はそう変わらないはずです。マネジメントサイクルでは計画→実行→見直しということを繰り返しますが、特に畑作業やDIYではその計画段階が重要で、いろいろと頭を巡らせることが多いのです。

あと、よく言われることですが睡眠は量ではなく質であろうということも何となくわかります。朝が早いと眠くなるのも早い、昼間は身体をよく動かして夜はお酒が入眠に拍車をかける、実に良いパターンです。
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2013年05月02日

ウォーキングシューズ蘇る

備忘記録を見ればもう4年前にもなるウォーキングシューズ、やはりそれなりの値段がしたこともあって長持ちしています。ただだいぶソールが削れてきたので、今回修理に出すことにしました。

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一足はこのように大きくかかとの部分が削れていました。お店の人も驚くような減り方で、「ここまで削れて中のクッションが壊れていないのを初めて見た」ということでした。だいぶご苦労なされたようです。

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もう一足はちょうど指の付け根の力が入る部分が削れていました。同じ靴でも歩き方でずいぶんと違うものです。いずれも底のデコボコがないつるっとした部分がリペアした跡です。

そして何と、こうした修理が無料です。購入したのは神田のスポーツ用品店で、大手ではない専門店です。定価売りでしたが、その後のこうしたアフターがしっかりしています。業種を問わず、価格競争を避けて顧客との距離を縮める中小企業のお手本とすべき戦略です。

このウォーキングシューズ、MBT(マサイ・ベアフット・テクノロジー)というものですが、その後追随商品がどんどん出てきているようです。機能の違いはよくわかりませんが、私たちはこれにすっかり慣れて満足しており、次も買うならこれだねと話しています。
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2013年04月23日

菜の花越しの八ヶ岳

桜はすっかり終わってしまいましたが、菜の花はまだ絶好調です。桜があって晴れていると、この黄色、ピンク、青空のコントラストが実にきれいです。

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地元でも一本道を入ると知らない集落などがまだまだあり、これは一年ほど前でしょうか、新しく開通した道路から眺めた八ヶ岳です。初めて案内されたときは、この辺でこんなにも違う景色があったのかと驚いたものでした。通りがかりと思われる車がよく停めて写真を撮っているところでもあります。

実はこの前の日もここを通ったのですが、あいにくカメラを持ち合わせていなく、この日も用事があって通って撮ったわけですが、前の日のような青空ではありませんでした。いずれにしても、ちょっと走ってこうした景色に出逢えるこの住環境は、いつも書いているように金銭的な価値には換えられない生活の豊かさがあると思います。

(これが前の日にケータイのカメラで撮った写真です)
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2013年04月14日

骨折して「良かったですねぇ」

骨折してから1ヶ月が経ち、手術してからはもう少しで1ヶ月経ちます。そこで、これまでいろいろなところで「良かったですねぇ」と三つのパターンで言われました。骨折して良かったとは何事かと怒る話でもなく、不幸中の幸いという意味で皆さんおっしゃっていたわけです。

一つは事故当日の現地の病院で、「良かったですねぇ、頭や腰や脊髄じゃなくて」というものです。まぁ考えてみればそうですが、こちとら痛みでひぃひぃ言っているところにいきなり医者からこれはないだろうとも思いました。確かにもっとすごい怪我をしたが身近にもいるのですからね。

もう一つは、「良かったですねぇ、利き腕でなくて」というものです。これも確かにそうで、何をするにももしこれが右手だったらと思うとゾッとします。術後早くからいろいろなことができるのは、まさに利き腕が自由になることのほかなりません。ご近所さんからは「よく動いているねぇ」と言われます。加えて「あまり無理するな」とも。

そして三つ目は、「良かったですねぇ、こういう仕事で」というものです。農家や飲食店もやっていますが、本業はコンサルタントなので、最低限頭と口が動けば何とかなります。東京には学校の講師として移住後もずっと赴いており、この日はその仕事が一段落し、この後約1ヶ月は地元にこもりきりの生活となります。

考えてみれば、手足が動かなければまったく仕事にならない職業もたくさんあるわけで、その方たちにとってはいくらレジャーとはいえ、一歩間違えれば生活に重大な影響を与えかねない怪我をするスポーツは避けるべきなのでしょうね。いや、スポーツでなくてもどこで怪我をするかわかりませんから、日頃からいろいろな行動については細心の注意を払っているのでしょうね。職業への影響に関わらず、今後私もそうするようにします。
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2013年04月10日

眞原の桜は散り始め

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今年の桜は開花日自体も早いとともに、開花してから散るまでも早いのではないかという指摘があります。この日は午後の空いた時間に眞原の桜並木に行ってきました。平日なのに結構な人で、土日になるとこの狭い道路での車のすれ違いがさぞかし大変だろうとなと思いました。

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少し離れたところにしだれ桜もあります。まだ木は小さいですが、種類がいろいろあってじっくり観察すると楽しいでしょう。

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この近くの神代桜もそうですが、この時期はこうした黄色い花とのコントラストがきれいです。これは水仙ですが、菜の花との組み合わせもよくありますね。モクレンもあちらこちらで咲いています。

この眞原は神代桜と違って無料の駐車場があります。ところが同じ道沿いには300円と書かれた有料駐車場もあります。別に無料のところが一杯になっているわけでもないのに、結構な数の車が入っています。これが情報の非対称性であり、合理的な経済人では説明できない現象です。だから世の中いろいろな商売が成り立っているわけですね。
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2013年04月03日

今度はミニぎっくり腰と打撲

骨折の経過が順調なのでこれからどんどん身体を動かしていくぞと思った矢先、立て続けの軽い怪我です。この前の日、雨が降っていたのに傘を持っていかずに車で出かけ、あちらこちらで買いものの用事を済ませました。濡れてはいけないと思い焦って車から降りようとしたところ、これまで何度も傷めている右腰を軽いぎっくりです(毎回いつも同じ箇所です)。

この日朝起きてみると意外と痛いので、湿布をしてコルセットを巻いて一日過ごしました。そこへ今度は、先日いただいた建築端材が大きすぎて薪ストーブに入らないので、電動ノコギリでこれを切ろうとした作業中、骨折した腕を自分の右すねに強く当ててしまい、大きく内出血するほどの打撲をしてしまいました。幸い骨折した箇所ではなくその下の方だったのですが、当て木を外していたためダイレクトに衝撃がきました。これもまた湿布です。

普段神や仏や迷信などはまったく気にしないたちですが、まさか厄年ではないだろうかと考えるくらいの続きようです(詳しく知りませんが確か厄年ではないはずです)。もとより、この程度で済んでいれば可愛いものかもしれませんが、いずれにしてもくれぐれも自分の身体のことをよく考えて生活しないといけないようです。

健康というものはそれを損ねてからそのありがたさを感じるものなのでしょうね。格好よく言えば、「こうなって、初めてわかることがある」といったところでしょうか。何かのキャッチコピーに使えないですかね。
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2013年04月02日

上には上がいたスキーの怪我

手術してから二週間、この日抜糸してきました。経過は良好で、レントゲン写真でもきれいにくっついています。手指も日に日に動くようになり、畑作業や薪ストーブのための枝切りに勤しんでいます。こうして身体が動くようになった喜びで思い出すのは、映画「アバター」で元海兵隊員の主人公が半身不随で車椅子生活だったところ、アバターになって(表現が正しいかどうかわかりませんが)その惑星に降り立つと足が使えるようになっており、科学者には止められていたものの嬉しくなって走り回ってしまうシーンです。

退院後は腕を吊りながら仕事に出ていたのですが、そこでは当然「どうしたんですか?」という話になり、少し経緯を話し出すと、同じスキーの怪我でも上には上がいることがわかりました。ある方は私もやっていたモーグルのエアで脊髄の圧迫骨折をしたとか(私の怪我はモーグルでではありませんが)、ある方は股関節をかなり大きく脱臼して治療に一年間かかったとか、手首の骨折などまだ可愛いものだなと思ってしまいました。

これまで手をなるべく使う=リハビリと思っていたのが、主治医によればそれは違いますということでした。手を使うのは使える範囲でしか使っていないのでリハビリにならない、リハビリは使えない範囲までもう片方の手で強制的に力を加えないといけないということでした。なるほどということで早速実践しています。

抜糸をし、家の中にいるときは固定も包帯もしないので傷口が丸見えになっています。これで思い出すのはアリスの「涙の誓い」。意味は違いますが歌詞の中に、「もう二度と消えない手首の傷あと」というものがあります。この傷を見る度に、無理無茶無謀はやめて歳を考えた行動をしなさいということを思い出そうかとしています。
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2013年03月27日

小ぶりになった神代桜

何でも日本三大桜に数えられるそうで、地元としては誇り高い神代桜を今年も見に行ってきました。この時期は周辺の駐車場が有料になるので(中には民家の庭先も)、下の図書館に車を停めて歩いて登っていくのが定番のコースです。

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以前に比べてずいぶんと小ぶりになったようです。2000年も生きているらしいですからね、いつまでも大きな枝を支えているのは難しいのでしょう。それにしても松葉杖をついているようなその姿は、手の怪我ではありますが何か共感するものがありました。

しかし桜以上に気になったのは、周りの梅の木でしょうか、大量にしかも大幅に剪定した枝がたくさん置いてありました。細いものから太いものまで揃っており、薪ストーブユーザーとしては垂涎の的です。今度また眞原のソメイヨシノを見に行くと思うので、その際に聞いてみようかと思います。もうなかったりして。
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2013年03月26日

手指を動かして思い出す映画

手術から一週間経ち、思いのほか状態が良いのに驚いています。それまでは痛くて動かせなかった手指が、日に日に使えるようになってきています。最初は洗濯物を干すのに30分もかかっていたところ、今では通常通りものの5分で済むようになりました(洗濯物を干すのは私の役目です)。

手術後にはなるべく手指を動かすように言われていたので、一日に何回もリハビリに取り組んでいます。毎回どこまで動くかなと指先などを見つめながら曲げ伸ばしをするのですが、それで思い出したのが映画「スター・ウォーズ」のエピソード2のラストシーンです。後のダース・ベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーが片腕を失い、義手を付けて同じように指先を動かす場面です。

その息子、ルーク・スカイウォーカーも同じようにダース・ベイダーとの戦いで片腕を失って義手となりますが、エピソード6のラストシーンではやはりまたダース・ベイダーと戦って父親も同じ義手であったことを知る場面もあります。制作者の意図が見えるシーンですね。

確か「アイロボット」という映画のウィル・スミス演じる主人公も同じような設定だったと思います。また、このようなB級映画によくジャック・ニコルソンといった大物が出演したなと思った「マーズ・アタック」では、犬と人間の頭と胴体を付け替えるといった場面もありました。未来のテクノロジーは果たしてどこまで現実化するのでしょうかね。

ちなみに私は特にSF映画ファンというわけではありません。念のため。「太陽がいっぱい」なども好きですよ。
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2013年03月24日

怪我を機に節酒継続中

よく言われる「週に二日は休肝日」という標語は、医学的にはあまり根拠がないようだということは以前書きました。やはりアルコールの総量を抑えるための方便だということは、先日地元の専門家の方とも意見が一致しました。

骨折をして以来、お酒を断ってはいませんが酒量を控える日々がこれで4日続いています。別に無理をしているような感覚ではなく、飲み始めの何杯かでほろ酔いとなり、これでやめろと言われればやめられる程度なのでその後飲まないでいるだけのことです。思えばこれまではその後に体力に任せて、あるいはただ単に欲だけで飲んでいたようなもので、言ってみれば必要のないお酒だったのかもしれません。

一日のアルコール摂取量の基準はいろいろあるようで、純アルコール量で20gとか50gとかを目にします。そこで、計算してみたのですね。これまでの酒量で週二日休肝日を作るのと、現在の酒量で休肝日を作らないのとで、一週間のアルコール総量がどうなるのかと。すると、前者では471g、後者では238g、何と今のペースで休肝日を設けなくても約半分のアルコール量になります。

もちろん、以前のペースでも週二日の休肝日は到底無理なわけで、それならばお酒が飲めないことによるストレスよりも、少しでも毎日飲めるという生活の方がいわゆるQOL(クオリティ・オブ・ライフ)としては良いだろうと思います。

今後この生活がどれくらい続けられるかという問題もありますが(特に骨折が完治した後など)、これぞまさしく怪我の功名でしょうかね。
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2013年03月21日

退院、いきなり飲酒

本日予定通り退院してきました。点滴、消毒、点滴を経て夕方に病院を後にし、丸3日ぶりの外気と太陽光が清々しかったです。帰った後もすぐには家の中に入らず、意味もないのに畑の中をウロウロしていたくらいです。

当然この3日間は禁酒、さて再び主治医に風呂、運動、お酒のことを聞いてみました。答は前回と同じ、特にお酒は同じ病院の内科にも通っているのでその酒量がバレバレで、「まぁたしなむ程度なら」ということでした。このたしなむ程度が難しい。

とは言っても、入院中暇なのでいろいろとネットで調べてみると、抗生物質を飲んでいる間は一般的にはアルコールはその効き目を弱めるとかで、いけないようです。ただ抗生物質にもいろいろと種類があり、今回処方された薬の名前では特に問題はなさそうでした。もちろんそれを踏まえての主治医の発言なのでしょうからね。

という訳で、いつもの半分の量でしたがビールとワインをたしなみました。今後この量で続けて済めば内科にもさぞかし良いことでしょう。いずれにしても運動も含めてこの一週間、そして抜糸までの二週間が大事なようで、しばらくはおとなしくしていることにします。
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2013年03月20日

入院3日目の生活

もともと手首の骨折の手術で何で3泊もするのかなと思っていたのですが、患部の消毒や止血剤や抗生物質の入った点滴を一日数回など、結構やることが多い。そして何より、痛み止めを飲んでいても結構痛い。

今回の病棟は訳あって周りは内科の患者さんばかり。それもかなり重度の方ばかりでご高齢。それこそ柔道部の中の海パン男子状態で、完全に浮いています。

日中の活動量が少ないので夜は眠れません。そこで携帯電話やスマートフォン、携帯音楽プレイヤーやポータブルステレオといった電子デバイスと音楽ソフトを持ち込み、ブログやツイッターに書き込んだり、一人深夜ライブとなったりしているのです。

出演者はアイアン・メイデンやジューダス・プリーストからモーツァルトやハイドンまで幅広く、ほとんど寝てるんだか寝てないんだかわからない状態になっています。

ちなみにモーツァルトと言えば、おそらくモーツァルト好きの人でこの映画のことを好きな人はあまりいないのではないかと思われる「アマデウス」の一場面が、この前の日の手術室に向かう際に思い出されました。ラストシーンのサリエリの姿です。単に車椅子で押されて病院の中をぐるぐる回っているだけなのですけれどね。
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2013年03月19日

2時間のオペが終わりました

よく○時間の手術などという表現がありますが、あれは手術室に入ってから出るまでをいうのか、それとも実際に執刀している時間をいうのかわかりませんが、ともかく前者の定義で2時間のオペが終わりました。

もともと手術を望んでいなかったのは、一つは単にメスを入れたくなかったため、もう一つは事前に聞いていた全身麻酔のためでした。それを怪我の程度が手術をしなければならないほどであったので決断したわけですが、それが全身麻酔ではなく局所麻酔で済むことになりました。この前の日に説明を聞いてなぁんだという感じでしたが、終始意識はあって痛みを感じない理想的な手術となりました。

術後5時間経った今もまだジンジン痺れていますが、レントゲン写真を見せてもらって説明を受け、きれいに終わったということでした。あとはこれからひたすら回復に向かうはずで、リハビリをきちんとやることに専念します。

もし全身麻酔を受けることになったら、落ちる前に映画「ターミネーター」のシュワちゃんよろしく「I'll be back.」とつぶやきたかったのですが(心の中で)、それはそれとしてともかく一段落です。
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2013年03月18日

手術することになりました

骨折してからこの日で12日目、最初の通院では手首と手の骨の角度を矯正し、次の通院では手首の骨のずれを矯正しました。しかしこの日の通院では先の矯正が元に戻ってしまい、他にもいろいろなところに悪影響が出ていて、結局手術することになりました。

これから即入院となります。また随時ご報告します。
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2013年03月15日

不老園の梅は外から

世界三大がっかりというものがあるそうで、シンガポールのマーライオン、ベルギーの小便小僧、あと一つは何だったか忘れましたが、有名なので見に行ってみるとこんなものかということのようです。多分日本では札幌の時計台が三指に入るでしょうね。

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この日はちょうど見頃だという県内の梅の名所(と言ってもこの度初めて知った)、「奥村不老園」に出かけついでに行ってきました。入場料は500円、ネットの割引券で400円になりますが、着いて周りを歩くや否や、「入らなくてもいいか」ということになりました。

これまで妻の地元伊豆では熱海の梅園や修善寺の梅林に何度か、そして小田原の曽我の梅林に比べるとそのスケール感が違い、住宅街の一角にある施設という風情はやはり限界があります。何でもここはそうした景観を楽しむのではなく、一ヶ所にこれだけの品種の梅が植わっているという玄人好みの梅園のようで、私たちトーシロにとっては800円使うならメンチカツ8枚だねということになりました。

まったく花より団子、趣も何もあったものではありませんが、梅と聞けばいつも思い出すのは菅原道真の句、「東風吹かば〜」です。この不老園もゆかりがあるようですが、「あるじなしとて」美しいものです。パッと咲く桜に比べていつの間にか咲いている梅は、「こぼれる」という表現も使われますね。
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2013年03月12日

どうやら手術になりそう

先日骨の角度を矯正して様子を見、この日再び病院に行ってきました。徐々に痛みが引いてきたり指が使えるようになってきたため、このまま骨がくっつくのを待つだけかなあと思っていました。

しかしレントゲン写真を見ると、今度は左右に大きくずれています。いや、もともとずれていたのでしょうが前回は手首と手の骨の角度が大きな問題だったため、関心が行かなかったのかもしれません。横から見るとたとえこのままくっついてもかなりの段差になることがわかりました。

この日もそれを矯正するために今度は麻酔をせずに腕を引っ張ってもらい、またもや額に汗がにじむことになりました。しかしいろいろと話を聞くと、どうもこの程度の重傷は手術をした方が、というか手術をしないと重い後遺症が残るようです。後遺症とは、変形、力が出ない、痛みということです。

そもそも骨折で手術をするかしないかとは、早く治したいのなら手術、じっくりでもいいのなら固定のみと思っていました。そうではなく、手術をしなくてもいい骨折、手術が必要となる骨折というように、その骨の損傷の程度で判断が分かれるようです。

手術となれば日程も制約され、その後の通院も頻繁にあるようで、急きょ来週と再来週にあったいろいろな予定を変更・キャンセルすることになり、関係者の方々にはご迷惑をおかけしてしまいました。最終的な判断は来週の月曜日の通院時となりますが、どうもその可能性が高そうです。
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2013年03月08日

風呂○、運動×、お酒○

骨折をして、日常生活で毎日のように行っていることができなくなるのがやはりつらいので、地元の病院にかかった際に聞いてみました。結果、意外にも湯船を含めて風呂はOK、意外にもウォーキングのような軽い運動でもNG、そして意外にもお酒はたしなむ程度ならOKということでした。

特にアルコールについては事故当日から気になっていたことでしたが、さすがに周りのアドバイスもあってその日は控え、翌日地元の病院でこのような回答をもらってどうしようかと思っていたところ、たまたまこれは飲まずにはいられないなという惣菜に出くわし、普段の半分程度たしなみました。この日もどうしようかと思っていたところ、WBCが盛り上がっている時間に仕事から帰ってきたこともあって、また飲んでしまいました(今度は普段通りの量を)。

骨折の治療にアルコールがいけないことは、ネットで探してもそうした情報が見られます。しかし、よく読んでみると抗生物質や化膿止めが効かなくなるとあり、これは手術をした場合のことだろうなと想像されます。また、酔っ払って感覚が麻痺して患部に無理をかけるとか、酔ったせいで足元を踏み外したりしてさらに患部を傷めるとかで、どうも本質的な治療の妨げにはなりそうもない気がしました。何より、主治医が大丈夫と言っているのですからね。

それでも事故当日の夜は、これまで肝臓などに負担をかけていて外科ではなく内科の方の心配がいつもあったので、これを良い機会に大幅に節酒しようかなどと話していたところでした。その気持ちがすでに完全になくなったわけではなく、とりあえずこの次の日は東京へ仕事で帰りが遅くなるので、またお酒を抜こうかと思っています。
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2013年03月07日

意外と重傷だった骨折

移住する前ですから7年とか8年ほど前、自転車で前のめりに転んで右腕を強打したことがあります。その痛みから絶対折れていると思って病院に行ったら、骨には異常ないということでした。ただ、2週間で治ると言われたその痛みは、2ヶ月も続きましたけれどね。

なので今回も痛みは強いが折れてはいないだろうと思ったのが、おそらく歳の積み重ねなのでしょうね。当日は救急でとりあえず固定だけしてもらい、この日地元の病院へ本格的な診察に行ってきました。結果、骨折としてはかなり重度だそうで、レントゲン写真を見ながらいろいろと説明を受けました。

具体的には、手首と手の骨の接合部分が完全に逆にずれており、正常な右手の写真と比べると一目瞭然でした。まずはこれを元に戻すことから治療開始ということで、部分麻酔をしてから腕の根元を看護婦さんがしっかり押さえ、手の先をお医者さんがエイやっとばかりに引っ張って矯正、いやはやこれが痛かったのなんの、思わずうめき声を二度あげてしまいました。

その後再びレントゲン写真を撮って比べたところ、明らかに先ほどとは違って正常な角度に近付いていました。通りで手首の形が異常な膨らみをしていたはずです。骨が本来あり得ない方向に出っ張っていたのです。そして改めて見ると、骨の数ヶ所が折れているようで、一部小さな骨が本来の位置から飛び出ているのがわかりました。

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さて、これから経過を見ながら治療方針を決定するのですが、今回はまた新しいタイプのギプスです。ガーゼの上から包帯を巻いていたのですが、その包帯自体が時間とともに固まっていきます。最後はカチンコチンの包帯となり、これ自体がギプスです。何しろ薄いし軽い。ただ、全体を巻かれているのでかゆくなっても外せません。とりあえず今は竹串を差し込んで掻いています。

まだまだ続きますよ、骨折レポート。
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